
PS5版の「COD:BOCW」では設定項目の、
「120Hzリフレッシュレート」
を有効にする事で120Hz表示にする事が出来ます。
しかしこの設定項目を有効にする為には、PS5本体側で設定を変更する必要があります。
加えてこの設定項目の場所が分かりにくいので、いざ120Hz環境でプレイしようと思っても、
「設定方法がわからなくて困った」
と思う方が多いと思います。
(実際に私自身、予想外な問題も重なったので、有効にするまでかなり苦戦しました。)
そこでこの記事では120Hzを有効にする方法について書いていきます。
また、本体側の設定に関しては「COD:BOCW」以外のゲームソフトでも共通する事柄だと思います。
他にも自分が実際に遭遇した、設定しても120Hz表示に出来ない問題についても書いていくので是非参考にして下さい。
目次
「120Hzリフレッシュレート」を有効にする手順!
パフォーマンス優先に変更する
まずPS5側の設定を特に変更せずに、ゲームソフト側の設定画面を見ると上画像の様に「120Hzリフレッシュレート」の項目が選択出来ないと思います。
その為、この項目についてはゲーム側の設定をいじるのでは無く、PS5本体の設定を変更していきます。
とりあえずゲームは閉じておいて、PS5のメニュー画面右上の歯車マークを選択します。
すると設定項目の一覧が表示されるので、この中の
「セーブデータとゲーム/アプリ設定」
を選択します。
その次は「ゲームプリセット」の項目の中に、
「パフォーマンス優先と画質優先」
と言う設定項目があるので、その設定を「パフォーマンス優先」に変更します。
これで本体側の設定は完了です。
設定が完了したら再度ゲームを起動して、ゲーム内の設定を確認してみます。
すると、
- レイトレーシング … 無効
- 120Hzリフレッシュレート … 有効
と設定が変更されており、その設定を変更することも出来なくなっています。
これで120Hzリフレッシュレートの有効は完了です。
PS5本体側でパフォーマンス優先にしても出来ないケース
144Hz以上のモニターでも120Hz対応の情報を持っていないモニターを使用している!
これは実際に自分が遭遇したことなのですが、
「120Hzに対応している情報が無いモニター」
だと144Hz以上のモニターでもPS5では120Hz表示が出来ないようです。
と言うのもPS5では「EDID」と呼ばれるデータ形式を利用して、
「接続しているモニターが120Hzに対応しているかどうか?」
と言うのを認識し、それで確認が出来れば120Hz表示をするという仕組みになっている様です。
対してPCは「EDID」を利用しなくとも、表示するHzを変更することが出来るので、モニター側に登録されていないHzでも表示が可能です。
そして現在販売されている120Hz以上のモニターはPCで使う事を想定して作られているので、
「「EDID」を利用して120Hz表示をする機材を繋いで使う事が想定されていなかった」
と言う場合があります。
そのようなモニターの場合はモニター側に「120Hzで表示する」と言うEDIDが無いのでPS5では120Hz表示が出来ません。
(その場合は60Hzまでになります。)
しかしその様な120Hzに対応していないモニターでも「HDMI EDID エミュレーター」を用意する事で120Hzに対応させることが可能です。
EDIDによって120Hz表示が出来ないモニターを120Hz表示させる方法!
HDMI EDID エミュレーターを使う方法!
EVanlak HDMI EDID エミュレーター 4k/60Hz
こちらの「HDMI EDID エミュレーター」と呼ばれるものを、
「PS5 → EDID エミュレーター → モニター」
と言う形で接続する事で、120Hz表示が出来るようになります。
ただしこれを使う為には、
「「HDCP」「HDR」を無効にする」
という事が必要になります。
そして「HDCP」を無効にする場合は「Netflix」などの動画や音楽のコンテンツが使えなくなるので気を付けて下さい。
また「HDMI EDID エミュレーター」には様々なバージョンの物が存在していますが必ず、
を選ぶ必要があります。
それ以外の「フルHD/60Hz」などのモデルを選んでしまうと、120Hz表示が出来ないので要注意です。
(この記事のリンクでは全て「4k/60Hz対応モデル」のみにしています。)
4K60Hz対応(ダウンスケール機能付き)HDMIスプリッター + 4K60Hz対応HDMIダミープラグを使用する方法!
JOI HDMI 分配器 (光デジタル・3.5mm音声出力) 4K@60Hz
WEETECH HDMIエミュレータ HDMIダミープラグ 4K@60HZ
こちらの方法では上の2つの製品を用意する必要があります。
その為、上の項目で説明した「HDMI EDID エミュレーター」1つを使う方法よりも、
- コストが多くかかる
- 「HDMI スプリッター」で場所とコンセントを取る必要がある
と言ったデメリットがあります。
しかしメリットとして、
- HDCPを有効の状態に出来る
- この記事で紹介している「JOI製モデル」であれば光デジタル端子が搭載
- 在庫が安定している
と言うのが挙げられるので、
- 「Netflix」などを使う方
- 光デジタル端子のアンプやスピーカーを使う方
- 「HDMI EDID エミュレーター」が売り切れで手に入らないけどなるべく早く欲しい!
と言う場合は、こちらの方法が良いかもしれません。
この方法では、
「「HDMI スプリッター」のインプットに「HDMIダミープラグ」とPS5」
を接続し、「HDMI スプリッター」のアウトプット側にモニターを接続する形になります。
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(両方) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
CQC | 凹型 | 6.11mm(両方) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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