【レビュー】SkyPAD 3.0 XL 良かった点と気になった点!旧型(2.0)との違いについて

今回は「SkyPAD 3.0 XL」のレビューを書いていきます。

ちなみに自分は「キックスターター」の支援プロジェクトに参加して入手したので、1月中旬位に入手していました。

なので使用期間が約1ヵ月間のレビューになります。

スペック

スペック
素材ガラス
サイズ40×50cm
厚さ3.7mm(裏面の滑り止めを含めて)
重さ2kg




外観

厚さは3.7mmとなっており、布製マウスパッドと比べても特別厚くも無ければ薄くも無い厚さです。

裏面には四つ角に滑り止めのグリップが付いてます。

なので重さと相まって、使用中に位置がズレると言う事はまず無いと思います。

旧型(SkyPAD 2.0 XL )との比較

自分は旧型である「SkyPAD 2.0」も所持しているので、そちらとの比較もしていきます。

ちなみに画像の左側が「SkyPAD 2.0」、右側が「SkyPAD 3.0」です。

またサイズは両方XLサイズです。

滑りの違い

SkyPAD 2.0」の方は少しざらつきのある触り心地ですが、「SkyPAD 3.0」ではこのざらつきが無くなり、ツルツルした触り心地になっています。

これによって滑りにも違いがあり「SkyPAD 3.0」の方が速く滑りやすいです。

ちなみに公式によると「SkyPAD 3.0」の滑りやすさは「SkyPAD 2.0」に比べて50%良くなっている様で、実際の使用感についてもそのくらいの差が感じられます。

 

なので、初動の軽さと滑走スピードは「SkyPAD 3.0」の方が上ですが、止めやすさに関しては「SkyPAD 2.0」の方が上だと思います。

ただし「SkyPAD 3.0」も滑らかな滑り心地で止めも両立されているので、止めにくいと言う事はありません。

むしろピード系のマウスパッドとしてみたら止めやすい部類に入ると思います。

滑走音の違い

SkyPAD 2.0」はざらつきがあることによって音が少し大きめでした。

しかし「SkyPAD 3.0」では相性の良いマウスソールで使う場合は音がかなり静かになっています。
相性の良いソールについては下で書いています。

なのでこの点でも使いやすさが向上されていると感じました。

サイズの違い

SkyPAD 2.0」のサイズは37×45cmと布製マウスパッドのXLサイズと比べると少し小さめでした。

対して「SkyPAD 3.0」」は40×50cmと少し大きめになり、布製マウスパッドのXLサイズと比べても同等、もしくは少し大きめくらいになっています。

厚さの違い

SkyPAD 2.0」は厚さが約6mmと少し厚めだったので、布製マウスパッドと比べると位置が高くなる感じがありました。

それに対して「SkyPAD 3.0」では3.7mmと薄くなっていて特別厚くありません

なので布製マウスパッドから乗り換えても位置が高くなるという事は感じないので、この点も大きな改良点だと思います。

使い心地について

意外と極端に滑りやすいマウスパッドでは無い

ガラス製マウスパッドと聞くと、

かなり滑りやすいマウスパッド

と印象を持つ方が多いかもしれませんが、意外と滑りやすさ全振りなマウスパッドではありません

 

とは言っても、確かに滑りやすい部類にはなっていて、布製マウスパッドの定番と言える、

などと比べれば桁違いの滑りやすさです。

しかしスピード系マウスパッドと比較するとそこまででは無く、例えば布製のトップクラスの滑りを持つ「ARTISAN 紫電改 MID」と比べれば滑らないです。

 

個人的に感じる滑りやすさについて、手元にある比較的滑りやすいマウスパッドの中で上から滑りやすい順に並べると

と言った感じです。
全てSkyPAD 3.0と相性の良いソール「Corepad製ソール」を付けた「PRO X SUPERLIGHT」で試した感想です。

なので滑りやすいマウスパッドに間違いないですが、「ARTISAN 紫電改 MID」などの様なぶっ飛んだ滑りはありません。

初動軽め、少し重めで滑らかな滑走、止めやすい滑り心地

SkyPAD 3.0」の滑り心地を簡単にまとめると見出しの通りです。

初動が軽めになっていますが、滑走は滑らかさな抵抗感を少し感じる滑り心地で、止めやすさが感じられます。

なので、滑りやすさと止めやすさが両立されているので、スピード系マウスパッドとしては比較的扱いやすい部類だと思います。

 

ただし「G640r」などのバランス系の定番マウスパッドと比べれば、桁違いの滑りやすさとなっているので、

  • スピード系マウスパッドをを使った事が無い
  • G-SR」など止めやすさ重視のマウスパッドを使っていた

と言う方からすると使いこなすまで慣れが必要かもしれません。

厚さが薄い

上の項目でも書きましたが、「SkyPAD 3.0」は厚さが旧型と比べてかなり薄くなっています。

これによって厚さによる使用感の変化が無くなったので、大きな改善点に感じています。

メンテナンスが簡単で耐久性が高い

掃除については少し埃やゴミを取る程度なら「ハンディモップ」などで拭くだけで綺麗になるのでとても簡単です。

また酷く汚れてしまった場合も、通常の「ガラスクリーナー」を使えるので、完璧に綺麗にすることも難しくありません。

そして布製マウスパッドと違って

  • 長期間使用しても摩耗する事が無い
  • 湿度の影響もほとんど受けない

となっているので、半永久的に同じ滑りを維持し続けてくれると言うのも良い点だと思います。

 

なので「SkyPAD 3.0」は一枚の値段がとても高いですが、布製マウスパッドの様に数か月で買い替える必要が無いので、

長期的なランニングコスト

と言う面で見れば低コストで済むはずです。

人によっては気になる点

使うマウスのソールによって滑りが大きく変わる

SkyPAD 3.0」を使う際に一番気を付けなければならない事はソールとの相性だと思います。

と言うのも、このマウスパッドは使うマウスのソールとの相性によって、同じマウスパッドとは思えないほど滑りが大きく変わります。

 

なので相性の良いソールを付けたマウスであれば上で書いた様に、

  • 素早く滑らかな滑り
  • 静かな滑走音

と言った使用感になりますが、相性の悪いソールで使うと、

  • かなり重めな滑り
  • 音が大きくなる
  • 酷い場合は引っ掻いた様な嫌な音が鳴る

など、微妙な使い心地になってしまいます。

なのでメーカー側もPTFEテフロンのソールを使用する事を推奨しています。

 

もし使用するマウスとの相性が悪かった場合は、「Corepad」などの滑りの良いPTFEテフロンソールに貼りかえるのがおすすめです。

ちなみに海外のSkyPAD公式サイトで販売されているソールは「Corepad製のソール」なので、特別お気に入りのソールが無ければ「Corepad」にするのが無難だと思います。

沈み込みを利用した止めが出来ない

ガラス製となっているので、布製マウスパッドの様に沈み込みが一切発生しません。

なのでマウスを押し付けても滑りが変わりにくいので、

  • 柔らかいマウスパッドを使っていた方
  • マウスパッドに押し付けてエイムをする方
  • 沈み込みを利用して止め動作をする方

などの方からすると制御しにくく感じるかもしれないです。

特にクリックボタンを押しっぱなしで敵にエイムを合わせ続ける事になる、トラッキングエイムをする場合に違和感を感じやすいと思います。

強めに置かない方が良い

布製マウスパッドとは違いガラス製で固いので、強めに置いてしまうと、

  • 大きな音が出る
  • 手に衝撃が来る

など、結構気になります。

なので強めに置く癖がある方からすると使いにくく感じるかもしれません。

少しでもゴミが乗っていると滑りに引っかかりが生じる

相性の良いPTFEテフロンソールのマウスで使用していても、少しでも目に見えない様なごみが乗っているだけで、

  • 滑りに引っ掛かりを感じる
  • 引っ掻いたような音が出る

など使用感が悪くなります。

なので使う前は必ず「ハンディモップ」などで軽く掃除をしてから使用するのがおすすめです。




相性の良いマウスについて

この項目では自分の手元にあるマウスを実際に試した使用感についてまとめています。

使用しているマウスが「SkyPAD 3.0」と相性が良いのか気になる方は是非参考にしてみて下さい。

相性滑り心地
Hyperglideとても軽い滑り静か
Corepadとても軽い滑り静か
G303SHとても軽い滑り静か
PRO X SUPERLIGHTとても軽い滑り静か
MZ1 - Zy's Railとても軽い滑り静か
XM1r軽い滑り静か
KONE Pro Air軽い滑り静か
Finalmouse Ultralight 2軽い滑り静か
DeathAdder V2 Mini軽い滑り静か
G PRO WIRELESSやや軽め静か
Kone Pure Ultra少し重め静か
Viper Ultimate少し重め静か
Viper Mini重め静か
SABRE RGB PRO WIRELESS重め静か
DeathAdder V2重め静か
Xlite軽い滑り少し大きめ
G203重め大きめ
S2-C重め大きめ
Pulsefire Haste×やや軽め少し引っ掻くような音
Model O Wireless×重め引っ掻くような音

まとめ

  • スピード系マウスパッドとしては扱いやすい滑らかな滑り
  • 軽い初動、少し重めな滑らかな滑り、止めやすい使い心地
  • 厚さが薄く位置があまり高くならない
  • 掃除が簡単で耐久性に優れる
  • 旧型よりも滑りやすく、改善点も多い
  • 相性の悪いソールで使うと使い心地が悪くなる
  • 沈み込みを利用したマウス操作が出来ない
  • 強めに置くと音と衝撃が発生する
  • 少しでもゴミが乗っていると引っ掛かりなどが発生する

 

この様に「SkyPAD 3.0」はスピード系の滑りやすさを持ちつつ、滑らかな滑りで止めやすさも両立された使い心地になっています。

なので初めてスピード系マウスパッドに手を出すと言う方でも比較的扱いやすい部類です。

 

ただしソールとの相性がかなり重要なので、心配な方や実際に使って微妙に感じた場合は「Corepad」などに貼りかえるのがおすすめ出来ます。

また扱いやすいとは言っても「G640r」など定番モデルと比べるとかなり滑りやすいので、人によっては使いこなすまでに慣れが必要です。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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