
プロゲーマーは大会で優勝する確率を高めるために、プレイ以外にもあらゆる面で試行錯誤しています。
その為、使用しているデバイスにもこだわっている方が多く、最高のパフォーマンスを発揮できるものが使用されています。
特にマウスに関してはエイムに直結するので、他の機材以上に拘っている場合が多いです。
勿論、スポンサー契約で使わされている場合もありますが、メーカー側もプロゲーマー向けに開発しているので低品質なものは存在しません。
なのでプロゲーマーが使用しているデバイスを研究するのは自分にとって最適な物を見つける近道となる筈です。
この記事では、世界的なプロゲーマーが使用しているマウスをprosettings.netを参考にしてランキング形式で紹介していきます。
ちなみに今回は以下のタイトルのプロゲーマーのデータを参考にしています
- Apex Legends
- CS:GO
- オーバーウォッチ2
- フォートナイト
- PUBG
- レインボーシックスシージ
- VALORANT
それぞれのゲームタイトルに分けて紹介したり、その製品の特徴も細かく解説していくのでぜひ参考にして下さい。
人気ランキング表!
まずはランキング表です。
簡単に把握したい方はこちらを参考にして下さい。
ちなみにメーカー名のリンクにはそのメーカーで最も使われているモデルを載せています。
また一部の古い機種は新機種に置き換えて記載しています。
メーカーのランキング!
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
LOGICOOL | 185 | FinalMouse | 4 |
BenQ ZOWIE | 128 | Pulsar | 2 |
Razer | 85 | Cooler Master | 1 |
VAXEE | 30 | Dream Machines | 1 |
SteelSeries | 14 | Pwnage | 1 |
XTRFY | 12 | MSI | 1 |
Glorious | 4 | Endgame gear | 1 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
LOGICOOL | 121 | VAXEE | 2 |
BenQ ZOWIE | 32 | Glorious | 2 |
Razer | 11 | ASUS | 1 |
SteelSeries | 6 | Corsair | 1 |
XTRFY | 4 | Endgame gear | 1 |
FinalMouse | 3 | Cooler Master | 1 |
Roccat | 3 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
LOGICOOL | 91 | VAXEE | 3 |
Razer | 47 | Glorious | 3 |
FinalMouse | 34 | Pulsar | 1 |
BenQ ZOWIE | 13 | HyperX | 1 |
SteelSeries | 12 | G-Wolves | 1 |
Roccat | 6 | GX Gaming | 1 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
LOGICOOL | 113 | FinalMouse | 3 |
BenQ | 111 | HyperX | 2 |
Roccat | 23 | VAXEE | 1 |
Razer | 19 | Pulsar | 1 |
SteelSeries | 14 | Dream Machines | 1 |
メーカー | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
BenQ ZOWIE | 79 | FinalMouse | 6 |
LOGICOOL | 66 | Glorious | 4 |
Razer | 39 | Corsair | 3 |
VAXEE | 15 | Trust | 2 |
SteelSeries | 9 | HyperX | 1 |
メーカー | 人数 |
---|---|
LOGICOOL | 33 |
Razer | 15 |
BenQ ZOWIE | 12 |
FinalMouse | 10 |
SteelSeries | 3 |
G-Wolves | 2 |
Glorious | 1 |
Xtrfy | 1 |
ROCCAT | 1 |
メーカー | 人数 |
---|---|
LOGICOOL | 152 |
Razer | 54 |
BenQ ZOWIE | 51 |
VAXEE | 12 |
FinalMouse | 11 |
XTRFY | 5 |
Glorious | 3 |
Pulsar | 3 |
Endgame gear | 2 |
G-Wolves | 2 |
Lamzu | 1 |
Pulsar | 人数 | メーカー | 人数 |
---|---|---|---|
LOGICOOL | 761 | HyperX | 4 |
BenQ | 426 | Endgame gear | 4 |
Razer | 270 | Corsair | 4 |
FinalMouse | 71 | Dream Machines | 2 |
VAXEE | 63 | Trust | 2 |
SteelSeries | 58 | Cooler Master | 2 |
Roccat | 33 | Asus | 1 |
XTRFY | 22 | Pwnage | 1 |
Glorious | 17 | Lamzu | 1 |
Pulsar | 7 | MSI | 1 |
G-Wolves | 5 | GX Gaming | 1 |
モデルのランキング!
人気モデルの解説!
1位~10位
ロジクール G PRO X SUPERLIGHT
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 国内正規品 2年間メーカー保証
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最長70時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 5個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 63.5mm× 125mm× 40mm |
重量 | 63g |
LoD | 0.8mm |
下で紹介している「G Pro Wireless」の新型モデルです。
2022年では旧型の方が使用者が多く新型であるこちらは2位となっていました。
しかし徐々に使用者が増えていって、2023年の現時点では2位である旧型より300人近くの差を付けて1位となっています。
ゲームタイトル毎で見てみると、
- VALORANT
- フォートナイト
- CS:GO
- PUBG
- Apex Legends
では1位となっており、どれも2位と大きな差を付けています。
このマウス一番の特徴として挙げられるのは、
「「G Pro Wireless」と全く同じ形状、サイズながらも重量が63gへ軽量化されている」
と言う点です。
加えてマウスソールの面積を拡大し、より滑りやすい素材へ変更されているので旧型よりも少ない力で動かしやすくなっています。
この違いによって旧型と持ち心地が同じながら、操作感に大きな違いがあるので、
「変える人」「変えない人」
の2種類がいるのだと思われます。
その他にも、
- サイドボタンが両側では無く、左側のみに変更
- 底面のボタンが削除
- RGBライトの削除
など機能面で省かれている部分があります。
機能面を気にせず、とにかく軽量なワイヤレスマウスを探している方に向いています。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 国内正規品 2年間メーカー保証
ロジクール G Pro Wireless![]()
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最長60時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 8個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 63.5mm× 125mm× 40mm |
重量 | 80g |
LoD | 0.8mm |
新型である「PRO X SUPERLIGHT」が発売されてから徐々に使用者が減りましたが、それでも全体2位となっています。
これほどの人気を持っているのは、
- ワイヤレス対応
- 80gと軽すぎない軽量感
- 万人受けしやすい左右対称の形状
- 両サイドのサイドボタン
(取り外しも可能)
などが理由として考えられます。
特に重量に関しては「PRO X SUPERLIGHT」は20g近く軽量化されているので、軽すぎると感じる方もいるかもしれません。
Razer Deathadder V3 Pro
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大 90 時間 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 30000DPI |
トラッキング速度 | 750IPS |
レポートレート | 1000Hz 4000Hz(別売りのドングルが必要) |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 68mm× 128mm× 44mm |
重量 | 63g ~ 64g |
2022年の夏ごろに発売された比較的新しいモデルです。
それでも急激に使用者が増えていて、現在では2位である「G Pro Wireless」と一人下回って3位となっています。
ここまで急激に使用者が増えている理由として考えるのは、
- 昔から人気のあるDeathAdderシリーズである点
- DeathAdderの形状をベースに軽量化+ワイヤレスに対応
(ただし若干形状は違います。) - 最高クラスの性能を持つFocus Pro 30Kオプティカルセンサー
- メカニカルスイッチと比べて違和感の少ない第3世代オプティカルマウススイッチ
- 耐久性の高いクリックボタン
などが挙げられます。
特にDeathAdderシリーズで軽量化とワイヤレス化がされたと言うのがこのモデル一番のメリットだと思います。
ただ旧型と比べて重量が大幅に軽量化されているので、人によっては軽すぎて逆に使いにくいかもしれません。
また値段が一般的に販売されているゲーミングマウスの中でトップクラスに高額で、他のRazer製マウスと比べてもかなり高額です。
その為、コストを気にせず最高クラスの性能を持った左右非対称マウスが欲しい人に向いています。
ロジクール G703h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 6 |
サイズ | 124mm x 68mm x 43mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 25600 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 95g |
ワイヤレス | 対応 |
2019年に発売された古いモデルながらも未だに人気が高く、
- PUBG = 2位(27人)
- オーバーウォッチ = 2位(18人)
- Apex = 3位(6人)
これら3タイトルではTOP3に入っています。
このマウスの強みとしては、
- 左右非対称の右手にフィットする形状
- ロジクールの最上位センサー「HERO25K」が搭載
- ワイヤレスモデルで大型ながら95グラムと軽量な重量
と言うのが挙げられ、重量については旧型モデルから12グラム軽量化されています。
特に形状についてはとても優れていて、被せ持ち、掴み持ちをした時のフィット感が抜群に良いです。
ただし最近の軽量マウスなどと比べると重めなので、それらを使い慣れていると重量級に感じるかもしれません。
フィット感を重視する方、重めなマウスが好みな方、大きめサイズが良い方に向いています。
Zowie EC2-B
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 5 |
サイズ | 120mm x 61mm x 40mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 3200 DPI |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 90g |
ワイヤレス | 未対応 |
2022年前半時はトップ3に入るほど人気でしたが、
- 2017年に発売された古いモデル
- 新型であるEC-Cシリーズが発売された
- 新品で手に入れるのが難しい
などの理由で使用者が減ってきていると思われます。
それでも2023年時点でも全体で5位に入るほどの人気があります。
そして全体順位で6位になっている「EC2-A」の新型モデルで、形状については全く同じです。
しかし以下の様な変更点があります。
- センサーが旧型の「PMW3310」から新型の「PMW3360」へ変更され性能が向上
- ソールが端の4点のみで設置面積が少ない
- レポートレート変更ボタンが裏面に追加
- 重量が3g軽量化
この様になっているので、「EC2-A」をより洗練した仕様を持っています。
ここまで読んできて、
「何故古いタイプの「EC2-A」も多くのプロゲーマーに使われているのか?」
と疑問に思う方もいるかと思います。
その理由はセンサーにあるみたいで、「EC2-B」の新型のセンサーよりも「EC2-A」の旧型センサーの方が慣れていて使いやすい人もいるみたいです。
ちなみにメーカー側も、
「「EC2-B」は「EC2-A」のアップグレードモデルでは無く、使い心地の異なるバリエーション違いモデル」
と言われています。
とは言っても
- センサー性能の向上
- レポートレート変更ボタンが追加
- 若干の軽量化
と改良点があるので、あまり神経質で無い方は「EC2-B」を選ぶのが無難と言えます。
ただし現在はEC-2Bの新型である「EC-2C」が出ていて、EC2-Bを新品で購入するのが難しくなっています。
そして新型であるEC-Cシリーズは、
- 「EC-1C(大型)」、「EC-2C(中型)」、「EC-3C(小型)」の3サイズの展開
(EC-B、EA-Aシリーズは大型と中型の2サイズのみ) - 重量が20g近く軽量化
- ケーブルが柔らかくて軽い布製ケーブルに変更
など改良がされています。
そして重量感が全然違うので、「EC2-B」「EC2-A」を使い慣れている人からすると、慣れるまでは軽すぎて使いにくいかもしれません。
Zowie EC2-A
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 5 |
サイズ | 120mm x 61mm x 40mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 3200 DPI |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 93g |
ワイヤレス | 未対応 |
新型が発売されていながらも未だに人気の高いモデルです。
(ちなみにこのモデルは2016年に発売されています。)
5年以上前に発売された古いモデルながらも全体順位で6位に入るほど人気となっています。
CS:GOで有名なプロゲーマー「Emil Christensen氏」が共同開発したモデルで、フィット感に優れた持ちやすさが特徴的です。
ただし重量については93gと「EC2-B」より3g重く、最近のマウスと比較すると重めです。
ケーブルについても布製では無くビニールケーブルとなっているので、最近のマウスを使い慣れている方からすると動かしにくいかもしれません。
また、現状新品で販売されていないので入手するのが難しいです。
Razer Viper Ultimate
Razer Viper Ultimate【日本正規代理店保証品】
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大70時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 8個 |
解像度 | 20,000 DPI |
トラッキング速度 | 650 IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 66mm x 127mm x 38mm |
重量 | 74g |
LoD | 1.1mm |
新型である「Viper V2 Pro」が発売されていながらも未だに使用者数が多いです。
発売当時は、
「「G Pro Wireless」を超えたワイヤレスマウス」
とよく言われていたモデルでスペックだけ見れば、
- ワイヤレス対応ながらも74gと超軽量
- 耐久性と応答速度に優れた光学式マウススイッチ搭載
など、優れているものを持っています。
ただし普通のマウスに比べると少し癖が強いマウスにもなっていて、
- 持ち心地
(かなり低めな形状) - マウスソールの滑りやすさ
(かなり滑りやすい) - 光学式スイッチによるクリックボタンの感触
(通常のスイッチと比べると押し心地の鈍さを感じる)
と言ったような特徴を持っています。
その為、人によって少し好みが分かれやすいマウスとも言えるかもしれません。
Razer Viper Ultimate【日本正規代理店保証品】
ロジクール G903h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 11 |
サイズ | 130.3mm x 66.5mm x 40.4mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 16,000 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 110g |
ワイヤレス | 対応 |
オーバーウォッチ2で特に人気なモデルで、2位と2倍近く差を付けて1位となっています。
上で紹介したワイヤレスモデル「G703h」の上位モデルでボタンの数が増え、形状が左右対称になっています。
ボタン数が多いマウスと言えば、
- 誤操作がしやすい
- 持ち心地が悪い
と言う欠点がありがちですが、押そうと思わない限り触れない位置にボタンが付いているので、持ちやすさにも優れています。
また、どうしてもボタンが邪魔に感じる場合はボタンを取り外す事も可能です。
この様に多ボタンでワイヤレスに対応していながらも、重量が110gと多ボタンマウスとしては重くありません。
その他、バッテリー駆動時間が最長180時間と長いのも特徴的です。
左右対称の多ボタンワイヤレスモデルが良い方、重めなマウスが好きな方に向いています。
Zowie FK2
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 5 |
サイズ | 124mm x 58mm x 36mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 3200 DPI |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 85g |
ワイヤレス | 未対応 |
上で紹介した「Zowie EC2-A」「Zowie EC2-B」は左右非対称の形で右利き専用の作りでした。
一方「FK2」では左右対称の形状で、センサーは「ECシリーズ」の旧型である「EC2-A」と同じ物が使われています。
なのでマウスの性能は「EC2-A」と全く同じで、形状と重量が違うだけです。
特に重量については85gととても軽くなっています。
ちなみに現在「FK2」は生産がされておらず、現在は「FK2-C」が新型となっています。
その新型の方では、
- 重量が70gへ軽量化
- より高性能な3360センサーへ変更
などアップグレードがされているのに加えて、新品で購入出来ます。
なので今購入するのであれば「FK2-C」を選ぶのが良いです。
またZOWIEには左右対称マウスが「FKシリーズ」「ZAシリーズ」「Sシリーズ」の3種類ありますが、これらの違いは以下の通りです。
特徴 | |
---|---|
FKシリーズ | ・全体的に高さが低めな平べったい形状 ・小型サイズが無く超大型サイズがある (XL、L、Mサイズ) |
ZAシリーズ | ・前側が低めで後ろが高めな形状 ・L、M、Sの3サイズ展開 |
Sシリーズ | ・後ろが高めで前側もそこそこ高めな形状 (ZAとFKの中間的な形状) ・大型サイズが無くMサイズとSサイズのみ |
ロジクール G403h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 6 |
サイズ | 124mm x 68mm x 43mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 16,000 DPI |
IPS | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 87g |
ワイヤレス | 未対応 |
以前はロジクールの中では「G Pro Wireless」に次いで2位を取るほど人気でしたが現在は、
の方が多くの方に使われています。
このマウスの優れている点としては、
- 87gと軽量クラス
- 左右非対称の右手にフィットする形状
- ロジクールの最上位センサー「HERO16K」が搭載
- 価格が約6,000円と比較的低価格
この様になっているので、低価格ながらも優れた操作性を発揮してくれます。
ちなみに形状については「G703h」と全く同じで、
「「G703h」の有線バージョン」
と言ったモデルで、右手へのフィット感がとても良いです。
プロゲーマーにも使われる高性能で高コスパなゲーミングマウスとなっています。
Zowie S2
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3360 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400DPI 800DPI 1600DPI 3200DPI |
レポートレート | 125Hz 500Hz 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 64mm x 120mm x 38mm |
重量 | 82g |
LoD | 1.3mm |
こちらもZowieの左右対称モデルで、他の左右対称モデルとの違いは以下の通りです。
特徴 | |
---|---|
FKシリーズ | ・全体的に高さが低めな平べったい形状 ・小型サイズが無く超大型サイズがある (XL、L、Mサイズ) |
ZAシリーズ | ・前側が低めで後ろが高めな形状 ・L、M、Sの3サイズ展開 |
Sシリーズ | ・後ろが高めで前側もそこそこ高めな形状 (ZAとFKの中間的な形状) ・大型サイズが無くMサイズとSサイズのみ |
この様になっているので、
- FKシリーズと比べると後ろが高めで手のひらの支えが高い位置でしやすい
- ZAシリーズと比べると高さが少し低め前後の高低差が少ない
(頂部がZAよりも平面に近い)
と言う特徴があります。
その為、つかみ持ちや被せ持ちで手の平をマウス後部で支えやすいものが良いという方に相性が良いです。
ちなみにSシリーズも新型である「S-Cシリーズ」が出ていてそちらは、
- 重量が10g近く軽量化
- ケーブルが軽くて柔らかい布製ケーブルに変更
と言う違いがあります。
11位以降
Razer Viper V2 PRO
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大80時間 |
ボタン数 | 6個 |
解像度 | 30,000 DPI |
トラッキング速度 | 750 IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 66mm x 127mm x 38mm |
重量 | 58g |
LoD | 0.8mm~1.6mm |
Razer製の超軽量ワイヤレスマウスの新型モデルです。
旧型である「Razer Viper Ultimate」との大きな違いは重量で、旧型の74gに対してこちらは58gとなっています。
そしてマウスにとってこの重量差はとても大きく、殆ど重量感を感じずに使いやすくなっています。
なので旧型も十分軽量でしたが、このマウスに慣れてしまうとそれすらも重く感じるようになると思います。
形状については他のViperシリーズと同じなので、Viperシリーズからの乗り換えであれば違和感無く使いやすいです。
またボタン類がより使いやすくなる様に改良されていて、
- サイドボタンの出っ張りが多くなった
- クリックボタンの返りが速くなって連打がしやすくなった
- クリック感が強くなり機械式スイッチに近い押し心地になった
と言う様に変更されています。
ただ軽量化の為にサイドボタンは左側にしかありません。
一つ大きな欠点として価格が他のゲーミングマウスと比べてとても高額です。
それでも、
- 光学式クリックボタン
- 超軽量+ワイヤレス
- 穴無し
などこのマウスにしか無いメリットがあるのでViperシリーズが気に入っていて、マウスに妥協したくない方に向いていると思います。
VAXEE ZYGEN NP-01
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3389 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400(Red) / 800(Purple) / 1600(Blue) / 3200(Green) |
レポートレート | 125 / 500 / 1000 |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 59mm× 120mm× 39mm |
重量 | 75g |
日本人のカウンターストライク元プロゲーマー「noppo」氏とVAXEEによるコラボモデルです。
左右非対称のマウスと言えば、左側が高めで傾く様な持ち心地の物が多いですが、こちらは上部がフラットな形状となっています。
左右非対称で上部がフラットと言う形状はほぼ見かけないので、この点はこのマウスの大きな魅力だと思います。
また後ろの方まで高さを維持する様な形状になっており、手のひらの支えが安定しやすくなっています。
その他スペック面に関しても75gと軽量で、全体的な作りの良さが評価されているのを良く見かけます。
この様に完成度の高いマウスとなっている事もある為か、2020年10月頃に発売の新しめなモデルながら多くのプロゲーマーの方に使われています。
詳しい形状については公式サイトのこちらのページで比較画像付きで解説されているので、そちらを参考にするのが分かりやすいです。
ロジクール G304
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
電池持続時間 | 250時間(単三乾電池×1本) |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 6個 |
解像度 | 12000DPI |
トラッキング速度 | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 62mm x 116mm x 38mm |
重量 | 99g |
LoD | 1mm |
5000円前後と低価格ながらもワイヤレスに対応しているモデルです。
ただし電池で動くタイプなので、最近の軽量ワイヤレスモデルと比べてしまうと重量級です。
形状は下がすぼまって指が引っかけやすくなっているので、指へのフィット感がとても良く、「つまみ持ち」や「つかみ持ち」と相性が良く感じます。
Logicool G G304 国内正規品 2年間メーカー保証
DeathAdder Elite
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 7 |
サイズ | 127mm x 70mm x 44mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 16,000 DPI |
IPS | 450IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 105g |
ワイヤレス | 未対応 |
Razerの代表的なゲーミングマウスで、新型の「DeathAdder V2」が発売されたにも関わらず使用者がいます。
特徴としては、
- 大きめで右手へのフィット感に優れる左右非対称デザイン
- 重量105gと最近のゲーミングマウスと比べると重めな重量
等が挙げられます。
ちなみに新型である「DeathAdder V2」に移行していない方が多い理由としては、
- 重量の違い
と言うのが考えられます。
特に「DeathAdder V2」の重量は82gと約20g近く軽量化されているので、この差はとても大きいです。
また3位である「Razer Deathadder V3 Pro」についてはワイヤレス且つ重量が約60となっているので使用感が全然違います。
その為、重量の感覚を狂わせたく無いという理由でそのまま「DeathAdder Elite」を使い続けているのかもしれません。
ただしこちらのモデルは製造がされていないみたいで、新品で購入する事が難しいです。
Zowie ZA12
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 5 |
サイズ | 124mm x 58mm x 39mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 3200 DPI |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 85g |
ワイヤレス | 未対応 |
こちらも「FKシリーズ」「Sシリーズ」と同じく左右対称モデルですが、以下のように形状が異なります。。
特徴 | |
---|---|
FKシリーズ | ・全体的に高さが低めな平べったい形状 ・小型サイズが無く超大型サイズがある (XL、L、Mサイズ) |
ZAシリーズ | ・前側が低めで後ろが高めな形状 ・L、M、Sの3サイズ展開 |
Sシリーズ | ・後ろが高めで前側もそこそこ高めな形状 (ZAとFKの中間的な形状) ・大型サイズが無くMサイズとSサイズのみ |
その為、極端な尻上がりな形状で、手の支えを高めな位置にしたい人に向いています。
またこちらについても現在生産がされておらず、新型の「ZA12-C」が主流になっています。
その新型の方では、
- 重量が70gへ軽量化
- より高性能な3360センサーへ変更
などアップグレードがされているのに加えて、新品で購入出来ます。
なので今購入するのであれば「ZA12-C」を選ぶのが良いです。
VAXEE OUTSET AX
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3389 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400(Red) / 800(Purple) / 1600(Blue) / 3200(Green) |
レポートレート | 125 / 500 / 1000 |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 59mm× 117.43mm× 43mm |
重量 | 76g |
上で紹介したVAXEE ZYGEN NP-01は上部がフラットな左右非対称形状でしたが、こちらは逆に左側が高めな一般的な左右非対称となっています。
形状以外のスペック面については殆ど同じで、センサーとクリックボタンは同じ、重量についても76gと1g多いだけです。
詳しい形状については公式サイトのこちらのページで比較画像付きで解説されているので、そちらを参考にするのが分かりやすいです。
ロジクール G502 HERO![]()
![]()
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 11 |
サイズ | 132mm x 75mm x 40 mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 25,600 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 121g |
ワイヤレス | 未対応 |
ボタンが全部で11個付いていて、FPS向けのマウスとしてはとても多いです。
そして多くの多ボタンマウスのデメリットとして、
- ボタンが多すぎて持ちにくい
- 無意識にボタンに触って誤操作しやすい
と言うのが挙げられます。
しかしこのマウスはボタンを押そうとしない限り触れない位置にボタンが付いており、グリップ性能が良く、左右非対称で右手へのフィット感にも優れています。
これによってFPS向けマウスとして必要な性能と操作性、それだけなく普段使いの作業用マウスとしても使いやすいモデルです。
1つFPSで使う場合の欠点に感じるのは、重量が121gと重めな点です。
この重さはFPS向けのマウスの中では重量級クラスなので、重いマウスが苦手な方は使いにくく感じるかもしれません。
ちなみにこちらをワイヤレス化と軽量化しがされた「G502WL」と言うモデルも存在します。
また現在は更に新型である「G502Xシリーズ」が発売されていますが、そちらは今のところプロゲーマーでの使用者はいないみたいです。
Razer DeathAdder V2
上で紹介した「DeathAdder Elite」の新型モデルで、
- 重量が105g→82gへ軽量化
- センサー性能の強化
- クリックボタンがオプティカルスイッチへ変更
(応答速度、耐久性の向上)
などのアップグレードがされており、形状とサイズについては同じです。
DeathAdderシリーズは結構大きめなサイズ感となっているので、このサイズでここまで軽量化されているのはこのマウスの大きな魅力だと思います。
その為、軽いマウスが好きな方は旧型よりもこちらを選ぶ方が良いです。
Logicool G G-PPD-001t
Logicool G G-PPD-001t 国内正規品 2年間メーカー保証
性能 | |
---|---|
接続方式 | 有線 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 6個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 62mm x 116mm x 38mm |
重量 | 83g |
LoD | 0.8mm |
プロゲーマー向けに作られたモデルでありながら、ゲーミングマウスとしては低価格な部類に入ります。
ちなみに形状自体は上で紹介した「Logicool G G304」と同じで、指へのフィット感が良いです。
そして低価格ながらも、
- 83gの軽量設計
- ロジクールの最上位のセンサー「HERO25K」搭載
と上位機種と比べても遜色無い作りがされています。
Logicool G G-PPD-001t 国内正規品 2年間メーカー保証
Xtrfy M4
65gと軽量な左右非対称の有線マウスです。
新型である「M42」もありますがそれよりも人気が高く、この理由については、
- M42は左右対称
- M4は左右非対称
と言う形状の違いが大きいのかもしれません。
重量についてもM42の方が59gとより軽くなっているので、軽量感の違いもあります。
その為、左右非対称によるフィット感を求めるのであれば新型よりこちらがおすすめです。
また、カラーの種類が多いのも特徴的で、
の5色から選ぶ事が出来ます。
ちなみにブラックが一番安くなっていることが多いです。
まとめ!
この様に同じプロゲーマーでもゲームタイトルの違いなどによって、人気なモデルが変わってきます。
そんな中ロジクールの「G Pro Wireless」「PRO X SUPERLIGHT」はどのタイトルでも多くの方に使われています。
そして左右非対称のマウスでは「Razer Deathadder V3 Pro」が圧倒的に人気ですが、価格が圧倒的に高額なので誰にでもお勧めとは言い切れないと思います。
それでこの三つが高額すぎると感じる場合は、
などが、高額で無いながらも多くのプロゲーマーに使われていて、現在も新品で購入しやすいのでおすすめです。
それでは読んで頂きありがとうございました!
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(両方) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
CQC | 凹型 | 6.11mm(両方) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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