
KTCの「H27S17」は、27インチ/WQHDに加えて180Hzと言う高リフレッシュレート、さらに1500Rの曲面までを低価格にまとめたコスパに優れたモニターです。
黒が締まりやすいVA系パネルで没入感を出しやすく、
「フルHDからステップアップしたい」
「予算は抑えつつ滑らかさも欲しい」
などという人にピッタリなモデルとなっています。
今回は「H27S17」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 27インチ |
| 形状 | 曲面(1500R) |
| パネル | HVA(VA系) |
| 解像度&Hz | WQHD/180Hz HDMIは最大144Hz |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) 3ms(GTG) |
| 色域 | sRGB132% DCI-P3 104% Adobe RGB112% |
| 輝度 | 300cd/㎡ |
| コントラスト比 | 5000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort ×2 ヘッドホン端子(3.5mm) USB2.0(FW更新用) |
| スピーカー | なし |
| スタンド調整 | チルトのみ(-5°〜15°) |
| VRR | FreeSync Premium G-Sync Compatible |
| 保証 | 3 年間の保証 12 ヶ月の交換サービス |
良い点
27インチ/WQHD/180Hzのバランスの良さ
27インチと大きめながらもWQHDと高めな解像度なので、画素密度が保たれて輪郭のはっきりした画質で映してくれます。
なのでゲームなど画質の良さだけで無く、テキストの輪郭もはっきりしてとても見やすくなります。
そしてWQHD/180Hzと高すぎない解像度とリフレッシュレートなので、超ハイスペックPCで無くてもモニターの性能を最大限発揮させやすいです。
また27インチのサイズ感ならば、フルHDに設定を落としてもそこまで粗くならないので、対人戦FPSではフルHDに落としてプレイすると言うのもありです。
それであればあまりスペックの高くないPCでも180FPSを維持しやすくなります。
HVA(VA系)ならではの高コントラスト比
パネルはHVAと言うVA系パネルが使われていて黒の表現力に優れ、コントラスト比が高めです。
なのでIPSパネルなどのコントラスト比1000:1と比べると、暗部の黒浮きが起きにくく映像にメリハリが出ます。
これによって夜景、宇宙、ダンジョンなどの暗いシーンや、映画/ドラマでの黒の締まりを重視する人に向いています。
HDMIとDPが二つずつ搭載
映像ポートがHDMIとDPそれぞれ二つずつ搭載されているので、複数の機器での兼用がしやすくなっています。
ただしHDMIではWQHD/144Hzに制限されてしまうので、メイン機器はDPで運用するのが良いです。
低価格帯モデルながらも3年保証+12ヶ月交換サービス
「H27S17」はスペックに対して低価格になっていますが、3年保証+12ヶ月交換サービスと手厚い保証が用意されています。
低価格帯モデルだと保証が1年間のものも多いので、この安心感は「H27S17」の魅力の一つだと思います。
人によっては気になる点
スピーカー非搭載
スピーカーが搭載されていないので、音を出すには別で外部スピーカーやヘッドホンを用意する必要があります。
とは言ってもモニターのスピーカーは基本的に音質が悪く、内蔵されていても別で用意する方が多いので、そこまで大きな欠点には感じないと思います。
スタンド調整がチルトのみ
スタンド調整はチルトにしか対応していないので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。
USB関連の機能が非搭載
「H27S17」はスペックに対して低価格と言う事もあり、USBハブやUSB Type-C端子などのUSB関連機能は搭載されていません。
ちなみに一つUSB-Aがありますが、こちらはFW更新用なのでUSBハブとしては使えません。
なのでノートPCをケーブル1本でつないだり、キーボードやマウスをモニター側にまとめて接続するといった使い方はできないため、周辺機器はPC本体へ直接つなぐ必要があります。
ただしこれらの機能が無い代わりに価格が抑えられている部分もあるので、人によっては逆にメリットに感じられると思います。
HDR対応としては輝度が低め
HDRに対応していますが輝度が300 cd/㎡と、HDRにしては低めになっていて、HDR400などの認証もありません。
一般的にHDRは輝度600cd/㎡以上で効果を実感しやすいと言われているので、「H27S17」のHDRは控えめと思っておいた方が良いです。
もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめ出来ます。
こんな人におすすめ!
- コストを抑えて27インチ/WQHD/180Hz/1500R曲面のモニターが欲しい方
- 映像ポートが四つ欲しい方
- 内蔵スピーカーやフル可動スタンドが必要無い方
この様に「H27S17」は、27インチ/WQHD/180Hzというバランスの良い万能なスペックを手の届きやすい価格帯で狙えるのが魅力です。
それに加えて1500R曲面で視認性の良さと没入感にも優れているので、ゲームからPC作業まで幅広い用途で使いやすいです。
一方でスピーカー非搭載、スタンド調整がチルトのみ、USB関連の機能が非搭載など、価格が抑えられている代わりに機能面で削られている部分もあります。
その代わりに27インチ/WQHD/180Hz/曲面と言うスペックを持つモニターとしてはとても低価格なので、細かい機能面を重視せずコスパ重視でモニターを探している方におすすめです。










