Dell S2722DC 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

S2722DC」は27インチ×WQHD(2560×1440)の作業しやすい解像度と、低価格ながらUSB-C(DP Alt Mode、65W給電)にも対応しています。。

その為、ノートPCをケーブル一本の接続で済ませられる便利なモニターです。

そしてIPSパネルの素直な発色と広視野角、27インチWQHDの広めな作業領域と高画質で見やすさにも優れています。

 

他にもフル可動スタンドで内蔵スピーカーも搭載されているので、別でモニターアームや外部スピーカーを用意しなくても使いやすいです。

今回は「S2722DC」の特徴や良い点、気になる点について解説していきます。

また購入する際の注意点についても書いているので是非参考にしてください。

スペック表

スペック
サイズ27インチ
パネルIPS(ノングレア)
解像度WQHD
Hz75Hz
応答速度4ms(GtG “Extreme”)
色域sRGB 99%
輝度350cd/㎡
コントラスト比1000:1
HDR非対応
対応端子HDMI ×2
USB-C(DP Alt Mode、65W給電)×1
USB-A(USB 3.2 Gen1)×2(うち1基はBC1.2対応)
オーディオラインアウト×1
スピーカー3W×2
スタンド調整高さ 110 mm
チルト -5°/+21°
スイベル -30° 30°
ピボット -90°/+90°
VRRAMD FreeSync

良い点

27インチ/WQHDで快適に使いやすい

27インチ/WQHDは約109ppiと十分な密度なので、大きめなサイズながら解像感が下がらず綺麗な画質を発揮してくれます。

その為、PC側のスケーリング設定でズームをしなくても見やすく、2ウィンドウ並列配置も可能な大きさなので作業効率が高まります。

また一度に多くの情報を表示できるので、

  • Excelの表
  • 動画編集、DTMなどでのタイムライン

なども視界に入りやすくスクロール回数を削減できるのも強みです。

 

更に解像度が高い事によって文字の輪郭もはっきりするので、文章の読みやすさも向上して目の負担の軽減にも繋がります。

勿論、ゲームでも綺麗な画質でプレイが出来るので、遊びの面でもメリットがあります。

IPSパネルで鮮やかな発色と広視野角

IPSパネルが採用されているので、鮮やかな発色と広視野角が特徴となっています。

その為、色域カバー率もsRGB 99%と十分な数値でWQHDが合わさって綺麗で見やすい画質を発揮してくれます。

また広視野角によって正面以外から見ても見え方が変わりにくいので、複数人で使用する場合や、マルチモニター環境で使うモニターとしても使いやすいです。

USB-C 1本で映像・データ・給電(最大65W)が完結




USB-Cに対応しているので、ノートPCをケーブル一本の接続で、

  • 映像
  • USBハブの使用
  • 65W給電

が行えるので接続が手軽です。

なので持ち運ぶことが多い方は、家での使用環境と出かける際の準備の切り替えが一瞬で済ませられるので、大きな魅力に感じられると思います。

フル可動スタンド

スタンド調整がチルト、スイベル、高さ、ピボットの一通りに対応しているので、自分にとって理想の位置に調整がしやすいです。

その為、別でモニターアームを用意しなくても使いやすくなっています。

スピーカーが搭載

3W×2と小さめではありますがスピーカーが搭載されているので最低限の音は出せます。

なので音質にあまりこだわらないのであれば外部スピーカーなどを用意しなくても大丈夫です。

とは言ってもモニターのスピーカーはどうしてもサイズが小さいので、こだわる人からすると物足りない可能性が高いので、その様な方は別で用意するのがおすすめ出来ます。

色精度を維持しつつブルーライトを抑えるComfortView Plus

S2722DC」は、画面の発色バランスを崩すことなくブルーライト成分を常時低減する「ComfortView Plus」を搭載しています。

これはDELL独自のハードウェア機能で、一般的なソフトウェア方式のように色温度が極端に黄ばむことがなく、ブルーライトを低減してくれます。

これによって目に優しいモニターとなっているので、長時間モニター見続ける事が多い方でも安心して使いやすいです。

セール時の価格で見るとUSB-C(65W給電)対応モニターとしてはとても低価格

USB-C対応で特に65W給電に対応しているモデルと言えば高価格な物が多いですが、「S2722DC」はセール時の価格で見ればかなりお買い得となっています。

またそのセールが行われている頻度も一か月に一回ペースと多めなので、安い価格で購入しやすいです。

ただしセール時では無い価格の場合は、スペックに対して割高な印象なのであまりおすすめはしにくいです。

なので購入する場合はセール時を狙うのがおすすめです。

人によっては気になる点

リフレッシュレートは75Hz




標準の60Hzよりはスクロールやマウスカーソルの動きがわずかに滑らかになりますが、違いが体感出来ない方も多いレベルだと思います。

また本格的なゲーム用途でのヌルヌル感を重視するなら最低でも120、競技性の高いFPSをやり込みたいなら144Hz以上を選ぶのがおすすめです。

 

なので「S2722DC」は動きの激しいゲームなどをしないのであれば十分ではありますが、高Hzが欲しい方に相性が良く無いので気を付けて下さい。

DPが無い

S2722DC」の映像ポートはHDMI2つとUSB-Cのみとなっていて、ディスプレイポートがありません。

その為、DPを使う前提の環境の方には相性が良く無いので気を付けて下さい。

USB-Bが無い

S2722DC」のUSBアップストリームポートはUSB-C一つだけで、USB-Bは搭載されていません。

なので例えばノートPCとデスクトップPCで兼用する場合はUSB-Cで接続したノートPCでしかUSBハブの使用が出来ないので気を付けて下さい。

セール時では無い価格だとスペックに対して割高な印象

上でも書きましたが、通常価格で見た場合の値段は特別安くはありません。

と言うのも「S2722DC」の通常価格よりも安くて性能の良いモデル、又はスタンド調整機能が低い代わりに低価格なモデルがいくつか存在する為です。

 

例として取り合えず3つモデルを挙げると、

などがあります。

なので値下げの頻度も多いので、セール時に購入するのがおすすめです。

こんな人におすすめ!

  • 低コストでUSB-C対応の27インチWQHDモニターが欲しい方
  • 高Hzを必要とせず75Hzで十分な方
  • 購入するならセール時がおすすめ

 

この様に「S2722DC」は27インチ/WQHDの扱いやすい作業領域、USB-C1本で使える実用性、そしてIPSの安定した色再現という快適性をしっかり押さえたモニターです。

また目に優しい「ComfortView Plus」やフル可動スタンド、内蔵スピーカーと言った機能面も魅力的です。

 

一方でリフレッシュレートは75Hz、DPとUSB-Bが無いと言った、価格を抑えつつUSB-C搭載ゆえに削られている部分もあります。

そして価格についてはセール時であればコスパに優れていますが、通常価格の場合は割高感が感じられます。

その為、購入する場合はセール時に合わせて、コストを抑えつつUSB-C対応モニターを探してる方におすすめです。

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