Acer NITRO KG272KL1bmiipx 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

4Kの作業性とフルHD144Hzのなめらかさを1台で切り替えたい

そんな方におすすめなのが、Acer NITROの「KG272KL1bmiipx」です。

27インチ/IPSと言うスペックに加えて、用途に応じて4K/72Hz↔フルHD/144Hzを切り替えて使う事が出来ます。

 

またデュアルモード対応モニターは高額な物が多いですが、こちらは最大Hzが低いと言う事もあってとても低価格になっています。

今回は「KG272KL1bmiipx」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。

スペック表

スペック
サイズ27インチ
パネルIPS(ノングレア)
解像度&Hz4K/72Hz
FHD/144Hz
応答速度1ms(GTG)
最小0.5ms(GTG, Min.)
HDR対応
色域DCI-P3 95%
輝度250cd/㎡
コントラスト比1000:1
対応端子HDMI 2.0 ×2
DisplayPort 1.4 ×1
ヘッドホン端子
スピーカー2W+2W
スタンド調整チルト 上25°/下5°
VRRAMD FreeSync

良い点

4K/72HzとフルHD/144Hzを1台で切り替えられる

画質重視の4K/72Hzと高速性能重視のFHD/144Hz、二つのモードを切り替えられるので、

  • PC作業時など画質重視の時は4K/72Hz
  • 反応速度が勝負の対戦FPSはFHD/144Hz

と言った様に使用用途に合わせて最適な解像度とHz数を使い分ける事が出来ます。

なので1台で2台分の役割をこなせるので、一つのモニターで広くカバーしたい人に向いています。

IPSパネルながら応答速度1ms以下(GtG)




IPSパネルは鮮やかな発色と広い視野角が代表的な強みですが、応答速度が遅いことが多いです。

しかし「KG272KL1bmiipx」は応答速度が通常設定時は1ms、最速設定時は0.5msと高速です。

これにフルHD/144Hz時の滑らかさが加わって、FPS系のゲームでも使いやすくなっています。

スピーカー搭載

2W+2Wのステレオスピーカーを本体に内蔵しているので、外部スピーカーを用意しなくても音を出すことが出来ます。

人によっては気になる点

HDR対応ながら輝度が250cd/㎡と低め




HDRに対応はしていますが、輝度が250cd/㎡と低めなのでHDR効果は控えめです。

と言うのも、HDRは輝度600 cd/㎡以上で明暗の差の表現力の高さを実感しやすいと言われています。

またHDR400など数字が付く認証は輝度400cd/㎡のHDR400が最低ラインなのでそれらと比べると「KG272KL1bmiipx」のHDR効果はかなり薄いです。

HDMIだと4Kモード時は60Hzまで

4Kモード時の最大Hzは72Hzですが、HDMI接続時は60Hzまでに制限されてしまいます。

ただ、60Hzと72Hzは体感上そこまで大きな違いは無いのであまり問題には感じないと思います。

スタンド調整がチルトのみ

スタンド調整はチルトしか対応していないので自分の好きな位置に調整がしにくいです。

なので人によってはモニターアームが欲しくなると思います。

2W+2Wスピーカーは最低限音が出るレベル

モニター内蔵のスピーカーはスピーカーのサイズ自体が小さいので外部スピーカーと比べると音質に劣ります。

また2W+2WとW数も小さいので、取り合えず音が出せるレベルになっています。

こんな人におすすめ!

  • 4Kでの作業効率アップとライト~ミドルなPCゲームを1台で両立したい人
  • 低コストでデュアルモード対応モニターを探してる方

 

この様に「KG272KL1bmiipx」は4Kの作業性とフルHD/144Hzの軽快さを両取りできる、デュアルモード対応モニターとしては低価格なモニターです。

更にパネルはIPSパネルで画質が良く、それでいて応答速度も高速になっています。

 

一方でHDR効果は低め、HDMI接続の4Kは60Hzまで、スタンドはチルトのみ、内蔵スピーカーは最小限と言った割り切りもあります。

その為、PC作業は4Kで快適に、動きの速いゲームはFHD/144Hzでという使い分けがハマる人におすすめな低価格モニターです。

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