
PS5でFPSをプレイする場合、純正の基本モデル「DualSense」でも十分遊べますが、より操作性を重視するのであればFPS向けに作られたコントローラーを使うのがおすすめです。
FPS向けのコントローラーには、背面ボタンやデジタルトリガー、TMR・ホールエフェクトスティックなどを搭載したモデルがあり、純正のDualSenseよりもFPSでの操作性を高められる製品があります。
ただし、価格や追加ボタンの数、スティック方式、振動機能の有無などはモデルによって大きく異なるため、自分に必要な機能を確認して選ぶことが大切です。
そこでこの記事では、PS5で使えるFPS向けコントローラーの選び方と、おすすめなモデルをそれぞれのメリット・デメリットと合わせて紹介します。
「PS5でFPSをもっと快適にプレイしたい」
「DualSenseから買い替えたい」
という方はぜひ参考にしてください。
PS5で使うFPS向けコントローラーの選び方
PS系統とXBOX系統の違い

コントローラーは大きく分けると、
- PS系のコントローラー
- XBOX系のコントローラー
の2種類があります。
そしてこの二つの大きな違いとして、十字キーと左スティックの位置が違っています。

これによって、
- PS系コントローラーでは人差し指で十字キーが押せる
- XBOX系コントローラーでは十字キーは親指で操作する必要がある
と言う違いが生まれ、XBOX系では十字キーを操作する場合、親指をスティックから離して押す必要があります。
その為、スティックから指を離さずに十字キーを操作したい場合はPS系のコントローラーを選ぶのがおすすめです。
背面ボタン、ショルダーボタン、サイドボタンなどの追加ボタンの数
背面ボタン、そして上側のショルダーボタン、横側のサイドボタンなどが付いている事によって、スティックから指を離さずに操作できるボタンを増やす事が出来ます。
これによって特殊な持ち方をしなくても、スティックから指を離さずにジャンプ、しゃがみ、インタラクトなどが出来るので、
- エイムに集中しやすくなる
- キャラコンがしやすくなる
- スティックから指を離さずにアイテムを拾える、ドアの開け閉めが出来る
など快適な操作が出来る様になります。
そしてこれら追加ボタンは数が多いほど値段が高額になる傾向があるので、自分に必要な数を考えて選ぶのがおすすめです。
スティック方式の種類
スティック方式の種類については2026年8月時点だと、
- ポテンショメータ式 … 安価で十分高精度だが、接触式のため摩耗しやすい
- ホールエフェクト式 … 非接触で摩耗に強く、長期間安定しやすい
- TMR式 … ホールエフェクト式と同じ非接触式で耐久性に優れ、さらに高感度・高S/N比・低消費電力が強み
この三つが主流として使われています。
以下にそれぞれ詳しく書いていきます。
ポテンショメータ式
・ポテンショメータ採用モデルの例
「DualSense」など、純正モデルで使われている一般的な方式なので、殆どの方が触れた事があり、使い慣れている方が多い方式だと思います。
スティックを倒すと内部のワイパーが抵抗体の上を移動し、その抵抗値・出力電圧の変化から位置を検出しています。
メリットは構造が単純で安価、そして成熟した技術で良質なポテンショメータとADCを組み合わせれば、FPSで使う上でも十分な高精度を発揮してくれます。
なのでしっかり作り込まれているXboxコントローラーやDualSenseを使っていて、精度自体が悪いと感じる事は殆ど無いはずです。
一方デメリットとしては物理的な接点が存在する事により、使用回数が増えるにつれて摩耗するので他の方式より耐久性が低い事が挙げられます。
その為、
- 抵抗体の摩耗
- 接触抵抗の変化
- 電気的ノイズ
- 出力値のばらつき
などが原因でスティックドリフトが起きやすくなり、基本的にFPSをプレイする場合はデッドゾーンの設定が必要に感じる方が多いです。
ホールエフェクト式
こちらは磁石とホールセンサーを利用してスティック位置を検出する方式で、磁界をHall素子で検出しその変化からスティック位置をもとめています。
なので位置検出に物理的接触を必要とせず、ポテンショメータのように抵抗体を接点で摩耗させないので耐久性に優れています。
これによってスティックドリフトが起きにくく、接点由来の電気的ノイズも発生しないので長期間使用しても比較的安定した位置検出を維持しやすくなっています。
一方デメリットとして、ホールエフェクト式は磁界から位置を読み取る方式なので、
- 磁石の強さ
- 磁石とセンサーの位置関係
- センサーの感度
- キャリブレーション
- 入力値の補正
などによって最終的な精度が左右されるので、コントローラー側の設計や調整によって精度に差が出やすい傾向にあります。
なのでホールエフェクト式を選ぶ場合は、実績のあるメーカーやキャリブレーション・スティック調整がしっかり作り込まれているモデルを選ぶのが無難です。
TMR式
・TMR採用モデルの例
こちらもホールエフェクト式と同じく磁石を利用する非接触式磁気センサーですが、磁界の検出原理が異なっています。
ホールエフェクトが磁界による電圧変化を利用しているのに対して、TMRは磁界による抵抗変化を利用して検出しています。
この違いによってホールエフェクト式よりも
- 高感度
- 高出力
- 高いS/N比
- 高精度
を実現しやすくなっており、理論上はスティックをほんのわずかに動かしたときの変化を精密に読み取る事が可能です。
加えて消費電力が低いと言う特性も持ち合わせているので、特にワイヤレスコントローラーではバッテリー持続時間を伸ばせると言うメリットを発揮してくれます。
一方デメリットとしてはホールエフェクト式と同じで磁気回路の設計が重要なので、コントローラー側の設計や調整によって精度に差が出やすいです。
なのでTMR式についても実績のあるメーカーやしっかり作り込まれているモデルを選ぶのがおすすめ出来ます。
スティックの交換機能
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 短い | ・細かい微調整がしやすい ・てこの原理でスティックのテンション感が軽く感じやすい ・高くなる事で親指の位置が高くなり持ち心地が変わる | 素早い入力・切り返しがしにくい |
| 長い | 細かい微調整がしにくい | 素早い入力・切り返しがしやすい |
FPS向けに作られているモデルの中には、
- スティックを交換して高さと形を変更できる
- スティックモジュール自体を交換できる
(スティックが壊れても交換によって直せる)
と言った様に、スティックを変える事が出来るものがあります。
そしてスティックの長さによる使用感の違いについて簡単にまとめたのが上の表です。
詳しく解説すると、スティックは長ければ長いほど、深く倒す為により大きな親指の移動量が必要になるので、細かい微調整がしやすくなります。
ただし深く倒すまでに必要な親指の移動量が増えるので、咄嗟の視点移動時や左右への素早い切り返ししにくくなると言うデメリットがあります。
一方短い場合はその逆で、深く倒すまでの親指の移動量が少なくなり、素早い倒し込みや切り替えがしやすくなりますが細かい微調整がしにくくなります。
なのでスティックの交換機能に対応していれば標準の高さ以外に、自分好みの使用感を選ぶことが出来ます。
ちなみに純正の「」向けにスティックの高さを高くするグリップも販売されているので、高いスティックを試してみたい場合は検討してみて下さい。
トリガーストップ、デジタルトリガー
現在のコントローラーのトリガーボタンは、深いストロークで押し込んで入力量の強さを調節できるアナログトリガーが一般的です。
しかしFPS向けに作られているモデルだと、
- トリガーストップ=アナログトリガーの押し幅を短くできる機能
- デジタルトリガー=マウスのクリックボタンの様な押し心地で押し幅が短いボタン
これたに対応しているものが多いです。
そしてこの機能に対応しているとトリガーを深く押し込まなくて済むので連打がしやすくなり、ADSの切り替えやタップ撃ち、セミオート武器の為の連打がしやすくなります。
なのでFPSでの使いやすさを重視するならこの機能に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
設定可能な項目

多機能なコントローラーの場合は、
- スティックのレスポンスカーブ
- スティックのデッドゾーンの設定
- トリガーのデッドゾーンの設定
- ボタンの割り当ての変更
- ポーリングレート
- スティックキャリブレーション
- スティックキャップの交換に対応
- スティックモジュール自体の交換
(スティックが壊れても交換によって直せる)
など細かく設定できるモデルもあります。
なので細かく自分好みの設定に調整したい方は、欲しい設定項目があるのかどうかをチェックするのがおすすめです。
有線と無線
コントローラーの接続方式については大きく分けて、
- 有線
- 2.4GHz(有線と遜色無い遅延の少なさで接続できる無線接続)
- Bluetooth(接続の不安定と遅延が目立ちやすい)
この三種類があります。
なのでPCでFPSをプレイするためのコントローラーであれば有線モデル、無線であれば2.4GHz接続対応しているモデルを選ぶのが基本的におすすめです。
ちなみに、
- 「DualSense Edge」
- 「DualSense」
- 「DualSense」をカスタマイズして作成されているモデル
(「VOID GAMING INTUITION」など)
これらはBluetoothにしか対応していませんが、SONY純正と言う事もあって接続が安定しているので、無線でも問題無く使えます。
振動機能が取り除かれているかどうか


FPSに特化しているモデルだと振動モジュールが取り除かれている場合があります。
これによって、
- 重量の軽量化
- エイム操作において邪魔になる振動機能の削除
と言うメリットがあります。
なのでその様なモデルの場合は純正よりも重量が軽く、より快適に使いやすくなっています。
ただしPS5のゲームソフトは振動機能やアダプティブトリガーを活用しているタイトルもあるので、振動機能が省かれているとそのようなゲームを100%楽しめなくなってしまいます。
その為、振動モジュールが取り除かれているコントローラーはFPS専用機として使用するのがおすすめです。
PS5で使うコントローラーの注意点
PS5のコントローラーの対応ポーリングレートは250Hzまで
ポーリングレートは、コントローラーからPCへ1秒間に何回入力情報を送信するかを表す数値で、Hz(ヘルツ)で表記されます。
例えば、
- 125Hz:約8msごと
- 250Hz:約4msごと
- 500Hz:約2msごと
- 1,000Hz:約1msごと
- 2,000Hz:約0.5msごと
- 4,000Hz:約0.25msごと
- 8,000Hz:約0.125msごと
という間隔で入力情報を送信します。
そのため、基本的にはポーリングレートが高いほどボタンやスティックの入力をPCへ細かい間隔で送れるため、FPSでは高ポーリングレートに対応しているモデルの方が有利です。
ただしPS5が対応しているのは250Hzまでとなっています。
なので、仮に8000Hz対応のコントローラーを購入したとしても、PS5で使う場合は250Hzでしか使えないので気を付けて下さい。
PS5のソフトをプレイする場合はPS4向けコントローラーは使えない
PS5用のゲームソフトをプレイする場合は
- DUALSHOCK4
- PS4向けの他社製のコントローラー
は使う事が出来ないので気を付けて下さい。
ただしPS5でPS4のゲームソフトをプレイする場合は使う事が出来ます。
ちなみにこの記事ではPS5対応モデルのみ紹介しています。
PS5におすすめなFPS向けコントローラー!
eXtremeRate RISE4 V4
こちらは「DualSense」に背面ボタンを追加できるカスタマイズキットです。
なのでコントローラー本体と言う訳では無く、「DualSense」を分解して内部へ基板やFPCを組み込み、専用バックシェルに交換する仕組みになっています。
そしてプロコンよりも圧倒的に低価格なので、「DualSense」の使用感そのままに、コストを抑えつつ背面ボタンを追加したい人に向いています。
大きな特徴は背面ボタンを4つ追加できることで、この背面ボタンには、
- 〇×△□
- 十字キー
- L1・L2・R1・R2
- スティック押し込み
など幅広い入力を割り当てられるので、ジャンプやしゃがみ、インタラクトなど、様々な操作を背面ボタンで使えます。
これによってFPSではエイム操作する親指をスティックから離さずに別の操作を行えるので、エイムに集中しつつキャラコンなどがしやすくなります。
またバックシェルを丸ごと交換する仕様で、持ち手部分にラバーグリップが付いているので滑りにくいグリップ感も追加してくれます。
ただし外付けアタッチメントとは異なり「DualSense」本体の分解が必須です。
メーカーが案内している取り付けガイドでも難易度は「Difficult」、作業時間の目安は約35分とされており、誰でも手軽に装着できる製品とは言えません。
ちなみにはんだ付けに関しては、L3・R3を割り当てたい場合は必須と言う形になっているので、必ずしも必要ではありません。
また「DualSense」には製造時期によって型番に違いがあり、2026年8月時点では、
- BDM-010
- BDM-020
- BDM-030
- BDM-040
- BDM-050
- BDM-060
これら六種類が存在しています。
そして今回紹介している「RISE4 V4」を取り付けられるのはBDM-030、BDM-040、BDM-050、BDM-060の四種類となっているので、自分が持っている「DualSense」の型番を調べてから購入すると良いです。
ちなみに型番の確認方法はAmazonの商品ページに記載されています。
この様に取り付けるまでのハードルはありますが、コストを抑えて「DualSense」の使用感のまま、4つの背面ボタンが欲しい方におすすめなアタッチメントとなっています。
- 純正DualSenseをベースに4個の背面入力を追加できる
- フェイスボタンやL/Rボタンなど幅広い入力を背面へ割り当てられる
- PCソフトやアプリを使わずコントローラー単体でリマップできる
- L3・R3の割り当てが不要であればはんだ付け不要
- BDM-030からBDM-060までのDualSenseに対応している
- DualSense本体の分解が必須で、公式の難易度評価でも取り付け難易度が高い
- L3・R3を背面へ割り当てる場合ははんだ付けが必要
eXtremeRate RISE4 Plus MAX RMB
こちらは上で紹介した「RISE4 V4」の上位モデルで、四つの背面パドルとラバーグリップに加えて、L2/R2トリガーをデジタルクリッキートリガーと通常のアダプティブトリガーの二つのモードに切り替えられる様に出来ます。
また背面パドルが金属製となっており、耐久性と高級感にも優れており、それでいて高性能なプロコンと比較すれば低価格なのでコスパにも優れています。
なので「RISE4 V4」と比べれば高額ではありますが、多少高くてもデジタルクリックのトリガーと金属製の背面パドルが欲しい方はこちらの方がおすすめ出来ます。
ただしこちらについても、取り付けは「DualSense」を分解してFPCやリマップ基板を組み込み、背面シェルも交換します。
また「RISE4 V4」でははんだ付けが必須ではありませんでしたが、こちらは「クリッキートリガー」を有効にする為にはんだ付けが必要となっているので、より組み込みのハードルが高めです。
なので作業ミスによるケーブルや部品の破損リスクもあるため、分解作業に抵抗がある人には向きません。
そして対応型番がBDM-030&040&050&060となっており、BDM-060ではバッテリーブラケットの交換も必要で手順が多くなっているので気を付けて下さい。
この様に組み立てのハードルが高めではありますが、純正DualSenseをベースに金属製の4背面ボタン、切り替え式クリックトリガーをコストを抑えて追加できるので、自分で取り付け作業を行える人にとってはとてもおすすめなアタッチメントです。
- 純正「DualSense」をベースに金属製の4つの背面ボタンを追加できる
- FPS向けのデジタル・クリッキートリガーと通常のアダプティブトリガーを切り替えられる
- 4種類のリマッププロファイルを保存できる
- PCソフトやスマートフォンアプリを使わずコントローラー単体でリマップできる
- DualSenseの分解と内部への組み込みが必要で、メーカー評価でも取り付け難易度は高い
- L3/R3のリマップやトリガーストップ性能の最適化には、はんだ付けが必要
- BDM-060ではバッテリーブラケットの交換も必要
DualSense Edge
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応機種 | PS5 Windows PC Mac Android iOS等 |
| 接続方式 | 有線 Bluetooth |
| 対応端子 | USB Type-C |
| ポーリングレート | 非公表 |
| スティック方式 | 公式:非公開 ポテンショメータ式/Hall Effect・TMRではない |
| スティック配置 | PS型 |
| スティック交換 | スティックキャップ交換 スティックモジュール交換 |
| スティック調整 | 左右個別の感度曲線 曲線の微調整 デッドゾーン 感度曲線6種類:Default・Quick・Precise・Steady・Digital・Dynamic |
| トリガー | アナログ+アダプティブトリガー 3段階トリガーストップ:深い・中間・浅い 入力開始位置と最大入力位置を調整可能 |
| 背面ボタン | 2個/レバー型またはハーフドーム型に交換可能 |
| 追加ボタン | Fnボタン×2 プロファイル切り替えなどに使用。通常ゲーム操作への割り当て不可 |
| ボタン方式 | △○×□:メンブレン系 十字キー:メンブレン系 L1・R1・Create・Options等:不明 |
| ボタン割り当て変更 | 対応 Fnは変更不可 L2・R2は互いの入れ替えのみ |
| 振動 | 対応 |
| ソフトウェア | PS5:システム設定内 Windows:PlayStation Accessories |
| プロファイル保存 | 本体保存最大4個:既定1個+カスタム3個 |
| バッテリー持続時間 | 不明 |
| 充電方式 | USB Type-C DualSense充電スタンド 携帯用ケースに収納したままUSB充電可能 |
| イヤホン端子 | 3.5mmヘッドセット端子 |
| 本体重量 | 約325g |
| 付属品 | 本体 USB編み込みケーブル 標準キャップ×2 ハイドーム×2 ロードーム×2 ハーフドーム背面ボタン×2 レバー背面ボタン×2 コネクターカバー 携帯用ケース 取扱説明書 |
| 保証期間 | 1年間 |
こちらはSONY製の多機能コントローラーで、通常の「DualSense」と同じ形状、同じ使用感のボタン類、スティックを持ちながら
- 交換可能なスティックキャップ
(スティックの高さ、形状を変更出来る) - 交換可能なスティックモジュール
(スティック自体が壊れても交換するだけで直せる) - 背面ボタンが2つ搭載
- トリガーの深さの調整が可能
- ケーブルをしっかり固定できる
(使用中に抜ける事が無くなる) - プロファイル設定の切り替えによって瞬時に設定の変更が可能
- スティック感度やデッドゾーンの調整に対応
- アダプティブトリガー、振動の強弱の調整に対応
と言ったアップグレードがされたモデルです。
形状自体は「DualSense」殆ど同じですが、持ち手の下側にインナーグリップが採用されており、しっかりしたグリップ感が追加されています。
そして「DualSense」は約280gだったのに対してこちらは約325gと重めになっているので、悪く言えば長時間プレイ時の負担が増えた、良く言えば高級感、重厚感、安定感が増しています。
スティックは標準、ロードーム、ハイドームの3種類のキャップを使い分けられ、標準は「DualSense」と同じ高さとなっています。
なのでスティックのテンション感が同じ事もあり通常モデルと同じ操作感で使う事も可能です。
加えて左右個別に6種類の感度曲線、曲線の微調整、デッドゾーンの設定も出来るので、より自分に合わせた設定を作り込むことも可能です。
さらにスティックモジュール自体の交換が出来るので、仮にスティックが故障してもモジュールの交換だけで直せます。
ただしスティックの方式は「DualSense」と同じ「ポテンショメータ式」なので、最近のプロコンで採用されている、
- ホールエフェクト
- TMR
と言った高性能な方式では無いのは欠点に感じる方もいると思います。
逆を言えばここが変わっていないからこそ通常モデルと同じ操作感で使えるので、この点はメリットにも感じられる人もいるはずです。
ちなみに社外製品にはなりますが、「TMR方式バージョンのスティックモジュール」が販売されているので、どうしてもTMRを使いたい人はそちらがおすすめです。
L2/R2はアナログトリガーのまま、深い・中間・浅いの3段階で押し幅を変更でき、ソフト側でも入力開始位置と最大入力位置を調整出来るので、「DualSense」よりも連打しやすい使用感で使えます。
ただし最近の高性能コントローラーで採用されているマイクロスイッチ式のデジタルトリガーのようなクリック感では無いので、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに中間または浅いストップではアダプティブトリガーのエフェクトが無効になります。
背面ボタンは2個で、レバー型とハーフドーム型を好みに合わせて交換できます。
その為、このボタンにジャンプやしゃがみなどを割り当て、親指をスティックから離す回数を減らせる点はFPSで便利です。
ただし追加ボタンはこの背面ボタン二つだけなので、ショルダーボタンや背面ボタンが四つ欲しいと言う方にとっては物足りないと思います。
左右スティック下のFnボタンは、プロファイル切り替えやヘッドセット音量、ゲーム音とチャット音声のバランス調整などに使えます。
なので通常のゲームプレイで使うボタンを割り当てることはできません。
また設定についてはPS5の設定画面から変更できるので、スマホやPCなどを使わずに使えます。
この様にDualSenseの使用感を維持したい方、振動機能などを取り除きたくない方、FPS向けの細かなカスタマイズしたい人、純正ならではの調整のしやすさを重視したい人におすすめです。
- PS5で設定の変更が可能
- スティックの感度曲線やデッドゾーンを左右個別に細かく調整できる
- 3段階トリガーストップと入力範囲調整を組み合わせられる
- 2種類の背面ボタン形状から好みに合わせて選べる
- スティックモジュール自体を交換できる
- Fnボタンでプロファイル変更などが出来る
- ゲームプレイで使える追加ボタンが背面ボタン2個のみ
- スティックはHall EffectやTMRではない
(社外品でTMRにすることは可能) - 約325gと通常の「DualSense」より重い
VOID GAMING INTUITION
こちらは基本的にオーダーメイド購入する物となっていて、純正の「DualSense」をカスタムしたモデルとなっています。
なので純正を元に作られており、持ち心地やスティックなどは同じ使用感で細かいオーダーメイドに対応しています。
カスタムの内容については、
- 〇△×□、十字キースマートボタン化
(クリック感のある押し心地と入力スピードの向上) - スティックをTMRスティックに変更
(高い耐久性、ドリフトのしにくさに優れる) - 振動機能の取り除き
(軽量化、レギュレーター(ジッターを防ぐ)付きスマートスティックを選べる) - プロスティック(高さの違う凸型凹型を自由に取り換え可能)、Zスティック(高さが純正より高め)に変更が可能
(モジュール自体の交換は不可)
- パドルタイプ、ボタンタイプ、背面ボタン無しモデルの3種類ラインナップ
(パドルタイプは4つ搭載で着脱可能。ボタンタイプは2つ、または4つから選択可能) - R2L2、R1L1をスマートトリガー&バンパーに変更
(マウスのクリックの様な押し心地、高耐久性) - 背面ボタンのリマッピング機能(割り当ての変更)に対応させることが可能
- カラー変更
と言ったように、自分好みにカスタマイズして注文できます。
また修理やアップグレードの依頼も可能で、日本国内の会社なのでサポートも安心です。
一つ注意点として注文してからコントローラーの作成に入るので、届くまでの日数が掛かってしまいます。
ちなみに届くまでの日数については、公式サイトのページによると、
- 背面パドルタイプ … 1~2週間程で発送
- 背面ボタンタイプ … 1~2週間程で発送
- 即納モデル … 当日~翌々営業日内で発送
- クリティカルモデル … 2週間程で発送
となっています。
ただ即納モデルもあるので、気に入った仕様の物があればそれを注文すると良いと思います。
その為、
- 細かくオーダーメイドしたい
- 日本製によるサポートの安心感が欲しい
- 純正ベースの使用感が良い
と言う方におすすめです。
SCUF OMEGA
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応機種 | PS5/Windows 10・11/iOS/Android/PS4非対応/Xbox非対応/Macは公式情報に食い違いあり |
| 接続方式 | 有線 2.4GHzワイヤレス(PS5・PC、付属USBドングル使用) Bluetooth(モバイルのみ) |
| 対応端子 | USB Type-C |
| スティック方式 | TMR |
| スティック配置 | PS型 |
| スティック交換 | スティックキャップのみ交換可能 高さ・凹型・凸型を変更可能 |
| スティック調整 | デッドゾーン(0%まで設定可能) 感度・レスポンスカーブ スティック入力範囲(Circle・Square・Squircle) キャリブレーション 左右独立設定に対応 |
| トリガー | 通常フルアナログ/Instant Trigger(Omronメカニカルスイッチ)の2モード切り替え L2・R2を個別に物理スイッチで切り替え可能 |
| 背面ボタン | 4個/内側2個は取り外し可能 |
| 追加ボタン | SAXサイドボタン×2 Gキー×5 PS5ではG2:音量Down、G3:マイクMute、G4:音量Upに固定 G1・G5は自由割り当て可能 |
| ボタン方式 | ABXY・L1・R1・十字キー:Omronメカニカル 背面パドル:メカニカル Create・Options・PSボタン:不明 |
| ボタン割り当て変更 | 対応 本体のみ、SCUF Appでも変更可能 |
| PS5の起動 | 非対応 |
| 振動 | 非対応 |
| ソフトウェア | SCUF App(iOS/Android) |
| プロファイル保存 | 本体に3プロファイル保存可能/前面Profileボタンで切り替え |
| バッテリー持続時間 | 最大17時間 |
| イヤホン端子 | 3.5mm端子あり |
| 本体重量 | 254g |
| サイズ | 164×115×64mm |
| 付属品 | 本体 2m編組USB-Cケーブル ワイヤレスドングル ショート凸型スティック ロング凸型スティック 左右インナーパドル用ブランキングプレート 左右サイドボタン用ブランキングプレート トーナメントロック 安全のしおり |
| 保証期間 | 国内1年間 |
こちらはPS5向けのプロコンの中でも、操作性とカスタマイズ性を重視されたコントローラーで、
- PS系の左右対称スティック配置
- TMRスティック
- 4個の背面ボタン
- 2個のサイドボタン
- 本体下部のGキー
- クリック式に切り替えられるトリガー
これらを搭載しているのが特徴です。
形状は「DualSense」に近いですが独自のグリップ形状となっていて、サイズ感はレビューによって「やや大きい」「よりスリム」と評価が分かれています。
一方、背面付いているグリップの滑りにくさは好評の意見が多く。「DualSense」よりしっかりした握り心地で使いやすくなっています。
重量は254gと「DualSense」の280gより少し軽めですが代わりに振動機能が取り除かれているので、振動機能が欲しい方からすると欠点に感じられると思います。
TMR方式のスティックは動きの滑らかさや中央への戻りの速さ、レスポンスの良さが多くのレビューで公表になっており、このスティックの操作性の良さは「SCUF OMEGA」の大きな魅力と言えます。
またスマホアプリの「SCUF App」でデッドゾーンを0%まで設定できるほか、レスポンスカーブや入力範囲、キャリブレーションまで調整可能で、入力範囲をCircle、Square、Squircleにすることも出来るので、自分の操作感に合わせて細かく詰められるのも良い点です。
L2・R2は通常のアナログトリガーとクリックボタンの様な押し心地の「Instant Trigger」に切り替えられます。
「Instant Trigger」ではOmron製メカニカルスイッチを使用し、短い操作量と明確なクリック感、入力の速さに優れているので、素早く離したり連打する機会が多いFPSと相性が良いです。
その他にも〇×△□やL1・R1、十字キーにもOmron製メカニカルスイッチを採用しており、主要ボタンも短いストロークで素早く操作できるようになっています。
そして背面には4個のボタンを搭載しており、ジャンプやリロード、しゃがみなどを割り当てれば、右スティックから親指を離さずに操作できます。
また、内側2個は取り外せるため、4ボタンが多すぎる場合は2ボタン構成にすることも可能です。
さらに左右のSAXサイドボタン2個と、本体下部にGキー5個を搭載しています。
ただしSAXサイドボタンは誤操作しにくく使いやすいと言う意見から、誤操作しやすくて邪魔に感じると言ったレビューもあるので、好みが分かれる部分となっています。
ちなみに不要なら付属のブランキングプレートで塞ぐことも可能です。
また下側に付いている5つのボタンは、PS5だとG2~G4が音量やマイク操作に固定されるため、すべての追加ボタンを自由に割り当てられるわけではありません。
ただし両端のG1とG5については自由に割り当てを設定する事が出来ます。
この様に価格は高めながらも、グリップ力の強い持ち手、背面の4ボタン+サイドボタン、操作性の良いTMRスティック、クリック式トリガーへの切り替え、豊富なスティック調整など、様々な面で作り込まれているハイスペックモデルとなっています。
- 評価の高いTMRスティックにデッドゾーンやレスポンスカーブなどの調整項目も豊富
- Instant Triggerと主要なOmronメカニカルボタンで素早い操作がしやすい
- 4個の背面ボタンを搭載し、内側2個は取り外し可能
- サイドボタン二つ、Gキー5つ搭載
- 背面グリップが滑りにくく、254gで軽量な持ち心地
- 本体に3プロファイルを保存でき、本体だけでもボタン割り当てを変更可能
- 価格がコントローラーとしてはトップクラスに高額
- サイドボタンは評価が分かれており、好みの差が出やすい
- 振動、ハプティックフィードバック、アダプティブトリガーに非対応
- PS5ではG2~G4の割り当てを変更できない
- PSボタンからPS5本体を起動できない



























