おすすめなRTX2060の選び方!メーカーとモデルの違いやGTXシリーズより優れている点について!

今回はNVIDIA製のGPU、RTX2060を搭載したグラフィックボードの選び方について書いていきます。

グラフィックボードのGPU以外はNVIDIA以外のメーカーが設計しており、周りのパーツはGPUの働きをサポートしています。

その為、メーカーやモデルによって外見だけでなくオーバークロック性能や冷却性能など、性能面でも違いがあります。

この記事では、メーカーやモデル毎の特徴、選ぶときのポイントについても書いているので是非参考にしてみてください。

またおすすめなモデルを紹介する前にGTXとRTXの違いについても詳しく簡単に書いています。




GTXシリーズとの違い!

スペックの比較表!

RTX
2070
GTX
1070Ti
RTX
2060
GTX
1060
GPU
アーキテクチャ
Turing
TU106
Pascal
GP104
Turing
TU106
Pascal
GP106
TFLOPS7.468.1866.9124.4
CUDA
コア数
2,3042,4321,9201,280
RTコア360300
RTコア
性能
6G
Ray/s
05G
Ray/s
0
Tensorコア28802400
コアクロック1,410
MHz
1,607
MHz
1,365
MHz
1,506
MHz
ブースト
クロック
1,620
MHz
1,683
MHz
1,800
MHz
1,708
MHz
ROP64644848
VRAM容量8GB8GB6GB6GB
VRAM種類GDDR6GDDR5XGDDR6GDDR5
メモリクロック14GHz8GHz14GHz8GHz
メモリバス
帯域幅
256bit256bit192bit192bit
メモリ帯域幅448
GB/s
256.3
GB/s
336
GB/s
192
GB/s
テクスチャ
ユニット
14415212080
TDP175W180W160W120W
トランジスタ108億72億個108億44億
プロセスルール12nm16nm12nm16nm
価格約5万円
~8万円
約5万円
~7万円
約3.5万円
~6万円
約2万円
~4万円

PascalからTuringアーキテクチャへ進化!

GTXシリーズではアーキテクチャ(構造方式)が「Pascal」と呼ばれるものでした。

そしてRTXでは全く新しい次世代の「Turing」へ変更されています。

これをNvidiaは

2006年にCUDA GPUを開発して以来の大躍進

と言われており、以前の物よりも性能、機能面で大きな進化がされています。

主に追加された要素としては以下の二つが挙げられます。

リアルタイムレイトレーシング用の「RTコア」

RTコアは主にリアルタイムレーシングで使われる物です。

これが搭載されていることによって100万円以上するNVIDIAのグラフィックボード、

Tesla V100

が4枚がかりでも成しえなかった60FPSでのリアルタイムレイトレーシングが可能となっています。

(「Tesla V100」4枚では24FPSだった様です。)

このRTコアは画面内の光線の動きを処理し、より自然で鮮やかな反射や光の表現を可能にしています。

レイトレーシングについては下で紹介しているのでそちらを参考にして下さい。

深層学習用の「Tensorコア」

Tensorコアは素早い演算を可能にする人工知能です。

これによって今まで難しかったリアルタイムレイトレーシングを可能にしています。

またディープラーニングを利用したアンチエイリアシング技術 「DLSS」も可能にしている物です。

このDLSSは人工知能の素早い演算を利用して負担を掛けずにアンチエイリアス掛けることが出来ます。

DLSSについては下で紹介しているのでそちらを参考にして下さい。

RTXの新技術!

リアルタイムレイトレーシング

リアルタイムレイトレーシングは簡単に説明すると、光の反射の表現の事です。

これを行うには光線の動きや反射、屈折など、様々な動きが絡む膨大な演算をする必要があります。

その為、今までのグラフィックボードで表現するには難しいものとされていました。

そこでRTXでは上で説明したパーツ、

  • レイトレーシング専用の「RTコア」
  • 素早い演算処理を可能にする人工知能「Tensorコア」

これらを搭載したことにより優れた反射表現が可能となっています。

このレイトレーシングの具体的な魅力については下のBF5の動画を見比べて貰えればわかりやすいです。

・RTX2080Tiのプレイ動画(レイトレーシング有り)

・GTX1080Tiのプレイ動画(レイトレーシング無し)

RTX2080Tiの動画では水たまりなどの反射表現が綺麗で映っている景色が鮮明です。

特に光の表現にリアリティが感じられます。

また動画内でも説明していますが、窓ガラスの反射もしっかり表現されています。

ただし一つ注意点としてリアルタイムレイトレーシングは今のところ、

フルHD画質/60FPS

でないと使う事が出来ません。

新しいアンチエイリアシング技術 「DLSS」

アンチエイリアスとも呼ばれますが、これは映像内の物体との境目に発生するジャギーを消す技術です。

このジャギーを消すことによって物体の分離感が良くなり、細かい部分もぐちゃぐちゃにならず映像が鮮明になります。

しかし今までのアンチエイリアシング技術では高性能な物ほどPCに負担が掛かり、FPS値が下がってしまうものでした。

その為、本来FPSなどのゲームで視認性が良くなり有利になる機能な筈ですが、デメリットの部分が多くOFFにしている方も多いです。

そこでこの新技術 「DLSS」は人口知能の素早い演算能力を利用して、負担を軽減しながら最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

これについても実際の比較動画を見て貰えればわかりやすいです。

・DLSS VS TAAの動画

この様に重くなる代わりに最高品質を発揮する「TAA」と同等の性能を発揮しながら、常にFPS値が20~30近く上回っています。

新技術の注意点!

2つの新技術はゲームソフト側が対応していないと使えない!

上で書いたように様にRTXシリーズではGTXシリーズで不可能だった機能が付いています。

しかしこれらを使うにはゲームソフト側も対応している必要があります。

その為ゲームによってはせっかくの新技術が使えないという場合もあるので気を付けて下さい。

またリアルタイムレイトレーシング、DLSSどちらか片方にしか対応していないゲームもあります。

ちなみに2018年10月時点で対応、または対応することが決定しているゲームタイトルは以下の通りです。

レイトレーシングDLSS
・バトルフィールド5
・Shadow of the Tomb Raider
・メトロ・エクソダス
・コントロール
・Atomic Heart
・ARK Survival Evolved
・PUBG
・FF15
・Hitman 2
・assetto corsa competizione
・Dauntless
・In Death
・The Forge Arena
・Fractured Lands
・JX3
・Justice
・MechWarrior 5: Mercenaries
・Remnant: From the Ashes
・Serious Sam 4: Planet Badass
・We Happy Few
・Ark: Survival Evolved
・Atomic Heart
・Dauntless
・FF15
・Fractured Lands
・Hitman 2
・Islands of Nyne
・Justice
・JX3
・Mechwarrior 5: Mercenaries
・PUBG
・Remnant
・Serious Sam 4:
・Planet Badass
・Shadow of the Tomb Raider
・The Forge Arena
・We Happy Few

ビデオメモリがGDDR5XからGDDR6へ進化!

ビデオ目盛りの種類がGDDR6に変わっています。

これによって前機種とメモリ容量が同じでも、メモリからデータを効率良く取り出す事が可能です。

大きな違いについては一度に取り出すデータ量の最小量がGDDR6の方が細かくなっています。

(GDDR5Xでは64B単位だったのに対してGDDR6では32B単位)

この細かい単位で取り出し出来るようになったことで、より効率の良い働きをしてくれます。

単純な性能はGTX1070Tiに近い!

RTX2060はその名前からしてGTX1060に近い性能の物に感じるかもしれません。

しかし実際にはGTX1060の1.5~2倍程度高い性能を持っており、これはGTX1070Tiに迫る性能です。

ちなみにGTX1070Tiとの具体的な性能差はゲームタイトルによって多少上下しますが、

「大体5FPS低い、もしくは20FPS程度高い数値」

を発揮してくれます。

また、このGTX1070TiはGTX1080より少し劣る位の高性能モデルで、大体5~7万円程度で販売されています。

それに比べてRTX2060は2019年4月時点では大体「3.5万円~6万円」と性能に対してとても低価格です。

更に基本的な性能差だけでなくRTX2060には「リアルタイムレイトレーシング」「DLSS」と言う新技術にも対応しています。

なので現時点ではRTX2060の方がコスパが良いです。




メーカーによる違いについて!

値段

同じRTX2060を積んだグラフィックボードでもメーカーやモデルによって価格に違いがあります。

基本的に高額な物ほど、

  • 冷却性能が良い
  • クロック性能が良い
  • サポートが充実している
  • 音が静か

等が挙げられます。

ただし、日本にあまり出回っていない物や販売店によって、性能に見合わない価格で販売されている場合もあるので気を付けて下さい。

大きさ

大きさに関してはファンの数に依存する事が多く、RTX2060搭載グラボでは1個〜3個付いています。

ただ、ファンの数が同じでも全てのグラフィックボードが同じサイズと言うわけではなく、数センチ程度の違いがあるので気を付けて下さい。

もしサイズが合わず取り付けられない場合は無駄な買い物となってしまうので、必ず自分のPCに取り付けられる大きさかどうか確認しておきましょう。

消費電力

消費電力に関しては基本的に性能が良い物ほど高くなります。

例えばクロック性能が高かったり、ファンの数が多いと消費電力も高くなりがちです。

その為、自分が使用している電源とグラボのTDPを見比べて選んでいくのがおすすめ出来ます。

ちなみにTDPと言うのは消費電力ではなく発熱量を表しています。

しかしTDPと消費電力は近い値になりやすいので大体の目安として見る事が出来ます。

また実際の消費電力はTDPよりも少し大きい場合が多いので多めに見越しておくのが良いです。

冷却性能

大きな要因はファンの数!

冷却性能を決める大きな要素はファンの数です。

ただしファンの数が多ければ冷却性能が良いとは言い切れません。

それ以外にもヒートシンクやヒートパイプの性質などによっても左右されてしまうので、その辺もチェックしておくと良いです。

ただし上でも書いたように、ファンの数が多ければ多いほどグラフィックボードの大きさが大きくなってしまうので、PCのサイズに合わせて選んでいきましょう。

静音性

静音性はファンの数が関係してきます。

基本的に数が少ないと回転数を多くして冷却しているので音が大きいです。

逆にファンの数が多い方が音も静かで冷却効率も良くなっています。

クロック性能

クロック性能は基本的に冷却性能が良いものほど高くなっており、高額なものほど高い傾向があります。

その為、少しでも限界性能を求めるのであればクロック性能も気にするのがおすすめです。

逆にそこまで限界値を求めないのであれば特別高い物は選ばず、低コストで購入できるモデルがおすすめ出来ます。

端子の種類と数!

HDMIやDisplayportなど、現在主流で使われている端子がない製品はありませんが、製品によってそれぞれ数が違う場合があります。

その為、マルチモニター環境にしている方は何の端子がいくつ付いているのかを確認しておくと良いです。

電源ピンの違い!

RTX2060の補助電源は8pin一つだけの物も多いですが、

  • 8pin x 1 + 6pin x 1

と複数の補助電源を必要とする場合があります。

そして電源には、8pinが一つも付いていない物も存在するので、場合によっては電源も交換する必要が出てきます。

ただし、6pinが2つ付いている電源であれば、以下の様な変換器を使ってまとめて1つの8pinにすることは可能です。




おすすめなメーカー、モデル一覧!

Palit

ヨーロッパ向けに販売されており、本来であれば日本では取り扱われていないメーカーです。

しかし、それをドスパラが独自に仕入れて販売しているので、他のメーカーのグラボに比べてとても低価格で購入する事が出来ます。

それでいて、性能に関しても他メーカーと引けを取らない物を持っているのでコスパが良いです。

その為、なるべく低価格で購入したい場合はこのメーカーからチェックするのがおすすめ出来ます。

ちなみに、低価格で高性能で人気があるのに加え、日本で販売しているのがほぼドスパラしかないので売り切れになってしまう事が多いです。

StormX OC

StormX OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1725 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数1つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 1
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160 W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)168 x 122 x 40 mm

ファンが1つだけの小型モデルで、小さなPCを使っている方に向いています。

また他社のシングルファンモデルと比べてクロック性能が少し高いです。

しかしファンの数が少ない分、他のモデルに比べて静音性と冷却性能に劣る部分があります。

それでも低発熱の電源制御チップ「DrMOS」が使われているなど、冷却面で対策がされています。

性能よりもコンパクトさを重視したい方におすすめです。

Dual OC

Dual OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1725 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 1
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160 W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)235 x 115 x 40 mm

他メーカーと比べて断トツに安いPalit製の中でも最も低価格な2枚ファンモデルです。

その為、価格については他社製を含めても最安値クラスとなっています。

クロック性能は特別高くありませんが、低発熱の電源制御チップ「DrMOS」や「胴ベースのヒートパイプ」など、冷却性能に優れた作りがされています。

低コストで2枚ファンモデルのRTX2060を購入したい方におすすめです。

GamingPro OC

GamingPro OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1830 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 1
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
消費電力190W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)235 x 112 x 40 mm

Palit製の中で最上位のモデルで他社の最上位モデルに近いクロック数を持っています。

それでありながらとても低価格で、多くの他社モデルより安い価格で購入する事が出来ます。

低コストで高性能モデルを探している方におすすめです。

ASUS

台湾の大手メーカーです。

グラフィックボード以外にマザーボードやモニターなど、様々な分野で高いシェア率と信頼性があります。

グラボに関しても高品質な製品を作っており、他のメーカーと比べても高いクロック性能と冷却性能を備えた製品が揃っています。

その為、安定性が高く高性能な製品が多いですが、比較的価格が高めなものが多いです。

金銭的に余裕があり、高性能で壊れにくいモデルを探している方に向いているメーカーと言えます。

PH-RTX2060-6G

PH-RTX2060-6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数1つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 2
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)177 mm×121 mm×39 mm

ファンが1つだけのコンパクトなモデルです。

その為、小型のPCを使っている人に向いていますがファンの数が少ない分、他モデルに比べて静音性と冷却性能に劣る部分があります。

しかし、

  • 2倍の寿命を持つ「デュアルボールベアリングファン」
  • IP5Xの防塵ファン

これらによって耐久性が強化された作りがされています。

性能よりもコンパクトさを重視したい方におすすめです。

TURBO-RTX2060-6G

TURBO-RTX2060-6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 2
HDMI 2.0 x 2
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)268 mm×113 mm×40 mm

こちらは外排気仕様のモデルで熱くなった空気をPC外へ排出して冷却します。

これによって空気の流れが良くない小さなPCケース、もしくは搭載パーツが多いPCでも熱を籠らせずに運用できます。

ちなみに2019年4月時点では唯一の外排気仕様となっているので、外排気仕様が欲しい方はこちらがおすすめです。

TUF-RTX2060-O6G-GAMING

TUF-RTX2060-O6G-GAMING

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1740 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 2
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)204 mm×125 mm×46 mm

こちらは2枚ファンモデルとしてはとてもコンパクトなモデルで、クロック性能も若干高めになっています。

また上で紹介したモデルと同じように「デュアルボールベアリングファン」と「IP5Xの防塵耐性」もあります。

小型のPCケースを使っている方や、なるべく空間をすっきりさせたい方におすすめです。

DUAL-RTX2060-O6G

DUAL-RTX2060-O6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1785 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 2
HDMI 2.0 x 2
DVI-D × 1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)270 mm×111 mm×58 mm

ASUS製の中ではミドルクラスのモデルですが、他メーカーのモデルと比べても高いクロック性能を持っています。

冷却機能と静音機能についても様々な工夫がされており、

  • ASUSが特許取得済みの2枚のウイングブレードファン
  • 新しいスロットデザインによって大きなヒートシンクを搭載
  • 55℃を下回るとファンの動きが止まる「0dB テクノロジー」に対応

これらによって冷却性能と静音性が強化されています。

価格についてもそこまで高額では無いので、ASUS製の高性能モデルを低コストで欲しいという方におすすめです。

ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING

ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1860 MHZ
メモリクロック14Gbps
ファンの数3つ
出力インターフェースDP1.4 x 2
HDMI 2.0 x 2
補助電源8-pin x 1
6-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)300 mm×132 mm×50 mm

ASUS製の最上位モデルで、クロック性能が他社モデル含めトップクラスの高さとなっています。

冷却機能も力が入れられており、

  • 従来の物よりも放熱性能に優れる「MaxContact」
  • 特許取得済みの3枚のウイングブレードファン
  • 55℃を下回るとファンの動きが止まる「0dB テクノロジー」

これらの機能があります。

最高クラスのクロック性能と冷却性能を持つASUSモデルが欲しい方におすすめです。

MSI

ASUSと同じ台湾の大手メーカーで、グラフィックボード以外にもマザーボードやゲーミングPCなどの販売もしています。

グラフィックボードに関しては冷却性と静音性に優れ、高いクロック性能も兼ね備えたモデルを出しています。

またRTXシリーズでは独自の独自GPUクーラー「トルクスファン 3.0」が特徴的です。

ちなみにオリジナル基板を作る事が出来る数少ないメーカーでもあります。

こちらもASUS同様に高性能で安定感ある製品が揃っています。

AERO ITX 6G OC

AERO ITX 6G OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数1つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)175 x 126 x 43 mm

ファンが1つだけのコンパクトなモデルです。

その為、小型のPCを使っている人に向いていますがファンの数が少ない分、他モデルに比べて静音性と冷却性能に劣る部分があります。

しかし

  • エアフロー効率を上げる「トルクスファン」
  • 50度以下の低負荷時にファンを止めて無音化させる「ZERO FROZR」
  • 銅製スーパーパイプと無数のアルミフィンで出来た「ヒートシンク」

これらによって静音性と冷却性能の対策がされています。

性能よりもコンパクトさを重視したい方におすすめです。

VENTUS 6G OC

VENTUS 6G OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)226 x 128 x 41 mm

MSI製の2枚ファンモデルの中で最も低価格なモデルです。

その為、クロック性能は高くありませんが、

  • エアフローを加速して冷却効率に優れる「トルクスファン2.0」
  • 最大限の熱伝達を発揮する「スムースヒートパイプ」
  • 熱伝導性に優れるグリス「プレミアムサーマルコンパウンド」

これらによって冷却性能に優れた作りがされています。

低コストで冷却性能に優れたMSI製モデルが欲しい方におすすめです。

VENTUS XS 6G OC

VENTUS XS 6G OC

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)216 x 132 x 42 mm

こちらは上で紹介している「VENTUS 6G OC」を少しコンパクトにしたモデルです。

その他の性能や機能面で違いはありません。

コンパクトな2枚ファンモデルを探している方におすすめです。

GAMING Z 6G

GAMING Z 6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1830 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力190W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)216 x 132 x 42 mm

こちらはMSI製の最上位モデルで、クロック数がとても高くなっています。

また冷却機能についてもMSI独自の「TWIN FROZR 7」があり、

  • エアフロー効率を更に向上させた「トルクスファン3.0」
  • ファンを効率よく回転させる「ダブルボールベアリング」
  • 空気力学を考えて作られた構造
  • 放熱性を高める「密集型ヒートパイプ」

これら4つの仕組みによって冷却性能と静音性に優れた作りがされています。

高性能で静音性と冷却性能が高いモデルを探している方におすすめです。

GIGABYTE

ASUS、MSIと同様に台湾のメーカーで、こちらも同じようにマザーボードやPCケースなど、グラフィックボード以外のPCパーツを作っています。

特にマザーボードで有名で日本国内ではASUSに次いでシェア率2位を誇ります。

グラフィックボードに関しても高性能な製品が多く、大型ファンを採用して高い冷却性能を発揮します。

特にRTXシリーズではファンを3つ搭載しているモデルばかりです。

またファンが3つのモデルは高額なものが多いですが、GIGABYTE製はそこまで高額ではありません。

その為、コスパに優れているモデルが多いメーカーと言えます。

OC 6G

OC 6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1755 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)225.65 x 122.02 x 40.5 mm

クロック性能が若干高めなのに加えて、普通の2枚ファンモデルに比べてサイズがコンパクトに作られています。

また冷却機能についてもGIGABYTE独自の「WINDFORCE 2X」が搭載され、

  • 2枚の90mmブレードファンによる交互回転の冷却
  • 熱伝導率を高める「コンポジットヒートパイプ」
  • 低負荷時はファンを回さず静かに使える3Dアクティブファン機能

これによって冷却性能と静音性が高められています。

コンパクトで高性能な2枚ファンモデルを探している方におすすめです。

WINDFORCE OC 6G

WINDFORCE OC 6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1770 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)264.9 x 120.58 x 40.41 mm

GIGABYTE製の上位モデルで、上で紹介した「OC 6G」よりもクロック性能が高いです。

冷却機能についてもGIGABYTE独自の「WINDFORCE 2X」が搭載されています。

また「OC 6G」ではコンパクトな作りのおかげでファンの大きさが90mmとなっていましたが、こちらは通常サイズなので100mmファンと大きいです。

これによって冷却性能と静音性が更に強化されています。

コンパクトさを求めていない方はこちらの方がおすすめです。

AORUS XTREME 6G

AORUS XTREME 6G

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1845 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数3つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
USB Type C
補助電源8-pin x 1
6-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)290 x 140 x 58 mm

GIGABYTE製の最上位モデルで他社の高性能モデルと並ぶクロック数を持っています。

また上で紹介しているモデルと違ってファンの数が3枚と多くなっており、GIGABYTE独自の冷却システム「WINDFORCE3X」が搭載されています。

これによってクロック数だけでなく冷却性能と静音性も良いです。

そしてこのモデルの大きな特徴として4年間保証が付いています。

殆どのグラボは1年間、長くても2年間の物ばかりなので、これはかなりの長期間保障と言えます。

高いクロック数と冷却性能、そして長期間の保証を求める方におすすめです。

ZOTAC

香港のメーカーで、PCパーツや周辺機器を作っています。

比較的に低価格な製品が多く、その分他メーカーに比べてクロック数は控えめです。

しかし冷却性能などはしっかりしているので、低価格でコスパに優れるモデルが多く見られます。

その為クロック数はそこまで重視せず、低コストで購入できるモデルを探している方におすすめです。

Twin Fan

Twin Fan

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1680 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)209.6mm x 119.3mm x 41mm

ZOTAC製の2枚ファンモデルの中で最も低価格なモデルです。

クロック性能は特別高くありませんが、ZOTACによって念密に設計されたオリジナルクーラー「IceStorm 2.0」が搭載されています。

また、通常の2枚ファンモデルよりもサイズが小さいです。

クロック性能はそこまで求めず、低コストで冷却性能の高い小型モデルを探している方におすすめです。

AMP Edition

AMP Edition

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1800 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力170W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)209.6mm x 119.3mm x 41mm

ZOTAC製の高性能モデルで高いクロック性能を持っています。

加えて通常の2枚ファンモデルよりもサイズが小さいです。

コンパクトなモデルの多くはクロック性能がそこまで高くないモデルが多いので、

高性能でコンパクト

と言うのがこのモデルの大きなメリットとなっています。

性能とコンパクトさを求める方におすすめです。

ELSA

ドイツ生まれのメーカーで、現在はELSA JAPANとして日本のメーカーとなっています。

「最高に安定したビデオカード」

を目指して作られているので、耐久性と安定性に優れている特徴があり、ゲームセンターの機材などの業務用の機材にもELSAのグラフィックボードが使われています。

ファンの回転数を抑えながら、十分な冷却効果を生み出す独自の冷却装置によって静音性と冷却性を両立させています。

品質が良く、長期的に使い続けられるグラフィックボードを探している方におすすめです。

S.A.C

S.A.C

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1680 MHz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 3
HDMI 2.0 x 1
補助電源8-pin x 1
消費電力160W
外形寸法(奥行き×幅×高さ)206mm x 114mm x 43mm

2019年4月時点ではELSA製唯一のRTX2060モデルです。

クロック性能は特別高くはありませんが、静音デュアルファン「S.A.C 3」が搭載されています。

これはRTXシリーズで改めて完全新設計されたもので、他にも大型ヒートシンクを搭載されています。

加えて2枚ファンモデルとしてはサイズがコンパクトになっているのも特徴的です。

また他のモデルの保証期間は1年間の物が多い中、こちらは保証期間が2年間になっています。

それだけ壊れにくく自信を持って設計されているという事なので、長期的に安心して使いやすいです。

高いクロック性能よりも冷却性能などの安定性を重視したい方に向いています。

玄人志向

玄人志向はその名前の通り、玄人向けの製品を販売しており、説明書が付属しておらず電話サポートなどのサービスも提供していません。
(1年間の保証は付いています。)

その代わりに低価格化がされており、他のメーカーと比べて比較的安く購入する事が可能です。

自分自身だけで、取り付けや問題が起きたときに対処できる方にのみおすすめ出来ます。

GK-RTX2060-E6GB/MINI

GK-RTX2060-E6GB/MINI

ベースクロック1365 MHz
ブーストクロック1710 Mhz
メモリクロック14Gbps
ファンの数2つ
出力インターフェースDP1.4 x 1
HDMI 2.0 x 1
DVI-D x1
補助電源8-pin x 1
外形寸法(奥行き×幅×高さ)175 x 111 x 38 mm

2019年4月時点で唯一製造されている玄人志向製モデルです。

商品名にMINIと付いている通り、2枚ファンモデルとしてはサイズが小さいです。

また玄人志向製と言う事もあり低価格でコスパに優れています。

小型のPCケースを使っている方や、なるべく空間をすっきりさせたい方におすすめです。

 

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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