MSI MAG 325CQRF QD E2 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

MSIの「MAG 325CQRF QD E2」は、31.5インチ/WQHDに180Hz、RAPID VAパネルを組み合わせた、1000Rの湾曲ゲーミングモニターです。

量子ドット技術による色の再現性の高さ、USB-C給電、KVM、PIP・PBPなども備えており、ゲームだけでなくデスクトップPCとノートPCを併用する環境でも使いやすくなっています。

 

そして31.5インチの大画面に強い曲面の相性も良く、ゲームへの没入感を高めたい人や、WQHDと高リフレッシュレートを両立したい人に向いています。

今回は「MAG 325CQRF QD E2」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。

基本スペック

項目内容
サイズ31.5インチ
形状曲面(1000R)
パネルRAPID VA(量子ドット・ノングレア)
解像度・HzWQHD / 180Hz
144Hz(HDMI)
応答速度0.5ms(GtG・最小値)
色域sRGBカバー率99%
Adobe RGBカバー率96%
DCI-P3カバー率97%
輝度300cd/m²
コントラスト比3500:1
HDR対応
対応端子HDMI 2.0b×2
DisplayPort 1.4a×1
USB-C(DP Alt Mode・USB PD最大65W)×1
USB 2.0 Type-A×2
USB 2.0 Type-B×1
ヘッドホン出力×1
スピーカー非搭載
スタンド調整チルト -5°〜+15°
スイベル 左30°〜右30°
高さ調整 100mm
VRRAdaptive-Sync
HDMI VRR
保証(日本国内)3年間




メリット

32インチクラス/WQHD/180Hzでゲーミング性能と作業の快適性の両立

MAG 325CQRF QD E2」は高めなゲーミング性能を持ちつつ、日々のPC作業を快適にする特徴も合わせ持つ「万能タイプ」な一台です。

32インチクラス/WQHD/180Hzと言うスペックが合わさっている事で、様々な用途で使いやすいモニターとなっています。

 

まず、180Hz対応でFPS系ゲームなどでの視点移動がより滑らかになるので、

  • 視点操作の動きが滑らかになってエイムがしやすくなる
  • 素早く動く物の動きが滑らかになって視認性が良くなる
  • 遅延が少なくなる

など他プレイヤーよりも有利な環境でプレイできます。

そしてこの滑らかさはゲーム以外でも恩恵があり60Hzなどの低Hzと比べて、ブラウザのスクロールやマウスカーソルの動きといった普段の操作でも違いを感じやすいです。

 

またWQHDは高解像度ではありますが4K程ではなく、その分PCへの負荷も4Kよりも軽いです。

なので特別ハイスペックなPCで無くても180fpsまで出しやすいのでこのモニターの180Hzの性能を発揮させやすくなっています。

そして32インチクラスにフルHDの約1.8倍の解像度を持つWQHDの組み合わせによって、広い表示領域を発揮してくれます。

ウィンドウを複数並べてのマルチタスク作業やExcel、動画編集でのタイムライン、ツールパネルを置くスペースを確保できるなど、一度に多くの物を表示できるので作業しやすい環境を作り出してくれます。

なので、ゲームから仕事まで様々な用途で使いやすいモニターとなっています。

「1000R」の急カーブによる没入感と視認性

31.5インチと言うサイズ感は大画面なので、視界に画面が収まりきらず視線移動が多くなりがちと言った事が起きやすいです。

そこで「MAG 325CQRF QD E2」は1000Rと言う強いカーブの形状になっている事で、

  • 画面中央と画面端までの視距離を一定に近づけてくれる
  • 視界を包み込む様な見え方で画面全体が見やすく、視線移動の距離が少なくなる
  • 画面全体が見やすくなる事でゲームなどの映像の没入感が増す

この様に視認性が良くなり、目の疲労を抑えてくれることにも繋がるので、大画面による魅力を更に引き出してくれます。

 

ちなみにこの曲率は数字が小さいほどカーブが急になるもので、1000Rはかなり強めなカーブと言った数値です。

そして人間の視野は緩やかな弧を描いていますが、この1000Rのカーブは人間の視野に近いカーブと言われています。

Rapid VA+量子ドットによる画質の良さと高速性能




VAパネルといえば、

「コントラストは高いが、色の切り替え(応答速度)が遅く、激しい動きで残像が出やすい」

という事が言われがちですが、「」は応答速度が速められた「Rapid VA」を採用しているので、中間色から中間色への切り替え速度を示すGtGで0.5msという高速性能を持っています。

 

そしてこの応答速度に速さによって180Hzの性能も活かされるので、「MAG 325CQRF QD E2」はゲーミング性能に優れたモニターと言えます。

更に色の再現性に優れる量子ドット技術も採用され、sRGBカバー率99%、Adobe RGBカバー率96%、DCI-P3カバー率97%と高いカバー率も持ち合わせています。

USB-C給電・KVM・PIP/PBPで複数機器をまとめやすい

映像入力はHDMI 2.0bを2つ、DisplayPort 1.4aを1つ、USB-Cを1つ備えており、デスクトップPCやノートPC、家庭用ゲーム機など多くの機器で兼用しやすくなっています。

そしてUSB-CはDisplayPort Alt Modeによる映像入力と最大65W給電に対応しているため、対応ノートPCなら映像出力と充電を一本のケーブルにまとめられます。

 

またKVM機能にも対応しており、モニターのUSB-Aへ接続したキーボードやマウスを、デスクトップPCとノートPCの間で共有できます。

加えてPIPとPBPにも対応しているため、二つの入力映像を同時に確認したい場面でも使いやすくなっています。

スタンド調整がピボット以外に対応

ピボットには対応していませんが、高さ、左右、チルトには対応しています。

これによって、

  • 目線の高さにしっかり合わせる
  • 左右の向きを変える事が多い

と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。

なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたい、縦向きで使いたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。

デメリット・注意点

曲面モニターは好みが分かれる




曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。

たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。

 

また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。

なので曲面は大型モニターの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うか確認しておくと良いです。

27インチ/WQHD、32インチ/4Kなどを見慣れていると粗さを感じる可能性がある

MAG 325CQRF QD E2」は31.5インチの大画面に対して解像度がWQHDであるため、画素密度は約93PPIとなります。これは「24インチ/フルHD」とほぼ同等の密度です。

そのため、以下のような環境から移行する方は「画面が粗い」と感じるかもしれません。

  • 27インチ / WQHD(約109PPI)
  • 32インチ / 4K(約138PPI)

そしてこの画素密度の違いによる見え方は特に文字を表示させた時に分かりやすくなるので、文章中心の作業をする方は気を付けて下さい。

逆に3D系のゲームをプレイする場合は気になりにくいので、人によっては特に気にならない可能性もあります。

スピーカー非搭載

MAG 325CQRF QD E2」にはスピーカーが内蔵されていません。

とは言え、モニター内蔵スピーカーは、構造上どうしても音質が犠牲になりがちなので、

  • FPSで足音などの方向を正確に聴き取りたい
  • 高音質を楽しみたい

と言う場合はどちらにしてもヘッドセットやイヤホン、外部スピーカーなどを用意する必要があります。

そしてスピーカーが無いことでコストを抑えられている部分もあるので、内蔵スピーカーが不要な方にとっては逆にメリットに感じられると思います。

HDR対応としては輝度は控えめ

MAG 325CQRF QD E2」はHDRに対応していますが、本格的なHDR体験を求める場合、輝度300cd/㎡という数値は控えめと言えます。

勿論、一般的なSDRコンテンツを楽しむ分には十分すぎる明るさですが、太陽の眩しさなどの「突き抜けるような明るさ」を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。

 

ちなみに一般的には輝度600cd/㎡以上でHDR効果を実感しやすいと言われているので、もし高いHDR体験を求めるのであれば、

  • HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
  • 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル

などを検討するのがおすすめです。

おすすめしやすい人、おすすめしにくい人

おすすめしやすい人




  • 31.5インチ/WQHD/180Hzによる幅広い用途で使いやすいモニターが欲しい人
  • 曲率1000Rの強いカーブが欲しい人
  • デスクトップPCとノートPCを併用し、USB-C給電やKVMを活用したい人。
  • Rapid VA+量子ドットによる画質の良さ、高速性能が欲しい人

おすすめしにくい人

  • 表計算、CAD、作図などで直線を平面のまま確認したい人。
  • 31.5インチ/WQHDの画素密度が不十分に感じる方

まとめ




この様に「MAG 325CQRF QD E2」は、31.5インチ、1000R湾曲、WQHD、180Hzを組み合わせた、大画面ゲーミングモニターです。

RAPID VAと量子ドットに加え、USB-C給電、KVM、PIP/PBP、調整幅のあるスタンドなど、ゲーム以外にも活用しやすい機能を備えています。

 

一方で強い湾曲の見え方、31.5インチ/WQHDによる特別高くは無い画素密度などは人によっては選びにくいポイントだと思います。

強い曲面の大画面モニターが欲しい、WQHD/180Hzの幅広い用途で使いやすいスペックが欲しい、PCとノートPCを一台のモニターへまとめたいと言う人におすすめです。

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