おすすめなGTX1070の選び方!メーカーとモデルの違いやGTX1070Tiとの違いについて!

今回はNVIDIA製のGPU、GTX1070を搭載したグラフィックボードの選び方について書いていきます。

グラフィックボードのGPU以外はNVIDIA以外のメーカーが設計しており、周りのパーツはGPUの働きをサポートしています。

その為、メーカーやモデルによって外見だけでなくオーバークロック性能や冷却性能など、性能面でも違いがあります。

この記事では、メーカーやモデル毎の特徴、選ぶときのポイントについても書いているので是非参考にしてみてください。




GTX1070Tiとの違い!

GTX1070TiはGTX1080に近い性能!

GTX1070TiはGTX1070とGTX1080の中間的な立場のGPUとなっていますが、その性能はGTX1080に近い物となっています

・性能の比較表!

GTX
1080
GTX
1070Ti
GTX
1070
GPUアーキテクチャ Pascal GP104 Pascal GP104 Pascal GP104
TFLOPS 9 8.186 6.46
CUDAコア数 2,560 2,432 1,920
コアクロック 1,607MHz 1,607MHz 1,506Mhz
ブーストクロック 1,733MHz 1,683MHz 1,683Mhz
ROP 64基 64基 64基
VRAM 8GB GDDR5X 8GB GDDR5X 8GB GDDR5
メモリクロック 10.0GHz 8.0GHz 8.0GHz
メモリバス帯域幅 256bit 256bit 256bit
メモリ帯域幅 320GB/s 256.3GB/s 256GB/s
テクスチャユニット 160基 152基 120基
TDP 180W 180W 150W
推奨電源 500W 500W 500W
トランジスタ 72億個 72億個 72億個
プロセスルール 16nm 16nm 16nm
価格 約6万円~8万円 約5.7万円~8万円 約4万円~6万円

この様に、Tiは普通の1070とは性能差が大きく開いているのでこの二つは全く別物と言えます。

その為、

・価格を抑えたい方はGTX1070

・GTX1080より若干コストを抑えながらもそれと近い性能が欲しい方はGTX1070Ti

と言うように選んでいくのがおすすめです。

メーカーによっての違いについて!

値段

同じGTX1070を積んだグラフィックボードでもメーカーやモデルによって価格に違いがあります。

基本的に価格が高い方が、

・冷却性能が良い

・オーバークロックの最大値が高い

・サポートが充実している

・音が静か

等が挙げられます。

それ以外にも日本にあまり出回っていないメーカーの物だと、性能に見合わない価格で販売されている場合もあるので気を付けて下さい。

大きさ

大きさに関してはファンの数に依存する事が多く、GTX1070搭載グラボでは2 個〜3個付いています。

ただ、ファンの数が同じでも全てのグラフィックボードが同じサイズと言うわけではなく、どれも数センチ程度の違いがあるのでその違いにも気を付けて下さい。

もしサイズが合わずに取り付けられない場合は無駄な買い物となってしまうので、購入する前に必ず自分のPCの大きさを測って取り付けられるグラフィックボードかどうかを確認しておきましょう。

消費電力

消費電力に関しては基本的に性能が良い物ほど高くなります。

例えば、オーバークロック性能が高い物ほど消費電力も高くなりがちです。

ただし、オーバークロックに関しては使わなければ消費電力が上がることはないので、普通に使う分には消費電力の差はそこまで出ることはありません。




冷却性能

冷却性能を決める大きな要素はファンの数です。

ただし、ファンの数が多ければ冷却性能が良いとは言い切れません。

それ以外にもヒートシンクやヒートパイプの性質などによっても左右されてしまうので、その辺も良くチェックしておくのがおすすめです。

ただし上でも書いたように、ファンの数が多ければ多いほどグラフィックボードの大きさが大きくなってしまうので、PCのサイズに合わせて選んでいきましょう。

静音性

静音性に関してもファンの数が関係してきます。

基本的には、ファンの数が少ない方が回転数を多くして冷却しているので音が大きいです。

その為、ファンの数が多い方が音も静かで冷却効率も良くなっています。

オーバークロック性能

オーバークロック時(限界性能)のクロック数の違いは、基本的に冷却性能が良いものほど高くなっており、高額なものほど高い傾向があります。

高画質のゲームをプレイするなど、オーバークロックを頻繁に使う方の場合は気にしていきましょう。

逆にそこまでオーバークロックを使う訳でなければ、特別高い物は選ばずになるべく低コストで購入できるものを選ぶのがおすすめ出来ます。

端子の種類と数!

HDMIやDisplayportなど、現在主流で使われている端子が使われていない製品というのはありませんが、製品によってはそれぞれの数が違う場合があります。

その為、マルチモニター環境にしている方は何の端子がいくつ付いているのかを確認しておくと良いです。

電源ピンの違い!

GTX1070では基本的に8pin1つだけとなっていますが中には

・8pin x 1 + 6pin x 1

・8pin x 2

など、複数の補助電源を必要とするモデルが存在します。

電源には8pinが一つも付いていない物も存在するので、場合によっては電源も交換する必要があります。

ただし、6pinが2つ付いている電源であれば、以下の様な変換器を使ってまとめて1つの8pinにすることは可能です。

複数の補助電源を必要とする場合は基本的に、8pinが付いた電源でないと使えないので気を付けて下さい。




メーカー一覧

ASUS

台湾の大手メーカーでグラフィックボード以外にもマザーボードやモニターなどを出しており、様々な分野で高いシェア率と信頼性があります。

グラフィックボードに関しても同様で高品質な製品を作っており、他のメーカーと比べても高いクロック性能と冷却性能を備えた製品が揃っています。

また、ASUS独自の特徴としてクーラー部以外の取り付け作業を機械で行い、人の手では実現できない精度で製造がされていたり、パーツにはASUS独自の「Super Alloy Power II」と呼ばれるハイレベルなパーツが扱われています。

その為、安定性が高く高性能な製品が多いですが、比較的価格が高めなものが多いです。

TURBO-GTX1070-8G

TURBO-GTX1070-8G

ベースクロック 1,506MHz
ブーストクロック 1,683MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 最大225W
外形寸法 約267 mm×111 mm×38 mm

こちらは外排気仕様になっていて、PCケース外へ厚くなった空気を排出します。

これによって空気の流れが良くないケースを使っている方や、小型のPCケースを使っている方、グラフィックボードを2枚指しなど取り付けているパーツが多い方に向いています。

1つ注意点として、外排気式のグラフィックボードはPCの背面へと熱い空気を出していきます。

その為、PCの背面を壁から離しておく必要があるので気を付けて下さい。

DUAL-GTX1070-O8G

DUAL-GTX1070-O8G

ベースクロック 1607 MHz
ブーストクロック 1797 MHZ
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2 、DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 最大225W
外形寸法 約240 mm×129 mm×41 mm

ASUS製グラフィックボードの中で最もスタンダードなモデルとなっており、高いオーバークロック性能と、デュアルファンによって安定した冷却性能を持ちます。

ただし、上位モデルであるROG STRIXと違ってこちらにはセミファンレス機能は搭載されていません。

その代わり、価格面を見ても特別高すぎると言うわけではないので、コスパに優れた安定して使いやすいグラフィックボードを探している方におすすめです。

ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING

ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING

ベースクロック 1657 MHz
ブーストクロック 1860 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 最大225w
外形寸法 約298 mm×134 mm×40 mm

ASUS製グラフィックボードの中で最も上位に位置するモデルです。

高いオーバークロック性能を持っているのに加えて、こちらは3連ファン仕様となっているので冷却性能と静音性により優れています。

価格はその時々で違いがありますが、現状(2017年11月時点)ではDUALと同価格帯で購入する事が可能です。

ただし1つ注意点として、3つファンが付いていることによってサイズがとても大きいです。

必ず自分のPCケースに収まるかどうかを確認するようにして下さい。

MSI

ASUSと同じ台湾の大手メーカーで、グラフィックボード以外にもマザーボードやゲーミングPCなどの販売もしています。

グラフィックボードに関しては冷却性と静音性に優れた冷却ファンシステム「TWINFROZR」が有名で、高いクロック性能も兼ね備えています。

ちなみにオリジナル基板を作る事が出来る数少ないメーカーでもあります。

こちらもASUS同様に高性能で安定感ある製品が揃っているメーカーです。

GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC

GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1721 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort x 2、HDMI x 2、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大150 W
外形寸法 175 x 129 x 37 mm

こちらはコンパクトさが特徴的で、ファンが1つになっていることにより他のモデルよりも圧倒的にサイズが小さいです。

その為、MicroATXのPCケースでも取り付けやすくなっています。

また、ファンが1つだけになっている事によって、冷却面に関して劣っているかと思われますが、その点に関してはMSI独自の冷却構造であるトルクスファンによってカバーされています。

また、50℃以下の低負荷時には自動でファンの動きを止めるZero Frozr機能がついているので、静音性に関しても優れています。

この様にシングルファンでありながらも基本的な性能に関しては問題ないので、小型なグラフィックボードを探している方におすすめです。

GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OC

GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OC

ベースクロック 1556 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大150w
外形寸法 279 x 140 x 37 mm

上位モデルである「GAMING X」の廉価版と言う位置付けのモデルで、価格が抑えめながらも高性能なグラフィックボードになっています。

特徴として、二種類のファンを組み合わせてエアフロー効果を強化する「ARMOR2X」が採用されており、高い冷却性能と静音性にも優れています。

勿論上のモデルに付いているZero Frozrも搭載されているので低負荷時はとても静かです。

コストを抑えながらも安定した冷却性能を持つグラフィックボードを探している方におすすめです。

GeForce GTX 1070 GAMING X 8G

GeForce GTX 1070 GAMING X 8G

ベースクロック 1607 MHz
ブーストクロック 1797 MHz
メモリクロック 8108 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1、6pin x 1
消費電力 最大150w
外形寸法 279 x 140 x 42 mm

MSI製の上位モデルであり、最新のオリジナルクーラー「TWIN FROZR VI」が搭載されています。

このオリジナルクーラーは上記2つのモデルに搭載されていたトルクスファンを改良したトルクスファン2.0と、より効率的に冷却出来る様に改良されたヒートパイプをくみあわせて作られています。

これらによって、静音性と冷却性に優れた高性能なグラフィックボードとなっています。

オーバークロックをしても安定した動作をしてくれるグラフィックボードを探している方におすすめです。

GIGABYTE

ASUS、MSIと同様に台湾のメーカーで、こちらも同じようにマザーボードやPCケースなど、グラフィックボード以外のPCパーツを作っています。

特にマザーボードで有名で日本国内ではASUSに次いでシェア率2位を誇ります。

グラフィックボードに関しても高性能な製品が多く、大型ファンを採用して高い冷却性能を持つ物や、GIGABYTE独自の冷却機能「WINDFORCE 2X」が特徴的です。

その他の特徴としては、ノートパソコンの外付けしてゲーミングPC化するグラフィックボードも販売しています。

GeForce® GTX 1070 Mini ITX OC 8G

GV-N1070IXOC-8GD

ベースクロック 1556MHz
ブーストクロック 1746MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort x 1、HDMI x 1、DVI-D×2
補助電源 8pin x 1
外形寸法 169 x 131 x 37 mm

コンパクトさが特徴的なモデルです。

その分ファンが1つだけとなっていますが、ヒートパイプはコンポジットヒートパイプと呼ばれる冷却効率に優れた物になっており、更にそのヒートパイプが調節GPUに接地するように取り付けられています。

これによってダイレクトにGPUを冷却する事が出来るので、ファンの数が少ないながらも冷却性能に問題はありません。

また、セミファンレス機能が付いているので低負荷時は無音で使用することが可能です。

小型のグラフィックボードを探している方におすすめです。

GeForce® GTX 1070 G1 Gaming 8G

GV-N1070G1 Gaming-8GD

ベースクロック 1620 MHz
ブーストクロック 1822 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
外形寸法 280 x 114 x 41 mm

オーバークロック性能が高いのに加えてファンの数が3つ付いているので冷却性能と静音性に優れています。

こちらも上のモデル同様にセミファンレス機能が付いているので、低負荷時には無音で使用することが可能です。

また、クーリングシステムには「WINDFORCE 3X」が取り入れられており、効率的に冷却出来る造りになっています。

また、値段に関してもGTX1070搭載グラボの中では低価格です。

コスパが高く高性能なグラフィックボードを探している方におすすめです。

AORUS GTX 1070 Gaming Box

GV-N1070IXEB-8GD

ベースクロック 1556 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
外形寸法 212x96x162mm

こちらはグラフィックボードを搭載していないノートパソコンをゲーミングPC化する物で、USBで外付けして使うものです。

またこの本体自体に400W(80PLUS GOLD)の電源パーツが搭載されており、接続したPCに100Wの電源供給も行ってくれます。

その他にも別でゲーミングモニターを用意すればそのモニターをこのボックスに繋ぐことで、ノートPCの画面ではなく、そのモニターの画面を使う事も可能です。

グラフィックボードを積んでいないノートパソコンでゲームをしたい方におすすめです。

Palit

ヨーロッパ向けに販売されており、本来であれば日本では取り扱われていないメーカーです。

しかし、それをドスパラが独自に仕入れて販売しているので、他のメーカーのグラボに比べてとても低価格で購入する事が出来ます。

それでいて、性能に関しても他メーカーと引けを取らない物を持っているので、コスパが良いです。

その為、なるべく安くグラフィックボードを購入したい場合は、このメーカーからチェックするのがおすすめです。

Palit NE51070015P2-1043D (GeForce GTX1070 8GB DUAL)

Palit NE51070015P2-1043D

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1683MHz
メモリクロック 8000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 150w
外形寸法 252mm x 112mm

こちらはPalit製品の中で最も低価格なモデルで4万円前半位の価格で購入する事が出来ます。

その分オーバークロック性能はあまり高くありませんが、冷却性能は十分にあるので、オーバークロックをしなければ問題なく使い易いです。

とにかく低価格で購入したい方におすすめ出来ます。

NE51070S15P2-1041J (GeForce GTX1070 8GB Super JetStream)

NE51070S15P2-1041J

ベースクロック 1632MHz
ブーストクロック 1835MHz
メモリクロック 8000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
外形寸法 285mm x 133mm

オーバークロック性能が他のメーカーの上位モデル並みに高いながらもとても低価格なのでコスパに優れています。

冷却性能にも優れており、ファンの構造が「2連ファン構造」「ターボファンブレード」と効率的に風を送れるようになっています。

また、セミファンレス機能によって低負荷時には回転しないので無音で使用する事が可能です。

その他にもRGBライトによってグラボ自体を光らせることが出来ますが、この製品ではグラボの温度によって光の色が変わるのでどのくらいの温度なのかを確認しやすいです。

低価格で高性能なグラフィックボードが欲しい方におすすめです。

NE51070H15P2-1041G (GeForce GTX1070 8GB GameRock Premium Edition)

NE51070H15P2-1041G

ベースクロック 1670MHz
ブーストクロック 1873MHz
メモリクロック 8500MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大170 W
外形寸法 285mm x 133mm

Palit製のグラフィックボードの中で最上位のモデルです。

その為、基本的な機能に関しては上で紹介した「Super JetStream」と同じで、よりオーバークロック性能に優れています。

そんな高性能でありながらも5万円前後で購入出来てしまうのでコスパにとても優れています。

とにかく高性能で低価格な製品を探している方におすすめです。

ELSA

ドイツ生まれのメーカーで、現在はELSA JAPANとして日本のメーカーとなっています。

「最高に安定したビデオカード」

を目指して作られているので、耐久性と安定性に優れている特徴があり、ゲームセンターの機材などの業務用の機材にもELSAのグラフィックボードが使われています。

ファンの回転数を抑えながら、十分な冷却効果を生み出す独自の冷却装置によって静音性と冷却性を両立させています。

品質が良く、長期的に使い続けられるグラフィックボードを探している方におすすめです。

ELSA GeForce GTX 1070 8GB ST

ELSA GeForce GTX 1070 8GB ST

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1683MHz
メモリクロック 8,000MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大150w
外形寸法 267 × 111 × 39mm

こちらは外排気式のグラフィックボードとなっているので、PCケース外部に熱くなった空気を排出します。

これによって空気の流れが良くないケースを使っている方や、小型のPCケースを使っている方、グラフィックボードを2枚指しなど取り付けているパーツが多い方に向いています。

1つ注意点として、外排気式のグラフィックボードはPCの背面へと熱い空気を出していきます。

その為、PCの背面を壁から離しておく必要があるので気を付けて下さい。

ちなみに、ASUSも同じように外排気仕様のモデルを出していますが、こちらの方が消費電力が少なめになっています。

ELSA GeForce GTX 1070 8GB S.A.C

ELSA GeForce GTX 1070 8GB S.A.C

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1683MHz
メモリクロック 8000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大150w
外形寸法 266.70 × 111.15 × 37mm

ELSA製グラフィックボードの中でスタンダードなモデルとなります。

ELSAオリジナルのS.A.C ファンが搭載されており、ヒートシンク全体で効率よく冷却するように作られているので高冷却性能を持ちます。

これによって低負荷時だけでなく高負荷時でも静音性に優れ、安定した動作をしてくれます。

安定性の高いグラフィックボードを探している方におすすめです。

ELSA GeForce GTX 1070 8GB GLADIAC

ELSA GeForce GTX 1070 8GB GLADIAC

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1683MHz
メモリクロック 8000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1、6pin x 1
消費電力 最大200w
外形寸法 274mm(長さ) × 122mm(高さ) × 37mm

ELSA製グラフィックボードの中で最上位モデルとなっており、ウルトラハイエンドグラフィックボードと言われています。

特徴としては電源回路が強化されてブーストクロックの安定化がされ、大型冷却ファンを搭載しているので冷却性能と静音性にも優れています。

これによって耐久性の高いグラフィックボードとなっている為、保証期間が3年間と長期間に設定されています。

頑丈でハイスペックなグラフィックボードを探している方におすすめです。

ZOTAC

香港のメーカーで、PCパーツや周辺機器を作っています。

比較的に低価格な製品が多いですが、それでいて性能もしっかりしています。

その為、コストを抑えながらも高品質な製品を探している方におすすめ出来ます。

ZOTAC GeForce® GTX 1070 Mini 8GB

ZOTAC GeForce® GTX 1070 Mini 8GB

ベースクロック 1,518MHz
ブーストクロック 1,708MHz
メモリクロック 8,000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大150w
外形寸法 約210×122×38.2mm

こちらはファンが2つ付いていながらも全長210mmととてもコンパクトな作りになっています。

その為、microATXなどの小型なPCケースにも取り付けがしやすく、シングルファンのグラボより冷却性と静音性にも優れています。

小型ながらも冷却性能に優れているグラフィックボードを探している方におすすめです。

ZOTAC GeForce® GTX 1070 AMP Edition

ZOTAC GeForce® GTX 1070 AMP Edition

ベースクロック 1607 MHz
ブーストクロック 1797 MHz
メモリクロック 8,000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 1
消費電力 最大230W
外形寸法 約300×148×43.5mm

 

ZOTAC製のグラフィックボードの中で最もスタンダードなモデルで、高いオーバークロック性能を持っています。

また、ZOTACオリジナルクーラー「IceStorm」によって効率よく冷却する作りになっており、ファンカバーとバックプレート部には振動を吸収しやすいカーボン素材で作られているので耐久性にも優れています。

 

ZOTAC GeForce® GTX 1070 AMP Extreme

ZOTAC GeForce® GTX 1070 AMP Extreme

ベースクロック 1,632MHz
ブーストクロック 1,835MHz
メモリクロック 8,208MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort x 3、HDMI x 1、DVI-D×1
補助電源 8pin x 2
消費電力 250W
外形寸法 約325×150×56.6mm

ZOTAC製のグラフィックボードの中で最上位のモデルでオーバークロック性能がとても高いです。

上で紹介している「AMP Edition」と同様にZOTACオリジナルクーラー「IceStorm」を搭載している他、こちらは3連ファンになっているので高い冷却性と静音性を発揮してくれます。

ただし、その分取り付けスペースを多く取る必要があるので自分のPCケースに収まるかどうかを確認しておきましょう。

また補助電源に関しては8pinを2つ繋ぐ必要があるので気を付けて下さい。

玄人志向

玄人志向はその名前の通り、玄人向けの製品を販売しており、説明書が付属しておらず電話サポートなどのサービスも提供していません。

その代わりに低価格化がされており、他のメーカーと比べて比較的安く購入する事が可能です。

自分自身だけで、取り付けや問題が起きたときに対処できる方にのみおすすめ出来ます。

GF-GTX1070-E8GB/OC/SHORT

GF-GTX1070-E8GB/OC/SHORT

ベースクロック 1518MHz
ブーストクロック 1708MHz
メモリクロック 8008MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x1、HDMI x1、DVI-D x2
補助電源 8pin x 1
外形寸法 181 x 116 x 38.6 mm

こちらはシングルファンモデルでコンパクトな作りになっています。

クロック性能に関してはNVIDIA純正と変わりませんが、無理なく動いてくれるので特に問題ありません。

オーバークロックを使用せずコンパクトで低価格なグラボを探している方におすすめです。

GK-GTX1070-E8GB/WHITE

GK-GTX1070-E8GB/WHITE

ベースクロック 1594MHz
ブーストクロック 1784MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x3、HDMI x1、DVI-D x1
補助電源 8pin x1、6pin x1
外形寸法 282 x 128 x 43 mm

こちらは玄人志向のハイエンドブランドである「GALAKURO」モデルとなっています。

特徴として基板がカスタマイズされており、モジュールと電気回路が最適化され電気的性能やノイズ対策の為に優れた部品が使われています。

またセミファンレス機能によって45℃以下であればファンの回転が止まっているので低負荷時は無音で使用する事が出来ます。

この様に高性能ながらも低価格なので、コスパに優れた玄人志向のハイエンドモデルが欲しい方におすすめです。

まとめ!

・GTX1070TiはGTX1080に近い性能を持つ!

・補助電源や大きさなど、自分が使っているPCに取り付けられるかどうかを確認する!

・メーカーが同じでもモデルによって性能や仕様に大きな違いがある場合がある!

・とにかくコストを抑えたいのであれば「Palit」からチェックするのがおすすめ!

・オーバークロック性能はオーバークロックしないのであれば気にする必要はない!

 

この様に、同じGTX1070のグラフィックボードでも違いがあるので自分に合ったものを選んでいくのがおすすめです。

とは言っても、オーバークロックなどをせず普通に使う分であれば体感できるほど大きな差はありません。

なので、自分の使用用途に対してオーバースペックになりすぎないモデルを選んで、なるべくコストを抑えるようにするのがおすすめ出来ます。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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