
度々ネット上等で議論されているこの話題ですが実際の所、公式的にはどうなっているのか調べてみました。
結果としては使う機材や機会によってOKであったりNGであったりすることがわかりました。
また、ゲーム機メーカーであるSONYとゲームソフト側のメーカーや、FPSの大会主催側によって意見が異なっているようです。
なのでここではそれぞれの意見に分けて書いていきます。
良ければ参考にしてみて下さい!
SONY側
ソニー公認デバイスならばOK!
まず使用しても良いデバイスから書いていくと、ソニー公認ライセンスを得ているデバイスであればマウスの使用は問題ありません。
これは以下のSONYの利用規約を読むことでわかります。
こちらの利用規約はとても長い文章となっていますが、前文の後半部分を読むだけでも以下の文章が書いてある事がわかります。
またお客様はSEN/"PSN"にアクセスまたはサービスを使用するために、許諾されないハードウェア(SIE IncおよびSIE Incの関連会社から許諾されていない機能強化デバイス、コントローラ、アダプタ、電源ユニットその他の周辺機器(以下「非許諾周辺機器」という)を含む)およびソフトウェアを使用してはなりません。
この様に非許諾周辺機器は使用してはいけないとバッチリ書いてありますね。
また、2つ目の項目である「2. コミュニティー行動規範」の真ん中あたりでも以下の文章が書かれています。
許諾を受けていないソフトウェアやハードウェア(非許諾周辺機器および"PSN"に関連するソフトウェアや機器に施されたセキュリティ機能または制限を回避するためのチートコードソフトウェアを含むがこれに限られない)を使用、製作、頒布する行為、またはそのようなソフトウェアやハードウェアを開発するために"PSN"からデータを抜き取ったり使用したりする行為。
少し分かりにくい文章で書かれていますが、マウスの使用云々に関する問題だけを知りたいのであれば私が黒字にした文章だけ抜き取って読めばわかりやすいです。
なので、現在完成度が高く人気なマウスコンバーター「XIM4」や「VENOM-X V4」などを使うのはSEN利用規約、PSN利用規約に違反しているという事になります。
その為、これらの機材を使っている場合はアカウントBANされる可能性もなくはありません。
SONY公認ライセンスを受けているマウス関係の機材は2017年12月現在、HORIが出している物しかなく現行モデルは以下の3つが出ています。
その為、PS4でもマウスを使ってプレイしたいという方はこれらのデバイスを使う様にしていきましょう。
ゲームソフト側
一通り調べてみたところ、どのメーカーも
「SONYが公認していないデバイスを使う事は容認していない」
という事がわかりました。
その為、こちらに関してもSONY公認であるタクティカルアサルトコマンダーであれば問題なく使用できるという事になります。
大会主催側
JCG
日本最大級のゲーム大会を開催していることで有名なJCGでは
のページで大会でのマウスの使用を反対する意見が書かれています。
以下にその文章の部分部分で引用させて頂きます。
公式ライセンスを受けていないコンバーター等を使用してのマウスやキーボードの使用は非推奨です。
SNSを始めコミュニティでは、マウスの使用を批判する意見をよく目にしますが、JCGとしても全く同意見であり、擁護の必要を認めません。
また、誠に遺憾ながら、HORI社製のタクティカルアサルトコマンダーのような製品も登場しており、プレイヤーの間において混乱をきたしている事は容易に想像できます。
こういった製品がリリースされることは大会運営として理解に苦しむところではありますが、たとえPlayStation®4公式ライセンスを受けた製品であっても、マウスとキーボードを模したコントローラーの使用は非推奨といたします。
オフライン大会やそれに準ずるイベントを開催・運営する際は、PlayStation®4純正コントローラーのみの持ち込みを許可する方針です。(これまでのオフラインイベントはすべて、純正コントローラーのみ許可していました)
この様にJCGはコンシューマ機での大会でマウスの使用はいかなる場合でも反対しています。
しかし、オンライン上の大会ではマウスかどうかの判別が難しいという事もあって、最後の一文では以下のような呼びかけが書かれています。
主に技術的な問題で、未だルール化するには至っていませんが、選手の皆様は上記に留意していただき、フェアプレイに心がけていただきますようお願いします。
その為マウスの使用を非推奨と言ってはいますが、本心としてはオンライン上の大会であっても絶対に使用して欲しく無いという意見のようですね。
まとめ!
・SONY側の規約では公認デバイス以外の利用は規約違反扱いとされる!
・ゲームソフトのメーカー側はSONYの規約に準拠している!
・大会主催側はコンシューマ機でのマウスの使用には反対している!
・技術的にマウスの判別が難しい!
・SONYへ問い合わせるとOKといわれる人やNGと言われる人もいる!
上の項目でも書いたようにマウスかどうかの判断が技術的に難しいという事もあり、大会側も黙認せざる得ないという状況です。
また、XIM4などの非公認マウスコンバーターを使用する事はいけないのか実際にSONYのサポートに問い合わせて聞いた結果をブログなどに書いている方がいます。
その人達の結果を照らし合わせてみるとOKを貰える人もいればNGと言われる人もいるようなので、規約にはダメと書いていながらもサポート対応に出た人によって意見が分かれてしまうようです。
この様に不確実な点が多いという事もあってネット上でのマウス論争が終わる事もなく、マウス使用者でもアカウントBANされずにFPSをプレイし続けられる状況になっています。
しかし、SONYの規約だけに目を向ければタクティカルアサルトコマンダー以外でのマウスの使用は許されてはいないという事がわかります。
個人的にはサポートからの返答よりも重視すべきなのは利用規約であると思うので、マウスを使うのであればSONY公認の物を使った方が良いと思います。
ただしどちらにしても大会での使用は避けるべきですね。
それでは読んで頂きありがとうございました!
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(両方) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
CQC | 凹型 | 6.11mm(両方) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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