今回はストリートファイター6など、格闘ゲームにおすすめなゲーミングキーボードについて書いていきます。
また格ゲーでキーボードを使う場合におすすめなカスタム方法についても書いていくので是非参考にして下さい。
目次
格ゲーをキーボードでプレイするメリット!
レバーレス、アケコンよりも少ない指の開きでプレイできる
キーボードは一つ一つのキーのサイズが小さく、隣のキーとの距離も近いです。
これによってアケコン等と違って指を殆ど開かずに操作が出来ます。
その為、手が小さい人ほどこの点がメリットに感じられると思います。
プロファイル機能によって複数の設定を作成して使い分けられる
キー割り当ての設定に対応しているキーボードであれば基本的にプロファイル機能に対応しています。
これによって複数の設定を作成出来るので、
- 格ゲー用の設定
- その他FPSなどの他ジャンルのゲーム用の設定
- 普段使いのキーボードとしての設定
と言った様に、用途ごとに設定を切り替えて使う事が可能です。
なので格ゲー用の設定を作り込んでも普段使いでも問題無く使えます。
レバーレスよりも低価格で購入しやすい
レバーレスコントローラーと言えば高額な物が多く、
- 流通が少なく転売として販売されているもので7万円前後
- オーダーメイドなどで5万円前後
- 高級なモデルで3.5万円以上
(hitbox、PUNK WORKSHOPなど) - 低価格な物で1.5万円前後
となっています。
それだけで無くそもそも日本国内での流通が少なく、適正価格で購入しにくかったり、入荷待ちになる事が多いです。
また低価格なレバーレスコントローラーはノーマルの状態だとあまり評判が良く無く、
- スイッチの交換
- Oリング装着によるストローク幅の縮小
- スプリング交換による反発力の調整
等の改造が必須に感じる事が多いです。
その為、使いやすい様にカスタムする手間があるのと、パーツ代として2,000円~3000円近く高くなります。
それに対してキーボードは、
- 超高級モデルで3.3万円前後
- 高級モデルで2.5万円前後
- 普通くらいで1~1.5万円
- 低価格なモデルで1万円以下
となっており、レバーレスよりも低価格で購入しやすいです。
また流通も問題無い事が多いので、殆どのキーボードが適正価格で在庫を気にせず購入しやすくなっています。
レバーレス、アケコンよりもスペースを取らない
レバーレス、アケコンはモデルにも寄りますが、基本的にテンキーレスキーボードと同じくらいのサイズが多いです。
そしてPCでプレイする場合はデスク上に最低でも、
- キーボード
- マウス
- レバーレス、アケコン
の三つを置く事になるので、スペースを結構取ります。
なので常にレバーレス、アケコンを出しっぱなしにしていると格ゲーをプレイしない時に邪魔に感じやすいです。
それに対してキーボードの場合は、キーボードとマウスだけで済むので特別スペースを取らずに使用できます。
格ゲーをキーボードでプレイするデメリット!
レバーレス、アケコンと比べてキー同士の距離が近く大きさが小さい
この点はメリットでもありますが、人によってはデメリットに感じられるかもしれません。
レバーレスやアケコンと比べてキーの大きさが小さく距離も近いので、
- 押し間違いがしやすい
- 手のホームポジションが迷いやすい
- 大きいボタンでの操作に比べて窮屈な操作感
など、人によっては使いにくく感じる可能性があります。
ピアノ押しによる連打が出来ない
ピアノ押しと言うのは一つのボタンを二本の指で交互に連打する押し方の事です。
これによって指一本で連打するよりも安定して素早い連打がしやすくなります。
ただしキーボードは一つ一つのキーの大きさが小さいので、このやり方での連打が出来ません。
キーボード同士でのオフライン対戦が出来ない
オンライン対戦では問題ありませんが、一つのPC上でキーボード同士の対戦は出来ません。
と言うのも一つのPCに複数のキーボードを接続しても、それぞれの入力が同じ1つのキーボードとしての入力になってしまいます。
格ゲーで使うキーボードの選び方!
キーストローク幅は浅い方がおすすめ!
キーストローク幅は浅ければ浅いほど底打ちしてからキーを離すまでが速くなるので、
- 連打がしやすくなる
- 思い通りのタイミングでキーを離しやすくなる
などメリットがあります。
特に格ゲーはキーを離すタイミングと連打のしやすさが重要になってくるので、なるべく浅い方が良いです。
ただし下の項目の「おすすめなカスタム方法」で紹介しているカスタムをすればどのキーボードでも浅く出来ます。
なのでこのカスタムをすればキーストローク4mmなどのキーボードでも問題ありません。
アクチュエーションポイントはなるべく浅い物を選ぶのがおすすめ!
アクチュエーションポイントとはキーが反応するまでの押し込みの深さの事です。
なので例えばアクチュエーションポイントが2mmの場合は、
「2mmまで押し込むとキーが反応する」
と言う事になります。
そしてこれが浅ければ浅いほど素早い操作がしやすくなるので、なるべく浅い物を選ぶのがおすすめです。
またキーボードによってはアクチュエーションポイントをキー毎で別の数値に調整出来るモデルも存在します。
その様なモデルの場合は最低0.1mmなどに設定できるのでより素早い操作がしやすくなります。
また逆に底打ちまで押さないと反応しないような鈍感な設定にも出来るので、
「押し間違いしやすいキーだけで深めに設定する」
などキー毎に自分が使いやすい様に調整が出来ます。
ただしこの調整に対応しているキーボードは高額な物が多いです。
それでも普通のキーボードよりも大きなメリットがあるので、予算に余裕があれば調整機能対応のキーボードを選ぶのがおすすめ出来ます。
予算に余裕があればラピッドトリガーが付いてるキーボードがおすすめ!
アクチュエーションポイントの調整に対応しているキーボードには「ラピッドトリガー」と言う機能に対応している事が殆どです。
(ラピッドトリガーはメーカーによって名称が違う場合があります。)
この機能は、
「キーを離してから入力が解除されるまでの深さを調整出来る機能」
となっています。
例えばこの機能をオフにした状態でアクチュエーションポイントが0.1mmに設定した場合、
「キーを離す時も上から0.1mmの所まで離さないとキー入力が解除されない」
と言う様になってしまいます。
この状態だと底打ちしてからキーを離すまでが遅くなってしまうので、
- キーを離したいタイミングで素早いキー入力の解除が出来なくなる
- 素早い連打がしにくくなる
などの問題が発生します。
そこでラピッドトリガーを0.1mmに設定する事で、
「底打ちまで押し込んでも0.1mmでも離せば入力が解除できる」
と言う様になります。
これによってキーを押す時と離す時の両方で素早い操作が出来るので、思い通りのキー操作がしやすいです。
その為、キーボードで格ゲーを本気でやり込みたいのであれば、この機能が搭載されているキーボードを選ぶのがおすすめ出来ます。
キー割り当ての変更が出来るキーボードがおすすめ
ゲームタイトルによってはゲーム操作として割り当てられないキーがある場合があります。
例えばストリートファイター6では、
- ;
- :
- ENTER
- ,
- .
- /
- @
- [
- ]
これらのキーをゲームの操作キーとして割り当てが出来ません。
この仕様によって右手のホームポジションをかなり左寄りにする必要があるので、両手同士のスペースが狭くなり窮屈な操作感になってしまいます。
そこでキーボード側がキーの設定に対応していれば、エンターキーなど本来割り当てられないキーに別のキーを割り当てて、ゲーム内で使用できる様になります。
その為、キー割り当てに対応しているキーボードであれば両手のホームポジションの位置が調整しやすくなるので、なるべくこの設定に対応しているキーボードを選ぶのおすすめ出来ます。
左手の親指で2つのキーを操作したいなら日本語配列の方がおすすめ
左手の親指でスペースキーに加えてスペースキーの左隣のキーも操作したい方は、日本語配列のキーボードを選ぶのがおすすめです。
と言うのも、一般的に格ゲーをキーボードでプレイする場合の左手のポジションは、
- A、S、Dが移動操作
- SHIFT、CTRL、CAPSなどを小指で操作
- 親指でSPACEキー
と言う指の形になる方が多いです。
そして日本語配列の場合はSPACEが英語配列より短い代わりに、左隣に無変換キーがあります。
これによって無理無く親指だけでSPACEと無変換の2つの操作がしやすいです。
これが英語配列だとSPACEの隣にALTキーがありますが、SPACEキーが長いので、少し親指を内側に丸めて押す必要があります。
そうすると少し負担の掛かる指の形になるので、スムーズな操作がしにくいです。
なので基本的には日本語配列の方がおすすめ出来ます。
ちなみに右手については、
- 英語配列なら人差し指を「L」に置くポジションにする
- 日本語配列なら人差し指を「K」に置くポジションにする
と言う様に、ポジションをずらせば親指で二つのキー操作がしやすくなります。
おすすめなカスタム方法
静音リングを付ける
静音リングをキーキャップとキースイッチの間に取り付ける事によって、キーストロークを短くする事が出来ます。
そして一つだけで無く複数取り付ける事が出来るので、キーが反応するギリギリの数まで取り付ければかなり浅い押し心地にする事が可能です。
なので格ゲーをキーボードでやるのであれば、必ずこのカスタマイズは行った方が良いです。
ただし押し幅を浅くしすぎると格ゲーでの使い心地は良いですが、普段のタイピングがしにくくなる場合があります。
その為、格ゲー特化のカスタムをしたい場合は格ゲー専用のキーボードとして用意するのがおすすめです。
人差し指を置くキーだけ違う質感のキーキャップに交換する
キー割り当ての設定などによっても変わりますが、基本的にキーボードで格ゲーをプレイする場合、タイピングのホームポジションとは異なる場合があります。
その場合、全てのキーが同じ質感のキーキャップだと指が迷子になりやすく、操作事故の元になりやすいです。
その為、人差し指を置く所だけ、他のキーとは触り心地の違うキーキャップに交換するのがおすすめ出来ます。
こうする事で格ゲーをプレイする時の指のポジションが分かりやすくなり、ラウンド毎に指を離してもすぐに元のポジションに戻しやすくなります。
格ゲーでキーボードを使う場合の注意点
ゲームタイトルによっては使用できる最大ボタン数が決められている場合がある
ゲームタイトルによっては公式大会のルールによって最大で使えるボタン数が制限されている場合があります。
例えばストリートファイター6では以下の様な規定があります。
攻撃行動として使用できる入力系統は最大11個までとする。
攻撃行動の入力系統が11個を超えるコントローラーを使用する場合は事前に不要な入力系統を攻撃行動として使用できないようにする措置を行わなければならない。
移動行動として使用できるデジタル入力系統は最大4個までとする。
これは上下左右方向への割り当てを意図するものである。
ゲームタイトルによっては同じボタンを2つ以上のボタンに割り当てるのは禁止の場合がある
ボタン数の制限以外にも同じ役割を複数のボタンに割り当ててはいけないと言う規定もあります。
例として、ストリートファイター6では以下の様な規定があります。
ただし同じ攻撃行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。
例えば、弱パンチボタンを2つ以上設置することは認められない。
設置数の範囲内であっても、同じ移動行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。
例えば、上方向の入力ボタンを2つ以上設置することはできない。
キーボードでプレイする場合、このような規定に気付かずにプレイしている場合があるので気を付けて下さい。
マクロ機能はハードウェアチートなので使用禁止
殆どのゲーミングキーボードには一つのキーを押したらプログラムした複数のキーを自動で入力するマクロ機能があります。
ただし、格闘ゲームやFPSなどの対人ゲームでこの様な機能を使うのはハードウェアチートになります。
この機能を悪用すると最悪BANされる可能性もあるので絶対に使わない様に気を付けて下さい。
格ゲーにおすすめな低価格~中価格帯のキーボード
エレコム V-custom VK210S
スペック | |
---|---|
形状 | テンキーレス |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 1.4mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.5mm |
耐久性 | 非公開 |
サイズ(高さ、幅、奥行) | 14.26 x 36.61 x 3.73 cm |
バックライト | なし |
キー割り当て設定 | 対応 |
1万円以下と低価格ながらアクチュエーションポイントとキーストローク幅が浅い「スピードリニア」が搭載されています。
これによって赤軸などよりも素早い入力がしやすく、格ゲー向きの性能を持っています。
ただしこのキーボードに搭載されている「スピードリニア」はCherry製のスピード軸では無いので、
スピードリニア | Cherryスピード軸 | |
---|---|---|
アクチュエーションポイント | 1.4mm | 1.2mm |
キーストローク幅 | 3.5mm | 3.4mm |
押下圧 | 45g | 45g |
この様にスペックに少し違いがあります。
またこのキーボードは日本語配列ですが、スペースキーの左隣に無変換キーが無いです。
その為、左手の親指で二つのキーを操作したい人には向いていません。
なるべくコストを抑えて反応の良いキーボードが欲しい方にお勧めです。
エレコム V-custom VK200S
スペック | |
---|---|
形状 | 65%サイズ |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 1.4mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.5mm |
耐久性 | 非公開 |
サイズ(高さ、幅、奥行) | 12.47 x 32.24 x 3.62 cm |
バックライト | なし |
キー割り当て設定 | 対応 |
こちらは上で紹介した「エレコム V-custom VK210S」の65%モデルです。
その為テンキーレスよりも更にコンパクトでありながら矢印キーやDELキーなどが省略されていない配列になっています。
それ以外に違いは無いので、テンキーレスよりも更にコンパクトなキーボードが欲しい方はこちらの方がおすすめです。
Corsair K65 RAPIDFIRE
スペック | |
---|---|
形状 | テンキーレス |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.4mm |
耐久性 | 5000万回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 38mm×355mm×165mm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
2016年に発売されたモデルですが、現在主流なモデルに劣らない性能を持っています。
その為、現在でも人気なモデルで、2023年9月時点では「Amazonのゲーミングキーボードランキング」で17位となっています。
搭載されているスイッチはCherry製スピード軸で上で紹介した、
よりも更に浅いアクチュエーションポイントとキーストローク幅となっています。
機能面でも、
- USBパススルー
- 着脱可能なリストレスト付属
に対応しているので便利に使いやすいです。
そして古いモデルという事もあり値段も低価格なのでコスパにも優れています。
なるべく低価格でCherryスピード軸搭載のキーボードが欲しい方にお勧めです。
Pulsar Gaming Gears PCMK
スペック | |
---|---|
形状 | テンキーレス |
配列 | 日本語配列 英語配列 |
アクチュエーションポイント | Kailh赤軸 = 1.8mm Kailhピンク軸 = 1.8mm Kailh Speed Cooper = 1.1mm Kailh Speed ピンク = 1.1mm Kailh銀軸 = 1.1mm |
押下圧 | Kailh赤軸 = 45g Kailhピンク軸 = 35g Kailh Speed Cooper = 50g Kailh Speed ピンク = 50g Kailh銀軸 = 40g |
キーストローク | Kailh赤軸 = 3.6mm Kailhピンク軸 = 3.6mm Kailh Speed Cooper = 3.5mm Kailh Speed ピンク = 3.5mm Kailh銀軸 = 3.5mm |
耐久性 | 7,000万回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 50mm×380mm×165mm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
スイッチの交換に対応しているので、
- Cherry製
- Kailh製
- Gateron製
- Holly製
- Panda製
などMXスタイルのメカニカルスイッチであれば、自由に付け替える事が出来ます。
その為、
- 一部のキーだけスピード軸で敏感に反応させやすくする
- 誤操作しやすいキーだけ青軸などスイッチ感の強いスイッチにする
など、自分好みのキーボードにする事が可能です。
また一部のキーが故障したとしてもスイッチを交換するだけで済むので、新しいキーボードを購入する必要もありません。
また販売されているモデルに搭載されているスイッチはKailh製スイッチとなっていて、
Kailhスピード軸 | Cherryスピード軸 | |
---|---|---|
アクチュエーションポイント | 1.1mm | 1.2mm |
キーストローク幅 | 3.5mm | 3.4mm |
押下圧 | 40g | 45g |
この様にCheryy製より浅いアクチュエーションポイントと、軽い押し心地になっています。
その他に機能面でも、
- RGBライト対応
- 全キーの割り当て変更に対応
- 基板内部に高密度のポリマーダンパーを搭載し、雑音や振動音を排除する構造
- USB-C
- 日本語配列あり
など優れた点が多いです。
それでいて価格もスペックに対して特別高額では無いのでコスパも良くなっています。
CORSAIR K60 PRO TKL RGB OPX軸
スペック | |
---|---|
形状 | テンキーレス |
配列 | 日本語配列 |
最大ポーリングレート | 最大8000Hz |
スイッチ | CORSAIR OPX RGB光学スイッチ |
アクチュエーションポイント | 1.0mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.2mm |
耐久性 | 約1.5億回 |
サイズ | 13.6 x 35.9 x 3.6 cm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
CORSAIR独自のオプティカルスイッチ「OPX RGB光学スイッチ」が搭載されています。
アクチュエーションポイントとキーストロークが浅い作りになっていて、Cherry製と比べると以下のようになっています。
OPX | 銀軸 | 赤軸 | |
---|---|---|---|
アクチュエーションポイント | 1.0mm | 1.2mm | 2.0mm |
キーストローク幅 | 3.2mm | 3.4mm | 4.0mm |
押下圧 | 45g | 45g | 45g |
耐久性 | 約1.5億回 | 約5000万回 | 約5000万回 |
この様に浅い作りになっているだけで無く、耐久性も1.5億回と更に壊れにくいです。
またポーリングレートが最大8000Hzとなっているので、ゲーミングキーボードで一般的な1000Hzよりも8倍速い応答速度を持っています。
ただしこのポーリングレートの違いはそこまで大きく無いので、期待しすぎない方が良いです。
そして高性能ながらもそこまで高額では無いのでコスパにも優れています。
ラピッドトリガー対応の格ゲーにおすすめなキーボード
DrunkDeer A75
スペック | |
---|---|
形状 | 75% |
配列 | 英語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.2 ~ 3.8 mm |
押下圧 | 非公開 |
キーストローク | 4.0mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ、幅、奥行) | 35.5 x 14 x 4.5 cm |
バックライト | RGB |
マクロ機能 | 対応 |
マルチメディア機能 | 対応 |
USBパススルー機能 | なし |
ラピッドトリガーに対応しているキーボードと言えば3万円以上の物が多いですが、こちらはかなり低価格になっています。
その為、性能に関しては。
- 一番浅くて0.2mmまでしか設定できない
(高性能な物は0.1mmまで設定できる)
と劣る部分がありますが、それでもとても浅いので十分に感じる人も多いと思います。
ちなみに元々は0.4mmが最低でアプデによって0.2mmまで設定できる様になりました。
そして75%と珍しいサイズ感になっていて、横幅は65%キーボードと同じながらF1~F12キーが付いています。
なのでファンクションキーを使う機会多い場合は、65%キーボードよりも不便無く使いやすいです。
なるべく低コストでラピッドトリガー対応キーボードが欲しい方にお勧めです。
ただし英語配列しかないので、親指で無変換キーを使いたい方には向いていません。
DrunkDeer G65
スペック | |
---|---|
形状 | 65% |
配列 | 英語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.2 ~ 3.8 mm |
押下圧 | 非公開 |
キーストローク | 4.0mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ、幅、奥行) | 29 x 12 x 4.1 cm |
バックライト | RGB |
マクロ機能 | 対応 |
マルチメディア機能 | 対応 |
USBパススルー機能 | なし |
こちらは上で紹介した「DrunkDeer A75」を65%へコンパクト化した様なモデルです。
なのでサイズ以外に大きな違いは無く搭載されているスイッチは同じで調整可能なアクチュエーションポイントの幅も同じです。
その為、ファンクションキーが必要無くコンパクトなキーボードが良い方はこちらの方がおすすめです。
東プレ REALFORCE GX1
スペック | |
---|---|
形状 | テンキーレス |
配列 | 日本語配列 英語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.0mm |
押下圧 | 30g 45g |
キーストローク | 4.0mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 36.5 x 14.3 x 3.8 cm |
バックライト | RGB |
マクロ機能 | 対応 |
マルチメディア機能 | 対応 |
USBパススルー機能 | なし |
高級キーボードで有名な「東プレ REALFORCE」のゲーミング向けモデルです。
その為、元々の作りの良さに加えて、
- ラピッドトリガー対応
- アクチュエーションポイントは0.1mmから3.0mmの間で0.1mm単位で調整可能
と高機能なので、最強クラスの性能となっています。
そしてキー荷重が他のキーボードだと40g~50gが多い中こちらは30gとなっており、殆ど力を入れずに触るだけでキーを打つことができます。
また45gのモデルもあるので、軽すぎるのが苦手な場合はそちらを選ぶのがおすすめです。
更に静音スイッチとなっているので静音性がとても良く、オプションのスペーサーを取り付けると更に静音性を上げられます。
素早い入力と解除のしやすさを求める方、静音性に優れたキーボードを探してる人にお勧めです。
SteelSeries Apex Pro(2019年モデル)
スペック | |
---|---|
形状 | フルキーボード |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.6mm (0.1mm単位で調整可能) |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.6mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 40.3mm×436.7mm×139.2mm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
元々は、
- アクチュエーションポイントは0.4mm~3.6mmで10段階で調整可能
- ラピッドトリガー機能に非対応
と言う性能でしたがアップデートによってスイッチの性能が2023年モデルと同等の物になり、
- アクチュエーションポイントは0.1mm~3.6mmで0.1mm単位で調整可能
- ラピッドトリガー機能に対応
となっています。
また2023年の新型モデルのスイッチはキーストローク幅が3.8mmですが、旧型のこちらは3.6mmと少し浅くなっています。
なので旧型ながらも新型に劣らない性能を持っており、キーストローク幅が浅い分、ゲーミング用途ではこちらの方が使いやすく感じる方が多いかもしれません。
その他にもUSBパススルー機能に対応しています。
また右上には有機ELパネルによる画面が付いていて、この画面で確認しながら設定の変更が出来ます。
ちなみに旧型モデルにはテンキーレスサイズの「Apex Pro TKL」もありますが、こちらは新品で購入するのが難しくなっています。
なのでテンキーレスモデルが欲しい場合は下で紹介している2023年モデルを購入するのがおすすめです。
SteelSeries Apex Pro TKL(2023年モデル)
スペック | |
---|---|
形状 | TKL |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.8mm (0.1mm単位で調整可能) |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.8mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 355 ×128×42mm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
上で紹介した「SteelSeries Apex Pro」の新型モデルです。
発売された当初は旧型よりも圧倒的に優れた性能を持っていましたが、現在は旧型もアップデートされてスイッチの性能は殆ど同じになっています。
ただし上でも書いたように新型の方がキーストロークが0.2mm深くなっています。
その他の違いとしてケーブルがUSB-Cによる着脱式になりました。
旧型は着脱が出来ず固めなケーブルだったので、新型ではケーブルの取り回しがしやすくなっています。
その代わり新型ではUSBパススルー機能には対応していません。
ちなみに新型モデルにはフルサイズのキーボードは無く、
- テンキーレスサイズ
- 60%サイズ
の2種類しかありません。
その為コンパクトサイズの方が良い場合は新型モデルの方がおすすめです。
SteelSeries Apex Pro Mini
スペック | |
---|---|
形状 | 60% |
配列 | 日本語配列 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.8mm (0.1mm単位で調整可能) |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.8mm |
耐久性 | 1億回 |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 293×103×40.3mm |
バックライト | RGB |
キー割り当て設定 | 対応 |
上で紹介した「Apex Pro TKL(2023年モデル)」と同じくApex Proシリーズの新型モデルで60%とコンパクトになっています。
なのでスイッチの性能は「Apex Pro TKL(2023年モデル)」と同じです。
サイズ以外の違いとしては、こちらはコンパクトな分、右上に有機ELパネルの画面が付いていません。
これによって手軽にキーボードだけで設定を変更する事は出来なくなっています。
またサイズがコンパクトな分、「Apex Pro TKL(2023年モデル)」よりも低価格です。
コンパクトなサイズが欲しい方、なるべくコストを抑えたい方にお勧めできます。
SteelSeries Apex Pro Mini Wireless
上で紹介した「SteelSeries Apex Pro Mini」のワイヤレスモデルです。
その為、基本的な性能は全く同じで違いはワイヤレスに対応しているくらいになっています。
その代わり値段が更に高額になっています。
またワイヤレスに対応していることによって定期的に充電する手間があるので、人によっては逆に不便に感じる場合があるかもしれません。
なのでどうしてもワイヤレスで使いたいと言う方以外にはあまりお勧めできません。