
KTCの「A32Q8」は、32インチ/4Kの広い作業領域と綺麗な画質、Google TV内蔵による手軽な動画視聴を1台で両立できる機能性に優れたモニターです。
PC用モニターとして作業に使えるのはもちろん、電源を入れればリモコン操作だけで動画配信サービスを楽しめるため、デスク環境でも「モニター兼テレビ」的な使い方がしやすいです。
さらにUSB-Cに4つのUSBハブ機能など、周辺機器をまとめたい人に嬉しい要素も揃っています。
今回は「A32Q8」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 32インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | VA |
| 解像度&Hz | 4K/60Hz |
| 応答速度 | 1ms |
| 色域 | 98% DCI-P3(1976) 123% sRGB(1931) 105% Adobe RGB(1976) |
| 輝度 | 300nits |
| コントラスト比 | 3000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.1×1 DP 1.4×2 USB-C×1 (DP ALT、65W) USB 2.0×4 ヘッドホン出力 |
| スピーカー | 5W×2(Dolby Audio認証) |
| スタンド調整 | チルト |
| リモコン | あり |
| 保証 | メーカー保証3年間 12ヶ月の交換サービス |
良い点
32インチクラスと4Kの組み合わせによる表示領域の広さと高画質
大型サイズに加えて解像度が4Kと高いので、画素密度の低下による画質の粗さの心配がありません。
その為、ゲームや映像などを綺麗に映せるのは勿論、文字の輪郭もはっきりするので、文章の読みやすさも上がり作業の快適性も良くなります。
またサイズが大きい事で映る物の大きさも維持出来るので、27インチなど小さいサイズよりも低倍率のズーム設定でも見やすく、多くの情報を画面に表示できます。
なので4Kと32インチの組み合わせはとても相性が良いです。
VAならではの高コントラスト比
VAパネルは黒の表現力に優れているのが特徴でコントラスト比が高めです。
なのでIPSパネルなどのコントラスト比1000:1と比べると、暗部の黒浮きが起きにくく映像にメリハリが出ます。
これによって夜景、宇宙、ダンジョンなどの暗いシーンや、映画/ドラマでの黒の締まりを重視する人に向いています。
Google TV搭載でモニター兼テレビ的に使える
Google TVを搭載しているため、PCを起動しなくてもモニター単体で動画配信などのコンテンツを楽しめるのが魅力です。
リモコンも付属されているので操作性も良く、アプリを立ち上げてすぐ視聴できるので、ちょっとしたTV代わりとしても使えます。
USB-CとUSBハブ機能に対応
USB-C一本で映像・音声・USBデータ転送に加え、65W給電までまとめられるので、ドックいらずですっきりした配線が実現します。
さらに本体側のUSB-Aポートにマウスやキーボード、USBメモリなどを挿しておけば、入力切替に合わせて周辺機器も一緒に使い回せます。
なのでノートPCを持ち運ぶ事が多い場合は、
「ノートPCをケーブル1本で接続→充電しながら32インチ4Kの環境で使用+USBハブに繋いだマウスとキーボードを使用」
と言った様に、手軽に家庭用での快適な環境に切り替えられます。
スピーカー搭載
本体にスピーカーを内蔵しているので、別でスピーカーやヘッドホンを用意しなくても音を出せます。
なので動画視聴やちょっとしたゲームなど、とりあえず鳴ればOKな場面には十分です。
ただしモニター内蔵のスピーカーは単体の物と比べて音質に劣るので、拘りたい方は別で外部スピーカーやヘッドホンを用意するのがおすすめです。
4K/32インチ/スマートモニターと言うスペックは珍しい、かつ低価格
4K/32インチと言うスペックでスマートモニターの機能を持っているモニターは殆ど無く、選択肢が少なくなっています。
それでいて「A32Q8」は、
- 4K
- 32インチクラス
- スマートモニター
と言うスペックをあわせ持ったモニターとしてはかなり低価格になっているので、コストを抑えてこのようなモニターを探している人にとって魅力的なモデルだと思います。
低価格帯モデルながらも3年保証+12ヶ月交換サービス
「A32Q8」はスペックに対して低価格になっていますが、3年保証+12ヶ月交換サービスと手厚い保証が用意されています。
低価格帯モデルだと保証が1年間のものも多いので、この安心感は「A32Q8」の魅力の一つだと思います。
人によっては気になる点
スタンド調整がチルトのみ
スタンド調整はチルトにしか対応していないので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。
HDR対応としては輝度が低め
HDRに対応していますが輝度が300 cd/㎡と、HDRにしては低めになっていて、HDR400などの認証もありません。
一般的にHDRは輝度600cd/㎡以上で効果を実感しやすいと言われているので、「A32Q8」のHDRは控えめと思っておいた方が良いです。
もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめ出来ます。
こんな人におすすめ!
- 低コストで4K/32インチのスマートモニターが欲しい方
- パネルはVAで問題無い方
- 60Hzで十分な方
- USB-C、USBハブ機能が欲しい方
この様に「A32Q8」は、4K/32インチの見やすい大画面に、Google TV内蔵による手軽な動画視聴、そしてUSB-CにUSBハブ機能などの接続性の良さも合わせ持ったモニターとなっています。
普段はPCモニターとして使い、休憩時などはPCなどを付けずにサッと配信視聴へ切り替えられるため、
「デスクでもテレビ的に楽しみたい人」
に向いたモデルと言えます。
更にノートPCでの使いやすさもあり、スピーカーも内蔵なので別でデスク周りの機材は配線を少なくする事も可能です。
一方でスペックに対して低価格と言うこともありスタンド調整はチルトのみ、パネルはIPSでは無くVAパネル、リフレッシュレートは60Hzでコアなゲーミングには不向きなど、人を選ぶ要素もあります。
逆に高リフレッシュが必須では無く、なるべく低コストで大画面4K+スマート機能で快適に使いたいという人に相性が良いと思います。









