
「4Kの綺麗さと240Hzの滑らかさを、27インチクラスで両立したい」
そんな欲張りな要望に応えるのがMSIの「MAG 272UP QD-OLED X24」です。
QD-OLEDパネルによる引き締まった黒と鮮やかな発色に加え、0.03ms(GTG)の高速応答も持ち合わせています。
更にUSB-C、フル可動スタンドなど便利な機能面も揃っています。
今回は「MAG 272UP QD-OLED X24」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 26.5インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | QD-OLED ハーフグレア(反射防止コーティング) |
| 解像度&Hz | 4K/240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| 色域 | sRGB 100% AdobeRGB 97.5% DCI-P3 99% |
| 輝度 | SDR 250nits HDRピーク1000nits(3% APL時) |
| コントラスト比 | 1,500,000:1 |
| HDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
| 対応端子 | HDMI 2.1×2 DisplayPort 1.4a×1 USB Type-C(DP Alt, 15W給電)×1 ヘッドホン出力×1 |
| スピーカー | なし |
| スタンド調整 | チルト -5~20° 高さ 0~110mm スイベル -30~30° ピボット -90~90° |
| VRR | Adaptive-Sync |
| 保証 | 3年 |
良い点
有機EL/4K/240Hz/0.03msによる高画質と高速性能の両立
- 有機EL(量子ドット)
- 4K
- 240Hz
- 0.03ms(GTG)
と、全体的にトップクラスな性能の組み合わせを持っているモデルです。
4Kの高精細さと有機ELならではの引き締まった黒で、映像作品やゲームの画質を綺麗に表示してくれます。
更に「MAG 272UP QD-OLED X24」の有機ELは量子ドットと言う、色の再現性に優れた作りになっているので、
- sRGB 100%
- AdobeRGB 97.5%
- DCI-P3 99%
と言った様に色域カバー率も広いです。
また映像の綺麗さだけで無く、4Kの解像度の高さによって文字の輪郭もはっきりするので、文章の読みやすさも上がり作業の快適性も良くなります。
さらに240Hzの高リフレッシュレートと0.03msの応答速度により、FPSなど動きの速いゲームでも残像感を極力抑えた滑らかな描写が可能です。
なので画質重視とスピード重視をどちらも妥協したくない人にとって、まさに両方を一台で満たせるスペックとなっています。
HDMI 2.1×2、DP 1.4a×1、USB Type-Cで、複数機器運用がしやすい
HDMIポートは両方ともHDMI 2.1なのでPS5などのゲーム機とも相性が良く、4K/240Hzにも対応しているので、幅広い機器で使いやすくなっています。
更にUSB-Cにも対応しているのでノートPCとの接続性が良いのも良い点だと思います。
なので合計で四つの機器で兼用が出来るので、デスク周りに機器が多い方とも相性が良いです。
スタンド調整が一通り対応
スタンド調整が高さ、左右、ピボット、チルトの一通り対応しているので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
焼き付き防止機能「OLED Care 2.0」が搭載
有機ELパネルと言えば焼き付きのリスクが心配になると思いますが、「MAG 272UP QD-OLED X24」には焼き付き防止機能「OLED Care 2.0」が搭載されています。
この機能は、
- ピクセルシフト
- パネル保護
- 静止画検出機能
- エッジ検出
- タスクバー検出
- マルチロゴの検出
など様々な対策がされているので、焼き付きの心配をせずに使いやすくなっています。
更に「MAG 272UP QD-OLED X24」は3年間の保証もあるので、安心感ある有機ELモニターと言えます。
人によっては気になる点
スピーカー非搭載
スピーカーが搭載されていないので、音を出すには別で外部スピーカーやヘッドホンを用意する必要があります。
とは言ってもモニターのスピーカーは基本的に音質が悪く、内蔵されていても別で用意する方が多いので、そこまで大きな欠点には感じないと思います。
USB-Cの給電が最大15Wと低め
USB-Cに対応していますが、給電が15Wとかなり低めになっています。
一般的にノートPCが要求するW数は45〜65Wが多いので、これだけで給電まで完結させる使い方は現実的ではありません。
負荷の低い作業ならバッテリーの減りを緩やかにする程度の効果で、状況によってはじわじわとバッテリーが減る可能性が高いです。
その為、結局のところACアダプタを接続する必要があると思います。
4K/240Hzモニターの性能を最大限生かすには超ハイスペックPCが必要
4Kは、
- フルHDの4倍
- WQHDの2.25倍
と言う解像度なのでPCへの負荷も4倍、2.25倍高くなります。
なので4Kで240FPS維持できるPCを用意するとなると、
- フルHDで960fps出せるPC
- WQHDで540fps出せるPC
と、とんでもなくハイスペックなPCが必要になるので気を付けて下さい。
ただし対人戦FPSなどフレームレートを重視したい時だけ、
「フルHDに画質を落としてプレイする」
と言う方法を取る事でカバーする事が出来ます。
これであれば高いフレームレートを維持しやすくなり、「MAG 272UP QD-OLED X24」の26.5インチと言うサイズ感であれば、画素密度低下による画質の粗さも気になりにくいです
そしてそれ以外のゲームやPC作業では通常通り4Kモニターとして使う事で、4Kモニターのメリットも体感出来ます。
なので、
「PCスペックが足りないけど4K/QD-OLEDで240Hzにも対応しているモニターが欲しい」
と言う方はこの様に設定を使い分けて使用するのがおすすめです。
24.5インチモードは最大120Hzに制限される
24.5インチモードは映像が表示される部分を制限して疑似的に24.5インチモニターとして使える機能となっています。
これによってFPS系など、画面サイズが小さい方がメリットを得られるゲームをプレイする場合に役立ちます。
しかしこの機能をONにすると120Hzまでに制限されてしまうので、リフレッシュレートが重要なFPS系ゲームで使いにくい物になっています。
こんな人におすすめ!
- 4K/240Hz/QD-OLEDの万能スペックが欲しい方
- USB-Cが欲しい方
- ハイスペックPCを使っている方
この様に「MAG 272UP QD-OLED X24」は、4K/240Hzという高い基本スペックに、QD-OLEDならではの引き締まった黒と鮮やかな発色、そして高速性能を組み合わせた、超ハイスペックゲーミングモニターです。
滑らかさと高精細さを両立できるのに加えて豊富な対応端子、フル可動スタンド、焼き付き防止機能など使いやすい要素も揃っており、保証も3年間と安心して使いやすくなっています。
一方でスピーカー非搭載、USB-Cの給電が最大15Wと低め、24.5インチモードは最大120Hzに制限されるなど、使いにくい部分もあります。
またこのモニターのスペックを最大限引き出すには高いPCスペックも必要になるので、自分の使用環境に合うかどうかを考えて検討するのが良いです。










