
JAPANNEXTの「JN-IPS24X500FR-H-C6 (X-500)」は、24.5インチ/フルHD/500HzのFPS向けなゲーミングモニターです。
高リフレッシュレート帯のモニターに多いTNパネルではなく、視野角や色表現に強みを持つIPSパネルで500Hzに対応している点が大きな特徴です。
そして機能面ではUSB-C (DP ALT65W給電)・USBハブ機能・KVM機能・フル可動スタンド、内蔵スピーカーまで備えており、FPS専用機としてだけでなく、他の用途でも使いやすくなっています。
そして500Hzクラスのモニターとしてはかなり低価格なのも魅力の一つです。
今回は「X-500」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 24.5インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPS |
| 解像度/Hz | フルHD / 500Hz(DisplayPort・USB-C接続時)、255Hz(HDMI接続時) |
| 応答速度 | 3ms(GtG) 1ms(MPRT) |
| 色域 | sRGB 99%・DCI-P3 86% |
| 輝度 | 最大500cd/m²(ピーク) |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| HDR | HDR400 |
| 対応端子 | HDMI 2.1×2 DisplayPort 1.4×1 USB Type-C(3.1)×1(65W給電・500Hz対応) USB Type-B×1(KVM用) USB-A×2 オーディオ出力×1 |
| スピーカー | 2W×2 |
| スタンド調整 | 高さ調整140mm チルト-5°〜+20° スイベル左右各30° ピボット(右90°) |
| VRR | FreeSync |
| 保証 | 2年間 |
メリット
500Hzを実現しており、滑らかな映像と広い視野角を両立できる
「X-500」は一般的にも高いとされる360Hzなどのモニターを更に上回る500Hzを持っています。
この500Hzは画面を1秒間に500回書き換えることができるため、より現実世界の見え方に近い滑らかさを発揮する事が出来ます。
特にOW、VALORANT、CS2と言った負荷が軽めのFPSタイトルと相性が良く、400~500fpsを安定して出力できる環境で真価を発揮してくれます。
そしてこのHzが大きい事によって特にFPSをプレイする場合は、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
などメリットが分かりやすく、有利な環境でプレイ出来ます。
また500Hz以上のモニターと言えば、FPSで使う事に特化されたものばかりで、TNパネルを採用しているモデルが多いです。
対して「X-500」はIPSパネルを採用しているので、発色の良さと斜めから見ても見え方が変わりにくい視野角の広さに優れています。
なので高リフレッシュレートによるFPS系ゲームでのアドバンテージを求めつつ、画質面での快適さも欲しい方に向いています。
USB-C 1本で映像出力と65W給電を同時に行えるため、ノートPCとの接続がシンプルになる
「X-500」はUSB-C(3.1)ポートを搭載しており、DisplayPort Alt Modeに対応したノートPCであれば、映像出力と65W給電を1本のケーブルで同時に処理できます。
そして65W給電で十分なPCであればACアダプターを別途用意しなくても、モニターから充電しながら画面に映せるため、デスク周りのケーブルをすっきりできます。
またUSBハブにKVMにも搭載しており、デスクトップPCとノートPCを同時に接続した状態で、1セットのキーボードとマウスを使い回せます。
なので仕事とゲームの兼用スタイルに向いたスペックとなっています。
スタンド調整が一通り対応
スタンド調整が高さ、左右、ピボット、チルトの一通り対応しているので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
2W + 2Wスピーカー内蔵
モニターでは省略されがちなスピーカーですが、「X-500」は2W + 2Wのスピーカーを内蔵しています。
なので、とりあえずの音は出せるので動画視聴や作業用BGMなど、音質を求めない使い方であれば十分に感じられると思います。
それであれば別途外部スピーカーを用意する必要が無く、デスク上をシンプルに保てます。
とは言え2W + 2Wは出力が低く、ただでさえモニター内蔵スピーカーは音質が良く無いので、
- FPSでの音の聞き取りやすさが欲しい
- ゲーム・映画・音楽などを迫力あるサウンドで楽しみたい
と言う場合は、ヘッドセットや外付けスピーカーを使うのがおすすめです。
デメリット・注意点
HDMI接続では255Hzまでで、DPケーブルが付属していない
500HzはDisplayPortまたはUSB-C接続時にのみ対応しており、HDMIの場合は255Hzまでしか対応していません。
そして500Hzに対応するDisplayPortケーブルは付属品に含まれておらず、別途用意が必要なので気を付けて下さい。
(付属しているのはHDMIケーブルとType-Cケーブル)
500Hzをフルに活かすには、高性能なGPUが必要
4KやWQHDなどよりも負荷の軽いフルHDとはいえ、ゲームプレイ中に500fps近くを継続して出力するには高いPCスペックが必要です。
ちなみに自分が使っているPCがどれだけフレームレートを出せるのかについては、ゲームの設定側で使っているモニターのHz以上の数値にフレームレートを制限することで確認が出来ます。
なので心配な方は試しにチェックしてみてください。
応答速度が3ms(GTG)と最速クラスでは無い
FPSに特化した作りのモニターと言えば遅くても1ms(GTG)、速いものであれば0.5ms以下や0.03msなどがありますが、「X-500」はIPSパネルと言うこともあり、3ms(GTG)となっています。
なので応答速度1ms以下を重視したい方からすると物足りなさを感じるかもしれません。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- 500Hzの恩恵を活かせるPC環境があるFPSゲーマーの方
- コストを抑えて500Hzモニターが欲しい方
- USB-CとUSBハブ、KVM機能でデスク周りをすっきりさせたい人
- FPSだけでなくその他の用途での快適さも欲しい方
おすすめしにくい人
- フルHD/500fps付近を維持できるPCを持っていない方
- 500Hzが必要ない方
- HzよりもWQHDや4Kなどの高解像度を重視したい方
- 応答速度1ms以下を重視したい方
まとめ
この様に「X-500」は、IPSパネルで500Hzを低価格で備えたゲーミングモニターです。
同じようなスペックのモニターの中では珍しい組み合わせで、競技FPSでの高フレームレートと、視野角・色表現を同時に求める方に向いています。
更にUSB-CとKVM機能を備えており、仕事用ノートPCとゲーミングデスクトップを1台で使い分ける環境にも馴染みやすい設計です。
注意点としてDPケーブルが付属しないのと、HDMIでは255Hz上限になる点は、500Hzの恩恵を最大限に引き出すにはハイスペックPCが必要な点には気を付けて下さい。
500Hzクラスとしてみるとかなり低価格なモデルとなっているので、コストを抑えつつプレイしやすい環境を整えたいFPSゲーマーにおすすめです。








