【東プレ】REALFORCE SA R2 超軽量のキー荷重で素早く打ちやすい静音キーボード!【レビュー】

評価:5

今回は東プレの「静音」「キー荷重30g」「APC機能」の三つが特徴的なモデル「REALFORCE SA R2」を約4ヶ月使用したレビューを書いていきます。

このキーボードはとにかく軽いタッチでタイピングが可能で、力を入れずに殆ど触れるだけで打つ事が出来ます。

なので長時間PC作業をする方や、キーを継続的に押し続けるFPSプレイヤーの方にとてもおすすめです

ちなみにこのキーボードには「テンキー有りモデル」と「テンキーレスモデル」の二種類があります。

この二つは仕様上は全く同じでテンキーがあるかどうかの違いとなっているので、自分に合った方を選ぶと良いです。

今回購入したのはテンキーレスモデルの方です。

購入検討中の方や軽くて素早く打てるキーボードを探している方は是非参考にして下さい。

良かった点!

荷重30gの超軽量な打ち心地!

「REALFORCE SA R2」の一番の特徴がこの点です。

荷重30gと言うのは驚異的と言って良いほどの軽さで、初めてタイピングした時はあまりの軽快さに驚きました。

これに加えて下で紹介している「APC機能」によって、一番浅い「1.5mm」で反応するように設定すれば、力を入れずに殆ど触るだけでキーが反応するようになります。

その為、長時間疲れにくく素早いタイピングがしたい方や、FPSで使用するキーボードを探している方にもおすすめです。

特にFPSなどで一部のキーを押し続ける事が多い場合は、キー荷重による重さが殆ど無いので圧倒的に疲れにくく感じられます。

なのでこちらはゲーミング向けとして販売はされていませんが、多くのゲーミングキーボードよりもFPSに向いているモデルに感じられました。

ちなみに反応の深さとキー荷重の比較は以下の通りです。

反応する深さ 押下圧
REALFORCE SA R2 1.5mm

2.2mm

3.0mm

30g
Kailh Silver Speed 1.1mm 40g
Cherry MX Speed 1.2mm 45g
赤軸 2.0mm 45g
青軸 2.0mm 50g
茶軸 2.0mm 45g
黒軸 2.0mm 60g
ROMER-G(ロジクール製) 1.5mm 45g

静音モデルでとても静か!

静音モデルと言う事もあり他のキーボードに比べて音が殆ど出ません。

ちなみに以前はロジクール製のROMER-Gを搭載した「G910r」を使用していましたが、そのROMER-Gでさえ大きく感じるほどの静かさです、

ROMER-Gは赤軸に似たような物で、特別音が大きい軸ではありません。

なのでこのキーボードに変えてから、意外とキーボードの音は大きな物だったという事に気づかされました。

現在ではこのキーボードに耳が慣れてしまい、サブPC で使用しているスピード軸キーボードですら大きく感じてしまいます。

またこのキーボードには静音性を向上させる「スペーサー」が付属しており、付ける事で更に静かにする事が可能です。

その為、静かなキーボードを探している方にとてもおすすめ出来ます。

逆に青軸などのカチャカチャした音が欲しいという方には向いていません。

APC機能で反応する深さを調整できる!

この機能も「REALFORCE SA R2」の大きな特徴で、キーが反応する押し込み深さを3段階で調整する事が出来ます。

具体的な深さについては「1.5mm」「2.2mm」「3.0mm」の三つになっており、上でも書いている様に、1.5mmの状態だと殆ど触るだけでタイピングが可能です。

また、これはキー毎に反応する深さを調節する事が出来ます。

なので小指などで押すキーは「1.5mm」など浅めにして、人差し指や親指など力が入れやすいキーは深めにすると言った設定も可能です。

そしてこの設定の組み合わせはソフト上にいくつでも保存する事が出来るので、タイピング用やゲーム用などに分けて設定する事が出来ます。

これによって用途毎に自分が打ちやすいベストな設定にする事が出来るのでとても便利です。

ちなみに私自身は全部のキーを1.5mmにして使用しています。

Fnキー + ファンクションキーによるショートカット機能!

このキーボードにはFnキーが付いており、このキーとファンクションキーを組み合わせてショートカット機能を使う事が出来ます。

ショートカットの内容は以下の通りです。

内容
Fn + F1インターネットブラウザ起動
Fn + F2メールの起動
Fn + F3計算機の起動
Fn + F4ミュージックプレイヤーの起動
Fn + F5前の曲に戻る
Fn + F6再生/停止
Fn + F7次の曲に進む
Fn + F8メディアの停止
Fn + F9キーボードに設定を保存
Fn + F11Ctrl/CapsLookキーの入れ替え
Fn + F12キーロックのON/OFF
Fn + ↑APCの切り替え

ゲームモード(キーロック機能)で無効化できるキーを簡単に設定出来る!

このモデルはキーロック機能が搭載されており、この機能をONにする事で一部のキーを無効化する事が出来ます。

無効化するキーは自由に指定する事が出来、設定方法もソフトに表示されたキーボード上のキーをクリックするだけです。

その為、FPSで邪魔になりがちな「半角/全角」「Caps Look」「Windowsキー」等を無反応に出来るのでゲームでも便利に使えます。




気になった点!

3mmスペーサーを入れると強く押さなければ反応しなくなる!

上でも書いた通り、このキーボードには静音性を更に高めるスペーサーが付属しています。

これには2mmと3mmの2種類がありますが、3mmを入れるのはおすすめ出来ません。

これを入れてしまうと強めに押さないとキーが反応しなくなり、このキーボードの一番のメリットである、

力を入れずにほぼ触るだけでタイピングが出来る!

と言うのが無くなってしまいます。

ちなみに2mmであれば反応が悪くなる事が無く、静音性もより高くなるのでおすすめです。

(私自身は現在2mmのスペーサーを入れて使用しています。)

その為、スペーサーの使用を考えている方は3mmを入れない様に気を付けて下さい。

色が真っ黒で視認性が悪く、汚れが目立つ!

このキーボードは画像の通り、右上の一部分を除いて真っ黒になっています。

キーに記載された文字も黒くなっているので、パッと見では何のキーなのかわかりにくく、特に暗い場所だととても見にくいです。

その為、キー配置を覚えていない方からすると使いにくく感じるかもしれません。

また色が真っ黒な事によって、ちょっとした埃などでも目立ちやすく、掃除などをしないと汚く見えやすいです。

その為、使い終わったら軽く埃を取るなど気を使って使用するのがおすすめ出来ます。

しかしこのおかげで以前よりもPC周りの手入れに気を遣う様になり、結果的にキーボード以外も清潔な状態に保てる様になりました。

その為、綺麗好きな方には逆にメリットになるかもしれません。

気を抜いて指を置いているとキーが反応してしまう!

これは自分が不注意なだけですが軽量なのと反応が良すぎるおかげで、指を置いているだけでもキーが反応してしまう事があります。

特にブラウジング中などで「Tabキー」に何となく指を乗せていて、急にページがスクロールしてびっくりする事が良くありました(笑)

その為、使用するときは不用意にキーボードを触らない様にして使うのがおすすめです。

一度慣れると他のキーボードが重くうるさく感じる様になる!

ここまで書いてきたようにこのキーボードは静音性と軽いタッチが大きな魅力です。

この魅力は他メーカーのキーボードには無い物で、恐らく誰が使用しても大きな違いを感じられます。

なので一度このキーボードに慣れてしまうと他のキーボードが使いにくく感じるかもしれません。

現に私自身、以前はスピード軸の物が最も早く打ちやすい物だと思っていましたが、こちらのキーボードの方が圧倒的に速く打てます。

また音についてもスピード軸は特別大きい訳ではありませんが、それでもこれに慣れた後だと音が大きく感じます。

その為、日頃から複数のキーボードを使う方は気を付けて下さい。




同時に用意しておくとおすすめな物!

パームレストと組み合わせて使用するのがおすすめ!

このキーボードにはタイピング時に手の支えとなるパームレストがありません。

パームレストがあると手首の位置が固定出来て正確なタイピングがしやすくなり、手のひらがキーに当たる事を防げます。

また、指を動かす角度が少ない楽なポジションを取れるようになるので疲れにくいです。

私自身今までパームレストが付いているキーボードを使い込んでいたので、この点でとても使いにくく感じました。

なので現在は別でパームレストを用意して使用しています。

ちなみに個人的におすすめなのは、現在私自身が使用している「FILCO製のウッドパームレスト」です。

パームレストにはスポンジなど柔らかい物もありますが、やはり硬い素材で作られている物の方が安定感があります。

また木材の物は手触りがサラサラしていて快適に使いやすく、木材ならでは外見も良いです。

まとめ!

良い所のまとめ!
  • キー荷重が超軽量で殆ど力を入れずにタイピング出来る!
  • APC機能で最も浅い設定にする事で、殆ど触れるだけで打つ事が出来る!
  • 静音モデルで音がとても静か!
  • キー荷重が軽いのでキーを押し続けるFPSなどで使うのにもおすすめ!
気になった点のまとめ!
  • 3mmのスペーサーを付けると反応が悪くなる!
  • 文字の色まで真っ黒で視認性が悪い!
  • マメな掃除をサボると汚れが目立ちやすい!
  • 慣れると他のキーボードが重くうるさく感じる様になる!
  • パームレスト」を使うのがおすすめ!

この様に「東プレ REALFORCE SA R2」はとても軽いタッチで打ちやすく、音も静かなので長時間集中して作業をするのにとても向いています。

またFPSでの使用にも直感的に瞬時に操作がしやすく、押し続ける動作も負担を感じずに出来るのでおすすめです。

長時間のブログ執筆やプログラミングによるタイピング」「PCでのFPS

これらをする事が多い自分にとってとても相性の良いキーボードに感じました。

その為高額なキーボードですが、長時間PCで作業する方やコアなFPSプレイヤーであれば価格以上の価値を見出せると思います。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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