今回はゲームのプレイ映像を録画出来るキャプチャーボードについて書いていきます。
現在では多くの方が動画投稿サイトに実況プレイ動画等を上げているので、使用している方がとても多い機材となっています。
また、FPSなどのやり込み要素が多いゲームでは、自分のプレイ動画を録画して立ち回り等を研究、反省する方も多いです。
その為、実況プレイをしない方にもおすすめ出来る機材となっています。
この記事ではキャプチャーボードの注意点や選び方についても書いているので是非参考にして下さい。
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目次
キャプチャーボードのメリット!
ゲーム機本体で録画するよりも制限が少なく、高画質且つ滑らかに録画できる
最近のゲーム機であればゲーム機自体に録画機能が付いています。
しかしゲーム機側で録画すると時間の制限がある場合があり、
- switch = 最大30秒まで
- PS4、PS5 = 最大60分
- Xbox Series X/S = 最大60分(USBメモリなどを使う場合)
この様に一度の録画に時間制限があります。
また実際に録画すると分かりますが、ゲーム機での録画だと
- 画質が悪くなる
- フレームレートが安定しない
などクオリティが落ちる事があります。
対してキャプチャーボードを使う場合は、
- 時間制限が無い
- 画質、フレームレートを安定させやすい
とストレス無く録画出来る様になります。
録り逃しを防止できる
PCの録画ソフトには常に自動で録画して後から数十分前の映像に遡れる機能があります。
これによって取り逃してしまったシーンやスクリーンショットを録り直す事が可能です。
ちなみにキャプチャーボードに付属している録画ソフトがこの機能が対応していなくても、OBSを使えば「リプレイバッファ」と言う機能を使って遡り録画が出来ます。
なのでキャプチャーボードをPCに繋いで使用するのであれば、全てのモデルでこの遡り機能が使えます。
ただしOBSを使う場合は最初に設定する必要があるので、録画ソフトに慣れていないと面倒かもしれません。
対してキャプチャーボードのメーカーが用意している、そのメーカー製品専用のソフトであれば、細かい設定をする事無く簡単に使えます。
(例、AVerMedia製品専用の「RECentral」、Elgato製品専用の「Game Capture」など)
PC上でゲーム機の映像を流せる!
キャプチャーボードを使うことによって、PCの画面上にゲーム画面を表示させることが出来ます。
その為、
- 攻略サイトを別ウィンドウで表示させたままプレイする
- Discordやミュージックプレイヤー等を同時に起動させられる
などPC上で複数のソフトを使いつつゲーム機の映像を流せます。
勿論、ゲームに集中したければフルスクリーンにする事も可能です。
ただし、キャプチャーボードによってはPC上の画面に映す場合は遅延が発生して、ゲームの操作がしにくくなる可能性があります。
その為、この様な使い方をしたい方はパススルー機能を使わなくても低遅延で表示出来るモデルを選ぶのがおすすめです。
キャプチャーボードの選び方
PCとの接続方法の違い
キャプチャーボードには2種類の接続方法があります。
内蔵型(PCI Express)
PC内部に上画像の様なパーツを取り付けて使用します。
これによって
- USBケーブルを使う必要が無く本体が内部に収まるので、PC周りをすっきり出来る
(ゲーム機とPCをHDMIケーブル1本繋ぐだけで済む。パススルー機能を使う場合は2本必要) - 外付けタイプよりも動作の安定性が高い
- パススルー機能を使わなくても遅延が少ない
(ただしパススルー機能を使った方がより低遅延)
と言うメリットがあります。
ただしデスクトップPCでしか使えないのでノートパソコンで使う事は出来ません。
外付けタイプ
こちらはUSB接続でPCと繫ぐものです。
ちなみに接続方法については、
- ゲーム機 → HDMIケーブルなど
- PC → USBケーブル
と言った形になります。
その為、ノートパソコンでも使用する事が可能です。
ただし内蔵型と比べてUSBケーブルとHDMIケーブルの合計2本使うので、
「PC周りがごちゃごちゃしやすい」
と言う欠点があります。
(パススルー機能を使う場合はHDMIケーブルが2本必要)
そして物によっては、PCを使わずにキャプチャーボード単体で録画出来るものもあるので、PCを持っていない方はそのようなモデルを選ぶのがおすすめです。
ちなみに単体録画機能を備えているモデルを例として挙げると以下の物があります。
エンコード方式の違い
キャプチャーボードには2つのエンコード方式があります。
ちなみにエンコードとは、録画したデータを動画ファイルとして変換する事です。
このエンコード方式によってPCに掛かる負担の大きさや性能に違いがあるので、使用環境に合わせて選ぶのがおすすめです。
ハードウェアタイプ
キャプチャーボード本体でエンコードをするので、PCへの負荷が少ないです。
これによってPCのスペックに左右されずに動作が可能です。
その代わりソフトウェア形式と比べて、プレイする時に見る映像に遅延が発生しやすくなります。
ただしパススルー機能に対応しているモデルであれば、プレイ映像にも遅延無く快適にプレイできます。
(パススルー機能については下の項目で解説しています。)
またモデルによっては単体録画機能を兼ね備えている物もあります。
その為、上で紹介した「I-O DATA GV-HDREC/E」と「I-O DATA GV-US2CHD/E」はハードウェアタイプです。
ソフトウェアタイプ
PC上でエンコードするので遅延が少ないですが、その分PCに負担が掛かります。
特に高画質で録画する場合、PCの性能が足りないと遅延の発生やスムーズに録画出来ないなどの問題が発生する可能性が高いです。
その為、使用しているPCのスペックに自信がない方は上で解説した「ハードウェアタイプ」を選ぶのがおすすめです。
またハードウェアタイプに比べて高額な物が多くなっています。
パススルー機能について
パススルー機能とは上画像の様に、キャプチャーボードからモニターにHDMI接続する事で使えます。
これによってゲーム機からの映像をモニターにパススルーして、遅延無くゲーム映像を見ながらプレイする事が出来ます。
なのでPC上の画面だと遅延の発生しやすいハードウェアタイプのキャプチャーボードでも、この機能を使えば遅延無くプレイが可能です。
またFPSなどアクション性の高いゲームをキャプチャーボードを使ってプレイする場合はこの機能を使った方が良いです。
そしてこの機能については、最近のしっかりしたキャプチャーボードであれば対応しています。
逆にかなり低価格でコンパクトなモデルだとこの機能に対応していないので気を付けて下さい。
対応している解像度とフレームレートを確認する
キャプチャーボードはモデルによって対応解像度とフレームレートが違います。
そして最近の物であれば、
- 最高クラスの性能で4K/60p、WQHD/144p、フルHD/240pなどに対応
- そこまで高性能で無いモデルでもフルHD/60pに対応
と言う状態です。
なので「PS4」「switch」などはフルHD/60pまでしか対応していないので、それらを録画するのであれば、そこまで高性能な物を選ぶ必要はありません。
またPS4ProはフルHD/60pだけで無く、4K/30pにも対応しているので4Kで録画したい場合は4K/30p対応のキャプチャーボードを選ぶと良いです。
また最新のゲーム機である、
- PS5
- Xbox Series X
では4K/120pまで対応しているので、その様な機種で4K60pで録画したい場合は高性能なモデルを選ぶのがおすすめです。
また現状60pよりも高いフレームレートに対応している動画投稿サイトは無いので、
- 240p
- 144p
- 120p
など高いフレームレートで録画出来てもそれをそのままアップする場合は意味がありません。
ただし高いフレームレートで録画した場合は、
- スローモーション編集をした場合、滑らかな動きでスローモーション動画を作れる
- コマ送りで何かを検証したい場合、より精密に計測できる
など主に動画作成時に役立つので、その様な用途で必要な場合は60pよりも高いフレームレートでの録画を求めると良いです。
またパススルー機能に対応しているキャプチャーボードの場合、
- 最大録画解像度
- 最大パススルー解像度
この二つにそれぞれ違いがある事があります。
なので例えとして「AVerMedia Live Gamer Ultra GC553」では、
- 録画は4K/30pまで対応
- パススルーは4K/60pまで対応
となっているのでゲームをプレイする時に見る映像は4K/60pですが、録画した映像は4K/30pになります。
この様に、録画した映像とプレイする時の映像で対応解像度違う場合があるので気を付けて下さい。
入力、出力端子に気をつける
これに気をつけなければ、性能の良いキャプチャーボードを購入しても使えないので、
- 対応しているUSBのバージョン
(USB3.0、USB2.0など) - HDMI以外の端子に対応しているかどうか?
(HDMI以外のゲーム機を録画する場合)
などをチェックすると良いです。
特にUSBのバージョンに関しては
- USB3.0対応
- Thunderbolt 3対応
など、USB2.0しか無いPCだと使えない場合があるので気を付けて下さい。
ちなみにバージョンが高い物は低いバージョンに対して互換性がある為、
「USB2.0のキャプチャーボードをPCのUSB3.0に接続する」
と言う場合は問題無く使えます。
またUSB3.0については、
- USB 3.1 Gen1
- USB 3.2 Gen 1
この2つについては名前が違うだけで、仕様はUSB3.0と同じなのでUSB3.0の差込口に接続すれば問題無く使えます。
HDCPについて
HDCPとはコピーガードの事で録画やスクリーンショット等をさせない様にする機能です。
これが付いているゲーム機は本来であればキャプチャーボードで録画する事が出来ません。
HDCPが付いたゲーム機は、
- PS5
- PS4
- PS3
- PS VITA TV
などが挙げられます。
しかし、PS4とPS5では本体の設定画面でHDCPを無効化する事が出来るので問題ありません。
なので、HDCPの対策が必要なゲーム機は
- PS3
- PS VITA TV
の2つになります。
HDCPを回避する方法
HDMI分配器を通してキャプチャーボードを繋げば回避できます。
ただし、HDMI分配器だったら何でも良い訳ではないので気をつけて下さい。
HDCP回避の為に使われる分配器として、下記の物がよく選ばれているので無難に済ませたい方はそちらがおすすめです。
また、分配器の余った出力先にモニターをさせばモニターまでの信号は本体からダイレクトに届くので遅延を防ぐ事が出来ます。
このやり方が一番簡単でメリットも大きいのでおすすめです。
おすすめなハードウェアタイプのキャプチャーボード!
上でも書いた通り、こちらはキャプチャーボード本体でエンコードするタイプです。
その為、PCのスペックに自信が無い方や低価格なモデルを探している方に向いています。
もしくは単体録画機能でPCを使わずに録画したい方にもおすすめです。
I-O DATA GV-USB2/E
こちらはHDMI接続のゲーム機では無く、三色ケーブルのゲーム機向けのモデルです。
その為、Wiiやゲームキューブ、SFC、PS2などレトロゲームの録画をしたい人にお勧めできます。
逆にHDMIには対応していないので、最近のゲーム機では使えません。
代わりにとても低価格なので、低コストでレトロゲームの録画だけをしたい人にお勧めです。
I-O DATA GV-HDREC/E
スペック | |
---|---|
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
録画対応解像度 | 1920×1080(60fps) 1280×720(60fps) 720×480(60fps) |
パススルー対応解像度 | 1920×1080(60fps) 1280×720(60fps) 720×480(60fps) |
USBのバージョン | USB 2.0 |
対応映像端子 | HDMI AV端子(三色ケーブル) |
録画とパススルー共に1920×1080/60pに対応しているモデルです。
その為、ハードウェアエンコードタイプですが、パススルー機能によって遅延無くプレイ出来ます。
またmicroSDカードを指してPCを使わずに録画することも出来ます。
操作面に関しても本体自体に何のボタンかわかりやすく付いているので、初心者の方でも使いやすいです。
更にAV端子(三色ケーブル)にも対応しているので、付属のAV入力変換ケーブルを使う事でレトロゲームの録画も出来ます。
その為これ一つあれば、最近のゲーム機からレトロゲーム機まで幅広い機材に対応が可能です。
ただしパススルーでも4Kには対応していないので、4Kでゲームをプレイしたい人には向いていません。
フルHDまでの画質で十分、ハードウェアエンコードが良い、最近のゲームだけで無くレトロゲーム機の録画もしたい人にお勧めです。
I-O DATA GV-US2CHD/E
スペック | |
---|---|
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
録画対応解像度 | 1920×1080(60fps) 1280×720(60fps) 720×480(60fps) |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 1920×1080(60fps) 1280×720(60fps) 720×480(60fps) |
USBのバージョン | USB 2.0 |
対応映像端子 | HDMI |
こちらはハードウェアタイプとしては珍しく、パススルーで4K60pに対応しています。
なので録画自体は1920×1080/60pまでですが、パススルーによって4Kの映像でプレイする事が可能です。
更にこちらも上で紹介した「I-O DATA GV-HDREC/E」と同じ様に、microSDカードを指してPCを使わずに録画が出来ます。
ただしこちらはAV端子(三色ケーブル)には対応していないので、レトロゲーム機の録画は出来ません。
4K60pパススルーが欲しい方、レトロゲーム機の録画しない人はこちらの方がおすすめです。
おすすめなソフトウェアタイプのキャプチャーボード!
こちらはPCでエンコードするタイプです。
その為、PCのスペックに問題ない方、パススルー機能を使わなくても低遅延で使える物を探している方に向いています。
TreasLin HSV321
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 1920×1080(60fps) |
パススルー対応解像度 | 1920×1080(60fps) |
USBのバージョン | USB 3.0 |
対応映像端子 | HDMI |
今回紹介している中で最も低価格なモデルです。
5000円前後と低価格ながらも、録画とパススルー共にフルHD/60fpsに対応しています。
その為、PS4やswitchで使用する分には十分な性能です。
ちなみにAmazonでの商品紹介文では、
「4Kパススルーに対応」
と書かれていますが、実際はフルHD(1920×1080(60fps))までしか対応していないので気を付けて下さい。
また専用の録画ソフトが無いので、OBSなどを使って録画する必要があります。
なので、
- AVerMedia
- Elgato
などの有名所の製品と違ってOBSで設定する必要があるので、初心者の場合面倒に感じるかもしれません。
ただしAmazonの商品紹介文にOBSの設定方法が書いてあるので、それを参考に設定すれば大丈夫です。
低コストでフルHD/60fpsに対応しているモデルを探してる人におすすめ出来ます。
C.AMOUR 1080P 60fps USB3.0 ビデオゲームキャプチャ
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 1920×1080(60fps) |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 1920×1080(60fps) |
USBのバージョン | USB 3.0 |
対応映像端子 | HDMI |
こちらは1万円以下と低価格ながら4K/60fpsパススルーに対応しています。
その為、低コストで4K/60fpsパススルーに対応しているキャプチャーボードを探してる人にお勧めです。
ただしこちらも専用の録画ソフトが無いので、OBSなどを使って録画する必要があります。
なので有名所と違って使う前にOBSで設定する必要があるので、初心者の場合面倒に感じるかもしれません。
AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 3840×2160(30fps) 2560 x 1440 (60fps) 1920×1080(60fps) |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 2560 x 1440 (120fps) 1920×1080(240fps) VRR HDR |
USBのバージョン | USB 3.2 Gen1(USB 3.0) |
対応映像端子 | HDMI |
サイズ | 112.5x66.1x20.9mm |
重量 | 約85g |
こちらは以前キャプチャーボードの定番モデルであった「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS」の新型モデルです。
その為、新たな定番モデルとも言える機種です。
旧型よりも対応解像度とフレームレートが増えていて、パススルーではHDRとVRRに対応しています。
フレームレートとモニターのリフレッシュレートのタイミングを同期させて、画面のちらつきなどを防ぐ機能。
現状ゲーム機ではPS5、XBOX SERIES X,Sのみが対応。
これによってPS5、Xbox Series X/Sでは、パススルーでフルHD/120fpsに加えてHDRとVRRをONにしつつプレイ出来ます。
その他にも、
- AVerMedia製品専用の録画ソフト「RECentral」が使用可能
(設定が簡単で操作性が良い) - タイムシフト機能によって自動で録画を続け、取り逃した箇所を遡って録画が可能
など機能面にも優れています。
専用ソフトで簡単に使いたい方、WQHD以上の解像度での録画、パススルー時の快適さを求める方にお勧めです。
AVerMedia Live Streamer CAP 4K BU113
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 3840×2160(30fps) 1920×1080(60fps) HDR(1920×1080/60fpsのみ) |
パススルー対応解像度 | パススルー非対応 |
USBのバージョン | USB 3.2 Gen1(USB 3.0) |
対応映像端子 | HDMI |
サイズ | 約94.2 x 45.4 x 16mm |
重量 | 約44.5g |
4K30fpsの録画に対応しているモデルとしてはとても低価格です。
その代わりにパススルー機能が付いていないので、全くの遅延無しで使う事が出来ません。
それでもソフトウェアエンコード式で遅延が少ない作りになっているので、FPSなどシビアなゲームで無ければ快適にプレイできます。
パススルー機能を必要とせず、低コストで4K30fps録画対応のモデルを探してる人にお勧めです。
Elgato Game Capture HD60 X
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 3840×2160(30fps) 2560 x 1440 (60fps) 1920×1080(60fps) |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 2560 x 1440 (120fps) 1920×1080(240fps) VRR HDR |
USBのバージョン | USB 3.0 |
対応映像端子 | HDMI |
サイズ | 112 x 72 x 18 mm |
重量 | 91 g |
こちらは以前人気のあった、
- Elgato HD60 S
- Elgato HD60 S+
の新型モデルです。
ちなみに旧型の2機種については、
- 公式サイトで商品紹介ページが無くなっている
- 両機種とも2022年9月頃から新品の値段が跳ね上がっている
- AmazonではAmazonが販売元としての出品が無い
と言う状況なので、既に生産が終了してるのかもしれません。
性能については旧型よりも大幅にパワーアップしていて、
- 対応解像度が増えた
- パススルーでVRR、HDRに対応
と言う特徴があります。
特にパススルーでVRRに対応している機種は少ないので、この点はこのモデルの大きなメリットだと思います。
フレームレートとモニターのリフレッシュレートのタイミングを同期させて、画面のちらつきなどを防ぐ機能。
現状ゲーム機ではPS5、XBOX SERIES X,Sのみが対応。
またElgato製品専用のソフトウェア「Game Capture」はFLASHBACK録画に対応しています。
これによって録画ボタンを押していなくても、巻き戻して録画し直せるので録り逃しを避けられます。
更にインスタントゲームビュー機能によってパススルーを使わずにPC上に表示している映像でも低遅延でプレイが出来ます。
なのでFPSなど応答速度にシビアなゲームをしないのであれば、パススルーを使わなくても十分快適にプレイが可能です。
この様に対応解像度が多く機能面も豊富なので、
- Elgato製品専用のソフトウェア「Game Capture」によって簡単に使いたい
- PS5など最新機種で使うキャプチャーボードを探している
- FLASHBACK録画、インスタントゲームビュー機能が欲しい
- 配信用PCとゲーム用PCの二台体制で240fpsの環境でプレイしながら配信、録画がしたい
と言う人にお勧めです。
C.AMOUR パススルー 1080P 120FPS ビデオキャプチャー 4K30FPS
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 3840×2160(30fps) 1920×1080(120fps) HDR |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) HDR |
USBのバージョン | USB 3.1(USB 3.0) |
対応映像端子 | HDMI |
サイズ | 165 x 72 x 27mm |
重量 | 150g |
こちらは上で紹介してきた定番モデルである、
- AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
- AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2
- Elgato Game Capture HD60 X
の3製品よりも低価格ながら、フルHD120fpsでの録画に対応しています。
なので性能に対してかなり低価格ですが、専用の録画ソフトが無い為、OBSなどの録画ソフトを使う必要があります。
その為、定番モデルと違って使う前にOBSで設定する必要があるので、初めてOBSを使う人からすると少し面倒かもしれません。
低コストで高性能モデルが欲しい人、120fpsで録画したい人、OBSでの設定が苦では無い人にお勧めです。
ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX CU4K30
スペック | |
---|---|
録画対応解像度 | 3840×2160(30fps) 2560 x 1440 (60fps) 1920×1080(120fps) |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 2560 x 1440 (144fps) 1920×1080(240fps) |
USBのバージョン | USB 3.2 Gen1x1(USB 3.0) |
対応映像端子 | HDMI |
サイズ | 105 x 80 x 21mm |
重量 | 173g |
ASUSのゲーミング向けのブランド「TUF GAMING」のキャプチャーボードです。
ここまで紹介してきたモデルと比べて高価格ですが、外付けタイプとしては最高クラスのスペックです。
更にOBS公式承認モデルとなっています。
また「ファンレスアルミニウム金属冷却」となっているので、ファンによる騒音がありません。
その為マイクを使う際に極力静かな環境にしたい人に向いています。
最高クラスのスペックを持つ外付けキャプチャーボードを探している人におすすめです。
おすすめの内蔵型のキャプチャーボード!
Elgato 4K60 PRO MK.2
スペック | |
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エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
録画対応解像度 | 3840×2160(60fps) 2560 x 1440 (144fps) 1920×1080(240fps) HDR |
パススルー対応解像度 | 3840×2160(60fps) 2560 x 1440 (144fps) 1920×1080(240fps) HDR |
対応映像端子 | HDMI |
現状販売されているキャプチャーボードの中で最高クラスの性能を持っています。
高性能な外付けモデルよりも更に高いフレームレートに対応しているのに加え、機能面では「マルチフィード機能」に対応しています。
この機能によって複数の録画ソフトで同時録画をすることが可能です。
と言うのも通常のキャプチャーボードでは複数の録画ソフトで同時に録画する事が不可能で、OBSを起動させていたらOBSだけでしか録画が出来ません。
対してこのモデルでは、Elagatoの録画ソフトとOBS2つ同時に録画すると言う事が出来ます。
更にElgato製ならではの低遅延機能「インスタントゲームビュー機能」に対応しています。
なので内蔵型である事が合わさって、パススルー機能を使わなくても低遅延でプレイが可能です。
この様に性能と機能面両方で優れていますが、内臓型としてはそこまで高額では無いので、意外とコスパにも優れています。
とにかく高性能な内蔵型キャプチャーボードを探してる人にお勧めです。