
旧型のPS4やPS4PROでは光デジタル端子に対応していましたが、PS5ではこれに対応していません。
その為、そのままの状態では光デジタル端子の機材をPS5で使う事は出来ないので、
- 光デジタル端子のスピーカー
- 光デジタル端子のヘッドセット
- 光デジタル端子のヘッドホンアンプ
などを使いたいと考えている方からすると大きな欠点に感じられると思います。
しかし「オーディオ分離器」と呼ばれる機材を用意する事によって、PS5でも光デジタル端子の機材が使えるようになります。
今回の記事ではその機材の紹介や選ぶ時の注意点、そしておすすめなモデルについても書いているので是非参考にしてください。
目次
「オーディオ分離器」を使うメリット!
PS5でも光デジタルの機材が使用できる様になる!
この機材は接続したHDMIケーブルから出力されている音声を分配するものとなっています。
例として「ASTRO AHS-HDMIADP」を挙げると、この分離機には、
- 光デジタル
- HDMI
2種類の出力があります。

DC5VはUSB給電用
その為、
「PS5 → 分離機 → モニター」
と言う様に接続をする事で、
- 分離機の光デジタルからは音声データが出力される
- 分離機のHDMIからは映像と音声両方が出力される
という状況になります。

全て接続した状態
これによって分離機に付いている光デジタルから音声を取る事が可能になるので、PS5でも光デジタル接続が出来るようになります。
PS5でオーディオ分離機を使う場合のデメリット
HDMI2.1に対応しているものが無い(4K120Hzが出来なくなる)
2020年11月時点ではHDMI2.1に対応しているオーディオ分離機が存在しません。
その為、現状だとこの機材を使った場合は4K/120HzでPS5を使う事が出来なくなります。
ただし、HDMI2.0に対応しているモデルであれば最大で、
- 4K/60Hz
- フルHD/120Hz以上
対応しているので、PS5の場合、4K/120Hzが使える環境を持っている方で無ければ特に問題ありません。
その為、4K120Hzに対応しているテレビを使っている方はこの点に気を付けて下さい。
ちなみに今回おすすめとして紹介する「ASTRO AHS-HDMIADP」はHDMI2.0b(HDRに対応しているHDMI2.0)に対応しています。
何故ASTRO製のオーディオ分離器がおすすめなのか?
まず始めに書いておくと、
「PS5で使用する光デジタル対応のオーディオ分離機」
を探している方は、先ほどから名前を出している「ASTRO AHS-HDMIADP」がおすすめです。
その理由についてこれから書いていきます。
ちなみにこのオーディオ分離機は、
- 同じASTRO製のヘッドホンアンプ「MixAmp Pro TR」
- 同じくASTRO製のゲーミングワイヤレスヘッドセット「A50 WIRELESS + BASE STATION」
をPS5で使う為の機材として販売されています。
しかし製品自体は「オーディオ分離機」なので、その他メーカーの機材でも使用することが可能です。
(私自身、「Bose Solo 5 TV sound system」と組み合わせて使っていますが、問題無く動作しています。)
有名なゲーミングデバイスメーカーな為
オーディオ分離機は多数のメーカーが販売していますが、
- 有名では無いメーカー製の物が多い
- 耐久性が低いなど、品質が良くない物もある
など、Amazonページで探せば探すほど、どれを選べば良いのかわからなくなってきます。
そんな中「ASTRO AHS-HDMIADP」は有名なゲーミングデバイスメーカーである「ASTRO製」です。
ASTROと言えばヘッドホンアンプやヘッドセットなどで特に有名なので、オーディオ機材に関してはとても信頼できます。
サイズがとてもコンパクト
「ASTRO AHS-HDMIADP」の本体サイズは、「53mm x 58mm x 21mm」ととてもコンパクトです。
ちなみに自分がPS4で使用していた「Proster製のオーディオ分離機」のサイズは「84.5mm x 61.8mm x 21mm」でした。
このサイズ感によってスペースを殆ど取らないと言うのも、このオーディオ分離機の良い点の一つに感じます。
メーカー保証が2年間付いている
「ASTRO AHS-HDMIADP」は2年間の保証が付いているので、その間に故障したとしても交換や返金をする事が出来ます。
オーディオ分離機でここまで長い保障と言うのも中々無いので、この点も安心感が感じられます。
「ASTRO AHS-HDMIADP」の外観と使い方!
外観と内容物
内容物については、
- 本体
- HDMIケーブル(約35cm)
- USBケーブル(約55cm)
- 保証書など
となっています。
付属のケーブルは長さが短めなので、使う場合はPS5側に付けるのが良いです。
本体の大きさは上でも書いた様に「53mm x 58mm x 21mm」とコンパクトです。

出力側

入力側

横

裏側
使い方
ここでは例として「MixAmp Pro TR」をPS5へ繋ぐまでの方法を書いていきます。
まず「HDMI INPUT」と表記されている部分にPS5と接続するHDMIケーブルを繋ぎます。
反対側の3つの端子には、
- 給電するためのUSBケーブル(PS5本体と繋いでもOK)
- 「MixAmp Pro TR」と繋ぐ為の光デジタルケーブル
- モニターに接続する為のHDMIケーブル
を繋ぎます。
これによってPS5でも光デジタル端子の機材を使う事が出来ます。
ちなみに「MixAmp Pro TR」に繋いでいるヘッドセットのマイクを使う場合は、「MixAmp Pro TR」とPS5をUSBケーブルで繋ぎます。
PS5本体の設定(MixAmp Pro TRを使う場合)
接続が完了したらPS5側のサウンド設定も接続した機器に合わせた設定に変更します。
ここでは「MixAmp Pro TR」を繋いだ時の設定を例として設定方法を紹介します。
まず上画像の矢印で指している「歯車マーク」を選択して設定画面に入ります。
次に設定項目の中にあるサウンドを選択します。
そしたら、マイクの項目にある入力項目を変更していきます。
ここでは
- 「MixAmp Pro TR」に繋いでいるヘッドセットのマイクを使う場合は「USBヘッドセット(Astro MixAmp Pro)」を選択
- その他、コントローラーのマイク、USBマイクを使う場合は、それらを選択
と言う様に変更します。
次に音声出力の項目に移動して出力機器が「HDMI機器」になっていることを確認します。
また「HDMI機器の種類」の項目では、
- テレビ
- AVアンプ
- サウンドバー
の3種類から選択できるので、接続している機器に合わせた設定に変更します。
ちなみに「ヘッドホンアンプ」の項目が無いので「MixAmp Pro TR」を繋ぐ場合、どれを選べばいいのか判断しにくいかもしれません。
ただ、どれを選んでも違いは感じなかったので、「MixAmp Pro TR」を繋ぐ場合は「テレビ」のままで良いと思います。
そして一番下にある「音声フォーマット(優先)」の項目では、
- リニアPCM
- ビットストリーム(Dolby)
- ビットストリーム(DTS)
から選択する事が出来るので、接続している機材に合わせた設定にします。
「MixAmp Pro TR」の場合はDolbyに対応しているので「ビットストリーム(Dolby)」にしておきます。
ちなみに「HDMI機器の種類」の項目で「AVアンプ」を選択すると、AVアンプの項目が変更出来る様になります。
ここではスピーカーの数と位置の調整が出来るので、AVアンプに接続しているスピーカーに合わせて設定を変更します。
まとめ!
- 「オーディオ分離器」を用意すればPS5でも光デジタルの機材が使えるようになる!
- 2020年11月時点ではHDMI2.1に対応している分離機が無いので、4K/120Hzが出来なくなる!
- PS5で使う分離機は品質と保証の利点がある「ASTRO AHS-HDMIADP」がおすすめ!
この様に光デジタル端子に非対応のPS5でも「オーディオ分離器」を導入する事で解決することが出来ます。
一点だけ4K/120Hzが不可能になるというデメリットがありますが、現時点だと
「PS5で4K/120Hzを出せる環境を用意するのが大変」
とあまり一般的では無いので、殆どの方にとっては問題に感じないと思います。
それでは読んで頂きありがとうございました!
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(両方) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
CQC | 凹型 | 6.11mm(両方) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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