【レビュー】ロジクールG PRO X 良かった点と悪かった点!おすすめの設定について!【G-PHS-003】

今回はまだ発売前ですが「PRO X」をロジクール様から提供して頂いたのでレビュー記事を書いていきます。

こちらは8月29日に発売されるPROシリーズの新型モデルで、「G933s」などの上位機種に搭載されている「PRO-Gドライバー」が搭載されています。

また以前のPROシリーズのヘッドセット「G-PHS-001」と比べて高額になっていて、グレードが大幅に上がっています。

 

また、この製品の大きな特徴として、ロジクール傘下のマイクで有名なメーカー「Blue Microphones」の技術が使われている「BLUE VO!SE」が搭載されています。

これはマイク音声に様々なエフェクトを掛けてより聴きやすくしたり、ラジオ風にするなど遊ぶ事も出来るものです。

その他にもイコライザー機能やロジクールの上位機種で対応しているサラウンド機能「DTS HEADPHONE:X 2.0」にも対応しています。

この記事では感想や設定方法、商品の細かい特徴などを詳しく書いていくので是非参考にして下さい。

開封と内容物!

  • ゲーム機/パソコン向けケーブル
  • ボタン付きモバイル向けケーブル
  • パソコン向け分岐ケーブル
  • マイク
  • USB外付けサウンドカード
  • 交換用の布製イヤーパッド
  • キャリングケース

ヘッドセット以外の内容物は上記の通りです。

ゲーム機/パソコン向けケーブル

 

ゲーム機/パソコン向けケーブル」ではマイクのミュートボタンと音量調整のダイヤルが付いています。

その他、服に引っかけられるフックも付いているので便利です。

ボタン付きモバイル向けケーブル

 

ボタン付きモバイル向けケーブル」ではボタンが1つ付いていて、スマホの再生/停止や電話に出るなどが行えます。

またこのボタンの後ろにはマイクが搭載されているので、わざわざスマホを取り出さなくても電話で会話する事も出来ます。

マイク部分

 

USB外付けサウンドカード

 

このサウンドカードを通して接続する事で「イコライザー」や「サラウンド機能」「BLUE VO!CE機能」を使う事が出来ます。

逆を言えば、これを使わないとそれらの機能が一切使えません

なので「PRO X」をPCやゲーム機で使う場合は「ゲーム機/パソコン向けケーブル」をこのサウンドカードに繋ぎ、USB接続で使用するのが通常です。

分岐ケーブル

 

ちなみにサウンドカードを使わずに、パソコンへの直指しやオーディオインターフェースを介して接続したい場合は「分岐ケーブル」を使います。

ケースについてはサラサラした肌触りで質感がとても良いです。

袋のサイズも大きめなのでヘッドセットを入れても余裕があります。

交換用のイヤーパッドは布製になっているので通気性が良いです。

元からヘッドセットに付いているのは合皮製で蒸れやすいので、その時の気温や気分によって使い分けが出来ます。

2つのイヤーパッドの比較

 

ヘッドセットのサイド中央部分は金属製で見栄えが良いです。

また幅を調整するフレーム部分も厚めな金属になっているので、耐久性も感じられます。

マイクについては自由に折り曲げて使う事が出来るので、自分の好きな位置にセットしやすくなっています。

ヘッドセット上部には「PRO」の文字が印字されています。

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特徴と機能について!

全体的に質感が良く高級感がある!

PRO X」を初めて手にして思ったのは、質感がとても良かったという事でした。

上でも書いた様に金属部分が多いので高級感があり、デザイン的にもシックな感じで格好良いです。

また金属では無い黒い部分もサラサラとしていて肌触りが良くなっています。

その他ヘッドバンド部分やイヤーパッド部分も合皮製で柔らかく、付ける前から

付け心地が良いヘッドセット

と言うのが感じられました。
実際の付け心地もとても良かったです。

なので価格が2万円近いヘッドセットと言う事もあって、性能だけで無く質感もかなりハイレベルに感じます。

「ロジクールGハブ」での設定について!

PRO X」では専用のソフトウェア「ロジクールGハブ」を使って細かい設定を調整したり、機能を使う事が出来ます。
(ソフトウェアはリンク先の公式サイトからダウンロードできます。)

逆を言えばこのソフトウェアをPCにインストールしないと設定変更やサラウンドやイコライザーなどの機能が一切使えません。

また、設定項目がとても多いので、ここでは使い方や機能について書いていきます。

BLUE VO!CE機能

「BLUE VO!CE機能」はマイクの機能で、様々なエフェクトを掛けてより聴きやすいマイク音声にする事が出来ます。

ちなみに情報量が多すぎるあまりに、この様なエフェクトに詳しくない方が初めてこの画面を見ると、

何が何だかわからない

と拒否反応を起こしてしまうかもしれません。

 

しかし予め多数のプリセットが用意されていて、

  • プロゲーマーや配信者が作成したプリセットが8種類
  • BLUE VO!CE自体のプリセットが8種類

の合計16種類が用意されているので、とりあえず全て試してみて気に入ったものを使う、もしくはそれをベースに自分好みに変えていく使い方がおすすめです。

それ以外にも「その他のプリセットを参照」をクリックすれば、他の人が作成してアップロードしたプリセットをダウンロード出来るので、拘る方はそれをチェックするのも良いかもしれません。

録音機能が便利!

更にこの機能の便利な点として、自分の声を録音して瞬時に客観的に音のチェックが出来ます。

やり方は簡単で設定画面の左上に表示されている録音ボタンをクリックするだけです。

また録音した音声は自分で停止しない限りリピート再生がされ、更にこの音声を再生したまま設定を変えれば、その再生されている音声にそのまま反映させる事が出来ます。

なので、一度録音するだけで様々なプリセットの音質を確認できてとても便利です。

個人的にマイク性能のチェックや設定を作る際は「AUDACITY」などで録音しながら行っていたので、この点はとても助かりました。

ボイスEQついて!

ボイスEQは3バンドになっていて、「100~12,000Hz」の中から自由に3つ選んで調整出来ます。

ちなみに用意されているプリセットでは

低音域と高音域を持ち上げて中音域を下げる

と言う設定が多く見られます。

ただこれについては極端にいじりすぎると不自然に加工し過ぎた感が出やすいので、個人的にはほどほどにしておくのが良いと感じました。

エフェクトの種類について!

  • 高パスフィルター … 低音域を削って高音域を強調させる。
  • ノイズリダクション … 不要なノイズを消して声だけを出力するようにする。
  • エクスパンダー/ゲート … 自分の声より小さい音をカットするノイズゲート。
  • ディエッサー … サ行などで強く出がちな超高音域のみを低減させる。
  • コンプレッサー … 設定した値よりも大きな音が入力された場合は小さくして、声の大きさを平均化させる。
  • リミッター … 設定した最大音量以上の音を出さない様にする。

 

この様にDTMでミキシングをやっている方であればわかると思いますが、そのような物を触った事が無い方からすると、初めて見る単語ばかりだと思います。

しかしそれぞれのエフェクト名の隣にある「?マーク」にマウスカーソルを合わせるとそのエフェクトの説明文が表示されるので大体の効果は把握できると思います。

ちなみにこれらのエフェクトの中で不要な物があるのであれば、個別でOFFにすることも出来ます。

またこれらのエフェクトについても強くし過ぎると不自然な加工感が出やすいので程々がおすすめです。

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イコライザー

イコライザーは「80、240、750、2200、6600」の5つの帯域を最大+-12で調整出来ます。

ちなみに帯域を変更する事は出来ません。

こちらについても元からプリセットが、

  • プロのプリセットが5つ
  • PRO X」に元から用意されているプリセットが2つ

と豊富に用意されており、それ以外にも「その他のプリセット参照」から他の人が作った設定をダウンロード出来ます。

音響(音量とサラウンドの設定!)

音響ではヘッドセットのボリュームやマイクとサイドトーンの音量、サラウンドの設定が行なえます。

サイドトーンとは?
自分が話した音声を返してくれる機能の事。
これを使う事で自分の声が聴き取りやすくなり話しやすくなる。

サラウンド機能ではそれぞれの定位や低音の音量が調節出来ます。

またサラウンドの鳴り方の種類も変更する事が可能です。

ゲームタイトル毎にプリセットを丸ごと設定 + 自動切り替えが出来る!

これは「ロジクールGハブ」の機能で、ゲームタイトル、デスクトップ、ゲーム以外のソフトそれぞれで分けて設定を作る事が出来ます。

それだけで無く、ここで設定したプリセットはそのゲームやソフトを起動すると勝手に切り替わってくれるのでとても便利です。

なので例えば、

  • FPSでは足音特化の設定
  • HULUやNetflixなどでは映画向けの設定
  • Google Chromeなどのブラウザでは音楽鑑賞向けの設定

と言うように作り込んですべて全自動で使い分ける事が出来ます。

 

また、この機能は「ロジクールGハブ」自体の機能なので「PRO X」だけで無く、接続しているロジクールのゲーミングデバイス全てに適用されるものとなっています。

なのでロジクールのマウスやキーボードも使っている方であれば、更に便利に使いやすくなっています。

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付け心地について!

イヤーパッドが大きい + 柔らかくて耳周りが快適!

イヤーパッドがとても分厚く耳を覆う着け心地なので、耳自体が全く干渉しないようになっています。

加えてイヤーパッドが柔らかく側圧もとても弱いので、長時間使い続けても耳周りが痛くなりません。

個人的に付け心地については、他のヘッドセットと比較してもトップクラスの快適性があると感じました。

ヘッドバンド部分のクッションがモチモチしていて快適!

ヘッドバンド部分のクッション性も優れていて、モチモチした感触になっています。

これのお陰でこのヘッドセットは重量が実測328gと少し重めですが、その重量感があまり感じず頭部が痛くなることもありません。

なので快適な付け心地で使えるヘッドセットを探している方にとてもおすすめです。

通気性の良い布製イヤーパッドに交換が出来て夏場でも使いやすい!

付属している交換用の布製イヤーパッドは、元々付いている合皮製の物よりも蒸れにくく感じられます。

なので最近の暑い日であればこちらの方が断然快適です。

また付け心地についても合皮製の物と同じように、サイズが大きく柔らかいので耳周りに優しくなっています。

音質について!

「低音強め高音控えめ」なのでイコライザーで調整するのがおすすめ!

元々の音質が低音強めで高音が控えめになっているので、そのままFPSで使うと、

  • 足音
  • 銃声
  • 姿勢変更の音
  • 装備の音

これらの索敵に重要な音が埋もれて聴こえにくく感じます。

特に低音については無駄な低音が出すぎていて、ゲームによっては空間を漂っている「ゴォーーー」と言う環境音が大きく聴こえ続けます。
(ゲームタイトルの例 : 「アイアンサイト」「APEX」「BO4」など)

 

なのでその環境音に重要な音が埋もれない様にする為に、イコライザーで低音を下げて中高音域を強調してあげると良い感じになります。

ちなみにおすすめな設定方法としては、元から用意されているプロが作ったプリセットの

London Spitfire Profit

を選んで、更に上画像の様に「帯域80と240」を下げて「帯域2200と6600」を上げると良いです。
(水色になっている部分)

ちなみに元の「London Spitfire Profit」は以下の様になっています。

なので個人的にはこの「London Spitfire Profit」をベースにゲームタイトル毎で微調整するのがベストに感じました。

また音質自体はとてもクリアで定位も良いので、イコライザーで調整すれば聴こえやすさが大きく化けます。

FPSでは布製イヤーパッドの方が聴き取りやすい!

布製の方では通気性が良い事もあって音が外に抜けるので、低音が良い感じに弱まって丁度良く感じました。

なので一回使ってみて低音が強すぎると感じた場合は是非交換してみて下さい。

サラウンド機能はFPSでは使わない方が良い!

個人的にですが、ロジクールのサラウンド機能はとても良いと言う印象を持っています。

と言うのも、以前ロジクール様から提供して頂いた「G933s」のサラウンド機能がとても聴き取りやすく、方向以外にも距離感までもが掴みやすいパーフェクトなサラウンドでした。

そして今回書いている「PRO X」には「G933s」と同じサラウンド機能「DTS HEADPHONE:X 2.0」が搭載されているので、使う前はサラウンド機能にもかなり期待していました。

しかし実際はその真逆で、上の項目でも書いた無駄な低音がより強調されてしまって、空間の音しか殆ど聴こえないという状態になってしまいます。

 

また定位についても低音が強調されてしまうお陰で不明瞭になってしまい、サラウンドを使わない方が圧倒的に聴き取りがしやすいです。

だからと言ってイコライザーなどで低音を下げてしまうと、音がスカスカになって派手さが感じられなくなってしまいます。

なのでサラウンド機能目当てで購入を考えている方は気を付けて下さい。

もし最高のバーチャルサラウンド機能が欲しいのであれば、上で絶賛している「G933s」が価格帯も被っているのでおすすめです。

強調の少ない音質で音楽鑑賞にも使いやすい!

他のゲーミングヘッドセットに比べて高音域が特別強いという事が無いので、音楽鑑賞でも使いやすく感じました。

また低音が強めでドラムのキックがカッコよく聞こえます。

ちなみに個人的に相性が良いと感じた曲は上で貼っている様な物が挙げられます。

その他気になった点と注意点について!

PC以外では「BLUE VO!CE」と「サラウンド機能」が使えない!

BLUE VO!CE」と「サラウンド機能」については「ロジクールGハブ」を利用して機能している様なので、PC以外では使う事が出来ません。

なのでPS4などでの使用を考えている方は気を付けて下さい。

ただし「イコライザー機能」については「ロジクールGハブ」でUSBサウンドカードへ設定を保存する事で、PS4へ繋いでも反映されました。

また「BLUE VO!CE」は使えませんが、サイドトーン機能は変わらず機能しています。

 

なので上でも書いた通り、FPSではサラウンドをオフにしてイコライザーで整えれば聴き取りしやすくなるので、出音についての心配はいらないと思います。

それでも「BLUE VO!CE」は使えないので、その点だけ惜しいと感じるかもしれません。

イコライザーの調整可能帯域が狭い!

上で書いたようにイコライザーで設定できるのが最大6,600Hzまでとなっています。

以前にレビューした「G933s」では最大16,000Hzまで調整できたので、この点は少し残念に感じました。

特に「PRO X」は低音が強めで高音が控えめなので、出来れば8,000Hz~10,000Hz以上を強調出来たらよかったなと思います。

なのでイコライザー設定を細かく作り込みたいと考えている方は気を付けて下さい。

まとめ!

  • 高級感があって質感がとても良い!
  • 「BLUE VO!CE機能」が特徴的!
  • イコライザー設定の自由度が低い!
  • 優れたイヤーパッドとソフトな側圧で付け心地がとても良い!
  • 低音が強めなのでFPSではイコライザー調整すると良い!
  • 布製イヤーパッドの方が低音が抑えられて聴き取りやすい!
  • サラウンド機能は不鮮明になる + 無駄な環境音が増幅されるのでFPSでは使わない方が良い!
  • 音楽鑑賞でも使いやすい!

 

この様に「PRO X」は付け心地がとても良く、高い質感と特徴的な機能が目立つヘッドセットに感じました。

また、音質についても低音が強すぎる様に感じましたが、元がクリアな音質で定位も良いので、

  • イコライザーで調整
  • イヤーパッドを布製に変更する

と言う工夫をすればとても聴きやすくなります。

なので実際購入した方は、是非上で紹介したイコライザー設定を試してみて下さい。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek Vortex」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「FPS Freek Vortex」がおすすめです。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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