【比較】Viper Ultimate VS G Pro Wireless(G-PPD-002WL) それぞれの良い点と悪い点!どちらがおすすめなのか?【Razer / ロジクール】

今回は2大超軽量ワイヤレスマウスと言えるモデル、

この二つの比較レビューを書いて行きます。

ちなみにこの2つのマウスについては、どちらも提供された訳では無く自分で購入した物です。

 

先に結論を書いてしまうと、

2つには持ち心地と使い心地に大きな差があり、人によって使いやすい方は変わってくる!

と言う事が言えます。

なのでネット上では

Razer Viper UltimateはG PRO WIRELESSを超えている!

と言う意見が見られますが、実際の使いやすさにおいてはそうとも言い切れません。
(ただしスペック的には「Viper Ultimate」の方が高いです。)

 

ちなみに私自身は「G Pro Wireless」の方が使いやすく感じており、現在そちらをメインマウスとして使用しています。

この記事ではそれぞれの良い点や悪い点、特徴などを書いていくので2つで迷っている方や乗り換えを検討している方は是非参考にして下さい。

外観の比較!

まずは二つの比較写真を並べていきます。

ちなみに全ての写真は

と言う様に配置して撮影しています。

少しだけ「G Pro Wireless」の方が高さが高くなっています。

ただし「Viper Ultimate」はマウス後部側が低くなっているので、実際持った感覚としては見た目以上に低く感じられます。

サイドボタンが2つと言う点は同じですが、「Viper Ultimate」ではグリップが付いています。

G Pro Wireless」はグリップが付いておらず、ただのプラスチックです。

上部のボタンの数は2つとも同じで、クリックボタンとホイールのみです。

また外見上の大きさはどちらも殆ど同じですが、Viper Ultimateの方が下側がすぼまっていて、細めの持ち心地に感じられます。

マウス底面にはどちらもDPI変更ボタン(どちらも自由な割り当てが可能)と電源ボタンが付いています。

マウスソールについては「Viper Ultimate」の方が圧倒的に滑りやすいです。

またワイヤレスで使用するUSBデバイスが収納出来る点も同じです。




性能の違いについて!

体感的に性能差は特に感じられない!

Viper Ultimate」の方が、

  • 最大20,000DPI、トラッキング速度650IPSと、高いセンサー性能
  • 光学式スイッチによる速い応答速度

と言った様にスペック的には優れています。

しかし、センサー性能については「G Pro Wireless」も十分高性能なので、実際に使用してみて特に違いは感じられません。

また光学式スイッチについても反応速度が速いとは実感出来ず、体感的には機械式スイッチと変わりません。
そもそも機械式スイッチで遅延を感じるという方は殆どいないと思います。

なのでこれらのスペック差は実際の使用感において感じる事は無く、どちらも同等クラスのスペックに感じられます。

バッテリー持ちは両方共に十分な長さ

公式スペックでは、

とどちらも十分なバッテリー持ちとなっています。

なので、どちらも充電無しで毎日2〜3時間使ったとしても1ヶ月近く持ってくれるので、それほど大きな差は感じません。

強いて言えば「Viper Ultimate」は充電ドックによって手軽に充電が行えるメリットがあります。

一方「G Pro Wireless」では別売りである「POWERPLAY」を用意すればワイヤレス充電が出来ますが、それが無いとケーブルによる充電しか出来ません。

なので、充電方法の手軽さにおいては「Viper Ultimate」の方が上に感じます。

重量感は「Viper Ultimate」の方が軽い!

重量については、

と一見あまり変わらず、上に持ち上げた状態であれば殆ど同じに感じられます。

しかし、マウスを横に動かした時は別で、その場合は「Viper Ultimate」の方が圧倒的に軽く感じられます。

これは恐らく、

  • マウス後部の高さが低い事による重量バランスの違い
  • マウスソールの滑りやすさの違い

と言うのが関係しているのかもしれません。

なのでより軽量さを求めるなら「Viper Ultimate」の方が向いています。

持ち心地の違いについて!

「Viper Ultimate」は高さが低くつまみ持ち向けな形状!

上の比較写真でも触れましたが「Viper Ultimate」はマウス後部が低い形状になっていて、見た目以上の低さが感じられます。

ちなみにこれはG Pro Wirelessだけで無く、多くのマウスと比較しても低いです。

この極端な低さによって、

  • 手のひらをマウス上部に当てる持ち方をする方
    (かぶせ持ちやつかみ持ちの方)
  • 手が大きめな方

と言う方からすると使いにくく感じるかもしれません。

特にかぶせ持ちの場合は、手首や余った指などが他のマウス以上にベッタリ接地して動きの邪魔になりやすいです。

「G Pro Wireless」は標準的な形状だがグリップが付いていない!

一方G Pro Wirelessは特別高さが低くも高くも無く、標準的な高さに感じられます。

なので手が大きくつかみ持ちである自分からすると、手のひらを上部に当てて支えやすく感じます。

ただしこちらにはサイド部分にグリップが付いていません。

これによって「Viper Ultimate」の様な指にくっつく様なグリップ感が無いので、手が滑りやすい方や、つまみ持ちの方からすると「Viper Ultimate」の方が持ちやすく感じるかもしれないです。

Amazonレビューでもグリップが無い事による滑りやすさを指摘している方が見られます。

ただし、個人的にはグリップが無くても滑る事無く使えているので、特に問題ありません。




クリックボタンの違い!

「Viper Ultimate」は跳ね返りが弱く連打がしにくい!

Viper Ultimate」のクリックボタンは「光学式スイッチ」が使われているという事もあり、他の機械式スイッチと違ったクリック感になっています。

そして「Viper Ultimate」のクリックボタンは若干重めで跳ね返りも弱めなので、セミオート武器を連射する際の素早い連打がしにくいです。

ただし、有線モデルの「Viper」と比較すれば「Viper Ultimate」のクリックボタンは大分改善されており、それと比べれば連打がしやすくなっています。

なので有線モデルで使いにくいと感じた方でも「Viper Ultimate」はまだ使えると感じるかもしれません。

このクリック感が許容できるかどうかで「Viper Ultimate」の向き不向きが分かれると思います。

「G Pro Wireless」は標準的なクリック感で連打もしやすい!

一方「G Pro Wireless」特に変わりない押し心地で、カチカチとしたクリック感です。

なので他のマウスから交換しても違和感の無いクリック感だと思います。

サイドボタンの違い!

「Viper Ultimate」はサイドボタンが押しにくい!

Viper Ultimate」のサイドボタンは出っ張りが殆ど無く、マウスの形状に沿っています。

加えて押し心地についても固めで、しっかり奥まで押し込まなければ反応しないので人によって押しにくく感じる可能性が高いです。

その代わり誤操作をする事は殆ど無いので、サイドボタンをあまり使わない人からすればメリットに感じると思います。

なので「Viper Ultimate」のサイドボタンは、

押しやすさよりも誤操作のしにくさを重視した作り

と言う様に感じました。

「G Pro Wireless」はサイドボタンは押しやすく取り外しが出来る!

一方「G Pro Wireless」のサイドボタンは少しだけ出っ張りがあり、押し心地も重すぎず軽すぎずと言った感じで、とても操作しやすくなっています。

ちなみに私自身はサイドボタンを4つ全て使用しており、

  • 左サイドの後ろボタンは親指の第一関節
  • 左サイドの前ボタンは親指
  • 右サイドの前ボタンは薬指の第一関節
  • 右サイドの後ろボタンは薬指の第二関節

と言う様に操作しているのですが、誤操作も無く便利に使えています。

また、

サイドボタンが必要ない」「どうしても誤操作してしまう

と言う方でも使わないボタンを取り外して代わりにカバーを付ける事で、ボタンを無くすことも可能です。

なので押しやすさと取り外しが可能な点からサイドボタンは「G Pro Wireless」の方が優れていると感じました。




マウスソールの違い!

「Viper Ultimate」は滑りが良すぎて止めにくい!

上でも書いた通り「Viper Ultimate」のマウスソールはとても良く滑る様になっており、これは他の多くのマウスと比較してもかなり滑りやすいです。

なので人によっては滑りが良すぎて止めにくく感じるかもしれません。

特に滑りやすいマウスパッドを使っている人は気を付けて下さい。

「G Pro Wireless」は滑りも良く止めやすい!

対して「G Pro Wireless」では程よい滑りの良さで滑りにくいと感じる事はありません。

それでいて極端に滑りやすいという事も無いので「Viper Ultimate」と比べて圧倒的な止めやすさが感じられます。

なのでこの滑りやすさの違いによって、どちらの方が使いやすいかが大きく分かれるかもしれません。

耐久性について!

壊れにくさにおいては光学式である「Viper Ultimate」の方が圧倒的!

耐久性においてはチャタリングの起きない「光学式スイッチ」が採用されている「Viper Ultimate」の方が上だと思います。

ただし「Viper Ultimate」はこの記事を書いている時点で発売されてから約2週間しか経っていないので、確かな事は何とも言えません。

なので、時が経つにつれて特に問題が無ければ、この耐久性の高さは証明されていくと思います。

 

また「G Pro Wireless」については私自身3か月近くメインとして使用していますが、今のところ特に問題はありません。

ただしAmazonレビューを見てみるとチャタリングが発生しているという方が見られます。

それでもロジクール製品は2年間の保証が付いているので、その間に故障したのであれば新品と交換、もしくは返金して貰う事が出来ます。
(Razer製品にも2年間の保証が付いています。)

価格の違い!

価格は殆ど変わらない!(時期によって価格は上下する)

 

価格については2019年11月15日時点だと「G Pro Wireless」の方が180円安いです。

なのでコスト面においてはどちらも殆ど変わりません。

ただし時期によって価格は上下する可能性があるので、その時々で価格差が開いているかもしれません。




まとめ!

  • スペック上では「Viper Ultimate」の方が上だが体感的にスペック差は感じられない!
  • Viper Ultimate」は高さがとても低い!
  • G Pro Wireless」はグリップが付いていない!
  • Viper Ultimate」のクリックボタンは連打するのに向いていない!
  • サイドボタンにおいては「G Pro Wireless」の方が押しやすく取り外しも可能!
  • Viper Ultimate」の方がマウスソールが滑りやすい!
  • 耐久性は光学式スイッチが使われている「Viper Ultimate」の方が上!

 

この様にスペック面においてはViper Ultimateの方が上となっていますが、肝心な使い心地においてはどちらが優れているという訳ではありません。

なので人によって使いやすく感じる方は変わると思います。

 

一番おすすめな選び方としては、

公開されているスペックは気にせず、実際にお店で二つを持ち比べてしっくりくる方を選ぶ!

というのが確実だと思います。

もし近くにお店が無くて実際に触る事が出来ないのであれば、

  • マウス形状の高さによる違い
  • 光学式スイッチのクリック感の違い
  • 滑りやすいマウスが好きなのかどうか?
  • 「ロジクール」と「Razer」どちらのメーカーが好きなのか?

これらの点を考えて決めると良いかもしれません。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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