今回は「MixAmp Pro TR(2019年新型)」をPS4で使う場合に必ず設定しておくべき事について書いていきます。
と言うのもこのアンプは、普通にPS4と接続するだけでは本来の性能を発揮出来ず、一部の機能が使えなかったり音質が劣化してしまいます。
しかしそれらの設定を行わなくても普通に音が出てしまうので、人によっては正しい使い方をせずに長期間使用してしまう事があるかもしれません。
そこで今回は「MixAmp Pro TR」を最大限の性能を発揮させて使う方法を書いていきます。
特に設定をせずに使ってしまっている方、もしくは設定方法が良くわからない方は是非参考にして下さい。
目次
PS4側で行うべき設定について!
光デジタルの設定について!
光デジタルの設定に関しては音質に関わってくるのでとても重要です。
この設定をしないまま使ってしまうと音にボヤ付きが出て、クリアな音質が失われてしまいます。
PS4で使用する場合は必ず設定しておきましょう。
まずは「設定」の項目を開きます。
次に「サウンドとスクリーン」の項目を開きます。
「音声出力設定」の項目を開きます。
すると2つの項目が表示されるので
- 主に使用する出力端子を「光デジタル出力」へ変更。
- 音声フォーマット(優先)を「ビットストリーム(Dolby)」へ変更。
と言う手順を行ってください。
ちなみに主に使用する出力端子を「光デジタル出力」へ変更すると上画面の様な選択肢が表示されます。
「MixAmp Pro TR」はDolbyに対応している機材なのでここでは「Dolby Digital 5.1ch」を選択します。
これで光デジタルの設定は完了で、最適化された音がPS4から出力される様になります。
これを行わないと上でも書いた通り「MixAmp Pro TR」で聴ける音質が物凄く悪くなるので、必ず設定しておきましょう。
マイク入力の設定について!
この設定はUSB端子をPCでは無くPS4に繋ぐ場合に必要になってきます。
なのでこちらについてもPS4で使用する場合は必ず設定しておきましょう。
まずは設定の中にある「周辺機器」を選びます。
次にその中にある「オーディオ機器」を選びます。
すると「ヘッドホンへの出力」と言う項目があるので、これを「チャット音声」へ変更します。
ここでもしかしたら、
「何故ヘッドホンへの入力を全ての音声では無く、チャット音声のみにするのか?」
と疑問に思われるかもしれませんが、「MixAmp Pro TR」はPS4で使う場合、
- ゲーム音は「光デジタル端子」から
- チャット音声は「USB端子」から
と言う形で音を取り入れています。
その為もしここで「全ての音声」を選んでしまうとUSB端子からチャット音声とゲーム音の両方を取り入れる事になり、光デジタル端子から音が出なくなります。
そのおかげで、
- チャット音とゲーム音の音量ミックスを調整出来なくなる。
- サラウンド機能が使用出来なくなる。
などと言う事が起きてしまうので「MixAmp Pro TR」の機能を最大限発揮できません。
なのでこれについても必ず設定しておくようにしましょう。
「MixAmp Pro TR」で行うべき設定について!
ノイズゲートの設定を弱くする!
ノイズゲートの設定については、
- ストリーミング(最弱)
- 夜(普通)
- ホーム(やや強め)
- トーナメント(最強)
と4種類が用意されており、デフォルトでは「ホーム」に設定されています。
そしてこのままではノイズゲートが強く掛かりすぎて、話し声が途切れ途切れになったり、話し始めの声がカットされる場合があります。
なのでボイチャを使う場合は必ず弱めの設定である「ストリーミング」「夜」のどちらかにするのがおすすめです。
PS4で使う場合はPS4モードに切り替える!
モード設定については必ず切り替えておくのが良いです。
と言うのもPCモードのままPS4にUSBを刺した状態で使用すると、「ビー」と言う異音がマイク出力されて周りの人の迷惑になります。
ちなみにこれはマイクをヘッドセットに指していない状態でも出力されてしまうので気を付けて下さい。
まとめ!
- 光デジタルの設定はしっかり行わないと本来の音質が出せなくなる!
- PS4にUSB接続する場合は「ヘッドホンへの出力」を行わないとサラウンドとミックス機能が使えなくなる!
- ノイズゲートの設定を弱めないとマイクが使いにくくなる!
- PS4にUSB接続する場合にPCモードにしておくと異音を出力する事がある!
ここまで紹介してきた様に、「MixAmp Pro TR」はしっかり設定をしておかないと本来の性能が発揮出来なかったり、使いにくく感じてしまう事があります。
なので特に設定せず使っていたという方は是非変更してみて下さい。
特に「光デジタルの設定」についてはやるかやらないかで音質に大きな差が出るので、その違いが体感しやすいと思います。
それでは読んで頂きありがとうございました!