
「LG UltraGear evo AI 39GX950B-B」は、39インチ/5K2K/曲面の有機ELゲーミングモニターで、
- 5K2K / 165Hz
- WFHD / 330Hz
この二つのモードを切り替えられるデュアルモードにも対応しています。
そしてパネルは第4世代タンデムOLEDパネルを採用し、OLED特有の深い黒表現を保ちながら、
- ピーク輝度1500cd/㎡
- コントラスト比185万:1
- VESA DisplayHDR True Black 500
など前世代を上回る性能を実現しているのが特徴です。
加えて1500Rカーブによる視認性の良さ、143ppi相当の高精細表示と広い表示領域で動画編集・Web用途・マルチタスク用途などの快適性、そして最大330Hzによるゲーミング性能にも優れています。
今回は「39GX950B-B」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
・おすすめなウルトラワイドモニターの記事
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 39インチ |
| 形状 | 曲面(1500R) |
| パネル | 有機EL / アンチグレア |
| 解像度/Hz | 5K2K / 165Hz WFHD / 330Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GtG) |
| 色域 | DCI-P3 99.5% |
| 輝度 | 標準335cd/㎡ ピーク1500cd/㎡(APL 1.5%) |
| コントラスト比 | 1,850,000:1 |
| HDR | VESA DisplayHDR True Black 500 |
| 対応端子 | HDMI×2 DisplayPort 2.1×1 USB Type-C×1(映像入力・PD 90W・データ転送) USBダウンストリーム×2(USB 3.2 Gen2x1) ヘッドホン端子×1(4極) |
| スピーカー | 内蔵(7W+7W) |
| スタンド調整 | チルト -8°〜+15° スイベル 左30°〜右30° 高さ調整 110mm |
| VRR | VESA Adaptive-Sync AMD FreeSync Premium Pro NVIDIA G-SYNC Compatible |
| 保証(日本国内) | 2年 |
メリット
39インチ/5K2Kによる高画素密度と大画面の組み合わせ
「39GX950B-B」は39インチ、5K2K(5120×2160)で、一般的なウルトラワイドの解像度であるUWQHD(3440×1440)を上回る解像度となっています。
これによって39インチの大画面ながらも画素密度が143ppiと32インチ4K並みに保たれており、綺麗な画質と広い表示領域が発揮できます。
ちなみに39インチでUWQHDだと96ppiで、これは24インチ/フルHD並みとなります。
この画素密度の高さによって映像やゲームの画面が綺麗に見えるのは勿論、テキストの輪郭がくっきりして読みやすくなり、一度に多くの情報を画面内に表示出来る様になります。
第4世代タンデムOLEDによる高輝度・高コントラスト表現
パネルには第4世代有機ELタンデムパネルを採用しています。
このタンデムOLEDはOLED発光層を重ねることで輝度を高める技術で、標準輝度335cd/㎡、APL1.5%時のピーク輝度1500cd/㎡と前世代よりも高くなっています。
なので従来のOLEDモニターの弱点とされていた輝度の低さを改善した物となっていて、コントラスト比も1,850,000:1と更に強化されています。
これによって明暗の差が鮮明に表現出来る様になっているので、映像の深みが引き立ちます。
デュアルモード対応でHzと画面サイズを使い分けられる
「39GX950B-B」はデュアルモードとサイズエミュレート機能に対応しており、
- 5K2K/165Hz
- WFHD/330Hz
- 24.5インチ(フルHD/330Hz)
- 27インチ(フルHD/330Hz)
- 31.5インチ(フルHD/330Hz)
- 24.5インチ(4K/169Hz)
- 27インチ(4K/169Hz)
- 31.5インチ(4K/169Hz)
これらのモードを切り替えて使う事が出来ます。
なので、
- 画質重視で楽しみたい時や高解像度による作業の快適さを重視したい場合は5K2K@165Hzモード
- 24.5インチの小さめな画面サイズとフレームレートを最優先にしたいFPS系ゲームでは24.5インチ(4K/169Hz)
- ウルトラワイド非対応なゲームやゲーム機でプレイする場合は16:9モード
と言った様に幅広い用途で快適に使いやすくなっています。
曲率1500Rによる視認性の良さ
39インチと言うサイズ感は大画面なので、視界に画面が収まりきらず視線移動が多くなりがちと言った事が起きやすいです。
そこで「39GX950B-B」は1500Rの曲率でカーブしているので、
- 画面中央と画面端までの視距離を一定に近づけてくれる
- 視界を包み込む様な見え方で画面全体が見やすく、視線移動の距離が少なくなる
- 画面全体が見やすくなる事でゲームなどの映像の没入感が増す
と言った様にカバーしてくれるので、大画面による魅力を引き出してくれます。
ちなみにこの曲率は数字が小さいほどカーブが急になるもので、1500Rはやや強めなカーブと言った数値です。
そして人間の視野は緩やかな弧を描いていますが、この1500Rのカーブは人間の視野に自然にフィットする数値と言われています。
USB-CとUSBハブ機能に対応
USB-C一本で映像・音声・USBハブに加え、90W給電までまとめられるので、ドックいらずですっきりした配線が実現します。
なのでノートPCを持ち運ぶ事が多い場合は、
「ノートPCをケーブル1本で接続→充電しながら大画面の環境で使用+USBハブに繋いだマウスとキーボードを使用」
と言った様に、手軽に家庭用での快適な環境に切り替えられます。
7W+7Wスピーカー搭載 + Bluetoothにも対応
モニター内蔵のスピーカーと言えば2W+2Wなど、出力が弱く音が軽く聞こえがちですが、「39GX950B-B」は7W+7Wの出力が高めなステレオスピーカーを内蔵しています。
なのでシングルプレイゲームや動画鑑賞などカジュアルな使用であれば、外部スピーカーなしでも十分に満足できるサウンドを楽しめると思います。
スタンド調整がピボット以外に対応
ウルトラワイドモニターなので縦向きにするピボットには対応していませんが、高さ、左右、チルトには対応しています。
これによって、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
AI機能対応で自動で快適な設定で使いやすい
「39GX950B-B」には、
- AI Upscaling … 低解像度のコンテンツを5K2KにAI補正して綺麗に表示する
- AI Scene Optimization…表示している内容に合わせて画面設定を自動で調整する
- AI Sound…音声、効果音、BGMを分離してスピーカーやヘッドホンに合わせた音に調整する
これら三つのAI機能が搭載されています。
なので設定に詳しくない方でも手軽に使いやすい設定で使いやすくなっています。
デメリット・注意点
曲面モニターは好みが分かれる
曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。
たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。
また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。
なので曲面はウルトラワイドの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うかは意識しておくと安心です。
ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる
ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、ウルトラワイドモニターで表示する場合は、
- 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
- 左右に黒帯で16:9で表示
と言う事になります。
なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。
USB-Bは非搭載
USBのアップストリームはUSB-C一つのみなので、USBハブ機能はUSB-Cに接続したPCでしか使えません。
なので二つのPCの兼用で使おうと考えている場合、片方のPCではUSBハブが使えないので気を付けて下さい。
5K2K/165Hzを快適に動かすには高性能GPUが必要
5K2K解像度は4K(3840×2160)よりさらに横幅の広い高解像度です。
最新ゲームを5K2Kで高画質・高フレームレートで動かすにはGPUへの負荷が大きく、ハイエンドクラスのグラボ以外では165Hzをフルに活かすことが難しいです。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- オープンワールドRPG・アドベンチャーゲームなど、没入感と映像美を重視するPCゲーマー
- ゲームと動画編集・Web制作・複数ウィンドウ作業を1台のモニターで兼用したい人
- 34インチUWQHD有機ELより高精細な文字表示と広い作業領域を求めている人
- USB-C PD対応のノートPCをモニターに接続して使いたい人
- 映像重視と速度重視のゲームを使い分けたい人(デュアルモード、サイズエミュレート機能を活かしたい人)
おすすめしにくい人
- 曲面モニターの見え方が苦手な人
- ゲーム機がメインでPC用途が少ない人
まとめ
この様に「39GX950B-B」は、39インチ・5K2K・第4世代タンデムOLED・デュアルモードという組み合わせを持つハイエンドゲーミングモニターです。
OLEDならではの深い黒表現とDisplayHDR True Black 500認証による本格的なHDR映像、143ppi相当の高精細表示、デュアルモードとサイズエミュレート機能による用途別の使い分け、そして充実した接続端子構成と、ゲームも作業も1台でこなしたいという用途に応えやすいモデルです。
なのでこのモニターのスペックを活かせるPCスペックがあり、ゲームも作業効率も妥協したくないという人に特におすすめです。









