【レビュー】パナソニック SC-GN01 良かった点と気になった点!FPSで使用した感想!【ネックスピーカー】

今回はパナソニックのゲーミング向けネックスピーカー「SC-GN01」のレビューを書いていきます。

ちなみに今回は提供された物では無く自分で購入しています。

また発売日から使用しているので、約1ヵ月間使用したレビューです。

外観と付属物

付属物

本体以外の内容物については、

  • 説明書
  • 注意事項
  • 商品登録に関する物
  • AUXケーブル
    (イヤホンジャックに接続する際に使用)

となっています。

ちなみに保証書は説明書にあります。




外観

電源とUSB接続を兼ねているUSBケーブルは本体の左側に固定されています。

ちなみに長さは3mと長めです。

そしてこのUSBケーブルは取り外す事が出来ません。

この面が上に向く形で首に掛けて使います。

スピーカーは片方に2つずつの合計4つ搭載されています。

首に引っ掛かる部分はゴムの様な素材になっていて、ぐにゃぐにゃと自在に曲がります。

その為、首に掛ける時は広げて掛けやすく、付けた後は首に合わせて形状が変化してくれるので付け心地が良いです。

左サイドには、

  • マイクのミュートボタン
  • サウンド設定の切り替えボタン
  • AUXの接続口

が付いています。

 

サウンド設定については、

  • RPG…比較的標準的な音質
  • FPS…低音すっきり、中高音強調
  • ボイス…人の声が強調される
  • ミュージック…ボーカルより楽器の音が強調される。他のモードより音が小さめ
  • シネマ…低音強め。一番低音が強く感じられる。
  • ステレオ…イヤホンやヘッドセットで聴くような左右からのみ音が聴こえる設定。ネックスピーカー特有の音の広がりが無くなる

これら6種類が用意されていて、ボタンを押す毎に切り替えられます。

また現在の設定の確認方法については、ボタンを押すたびに音声ガイドが教えてくれます

AUX接続口

 

そして右サイドには、

  • ボリューム調整ボタン
  • ミュートボタン

が付いています。

良かった点

耳への負担が少ない

ネックスピーカーはイヤホンやヘッドホンなどの様に、

密閉された空間で小さいスピーカーから直で音を聴く

と言うものでは無いので、圧倒的に耳が楽です。

 

これは特に長時間聴き続けるほど違いが感じられ、自分の場合は音量大きめだと、

  • 密閉型ヘッドホン、カナル型イヤホンだと連続30分~1時間くらいで耳が疲れてくる
  • 開放型ヘッドホン、インナーイヤーイヤホンでも連続2~3時間くらいで疲れを感じる

と言う事が多いですが、「SC-GN01」では数時間使い続けていても全く疲れません。

なので長時間ゲームや音楽鑑賞などで音を聴き続ける事が多い方にとてもおすすめ出来ます。

開放感のある快適な付け心地

付け心地に関してもとても快適で、

  • イヤホンの様に耳穴を塞がない
  • ヘッドセットなどの様に耳回りを塞がれないので暑さや蒸れを感じない
  • 頭を押さえつけられないので髪型が崩れない

など、ヘッドホンやイヤホンよりも圧倒的に楽に感じられます。

 

また自分は今回初めてネックスピーカーを使用したのですが、購入する前は、

首に引っかけていて違和感や重さは感じないのか?

と言うのが少し心配でした。

しかし実際に使ってみて特に違和感は感じず、首に引っかけている事による負担も感じませんでした。

なので、付け心地に関しては最高で上で書いた「聴き疲れしにくい点」も合わさり、何時間でも使い続けられます。

シンプルな操作系統と使い方

操作系統についてはとてもシンプルで、上で紹介した左右のボタンを使って全ての設定を変更できます。

なのでPCに専用のソフトなどをインストールする手間も無く、USB接続をするだけですぐに使えるのでとても楽です。

また現在の設定を目で確認する事は出来ませんが、ボタンを押すたびに音声ガイドで知らせてくれるので問題ありません。

 

音声ガイドの例

  • 音量ミュートボタンを押す → 「ミュートオン」「ミュートオフ」と音声が流れる
  • マイクミュートボタンを押す → 「マイクオン」「マイクオフ」と音声が流れる
  • サウンド設定の変更 → 「RPG」「FPS」「ボイス」「ミュージック」「シネマ」「ステレオ」と現在の設定の名前を言う
  • 音量の変更 → 音量プラスで少し高い音、音量ダウンで少し低い音

有線接続によって遅延が無い

ネックスピーカーと言えばBluetoothでのワイヤレス接続で使う物が多いですが「SC-GN01」ではBluetoothでは無く、

  • USBケーブルでの接続
  • AUXケーブルでの接続

の有線接続のみに対応しています。

と言うのも、Bluetooth接続は少し遅延が発生してしまい、FPSやリズムゲームなど遅延無く音を聴きたい場合には不向きです。

そして「SC-GN01」はゲーミング向けのネックスピーカーとして作られているので、敢えて遅延の無い有線接続のみにされた様です。

ネックスピーカーは遅延の起きやすいBluetoothのみのモデルが多いので、この点は「SC-GN01」のゲーミングにおいて優れた点だと思います。

頭の周りで広がるサウンド感

これについては実際に聴いてみないと分からないと思いますが、音の広がりすごいです。

やはり物理的に左右の前後に合計4つのスピーカー付いている事が大きく、頭の周りを360度囲む様に音が聴こえます。

この感覚はバーチャルサラウンド機能を使ったヘッドセットに近い感覚です。

 

しかし「SC-GN01」では4つのスピーカーを使ってこの臨場感を表現しているので、バーチャルサラウンドにありがちな、

  • 音の輪郭がぼやけて聴き取りにくい
  • 低音のボワボワ感が増して籠って聴こえる

などと言う事が無くすっきりしています。

なので個人的には、

バーチャルサラウンドをすっきりさせた様な聴こえ方

と言う様に感じました。

FPSでの音質と定位表現について

FPSプレイヤーにとっては一番気になると思われる「音の定位表現」についてですが、これについても抜群に良いです。

と言うのも、やはり物理的にスピーカーが4つ付いている事が大きく、音の方向をはっきりと表現してくれます。

なので前後左右の音がはっきりと聴き取りやすく、それでいて全体的な聴こえ方にサラウンド感があるので上下の聴き取りもしやすいです。

 

音質に関しては低音が控えめで、密閉型ヘッドセットで感じられる頭に響くような迫力と言うのはありません。

しかし逆に言えば低音がすっきりしていて音が埋もれる事が無く、全体的な音質もクリアなので聴き取りがしやすく感じます。

なので、低音の迫力を求める方からすると物足りなさを感じるかもしれませんが、FPSでの聴き取りやすさを求めるならとても良いと思います。

人によっては気になる点

ワイヤレスには非対応

上の項目でワイヤレスでは無く有線であることがメリットと書きましたが、一般的にネックスピーカーはワイヤレスで使うモデルが多いです。

なので他のネックスピーカーの様な使い心地を求める方からすると、ワイヤレス非対応なのは欠点に感じると思います。

USBケーブルで接続しないと使用できない

本体に固定されているUSBケーブルはUSB接続するだけで無く、USB給電を兼ねており、これを接続しないと電源を付けられません。

その為、AUXケーブルを使う際も給電用としてUSBケーブルも接続する必要があるので、ケーブルを2本繋ぐ必要があります。

なので

  • 持ち出してAUXケーブルでどこでも気軽に使いたい
  • ケーブル周りはすっきりしている方が良い

と言う方には合わないかもしれません。

逆にUSB接続で使うのであれば、USBで繋ぐだけで使えるので手軽に使えます。

スピーカー音量を大きくするとマイクが使い物にならない

SC-GN01」にはマイクが内蔵されているので、ボイスチャットなどで使えます。

そしてこのマイクは小さめな音量であれば問題無いのですが、大きめな音を出していると、

  • ノイズキャンセラーが強く効きすぎて声が途切れ途切れになる
    (ノイズキャンセラーは周りの雑音が大きいほど強くなる)
  • 自分の声にスピーカーの音が混じって聴き取りにくくなる

と言った感じで相手に声が伝えにくくなります。

だからと言って音を小さめにすると、特にFPSでは聴き取りがしにくくなってしまいます。

 

ちなみにAPEXで試しにマイクを使い、それを録音して聞き直したのですが、

  • 漁っている最中など非戦闘時であれば問題無し
  • 銃声や爆発音が飛び交う場面では声が途切れ途切れ + ゲーム音が入りまくり

と言う状況でした。

なのでFPSでマイクを使うのは難しいかもしれません。

ただし逆を言えば、

  • 音量を抑えても問題ないゲームをプレイする時
  • 軽くBGMなどを流す程度の場合
  • ビデオ通話などで使う場合

などであれば問題無く使えます。




使用する時の注意点

Windowsでの再生デバイスを「スピーカー(Panasonic SC-GN01(Game))」へ選択する必要がある

SC-GN01」をPCに繋ぐと「再生デバイスの設定(Windowsの右下のスピーカーマークをクリックした先)」に、

  • スピーカー(Panasonic SC-GN01(Game))
  • ヘッドセットイヤホン(Panasonic SC-GN01(Chat))

の2種類が表示されるようになります。

そしてここは必ず「スピーカー(Panasonic SC-GN01(Game))」にする必要があります。

 

もしここを「ヘッドセットイヤホン(Panasonic SC-GN01(Chat))」にしてしまうと、

ゲーム音などが全てボイチャ用のスピーカー部分からモノラルで再生される

と言う状況になり、音の広がりが全く無くなってしまいます。

自分の場合はデフォルトの状態で「ヘッドセットイヤホン(Panasonic SC-GN01(Chat))」となっていたので、使う前に必ずここの設定をチェックしておくと良いです。




まとめ

  • 耳への負担が少なく聴き疲れしにくい
  • 付け心地が良い
  • 操作性が良くUSB接続すればすぐに使える
  • Bluetoothでは無く有線である事で遅延が無い
  • サラウンド感のあるクリアな音質
  • FPSでの聴き取りもしやすく定位表現も良い
  • ワイヤレス接続では使えない
  • USBで給電しないと使えない
  • スピーカー音量が大きいとマイクが使い物にならない

 

この様に「SC-GN01」は付け心地が良く聴き疲れもしにくい、快適に使いやすいネックスピーカーとなっています。

加えて遅延が無くFPSでの聴き取りもしやすいので、性能面でもばっちりです。

 

ただし、スピーカー音量を大きめにするとマイクが使い物にならないので、その点は欠点に感じられます。

なので自分の場合、マイクを使わないでFPSをプレイする時にしか使っていません。

逆を言えば、マイクを使わなければFPSの音での索敵も問題無く、付け心地も良いのでとても快適に使えています。

また音量を絞ればマイクも使えるので、MMOなどをプレイする場合であれば不自由なく使えると思います。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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