
DELLの「AW3425DWM-A」は34インチ/UWQHD/180Hzと言う、表示領域の広さ、解像感の綺麗さ、そして滑らかさを兼ね備えた幅広い用途で使いやすいウルトラワイドモニターです。
そしてパネルはVAパネルで黒の表現力に優れ、更にHDR400に対応しているのでHDRコンテンツとの相性も良いです。
加えて保証が無輝点含めて5年間とかなり手厚いのも魅力となっています。
今回は「AW3425DWM-A」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 34インチ |
| 形状 | 曲面(1500R) |
| パネル | VAパネル(アンチグレア) |
| 解像度&Hz | UWQHD / 180Hz |
| 応答速度 | 1ms (GtG) |
| 色域 | DCI-P3 95% |
| 輝度 | 400cd/㎡ |
| コントラスト比 | 3000:1 |
| HDR | HDR 400 |
| 対応端子 | HDMI 2.1×2 DisplayPort 1.4×1 USB Type-Bアップストリーム×1 USB Type-Aダウンストリーム×2 |
| スピーカー | なし |
| スタンド調整 | 高さ 110mm チルト -5~21° スイベル 左右5° |
| VRR | AMD FreeSync Premium AdaptiveSync |
| 保証 | 5年間 |
「AW3425DWM」との違い
「AW3425DWM-A」はAmazon限定モデル、「AW3425DWM」はDELLの直販モデルとなっています。
そしてこの二つは性能は全く同じで、違うのは保証期間となっています。
- 「AW3425DWM-A」は5年間
- 「AW3425DWM」は3年間
この様にAmazon限定モデルの方が長くなっている分、「AW3425DWM-A」の方が少し高額になっています。
良い点
34インチでUWQHD/180Hz
34インチ/UWQHDによって横方向の作業エリアが広く、ウィンドウを並べても余裕があり、動画編集などのタイムラインも全体が見やすくなります。
さらにリフレッシュレートは180Hzに対応しているため、スクロールやゲームの動きも滑らかに表示可能です。
またUWQHDのPCへの負荷は、
- WQHDの約1.3倍
- 4Kの約0.6倍
と言った様に、WQHDと4Kの中間的なので、そこそこのミドルクラスのPCスペックでもフレームレートが安定させやすいです。
VAならではの高コントラスト比で黒の表現力に優れる
「AW3425DWM-A」はコントラスト表現に長けたVAパネルが採用されており、IPSパネルなどのコントラスト比 1,000:1程度と比較して、こちらは3,000:1と高めな数値を持っています。
この差がもたらす恩恵は、一言で言えば「黒がグレーに浮かない」ことです。
なので暗いシーンなどの黒が多い場面でも白っぽくボヤけず、しっかりと「深い黒」が表現しやすく、光の当たっている部分との明暗差がはっきりして、映像に立体感が生まれます。
特にホラー系のような暗闇を探索するゲームなどと相性が良く、黒の表現力が恐怖感や臨場感を引き立ててくれます。
曲率1500Rによる視認性の良さ
34インチのウルトラワイドは横幅が広い分、画面の端から端までの視線移動が多く感じやすいですが、「AW3425DWM-A」は曲率1500Rの曲面になっています。
これによって画面全体が視界に覆う形になるため、平面よりも端まで目で追いやすいです。
なのでPC作業では首や視線移動による負担を抑えやすく、ウルトラワイド対応のゲームでは没入感あるゲームプレイが出来ます。
USBハブ機能搭載
USBハブとして使えるUSB-Aが二つ付いていて、モニターにマウスやキーボードを繋いで使えるのでPC周りの配線をすっきりさせやすくなります。
スタンド調整がピボット以外に対応
ウルトラワイドモニターなので縦向きにするピボットには対応していませんが、高さ、左右、チルトには対応しています。
これによって、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
人によっては気になる点
内蔵スピーカーと音声ポートがない
「AW3425DWM-A」を検討する上で注意すべきなのが、オーディオ機能が完全に省かれている点です。
スピーカーが内蔵されていないだけでなく、ヘッドホンや外部スピーカー等を差し込むイヤホンジャックも備わっていません。
なので音を出すにはモニターに繋いでいるPCやゲーム機などから取る必要があるので気を付けて下さい。
対戦系FPSをガチでやり込みたい場合は不向き(フルスクリーンでプレイする場合)
「AW3425DWM-A」は180Hz対応に加えて応答速度も1ms(GTG)と高速なので、数値だけ見ればFPS向きなスペックです。
ただしウルトラワイドでフルスクリーン運用する場合、競技的なFPSとの相性が悪いです。
理由は、FPSでは画面の端にある
- キルログ
- ミニマップ
- 体力
- スキルの状況
などを頻繁に確認するため、視線移動が増えるからです。
R1500の曲面で平面よりは追いやすいですが、それでも24インチ等と比べればどうしても目を大きく動かす場面が多くなります。
これによって情報の見落としや眼精疲労のしやすさに繋がりやすくなります。
ただし、FPSをプレイする時だけウィンドウモードに切り替えて表示サイズを小さくすれば、この問題は解決出来ます。
またウィンドウモードにする事で解像度も低く出来るのでUWQHDよりも更にフレームレートを安定させやすいです。
その為FPSをやり込みたいなら、
- PC作業時やFPS以外のゲームではフルスクリーン
- 競技性の高いFPSではウィンドウモード
と言う様に使い分けるのがおすすめです。
ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる
ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、21:9のモニターで表示する場合は、
- 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
- 左右に黒帯で16:9で表示
と言う事になります。
なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。
曲面モニターは好みが分かれる
曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。
たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。
また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。
なので曲面はウルトラワイドの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うかは意識しておくと安心です。
まとめ
この様に「AW3425DWM-A」は34インチ/UWQHD/180Hzと言う使いやすいスペックを兼ね備えたモニターとなっています。
VAパネルで黒の表現力も高く、更に1500Rの曲面で大きめなサイズながらも視認性にも優れ、そしてUSBハブ機能にも対応している便利さもあります。
そして保証がDELLのAmazon限定モデルならではの手厚い物となっているので、長期間安心して使い続け易い点も魅力です。
一方でスピーカーとイヤホンジャックが非搭載なので、モニターから音を取る事を前提に考えている方とは相性が良く無いです。
また曲面ウルトラワイドならではの注意点もあるので、自分の使用用途に合うかを考慮して選ぶのがおすすめです。









