【レビュー】Glorious Model O 低価格で購入しやすい超軽量マウス!良かった点と悪かった点について!

評価:4

穴だらけの超軽量マウスと言えば「Finalmouse」が有名ですが、日本国内での在庫が殆ど無く、販売開始の数時間で売り切れになってしまうほど入手が難しいです。

しかしそんな「Finalmouse」によく似たマウス「GLORIOUS MODEL 0」の国内正規品が8月29日に発売されました。

 

こちらは国内正規品と言う事もあってAmazonでも発売直後ながら在庫が安定しており、価格も適切な価格で高額ではありません。

そして重量についても旧型の「Finalmouse」のノーマルモデル「Ultralight」と同じ67gとなっており、見た目もかなり似ています。

なので現状では誰もが手に入れやすい穴あき超軽量マウスです。

今回はそんな「GLORIOUS MODEL 0」のレビューや特徴を書いていくので是非参考にして下さい。

またレビュー以外にAmazonで正規品を購入する場合の注意点についても書いているので、購入する方はそちらもチェックするのがおすすめです。

 

ちなみに私自身、超軽量と言える部類のマウス

の2種類を使用していたので、それらとの比較も混ぜながら書いていきます。

開封と内容物!

マウス本体以外の付属物は

  • メッセージカード
  • ステッカー
  • 説明書
  • 他のGLORIOUS製品の紹介

の4つだけです。

上側にはクリックボタンとホイール以外にボタンが1つついています。

ちなみにホイールのチルト機能には対応していません。

サイドボタンは左サイドの2つのみとなっています。

形状については後ろ部分が高めになっているので手のひらでの支えがやりやすく、被せ持ちしても手首が接地しにくく持ちやすかったです。

対して掴み持ちの場合は、両サイドにグリップが付いていないのでしっかりしたホールド感が無く、少し不安定さを感じました。

なので個人的には被せ持ちでがっつり持つ方が相性が良いと思います。

ソールについては4隅に付いています。

ちなみにこのソールは「G-Skates Feet」と呼ばれる物で滑りやすく作られています。

なので、実際に使ってみて確かに他のマウスと比べて少し滑りやすい様に感じたので、人によっては止めにくく感じるかもしれません。

また厚さが0.81mmと厚めで寿命にも優れる様です。




特徴と機能について!

スペック

スペック
センサーPMW-3360
ボタン数6個
DPI100-
12,000 DPI
トラッキング速度250 IPS
レポートレート1000Hz
大きさ
(幅x奥行x高さ)
66 mm X 128 mm X 37.5 mm
重量67g

カラーによる性能差は殆ど無い!

今回、自分は「ブラック(マット)」のモデルを選びましたが、それ以外にも

の全部で4種類が存在します。

しかしこれらについては基本的に色が違うだけですが、光沢感がある「グロッシー」は「マット」に比べて1g重くなっています。

とは言っても、たった1g程度では体感できる重さでは無いので、あまり気にしなくて良いと思います。

「GLORIOUS MODEL 0 SOFTWARE」を使ってセッティングを行う!

専用のソフトウェアである「GLORIOUS MODEL 0 SOFTWARE」を使う事でDPIやボタンの割り当てなど、細かい設定を行う事が出来ます。
(ソフトについては上のリンク先からダウンロードできます。)

ちなみに設定についてはいくつでもプロファイルを保存しておけるので、用途に合わせた設定を作り込んで用意する事が可能です。

ここからはそれぞれの設定項目について紹介していきます。

ボタンの設定

ボタンの設定については赤枠で囲っている部分をクリックする事で設定する事が出来ます。

ちなみに割り当てられる機能は、

  • マウスの左右クリックとホイールボタン
  • 戻る/進む
  • キーボードのキー
  • 作成したマクロ
  • マルチメディアキー(音楽の再生/停止など)
  • DPI関係の調整
  • Three click(3回左クリック)
  • Fire key

等があります。

ちなみに「Fire key」と言うのはその名の通り射撃ボタンを表していて、インターバル時間やループの設定も出来ます。

DPIの設定

DPIについては最大6つを保存しておく事が可能で、マウスのDPIをボタンを押せばいつでも切り替える事が出来ます。

勿論、切り替えをしないのであれば1つだけにする事も可能です。

また範囲については上のスペック表通り100〜12,000DPIで100単位で調整出来ます。

ライトの設定

ライトについては以下のパターンの光り方をさせる事が出来ます。

ライティングの種類
  • Single Color…設定した1色のライトで常時点灯。
  • Seemless Breathing…スムーズに色を変更
  • Glorious mode…1680万色で流れる様に色が変化。
  • Breathing…設定した複数の色で点滅。
  • Breathing(Single Color)…設定した1色で点滅。
  • Tail…光が移動するように点滅
  • Rave…チカチカ点滅するように2色で光る

個人的に他メーカーのマウスには無い独特な光り方に感じたので新鮮でした。

また光も綺麗でライトの場所も独特なのでとてもかっこ良く感じます。

リフトオフディスタンスの調整

リフトフディスタンスとは?
マウスを持ち上げた時に反応しなくなる高さの事。

リフトオフディスタンスについては上記の通りです。

個人的にはデフォルトのままでも特に不自由無かったので特にいじっていません。

ポーリングレートの設定

ポーリングレートとは?
1秒間に何回データをPCに送信しているか
(1,000Hz = 1秒間に1,000回)

ポーリングレートについては上記の通りなので、特別な理由が無い限りは1,000Hzにしておくと良いです。

ちなみに試しに500Hzに落としてみましたが特に違いを感じなかったので、あまり気にしなくて良いかもしれません。

DEBOUNCE TIMEの設定

DEBOUNCE TIMEとは?
意図しない連打を認識させない為の入力をカットする時間の事。

「DEBOUNCE TIME」については上記の通りですが、私の場合デフォルトの状態でも全く問題ありませんでした。

なのでこの項目についても強いこだわりが無い限りはいじらないで良いかもしれません。




良かった点!

重量67グラムと身軽なケーブルで思い通りにエイムしやすい!

私自身は既に「GLORIOUS MODEL 0」を使う前に「Razer Viper(69g)」を使用していたので、劇的な違いは感じませんでしたが、それと遜色無い軽さでとても使いやすいです。

また本体だけで無くケーブルについてもとても軽量で柔らかく、マウスパッドに接地しにくいエアリーな感じなので操作の邪魔になりません。

なので有線マウスながらもワイヤレスの様な操作感で使えます。

 

その他に感じる点としては、

マウスを持っている重量感

と言うのが殆ど無く、まるで手だけを動かしてエイム操作をしている感覚になります。

これのお陰で微妙な手の動きや力加減がしっかり反映されるので、反動制御や長距離狙撃など細かい操作がしやすいです。

 

ちなみに私自身は「G-PPD-002WL(80g)」から「Razer Viper」に乗り換えたのですが、その時は衝撃的な軽さを感じて「G-PPD-002WL」が重く感じるほどでした。

なので今まで70グラムを下回る超軽量マウスを使ったことが無い方であれば、この軽さに衝撃を受けると思います。

ローセンシでも急な振り向きがしやすい!

軽量なマウスを使う前は振り向き17cm位でしたが、「G-PPD-002WL」を使うようになってからは振り向き25cmとなっています。

そんなローセンシ設定でも、重量が軽いおかげでマウスを素早く動かしやすく、急激な素早い視点移動がとてもやりやすいです。

またローセンシの場合は何度かマウスを持ち上げて視点移動する事が多くありますが、この持ち上げる動作がとても楽になります。

なのでローセンシプレイヤーの方と相性が良いマウスに感じました。

サイドボタンが押しやすい且つ、誤操作しにくい!

サイドボタンについては良い感じに出っ張っていて、押したい時に探しやすいです。

固さについてもそれほど固くなく、深く押す必要も無いので素早く押しやすく感じます。

また形状が上写真の様にとても細長いので、押そうと思って指を持って行かない限り押す事が無く、誤操作の心配もありません。

なのでサイドボタンについてはFPS向けマウスとしてベストな作りをしていると思います

ホイールの精度が良く、静かで使いやすい!

ホイールについてはとても静かで音が出ません。

しかしコリコリとした感覚はしっかり伝わってくるので、複数の武器チェンジでも正確にやりやすかったです。

気になった点!

サイドにグリップが付いていない為、吸い付く様なホールド感が無い!

ここまでの写真を見ての通り「GLORIOUS MODEL 0」にはサイド部分にグリップが付いていません。

なのでグリップ付きのマウスに慣れている方からすると、持った時に物足りなさを感じるかもしれません。

私自身、「Razer Viper」でグリップが付いていたので、この点に少し物足りなさを感じてしまいました。

グリップ付きマウスに慣れている方はこの点に気を付けて下さい。

設定の自動切り替え機能は無し!

私自身、今までロジクールの「ロジクールGハブ」やRazerの「Razer Synapse」に慣れていたので、この点に不便さを感じてしまいました。

と言うのも、上の2つにはソフトウェア毎で自動で設定を切り替えてくれる機能が付いている為です。

なのでゲーム毎でDPIやボタン設定を違う設定にしている場合は、その都度ソフトウェアを開いてプロファイルを変更しなければならないので少し面倒さがあります。

なのでロジクールやRazerのソフトウェアに慣れている方からすると不便に感じるかもしれません。

 

ただし、プロファイル自体はいくつでも作成する事が出来るので、いちいち細かく調整し直す必要はありません。

この不便さについてはロジクールやRazer製品を使ったことがなければ気にならないと思います。




Amazonで購入する場合の注意点!

安く購入するならブラックがおすすめ!

まず始めに「GLORIOUS MODEL 0」には以下の4色があります。

そして不思議な事にホワイトについてはブラックの2倍近い価格で販売されています。
(2019年8月時点)

だからと言って上でも書いた通り、これらは性能に違いがあるという訳では無くほぼ色が違うだけです。

なので

ホワイトカラーじゃないと絶対に嫌だ!

という訳で無いのであればブラックを選ぶのがおすすめです。

もっと言うと「ブラック(グロッシー)」よりブラック(マット)の方が少し安いのでコスパを求めるならそちらがおすすめです。
(今回レビューしている物についてもマットとなっています。)

新品の出品をクリックしてAmazonが出品している物を選ぶ!

例としてこの記事を書いている8月30日時点で「ブラック(マット)」の商品ページを開くと上画像のページが開きます。

すると価格の表示が14,800円と表記されていて、これは本来の「GLORIOUS MODEL 0」の2倍近い価格です。

と言うのもここに表示されている価格はAmazonが出品している物では無く、Amazonに掲載している別のショップが出品している物となっています。

基本的にここの価格にはAmazonが出品している商品の価格が載っていますが、時期によって他のショップの物になっている事があります。

なので必ずAmazonが出品している適切な価格の物を購入するのが良いです。

 

そのやり方についてはまず下画像で赤く囲っている「新品の出品」をクリックします。

すると出品されている「GLORIOUS MODEL 0」の一覧が表示されます。

ここでAmazonが出品している適切な価格の物を探して「カートに入れる」をクリックすれば購入出来ます。

なので気づかずに本来よりも高い価格で購入しないように気を付けて下さい。




まとめ!

  • 国内正規品の発売によって適切な価格で購入しやすい!
  • 滑りやすいマウスソール!
  • カラーの違いによる性能差は殆ど無い!
  • 「GLORIOUS MODEL 0 SOFTWARE」で細かい設定が可能!
  • 67gの軽量さと取り回しの良いケーブルで細かいエイムがやりやすい!
  • ローセンシでも素早い視点操作がやりやすい!
  • ホイールがほぼ無音で使いやすい!
  • サイドグリップが無く食いつく様なホールド感が無い!
  • ソフト毎の自動設定切り替え機能が無い!
  • 安く購入するなら「Amazonが出品しているマットブラック」がおすすめ!

 

この様に「GLORIOUS MODEL 0」は、穴あきでマウスを持っている事を殆ど感じさせない超軽量が特徴的なモデルです。

なのでエイム操作がとてもしやすく、特に反動制御などの細かい操作がとてもやりやすく感じます。

また「Finalmouse」と違って在庫が安定しており、そこまで高額で無いのも良い点です。

ちなみにブラック(マット)の価格に関しては日本で簡単に購入できる超軽量マウスの中で最安値クラスとなっています。

その為、軽量マウスを低価格で購入したいという方にとても向いていると感じました。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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