【レビュー】Dell S2421HGF 良かった点と気になった点!低価格で高性能なモニター!【144Hz】

今回はDELL製の144Hzモニター「S2421HGF」をメーカー様より貸して頂けたので、そのレビューを書いていきます。

先に簡単に感想をまとめると、

144Hzモニターの中では最安値クラスのモデルながらも性能と機能面、細かい部分にも優れたモニター

と言う様に感じました。

その為、なるべくコストを抑えつつFPS向けの144Hzモニターを探している方にとてもおすすめ出来ます。

 

しかし低価格な分、欠点に感じる部分もあり、FPS以外の用途で使う際は欠点が気になるかもしれません。

今回の記事ではその点についても書いていくので、購入検討中の方は是非参考にして下さい。

スペック

スペック
サイズ23.8インチ
パネルTN
解像度フルHD
Hz144Hz
応答速度1ms(GtG)
対応端子DP
HDMIx2
ヘッドホン端子
スピーカーなし
スタンド調整傾き調整
高さ調整
保証3年間(パネル及びバックライトを含む)

外観と付属物

付属物と組み立て方

付属されているケーブルは、

  • HDMIケーブル
  • 電源ケーブル

の2種類です。

ディスプレイポートケーブルは付属されていないので気を付けて下さい。

ちなみにHDMIケーブルでも144Hzで表示させる事が可能です。

スタンドは台座と足の2つのパーツに分かれています。

組み立て方は簡単で、工具などは一切使わずに完成させられます。

まず台座のこの部分に足をはめ込みます。

組み付けたら下側にねじが付いているのでこれを締めます。

そしてこのスタンドをモニターに取り付けるのですが、「S2421HGF」の場合はモニターを箱から出さずに取り付けられる様になっています。

モニターは上の画像の様にカバーが付いた状態で箱に入っています。

この状態のままモニターにスタンドを取り付けます。

モニターの取り付け部分

 

付け方については、形に合わせてはめ込むだけでしっかり組み付けられます。

組み付けられたらそのまま箱から出すだけです。

この様に、開封してから組み立てて使えるようになるまでがとても簡単になっています。

ちなみにVESA規格にも対応しているので、別で「モニターアーム」を用意して取り付けることも可能です。




外観

スタンドにはケーブルを通す部分が空いているので、接続しているケーブルをまとめられます。

スタンドの台座部分は比較的コンパクトで、デスクスペースをあまり取りません。

ちなみに台座の大きさは横に約22cm、縦に約19cm(一番長い所で計測して)となっています。

モニターの操作ボタンは正面から見て右側にまとめられています。

一番上のボタンはスティックになっていて、操作が直感的にしやすいです。

またそれぞれのボタンの距離も程良く取られているので押し分けもしやすく感じます。

スタンドの調整は高さ調整と縦の角度調整に対応しています。

回転や横への角度調整には対応していません。

一番高い状態

 

一番低い状態

 

高さ調整は無段階で行うことが出来ます。

良い点

低価格ながらFPS向けのモニターとして十分な性能、保証がある!

S2421HGF」は「144Hz」「フルHD」「24インチクラス」と言うスペックのモニターの中ではとても低価格です。

しかし性能については「応答速度1ms」とFPS向けモデルとして十分な数値を持っています。

 

また、保障についてもバックライトだけ1年間と言うモデルも存在しますが、「S2421HGF」はバックライトを含めて3年間と安心です。

そしてその他の細かい仕様(組み立てのしやすさ、スタンドの作りなど)や設定項目の多さなど、便利に使いやすくなっているのも良い点だと思います。

その為、低価格ながらしっかりしたゲーミングモニターとなっているので、コスパに優れた144Hzモニターを探している方にとてもおすすめです。

PS5で120Hz表示が出来る!

PS5はPCとは違った仕組みになっており、モニターによっては120Hz以上対応でもPS5だと60Hzまでしか表示できない場合があります。

そんな中「S2421HGF」はPS5でも問題無く120Hz表示が出来ました。

その為、PS5向けの120Hzを発揮できるフルHDモニターを探している方にもおすすめ出来ます。




画質設定の項目が豊富で元々の画質設定が見やすい!

低価格モデルの中には画質調整の項目が少ないモデルもありますが、「S2421HGF」はかなり細かく調整する事が出来ます。

特にプリセットの「ゲーマー1~3」については

  • 利得(R,G,B)
  • オフセット(R,G,B)
  • 色相(R,G,B,C,M,Y)
  • 彩度(R,G,B,C,M,Y)
  • 暗さスタビライザー

これらの項目を調整する事が可能です。
暗さスタビライザーは他のプリセットでも調節できます。

また細かく調整しなくても、元から用意されている画質設定がとても見やすいです。

自分の場合は見やすいと思ったプリセットを選んで輝度とコントラストを調整するだけで十分見やすい設定に出来ました。

 

ちなみにプリセットは以下の12種類があります。

  • 標準
  • FPS
  • MOBA/RTS
  • RPG
  • SPORTS
  • ゲーム1
  • ゲーム2
  • ゲーム3
  • ComfortView
  • 暖色
  • 寒色
  • ユーザーカラー

個人的に気に入った設定はプリセットの「スポーツ」にして、用途に合わせてコントラストを調節するのが見やすく感じました。

その為、

  • 画質設定に拘りたい方
  • 細かい設定が良くわからないという方

など、幅広い人が好みの設定にしやすいモニターだと思います。

高さ調整でかなり低く出来る!

高さ調整でかなり低い位置まで下げる事が可能で、一番低くするとデスクから4cmくらいの高さになります。

その為、別でモニターアームを用意しなくても高さ調整の自由度が高いです。

人によっては気になる点!

応答速度を最速設定にすると画質が悪くなる + ブレが発生する!(HDMI接続の場合)

S2421HGF」は応答速度の設定を、

  • 高速
  • 超速
  • 最速

の3種類の設定から選ぶ事が出来ますが、一番速い設定である「最速」にすると画質の低下と動いているものがブレて見えるようになります。

この状態だと視認性がとても悪くなるのと、見にくくて目が痛くなってくるので、「最速」については使い物にならないと感じました。

 

ただしディスプレイポート接続の場合はこの様な現象が起こらないので、「最速」はディスプレイポート専用の機能に感じられます。

なのでHDMI接続で使おうと考えている方は気を付けて下さい。

IPSパネルと比べて全体的に白っぽく色の鮮明感に劣る!

この点はTNパネルのモニターなので仕方無いことですが、IPSパネルのモニターと比べて全体的に白っぽく、色が薄く感じられます。

なので、

  • FPSなどモニターの高速性能を求めることをしない方
  • 画質の良さを重視する方

と言う場合は60HzのIPSパネルモニターなどを選ぶのが良いと思います。

また、予算にもっと余裕がある方は応答速度が速い144HzIPSパネルモニターを選ぶと良いです。

 

しかしTNパネルであることによって

S2421HGF」は低コストで優れた機能性と性能を持っている

と言えるので、画質よりも高速性能と低コストを重視する方からすればTNパネルはメリットに感じられると思います。

スピーカーが付いていない!

S2421HGF」にはスピーカーが付いていません。

音を出すには別でスピーカーやヘッドホンなどを用意する必要があるので気を付けて下さい。

ただし、

  • モニターのスピーカーは付いていても音質が良くない事が多い
  • FPSをプレイする場合はイヤホンやヘッドセットを使う方が多い

という事が殆どなので、ゲーム目的で購入するのであれば特にデメリットに感じないと思います。




まとめ!

  • 144Hzモニターの中では最安値クラスのモデル
  • 応答速度が1msと高速
  • 組み立てが簡単
  • 画質設定の項目が豊富
  • 保証がバックライト含めて3年間
  • 高さ調整でとても低く出来る
  • PS5でも120Hz表示が可能
  • HDMIで応答速度を最速に設定すると画質が悪くなる
  • IPSパネルと見比べると全体的に白っぽく画質に劣る
  • スピーカーが非搭載

 

この様に「S2421HGF」は低価格な144Hzモニターながら、性能と機能面に優れたモデルとなっています。

その他にも、

  • 組み立てがしやすい
  • コンパクトな台座
  • かなり低く出来る高さ調整
  • ケーブルの通し穴にまとめられる

など細かい部分まで作り込まれているので、別でモニターアームを用意しなくても使いやすいです。

その為、コスパに優れたFPS向けの144Hzモニターを探している方にとてもおすすめ出来ます。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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