今回は全部で20個ボタンが付いている多機能マウス「G600t」を実際に使用したレビュー記事を書いていきます。
また始めに書いておくとこのマウスは使いこなすまでが大変です。
そこでこの記事ではこのマウスのメリットデメリット以外に、使いこなすためのコツや設定についても混ぜながら書いていきます。
購入検討中の方や、作業などで便利に使えるマウスを探している方は是非参考にして下さい。
ちなみに使用期間は約1年間で、「ブログ記事の作成」や「DTM(作曲ソフト)」をメインに使用しています。
目次
メリット!
ボタンの数が多くて便利!
ボタンがこれ以上ないほどたくさん付いているので、マウスだけであらゆる操作が出来ます。
ちなみに私自身は以下のようなものを割り振って使っています。
- エンターキー/バックスペース
- 取り消し/やり直し
- Delete
- コピー/切り取り/貼り付け/プレーンテキストとして貼り付け
- 見出し設定
- 文字の強調
- 再生/停止
- 録音
- コピー/ペースト
- 連続コピー
- 1/4
- 1/8
- 1/16
- 鉛筆ツール/消しゴムツール/のりツール /はさみツール
- バックスペース
他にも色々割り振っていますが、ざっと書くとこんな感じです。
これだけの操作をマウスから手を離さず行えるので、作業効率を大幅に向上する事が出来ます。
1つのボタンに二種類の動作を割り当てられる!
「G600t」にはGシフトと呼ばれる他のマウスにはない専用のボタンがあります。
これはこのGシフトを押している間だけ全てのボタンの動作を別の物に変えるというもの物です。
勿論、この変更されるボタン設定も自分の好きなように設定することが出来ます。
なので「G600t」に全部で20個ボタンが付いていますが、実質Gシフトボタンを除く38個のボタンを好きなように使う事が可能です。
ちなみにこのGシフトはデフォルト状態だと上画像のボタンに割り振られています。
個人的にこの位置が一番使いやすいと思うので、Gシフトはこの位置固定で使用しています。
ロジクールソフトウェアによって細かく設定できる!
マウスの設定はロジクールの公式サイトから専用のソフトをダウンロードする事で行えます。
上画像はボタン設定を割り振る項目になっており、自分で好きなキーを組み合わせて設定することが可能です。
またこれは最大3パターン作ることが出来るので使用用途に合わせて使えます。
ちなみに設定ごとにマウスのRGBライトの光り方を変えられるので、視覚的にどの設定になっているのかを区別する事が可能です。
その他にもDPI(マウスのカーソル速度)も設定することが出来ます。
・DPI設定画面
またここで設定したことはマウス自体に記憶されているので、他のPCで使用した場合も設定通りに使う事が出来ます。
その為、
「家と仕事場の両方で使いたい!」
と言う方にとってとても便利です。
デメリット!
ボタンの数が多く使いこなすのが大変!
ボタンの数が多いというのがこのマウスの一番のメリットですが、逆に多すぎて使いこなすのが大変と言う点もあります。
まず大変な事は自分が使いやすいように設定するという事です。
自分が良く使うショートカットの確認をする必要があるだけでなく、自分にとって押しやすいボタンを探して上手く配置する必要があります。
そして一番大変なのは自分で配置したボタン設定を覚えるという事です。
私自身、使い始めはどこに配置したのか直感的にわからず、ロジクールソフトウェアを確認しながら使っていました。
また実際スピーディーに使えるようにするには体でボタン配置を覚える必要があります。
その為、購入する方は使いこなせるまでそれなりに時間が掛かると持っておくのが良いです。
マウスをがっつり掴むことが出来ない!
このマウスは左側の親指で持つ部分が全てボタンで埋め尽くされています。
これによって構造上がっつりマウスを掴む事が出来ず、普通のマウスに比べて持ちにくいです。
ちなみに感覚的に説明すると、
「持つのではなくただ支えるだけ」
と言った感じになります。
その為精密なマウス操作を必要とするFPSなどのゲームやその他作業には向きません。
しかし、
「普段使いが出来ないくらい滅茶苦茶持ちにくい!」
という程でもなく、慣れてくれば違和感もなくなります。
その為、難しいマウス操作を必要としないのであれば特に問題はありません。
左側のボタンも少し硬めにされているので、支える程度であれば押す事もないです。
重量が重め!
「G600t」は普通のマウスに比べて重めなマウスとなってます。
その為、普段軽めなマウスを使っている方からすると持ちにくさと相まって違和感MAXになる可能性が高いです。
特にマウスを動かす距離が大きいほどこの違和感は強く感じられます。
なので上で紹介した「ロジクールソフトウェア」によって、このマウスのDPI設定は高めに設定しておくのがおすすめです。
こうすることでマウスを動かす量が少なくなり、重量や独特な持ち心地の違和感を抑える事が出来ます。
左サイドボタンには位置的に押しにくいボタンがある!
横に12個もボタンが付いていれば仕方ないことですが、位置的に押しにくいボタンがあります。
ちなみに個人的に押しにくいボタンは上画像に示している三つです。
それ以外ついては親指を置いたまま第一関節を動かすだけで操作することが出来ます。
しかし上の三つのボタンについては
「一回親指を離してから親指の指先で押す」
と言う動きをしなければなりません。
この動きは意外と手間が掛かるのと、マウス操作もしにくくもなるので非効率です。
特に薬指でGシフトボタンを押した状態で押そうとした時に押しにくさを感じます。
どれくらい手間が掛かるかについては試しに現在使用しているマウスを親指を離しながら使用してもらえばわかりやすいです。
その為実際使う場合、この3つのボタンにはまり使わないアクションを割り当てるのがおすすめ出来ます。
ちなみに個人的に最も押しやすい位置は上画像で言うと「一番右下のボタン」です。
この位置は親指を一切動かさず、親指の関節を押し当てるだけで押すことが出来ます。
その為一番頻繁に押すことが多いボタンはここに割り振るのがおすすめです。
まとめ!
- ボタンは全部で20個付いている!
- Gシフトを押している間だけボタンの動作を切り替える事が出来る!
- 全てのボタンのカスタマイズが可能!
- 使いこなせるようになるまで時間が掛かる!
- 普通のマウスに比べて持ちにくく重量がある!
この様に「G600t」はとても便利なマウスで、使いこなせれば作業効率を大幅に向上してくれます。
特にマウス操作が多くショートカットキーを多用する方におすすめです。
逆を言うと、FPSなど精密なマウス操作が必要な方には向いていないので気を付けて下さい。
それでは読んで頂きありがとうございました!