高画質でゲームを録画するのであればキャプチャーボードは必須とも言える機材です。
しかしキャプチャーボードはPS4のコントローラにヘッドセットを指してプレイするとゲーム音が録音出来ません。
これはモニターにヘッドセット端子があれば特に問題ありませんが、PCモニターの中にはヘッドセット端子が存在しない場合があります。
その場合ヘッドセットを使うにはPCに繋いで、キャプチャーボードが送り出した音声を聴きながらプレイする必要がありますが、これでは実際のゲーム画面と比べて遅延が発生してしまいプレイがしにくいです。
そこで今回はヘッドセットを使っても遅延のない音声を聴きながらプレイする方法を2つ紹介していきます。
良ければ参考にして下さい。
キャプチャーボードを使って遅延がない音を聴いてプレイする方法!
HDMIオーディオ分配器を使う!
HDMIオーディオ分配器と呼ばれる機材を使用すれば手軽にヘッドセットを使用する事が可能です。
この機材はインプット側に接続したHDMIから送られる音声信号のみを光デジタル端子、RCA端子に分配する機材となっておりアウトプット側のHDMIからは音声と映像をそのまま送り出されます。
これによってヘッドセットをPS4に接続することなく使用できるので、キャプチャーボードへ音声データを送った状態を保ちながらアナログ接続でヘッドセットが使用可能です。
HDMIオーディオ分配器の良い部分は、価格が低価格で導入がしやすいという点です。
ちなみにHDMIオーディオ分配器は多くのメーカーが出しているのでどれを購入すればよいのかわかりにくいかもしれません。
しかし、この機材は音声を分配するだけの機材なので、キャプチャーボードの問題を解決するだけであれば特別高額な物を購入する必要はありません。
上に貼っているHDMIオーディオ分配器は他のモデルと比べて低価格ながらも18カ月の保証が付いており、実際に私自身が使っていても問題なく使用できているのでとてもおすすめ出来ます。
このHDMIオーディオ分配器については以下の記事で詳しく書いているので良ければ参考にして下さい。
[blogcard url="https://freeallblog.com/2018/03/25/post-6294/"]
光デジタル端子のヘッドセットを使う!
もう一つの対応策は光デジタル接続の機材を使う事です。
PS4のコントローラーのヘッドホン端子を利用してしまうとHDMIから音声が出力されなくなってしまいますが光デジタル端子の場合は違います。
光デジタル端子を利用した場合はHDMIと光デジタル端子の2つから音声を出力されます。
その為、光デジタル端子に繋いで使用するヘッドセットやヘッドホン、スピーカーなどを使えばゲーム音をキャプチャーボードで録画しながら問題なくプレイする事が可能です。
この方法を唯一の欠点を挙げるなら、光デジタル端子を使用する機材は高額な物が多いです。
ちなみに光デジタル端子のおすすめなヘッドセットとして定番なのはASTRO製のヘッドセットがあります。
まとめ!
・コントローラーにヘッドセットを指してしまうとゲーム音がキャプチャー出来なくなる!
・HDMIオーディオ分配器を使えばアナログ接続のヘッドセットを問題なく使用する事が出来る!
・光デジタル端子に機材を繋いでもHDMIから音声データが出力されたままになるので問題なくキャプチャー出来る!
この様に別の機材を用意したり、PS4に接続する機材を変えるだけで問題なくゲームプレイをキャプチャーする事が出来ます。
いざキャプチャーボードを購入してこの問題に困って解決方法を探している方は是非導入してみて下さい。
それでは読んで頂きありがとうございました!