
プロゲーマーは大会で優勝する確率を高めるために、プレイ以外にもあらゆる面で試行錯誤しています。
その為使用しているデバイスにもこだわっている方が多く、最高のパフォーマンスを発揮できるものが使用されています。
勿論スポンサー契約で使わされている場合もありますが、メーカー側もプロゲーマー向けに開発しているので低品質なものは存在しません。
なのでプロゲーマーが使用しているデバイスを研究するのは自分にとって最適な物を見つける近道となる筈です。
そこでこの記事では、世界的なプロゲーマーが使用しているヘッドセットをprosettings.netを参考にしてランキング形式で紹介していきます。
ちなみに今回は以下のタイトルのプロゲーマーのデータを参考にしています
- Apex Legends
- CS:GO
- オーバーウォッチ
- フォートナイト
- PUBG
- レインボーシックスシージ
- VALORANT
それぞれのゲームタイトルに分けて紹介したり、その製品の特徴も細かく解説していくのでぜひ参考にして下さい。
目次
- 1 人気ランキング表!
- 2 人気メーカーモデルの解説!
- 2.1 HyperX Cloud II (1位)
- 2.2 ロジクール G Pro X (2位)
- 2.3 ゼンハイザー GAME ZERO (3位)
- 2.4 HyperX Cloud Alpha (4位)
- 2.5 Bose QuietComfort 20 (5位)
- 2.6 SteelSeries Arctis Pro (6位)
- 2.7 beyerdynamic DT 990 Pro (7位)
- 2.8 ロジクール Pro X Wireless(7位)
- 2.9 ゼンハイザー GSP 600 (7位)
- 2.10 Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR (8位)
- 2.11 Razer Kraken (8位)
- 2.12 ゼンハイザー GAME ONE (9位)
- 2.13 SteelSeries Arctis Pro Wireless (9位)
- 2.14 HyperX Cloud Flight (10位)
- 2.15 Razer BlackShark V2(10位)
- 2.16 SteelSeries Arctis 5 (12位)
- 2.17 ゼンハイザー HD 599 (13位)
- 2.18 Razer BlackShark V2 Pro(14位)
- 2.19 beyerdynamic DT 1990 Pro (15位)
- 2.20 ロジクール G933s (15位)
- 2.21 ロジクール G433 (18位)
- 3 まとめ!
人気ランキング表!
まずはランキング表です。
簡単に把握したい方はこちらを参考にして下さい。
ちなみにメーカー名のリンクにはそのメーカーで最も使われているモデルを載せています。
また一部の古い機種は新機種に置き換えて記載しています。
メーカーのランキング!
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 194 | Beyerdynamic | 4 |
Logicool | 75 | Turtle Beach | 2 |
SENNHEISER | 47 | GFallen | 2 |
Razer | 30 | Lenovo | 1 |
SteelSeries | 22 | JBL | 1 |
Corsair | 14 | Bose | 1 |
Xtrfy | 8 | AIM Gaming | 1 |
Fnatic Gear | 6 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 58 | Bose | 2 |
Logicool | 45 | Fnatic Gear | 2 |
beyerdynamic | 38 | Beats | 1 |
SENNHEISER | 18 | Apple | 1 |
ASTRO | 18 | Alienware | 1 |
SteelSeries | 18 | Victrix | 1 |
Razer | 18 | PLANTRONICS | 1 |
Corsair | 5 | Ozone | 1 |
JBL | 4 | KZ | 1 |
Audio Technica | 3 | ROCCAT | 1 |
Turtle Beach | 3 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
SENNHEISER | 56 | Audio Technica | 1 |
Razer | 31 | ASTRO | 1 |
Logicool | 15 | Bose | 1 |
SteelSeries | 13 | Creative | 1 |
HyperX | 10 | Apple | 1 |
v-moda | 2 | ヤマハ | 1 |
Turtle Beach | 2 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 48 | Audio Technica | 2 |
SENNHEISER | 29 | Bowers and Wilkins | 2 |
SteelSeries | 21 | Trust | 2 |
Logicool | 19 | GFallen | 1 |
Xtrfy | 12 | AFTERGLOW | 1 |
Bose | 9 | Apple | 1 |
ASTRO | 9 | ASUS | 1 |
Shure | 9 | QPAD | 1 |
Razer | 7 | Redragon | 1 |
Beyerdynamic | 6 | PLANTRONICS | 1 |
Corsair | 6 | A6T | 1 |
Turtle Beach | 3 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 55 | PLANTRONICS | 3 |
SENNHEISER | 41 | Audio Technica | 2 |
Bose | 39 | JBL | 2 |
Logicool | 29 | ROCCAT | 2 |
SteelSeries | 21 | Turtle Beach | 2 |
Razer | 7 | Westone | 1 |
Shure | 6 | Beyerdynamic | 1 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
HyperX | 21 | SteelSeries | 3 |
Logicool | 15 | Beyerdynamic | 3 |
SENNHEISER | 10 | Turtle Beach | 1 |
ASTRO | 5 | Audio Technica | 1 |
Apple | 4 | Bose | 1 |
Razer | 4 | QPAD | 1 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 104 | Razer | 3 |
Logicool | 70 | Bose | 2 |
SENNHEISER | 36 | Xtrfy | 2 |
Corsair | 10 | EAROCK | 2 |
Beyerdynamic | 8 | Audio Technica | 2 |
JBL | 5 | Redragon | 1 |
SteelSeries | 4 | Shure | 1 |
Fnatic Gear | 4 | Audeze | 1 |
GFallen | 4 | Sony | 1 |
Apple | 3 | ASTRO | 1 |
Turtle Beach | 3 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
HyperX | 490 | Redragon | 2 |
Logicool | 268 | EAROCK | 2 |
SENNHEISER | 237 | v-moda | 2 |
SteelSeries | 102 | Bowers and Wilkins | 2 |
Razer | 100 | Trust | 2 |
beyerdynamic | 60 | ASUS | 1 |
Bose | 55 | Sony | 1 |
Corsair | 35 | ヤマハ | 1 |
ASTRO | 34 | Ozone | 1 |
Xtrfy | 22 | Westone | 1 |
Turtle Beach | 16 | KZ | 1 |
Shure | 16 | Alienware | 1 |
Fnatic Gear | 12 | Beats | 1 |
JBL | 12 | AFTERGLOW | 1 |
Audio Technica | 11 | AIM Gaming | 1 |
Apple | 10 | Victrix Pro | 1 |
Gfallen | 7 | Creative | 1 |
PLANTRONICS | 5 | A6T | 1 |
ROCCAT | 3 | Audeze | 1 |
QPAD | 2 | Lenovo | 1 |
モデルのランキング!
人気メーカーモデルの解説!
HyperX Cloud II (1位)
こちらはオーバーウォッチを除く全てのタイトルで最も使われているモデルです。
また全体のランキングでは2位である「ロジクール G Pro X」と150人以上の差を付けて1位となっています。
このヘッドセットはFPSに特化されたモデルで、足音や銃声などのゲーム音を聴き取りやすいようにチューニングされています。
その為、音楽鑑賞などで使う場合は、
- 高音が強すぎる
- 低音が強すぎる
など不向きに感じる場合がありますが、FPSでは最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
特に定位表現が良く、実際自分も使っていた事がありますが、音の方向がとても分かりやすかったです。
ちなみに使用者が多い理由はスポンサーの関係もあると思いますが、一番は慣れ親しんだプレイヤーが多いからだと思われます。
と言うのも、こちらは2015年に発売されたモデルでHyperXの中でもかなり古いモデルです。
だからと言ってFPSにおいては最近のモデルに劣らない聴き取りやすさがあります。
その為、このモデルを数年間使い慣れたプロゲーマーが増え、慣れた環境を壊さない為に使用している方が多いのかもしれません。
(この理由のおかげでCS:GOなど、古いゲームタイトルほど使用者が多いのだと思われます。)
そんな多くのプロゲーマーに愛用されていながらも、それほど高額ではないので初心者の方でも導入しやすいです。
むしろ発売から年数が経過している事もあって、現在ではとても低価格です。
この様に長年の実績があるコスパに優れたヘッドセットなので、多くのFPSプレイヤーにとてもおすすめ出来ます。
ロジクール G Pro X (2位)
2019年に発売されてから急速で使用者が増えて全体で2位となっています。
タイトル毎のランキングを見ても、
- CS:GOでは2位
- フォートナイトでは2位
- Apex Legendsでは2位
- VALORANTでは2位
など多くのゲームタイトルで上位に入っています。
スピーカー部にはロジクール独自の「PRO-G 50mmドライバー」が搭載されており、クリアな音質に優れた定位表現をしてくれます。
また低音から高音までバランス良くなってくれるので、ゲームだけで無く音楽鑑賞にも使いやすいです。
そして作りの質感がとても良く、価格以上の高級感が感じられるのも良い点です。
その他、イコライザーやマイクエフェクト、サラウンド機能が使える「USB外付けサウンドカード」が付属されており、機能面にも優れています。
ただし個人的に「USB外付けサウンドカード」は使わずに「Astro MixAmp Pro TR」など、別でヘッドホンアンプを用意した方が良い音を出してくれるように感じます。
と言うのも「G Pro X」自体の性能は高いのですが、「USB外付けサウンドカード」は特別良いと言う訳では無く、足を引っ張っているような印象を受けます。
なのでアンプを持っている方、用意できる方に特におすすめなモデルです。
ゼンハイザー GAME ZERO (3位)
ゼンハイザー製の密閉型ヘッドセットで、FPSに特化されたサウンドを持ちます。
そのサウンドは低音が抑えめで中高音が目立つようなチューニングです。
これによって足音のコツコツした音や銃声に張りが出るので重要な音が聴き取りやすいです。
加えて定位感にも優れるので、音だけで状況を把握しやすいです。
反面、低音がスカスカなので音楽鑑賞などの用途には向いていません。
ちなみにこちらは現在旧型モデルとなっており、新型として「GSP600」が販売されています。
とは言っても「GSP600」は、低音も程よく出るフラットな音質です。
また発売から時間が経過していることもあり、「GAME ZERO」の価格が下がっているので今でも人気があります。
FPS専用ヘッドセットとしてはとてもおすすめです。
HyperX Cloud Alpha (4位)
全体順位では4位となっており、多くの方に使用されています。
特徴として「デュアルチャンバードライバー」と呼ばれる構造になっていて、音が歪みにくくなっています。
これによって同時に複数の音が鳴っても全ての音が分離してはっきりと聴こえやすいです。
そしてこれは個人的な感想ですが、「HyperX Cloud II」よりも細かい音が聴こえやすいです。
スペック上でも「HyperX Cloud Alpha」は「13Hz~27,000Hz」と幅広い音域が聴こえるようになっています。
(HyperX Cloud IIは「50Hz~18,000 Hz」)
そして価格については元々13,000円前後で販売されていましたが、新型である「HyperX Cloud Alpha S」が発売されたことによって、現在は半額近くで販売されています。
その為、価格以上の性能が感じられるコスパ最強モデルとなっています。
ちなみに新型である「HyperX Cloud Alpha S」は全体で11位となっており、「HyperX Cloud Alpha」の方が圧倒的に人気です。
この理由については「HyperX Cloud Alpha S」は、
- 「HyperX Cloud Alpha」をベース
- バーチャルサラウンド機能に対応したコントロールミキサー
- 低音調整機能に対応
- 開放型へ変更するイヤーパッドを付属
と言う様になっていて、ヘッドセット自体の性能にあまり違いがありません。
そしてコアなFPSゲーマーほど
- サラウンド機能を必要としない人が多い
- 別でヘッドホンアンプなどを使用していてヘッドセット側でイコライザーなどを調整する必要無い
- 密閉型ヘッドセットの方が人気
などの場合があるので、プロゲーマーからは「HyperX Cloud Alpha」の方が人気なのかもしれません。
Bose QuietComfort 20 (5位)
元々は特別人気ではありませんでしたが、2020年頃から急激に使用者が増え、2022年では3位に入るほど人気でした。
ただ2023年では少し数が減って現在では5位となっています。
Bose製のノイズキャンセリングイヤホンで、付属のコントロールモジュールを通す事でノイズキャンセルが使えます。
これによって周りの環境音を大幅に遮断出来るので、完全にゲーム音だけに集中しやすい環境を作り出せます。
特に普通の家で使う分であれば街中よりも騒音が少ないので、より静かな環境を作りやすいです。
肝心な音質についても「BOSE」という事もあって低音の質が良く、クリアでFPSでの聴き取りもしやすくなっています。
またイヤホンという事もあって、外出中にスマホなどに繋いで普段使いとしても使いやすいです。
(ただしイヤホン端子なので、USBのみのスマホでは変換器が無いと使えません。)
ノイズキャンセリングはOFFにすることも可能なので、安全の為に周りの音を聞きたい時にも対応できます。
普段使いからゲームまで一つのイヤホンで対応したいという方にピッタリなノイキャンイヤホンです。
SteelSeries Arctis Pro (6位)
大きな特徴として再生周波数帯域が「10Hz~40,000Hz」とハイレゾ基準となっています。
ちなみにゲーミングヘッドセットの多くは高くても「最大20,000Hz前後~30,000Hz」の物が多いです。
その他にも「DTS Headphone:X 2.0」と呼ばれる高品質なバーチャルサラウンドとイコライザー機能にも対応しています。
この様に他のゲーミング向けモデルと一線を画すモデルですが特別高額ではありません。
その為コスパに優れたハイエンドモデルを探している方におすすめです。
ちなみにこちらはPC向けモデルとなっているので、ゲーム機で使用した場合はサラウンド機能などを使う事が出来ません。
しかし「Game DAC」と呼ばれるSteelSeries製アンプを使う事でゲーム機でも問題なく使えるようになります。
一つ注意点として、セット販売されている「Game DAC」はArctis Pro専用モデルとなっているので、他のヘッドセットでは使用できないので気を付けて下さい。
ただし「単体で販売されているGameDac」であれば他のヘッドセットでも使う事が出来ます。
beyerdynamic DT 990 Pro (7位)
【国内正規品】beyerdynamic オープン型オーバーヘッドヘッドホン 業務用 DT 990 PRO
フォートナイトで有名なプロゲーマー「NINJA」氏が使用しているモデルでもあります。
そのこともある為か、フォートナイトプレイヤーに使用者が多いです。
業務向けなモニターヘッドホンで音の分離が良く、オープン型ながらも低音が良く出る特徴もあります。
それでいて高音も良く出るので、モニターヘッドホンながらも少し味付けが多めな音質です。
その味付けによってゲーミング向けな音質傾向にもなっているので、FPSでも使いやすくなっています。
ちなみに抵抗が大きく、ヘッドホンアンプを使わないと大きな音が出しにくいです。
ヘッドホンアンプを使うのを前提とされているモデルなので気を付けて下さい。
ロジクール Pro X Wireless(7位)
2位として紹介した「ロジクール G Pro X」のワイヤレスモデルで、ヘッドセットの形状と質感については全く同じです。
そしてワイヤレス化以外の大きな違いとして、音質が更にクリアになっています。
その他にもイコライザー調整出来る帯域が32Hz~16,000Hzまで増えており、より自分好みの音質を作りやすいです。
(有線モデルでは80Hz~6,600Hzまでしか調整出来ません。)
その分、価格については有線モデルよりも大幅に高額となっています。
ここまで読んで、
「何故プロゲーマーは音質と機能面に劣る「G Pro X(有線モデル)」を選ぶ人が多いのか?」
思う方がいるかもしれませんが、これについては恐らく「Pro X Wireless」は、
- ヘッドホンアンプやオーディオインターフェースなどに繋いで使う事が出来ない為
(「Pro X Wireless」はUSBレシーバーを使ったワイヤレス接続でしか使えない)
- オフライン大会の会場で無線による混線を避ける為
と言うのが大きな理由かもしれません。
ゼンハイザー GSP 600 (7位)
上で少し紹介しましたが、こちらは「GAME ZERO」の新型の密閉型モデルです。
低音を抑えたFPS特化の前機種と違いこちらは全音域がバランス良く出るフラットな音質を持ちます。
その為、個人的には「ゼンハイザー製アンプ」や「Astro MixAmp Pro TR」等のイコライザーを使うのを前提に作られているように感じます。
しかしこのフラットな音質によってFPSだけでなく音楽鑑賞にも使いやすい便利なモデルです。
また、とてもクリアな音を出してくれるので細かい音まで聴き取りやすく、FPSにも使いやすくなっています。
ちなみに数値上のスペックでも「10Hz~30,000Hz」と幅広い音域を出してくれます。
(GAME ZEROは「10Hz~ 26,000Hz」)
この様になっているので、アンプを持っている方や様々な用途で使える高性能なヘッドセットが欲しい方におすすめです。
Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR (8位)
Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR 国内正規品 2年間無償保証
ASTRO製のヘッドセットとアンプの新型セットで、旧型との違いとしては音質がかなり強化されています。
勿論、旧型モデルでも十分高音質でしたが、新型モデルでは更にクリアな音質になっていて、
- 高音域の広がり
- 定位の輪郭
と言うのが特に良くなり、音の方向と細かい音の聴き取りがしやすく感じます。
また出音だけでなくマイク音質も「MixAmp Pro TR」を通せばとてもクリアになるので、ボイチャ時にクリアな音声で伝えたいという方にも向いています。
なので「MixAmp Pro TR」だけを単体で使ってヘッドセットだけ自分のお気に入りのモデルを使うという方も多くいます。
その他、外観についても指紋や汚れ、傷が付きにくいマットな質感に変更されたので長期間綺麗に使い続けられます。
また、ヘッドセットについても強化がされています。
旧型モデルヘッドセット単体の音質はあまり良く無く、こだわる方はアンプだけ購入してヘッドセットは別メーカーの物を使う方が多いです。
しかし新型では音質が強化されており、ハイエンドクラスの性能を十分持っていると感じました。
なので新型モデルについてはヘッドセットとアンプ両方共におすすめです。
Razer Kraken (8位)
Razer製の低価格ヘッドセットで、以前から人気のある「Krakenシリーズ」の第3世代モデルです。
しかし価格が低価格と言ってもその性能は高く、
- カスタムチューニングされた50 mmドライバーでクリアで迫力ある音質
- 冷却ジェルが注入された柔らかくて大きめなイヤークッション
と言った様に付け心地と音質に優れた作りがされています。
この低価格と価格以上の性能を持っているという事もあって、Amazonレビューでは1万件近いレビュー数ながらも「星4.5」ととても高評価です。
イコライザーなどの機能を必要とせず、低価格で高品質なモデルを探している方に向いています。
ちなみにカラーのラインナップが、
の4色で販売されており「ブラックモデル」が一番低価格になっている事が多いです。
ゼンハイザー GAME ONE (9位)
上で紹介した「GAME ZERO」の兄弟モデルでこちらは開放型になっています。
その他の相違点として低音が良く出るチューニングがされてます。
なので「GAME ZERO」よりも迫力あるサウンドを体感することが可能です。
また、こちらに関しても新型の開放型モデル「GSP500」が販売されています。
そちらの方は低音が抑えられて、中高音によるクリアさが目立つ音質です。
その為、FPSでの聴き取りやすさを求めるなら新型の方がおすすめ出来ます。
しかし新型の発売によって価格も下がったので、「GAME ONE」は今でも人気が高いモデルです。
ちなみに「GAME ZERO」の方がプロゲーマーに人気な理由としては、密閉型であるという部分が大きいと思われます。
大会の会場は周りが騒がしく、開放型のヘッドセットだとゲーム音と混在して、聴き逃してしまうかもしれません。
それを防ぐためにオフライン大会に出るプロゲーマーの方は密閉型を使用していることが多いです。
その他「GAME ZERO」の方がFPSに特化されたチューニングがされているという部分も理由の一つと考えられます。
SteelSeries Arctis Pro Wireless (9位)
SteelSeries Arctis Pro Wireless
6位として紹介した「SteelSeries Arctis Pro」のワイヤレスモデルです。
音質面でのスペックは同じで、有線モデル同様に再生周波数帯域が「10Hz~40,000Hz」とハイレゾ基準になっています。
またワイヤレス接続は遅延が殆ど無い2.4Gロスレス接続だけで無く、Bluetoothにも対応しています。
これによってゲーム機(またはPC)とスマホなど、同時に2つの機材と接続する事も可能です。
その他、バッテリー交換に対応していて、2つのバッテリーが付属しています。
そして「SteelSeries GameDac」を使った時と同様に音量調整やチャット音とゲーム音のバランス調整も可能です。
この様に機能面と音質面の両方に優れた特徴を持っていますが、価格が約4万円とかなり高額となっています。
コストを気にせず高性能なワイヤレスモデルを探してる方におすすめです。
SteelSeries Arctis Pro Wireless
HyperX Cloud Flight (10位)
キングストン ワイヤレスゲーミングヘッドセットHyperX Cloud Flight HX-HSCF-BK/AM 2年保証 PS4 PS4 Pro
HyperX Cloudシリーズのワイヤレスモデルです。
ワイヤレスと言えば重量が重くなりがちですが、こちらはとても軽量化がされています。
加えてバッテリーが30時間と今までのワイヤレスモデルを大きく超える持続時間を発揮します。
(他のモデルは8~20時間程度)
その為長時間のプレイに最適化されたモデルです。
ただし機能面においてはイコライザーやサラウンド機能は付いてません。
その代わり価格が抑えられているので、捉え方によってはメリットとも言えます。
またその価格については、新型モデル「HyperX Cloud Flight S」が発売されたことによって、元々2万円前後だったのが13,000円前後へ大幅に値下がりしています。
これによってコスパ最強のハイエンドクラスのワイヤレスヘッドセットとなっています。
ちなみに新型である「HyperX Cloud Flight S」は今回調べたところ使用者が4人しかいなかったので、プロゲーマーからあまりに人気が無いようです。
1つ注意点として、ゲーム機で使用する場合ノイズゲートが強くかかり過ぎてしまう特徴があります。
これによって話し始めが出力されず、途切れるように出力されてしまいやすいです。
ただしPCで使用する場合は全く問題ありません。
その為、ゲーム機で使う方は気をつけてください。
Razer BlackShark V2(10位)
Razer製のコスパに優れたFPS向けヘッドセットです。
「RAZER TRIFORCE チタン 50mm ドライバー」
と言う特許所得済みの設計のドライバーが搭載されていて、高音域の豊かさと低音域のパワフルさを増したクリアなサウンド持っています。
またサウンドカードが搭載されているのでPCで使う場合は、
- マイクのノイズキャンセリング
- 音質の調整
- THX SPATIAL AUDIO(サラウンド機能)
- THX ゲームプロファイル(ゲームタイトル毎に特化した音質設定)
などを使う事が出来ます。
また機能は制限されますが、ゲーム機などでも使用可能です。
そしてイヤーカップ自体は密閉型で遮音性に優れた作りがされていますが、イヤーパッドは
「FLOWKNIT 製メモリーフォームイヤークッション」
というものが使われていて、熱の蓄積を最小限に抑えヘッドセットの締め付け力を軽減しています。
更に重量が262gととても軽量なので、長時間付け続けても疲れにくいです。
これらによって付け心地が良く、耳周りがも熱くなりにくいので装着感に優れています。
SteelSeries Arctis 5 (12位)
PC向けのミドルクラスのヘッドセットです。
しかし3万円クラスのモデルと同じドライバーが使用されているなど、豪華な設計がされています。
また付属するダイヤルによってゲームの音量とボイスチャットの音量調節をする事が可能です。
その他バーチャルサラウンドやイコライザー機能にも対応しています。
ちなみに元々未対応でしたが、アップデートにより「Arctis Pro」と同じサラウンドシステム、
「DTS Headphone:X 2.0」
に対応しています。
これだけ多機能高性能ながら価格が高額ではないので初心者の方でも導入しやすいモデルとなっています。
ゼンハイザー HD 599 (13位)
名機として有名なHD598の後継モデルで、こちらはヘッドセットでは無くヘッドフォンです。
ちなみにプリンに色が似ていることからHD598は「プリン」、HD599の場合は「焼きプリン」とも呼ばれています。
その為マイクは付いていないので気を付けて下さい。
(それによって競技プレイヤーではなく配信者に良く使われています。)
音楽鑑賞用の本格的なヘッドフォンと言うこともあり、
「12Hz ~ 38,500 Hz」
とゲーミングヘッドセット以上に幅広い音域が聴こえます。
音質については程よい低音と輪郭ある中高音が特徴的です。
これによって足音や銃声などその他の細かい音も聴こえやすいので、FPS向けとしても使いやすくなっています。
その為、音楽鑑賞向けでありながらFPS向けヘッドフォンとしても人気が高く、おすすめされていることも多いです。
ちなみに「HD598」は現在製造されておらず「HD 599」が現行モデルとなっています。
とは言っても音質に殆ど違いはなく意識して聴きこまないとわからないレベルです。
その為、今から購入するのであれば一般的に手に入りやすい「HD599」を選ぶのが良いです。
Razer BlackShark V2 Pro(14位)
上で紹介した「Razer BlackShark V2」のワイヤレスモデルで、基本的な作りは同じになっています。
ただしワイヤレスに対応している分、重量が320gに重くなっているのと、価格が二倍近く高くなっています。
なのでどうしてもワイヤレスが良いと言う方にお勧めなモデルです。
逆に有線でも構わない場合は軽量さと低価格を優先して「」の方がおすすめ出来ます。
beyerdynamic DT 1990 Pro (15位)
7位として紹介した「DT 990 PRO」の上位機種で、同じく開放型モニターヘッドホンとなっています。
音質の傾向としては「DT 990 PRO」と似ており、開放型ながらも低音が良く出てキレの良い高音を出してくれます。
そして大きな違いとしては音の解像度で、音の輪郭がよりくっきりとしており細かい音の聴き取りがしやすいです。
なのでミキシング作業など、音楽のプロ向けに性能が高められたモデルとなっています。
その為、
- 開放型ヘッドホン
- 迫力ある低音
- キレの良い高音
- 解像度の高さ
を求める方にお勧めです。
ただしこちらについても250Ωとインピーダンスが高く、ヘッドホンアンプを使う必要があるので気を付けて下さい。
ロジクール G933s (15位)
ロジクールの最上位ワイヤレスヘッドセット「Logicool G933」の最新モデルです。
旧型と外見にあまり違いはありませんが、中身に大きな変更点があり、
- ドライバーの大型化で音の迫力感を強化
- イヤーパッドを布から合皮に変えて、遮音性と音圧を強化
- 最新のサラウンド機能「DTS HEADPHONE:X 2.0」に対応
と言った様にアップグレードされています。
特にサラウンド機能「DTS HEADPHONE:X 2.0」はトップクラスの性能を持っており、他のバーチャルサラウンドと比べて定位と音の聴き取りやすさが段違いです。
その他イコライザー機能も充実しており、自分好みの音質に調整しやすくもなっています。
そしてプロからも使われているワイヤレスモデルという事もあり、遅延も全くありません。
高性能なロジクール製のワイヤレスモデルが欲しい方に向いています。
ロジクール G433 (18位)
「長時間使い続け易いゲーミングヘッドセット」
と言うのを目指して作られたヘッドセットで、
- 軽い重量(約260g)
- 通気性の良いスポーツメッシュのイヤーパッド
と言うのが特徴的です。
性能についてもロジクール独自の「PRO-G 40mmドライバー」が搭載されていて、クリアで歪みの少ない音を出してくれます。
その他イコライザー機能、サラウンド機能も付いているので、機能面も申し分ないです。
加えて2017年に発売された古いモデルという事もあり、現在は価格がとても低価格で7,000円前後で購入できます。
(元々は13,000円近くで販売されていました。)
快適な装着感と高い性能を併せ持つ低価格モデルを探してる方にお勧めです。
まとめ!
- 断トツで「HyperX Cloud II」「ロジクール G Pro X」の使用者が多い
- 使用されているメーカーも断トツでHyperXが多い
- イヤホンの中では断トツで「Bose QuietComfort 20」の使用者が多い
- プロゲーマーは必ずしも最新モデル、高額なモデルを使っているわけではない
- ストリーマーの場合はヘッドホンを使用している方も多い
- オフライン大会に出るプロゲーマーは密閉型を使用している方が多い
この様に同じプロゲーマーでもゲームタイトルの違いなどによって人気なヘッドセットは異なっています。
ただし「HyperX Cloud II」「ロジクール G Pro X」の2機種は全てのタイトルで多くの方に使用されている人気モデルです。
それでいて2機種とも特別高額では無く、特に「HyperX Cloud II」は低価格帯のモデルに入るので、
「なるべくコストを抑えたい方~ガチで使い込めるヘッドセットを探してる方」
まで、幅広い方にお勧めできます。
それでは読んで頂きありがとうございました!
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(右) 10.1 mm(左) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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