【ギター講座】高速ダウンピッキングのコツとピッキングフォームについて!【ブリッジミュート】
MG/Whdf

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今回は、高速ブリッジミュートのコツについて書いていこうと思います。

先にブリッジミュートを高速で刻み続ける為に必要な事を書き出すと、

・筋力

・脱力

・綺麗なピッキングフォーム

となります。

なので、今回はこの3つを中心に書いていきます。

 




 

筋力が必要な理由!

ブリッジミュートには筋力が必要ないという意見もありますが、確かにスポーツマン並みにムキムキになるほどつける必要はありません。

 

特にロックやポップス系であれば、早いと言ってもBPM200を超えるような曲はほぼ無いので、筋力がなくても出来なくはないです。

 

しかし、メタル等ではBPM200越えで高速ダウンピッキング、または16分で刻み続けるという事は珍しくないので、このような音楽をやる方はある程度鍛えておいた方がスムーズにやりやすいです。

 

またロック、ポップス等においても筋力を付けることによって余裕が生まれるので、音の強弱が調節しやすくなり、フレーズにアクセントを付けやすく、持続力、スピードも安定します。

 

また、どんなに綺麗なピッキングフォームを身につけられたとしても、腕への負担を少なくする事は出来ますが、全く負担を掛けないと言う事は出来ません。

 

特にBPM200以上を持続的に弾くとなると、筋力に頼る必要が出てきます。

 

ちなみに、ギターにおいて筋力と言うのはとても重要で、ブリッジミュート以外にも速弾きや高速カッティング等、様々な技術に影響を与えてきます。

 

なので超絶ギタリストを目指すのであれば、ある程度筋力を付ける事をおすすめします。

 

脱力について!

どんなに筋肉が付いていても、脱力が出来ていなければ意味がありません。

力を必要以上に入れていると筋肉固くなってしまい、逆に腕の動きを邪魔するのでスムーズにピッキングする事が出来ず、素早いピッキングが出来なくなります。

 

さらに、使わなくても良い所で力を入れてしまっているので、スピードを持続させる事が難しく、音の強弱がバラバラになってしまう原因にもなります。

 

なので高速ブリッジミュートを出来るようにするためには、

効率のいいピッキングで自分のパワーを無駄なくどれだけ弦に伝えられるか

がポイントになってきます。

 

以上の2つの事を前提にピッキングフォームについて書いていきます!

 




 

ピッキングフォームについて

1, 力を抜く

腕の力は常に最小限に保つ様に意識して下さい。

弾くときだけ瞬時に必要な分だけ力を入れて弾くのが理想的です。

2, 手首を使う

これはブリッジミュートに限ることではなく、バッキング等、他の奏法にも共通する事ですが、手首を柔軟に使う事が大事です。

 

わかりやすい例えとして、濡れた手から水を振り払うように手をブラブラさせる様にするドアノブを捻るときの動作と似てる等と良く言われますが、まさにその通りです。

 

しかし、ブリッジミュートでは手の位置を弦に固定させている為、コツを掴むまで手首を使うのは難しいと思います。

 

感覚として、ブリッジミュートしている部分を支点として、手と腕は真っすぐ平行にして、ただ腕を捻るように回転させるといいと思います。

 

3, ピッキングの振り幅を狭くする

ピッキングが大振りでは速くピッキングする事が出来ません。

なので出来る限り小振りなピッキングをする様にして下さい。

 

ピックが弦に当たった瞬間に勝手に弦から跳ね返るという感覚が掴めれば良いと思います。

 

しかし、あまりにも速く戻し過ぎてしまうと、音が弱くなり、勢いがなくなってしまうので、そのへんの調節が難しいです。。

 

右手を離すときも最小限!

リフ等を弾いているとアクセントを出すために、一瞬だけ右手のブリッジミュートを解いて音を出すという動作がよくあります。

 

この右手を離すときに、大きく離してしまうと無駄な動きが増えてモタつきの原因になるので、出来る限り離す感覚を小さくするようにして下さい。

 

ちなみに個人的にですが、この動作を1音毎に繰り返すと言うのが、一番腕に負担が掛かるように思います。

 

まとめ

・高速ブリッジミュートをするには筋力が必要!
・高速ブリッジミュートにおいて脱力はとても重要!
・無駄な動きは出来る限り減らしていく!
・最低限の力で効率よくピッキングに力を伝えるのが大事!

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 




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