【レビュー】ロジクール PRO X SUPERLIGHT 良かった点と気になった点!旧モデル(GPW)との比較!

評価:5

今回はロジクールの超軽量ワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT」のレビューを書いていきます。

ちなみに今回は提供された物では無く自分で購入した物です。

先に感想を簡単にまとめると、

旧型の「G PRO WIRELESS」と同じ形状のまま、機能面を省略してより軽量化したモデル

と言う様に思いました。

 

その為、持ち心地は旧型と変わらないので、以前のモデルを使い慣れていた方であれば、違和感無く持ちやすいと思います。

それに加えて、

  • 重量が63gと約25%軽量化
  • マウスソールの滑りやすさを向上

など改良がされているので、より思い通りなマウス操作がしやすいです。

それでいてワイヤレスに対応しているので、多くの方が最高のマウスと感じられるモデルだと思います。

個人的にも「PRO X SUPERLIGHT」はとても使いやすく、現在メインマウスとして使っています。

 

しかし、人によっては旧型の「G PRO WIRELESS」の方が使いやすいと感じる可能性もあると思います。

今回の記事では、旧型モデルと比較しつつ良い点と人によっては気になる点についても書いていくので、是非参考にしてください。

外観と付属物

付属物

マウス以外の付属物は、

  • 説明書と保証書
  • 滑り止めテープ
  • クロス
  • ステッカー
  • USBケーブル(micro B-A)
  • マウスソール付きの裏蓋

となっています。

その他にもワイヤレス接続する為の「USBレシーバー」USBレシーバーをケーブルに接続する為の「アダプター」があります。

外観

形状は左右対称になっていますが、サイドボタンは左側にしか付いていないので、実質右利き向けのマウスです。

右側はサイドボタンが無いこと以外に違いはありません。

ちなみに旧型の「G PRO WIRELESS」は

左右共にサイドボタンが付いている + ボタンの取り外しが可能

と言う仕様だったので、この変更点は左利きの方からすると一番の欠点に感じるかもしれません。

他のロジクールマウスであればロゴがRGBライトになっていることが多いですが、「PRO X SUPERLIGHT」はライトでは無く白色に印字されているだけです。

光る部分は電源の状態を表すこの部分だけで、RGBライトでは無いので緑色にしか光りません。

重量を計測してみると60gと、公式スペックの63gより軽くなっていました。

マウスソールは前側が広めになっています。

ちなみに付属されている「マウスソール付きの裏蓋」に交換する事で、後ろ側のソール面積を広げることも出来ます。

マウスソール付きの裏蓋を付けた状態

 

ソール面積が広くなる事によって、

厚めで柔らかいマウスパッドに沈み込みにくくなる
(沈み込みによる滑りの変化が抑えられる)

と言う効果が得られるので、実際に試して良いと思ったのを付けると良いと思います。

ちなみに私自身は「QcK Edge」を使っていますが、どちらを付けても滑りに変化はありませんでした。

また、裏蓋を付けない状態だと重量が1g減って59gになるので、少しでも軽くしたい場合は何も付けないのが良いです。
とは言っても体感的な重量は変わりません。

PRO X SUPERLIGHT」にはグリップテープが付属していて、クリックボタンとサイドに貼ることが出来ます。

ちなみにグリップテープを全て貼ると重量が2g増えて63gになります。

なので公式スペックの63gと言うのはグリップテープ込みの重量なのかもしれません。

旧モデルとの比較

ここからは「PRO X SUPERLIGHT」と「G PRO WIRELESS」を並べた写真を載せつつ違いを書いていきます。

ちなみに全ての画像は

と言う様に並べて撮影しています。

まず外見の違いについてはG PRO WIRELESSはロジクールのロゴにRGBライトが搭載されています。

そしてPRO X SUPERLIGHTはマウスホイールの横側が白色になっています。

そして上でも書きましたが「PRO X SUPERLIGHT」は右側にサイドボタンが付いていません。

ちなみに「G PRO WIRELESS」はサイドボタンを取り外して代わりにサイドボタンを無くすことも出来ましたが、「PRO X SUPERLIGHT」は取り外す事も出来なくなっています。

マウスソールについては「PRO X SUPERLIGHT」はより滑りの良いソールに変更されています。

この滑りの違いはとても大きく、「PRO X SUPERLIGHT」の方が圧倒的に滑りやすいです。

また面積も広くなっているので、滑りやすさがマウスパッドに依存しにくいです。

そして「G PRO WIRELESS」では裏面に1つボタンが付いていましたが、このボタンも「PRO X SUPERLIGHT」は省略されています。




ソフトウェアでの設定

PRO X SUPERLIGHT」ロジクールのソフトウェア「LOGICOOL G HUB」を使う事で設定を変更する事が出来ます。

そして設定できる項目は大きく分けて、

  • ボタンの割り当て
  • DPIの設定

あります。

ボタンの割り当てでは、

  • キーボードのキー
  • 「OVERWOLF」「ディスコード」「OBS」のショートカット
  • マクロ機能
  • その他ショートカット

など一通り何でも割り当てる事が出来ます。

そしてDPIの設定では「100~25600DPI」の間で5つを設定しておけます。

設定した5つの設定は、DPI切り替えをボタンに割り当てることで瞬時に切り替えが可能です。

また画面右上の歯車マークをクリックする事で、オンボードモードの設定画面に入れます。

オンボードでは5つの設定をマウス側に保存する事が可能です。




良かった点

機能面が削られた代わりに軽量化されている!

旧型の「G PRO WIRELESS」と比べると「PRO X SUPERLIGHT」は機能面が省かれていますが、それは全て軽量化の為に行われた物の様です。

Amazonページ」の商品画像によると、

  • サイドボタンの削除で-4.3g
  • 底面にあったDPIボタンの削除で-0.4g
  • PCBの改良で-5g
  • その他の軽量化で-1.9g

と書かれています。

その為、細かい機能面よりも軽量感による操作性の良さを重視する方にとっては、大きなメリットだと思います。

 

実際に持ち比べてみると重量感に大きな違いがあり、「PRO X SUPERLIGHT」はマウスを持っていない様な軽量感で操作できます。

なので「PRO X SUPERLIGHT」を使ってから「G PRO WIRELESS」に持ち替えると、元々80gと軽いはずだった筈が、重く感じられる様になります。

この軽量さに加えてワイヤレスによってケーブルの重量と摩擦が全く無いので、環境に左右されない軽量感が得られます。

 

その為、超軽量クラスの有線マウスには無い操作性の自由さが感じられます。

超軽量 + ワイヤレス」を求めている方であれば、これ以上無いくらい最高のマウスと感じられると思います。

形状が旧モデルと同じ!

ボタンは省略されていますが、形状自体は旧型の「G PRO WIRELESS」と全く変わりありません。

なので旧型モデルを使い慣れていた方であれば、変わらない持ち心地で使えます。

私自身、旧型モデルは長期間使い続けていたので、新型だからと言って形状を変更しなかったというのは個人的にとても良かったと思います。

マウスソールの滑りが良い + 面積が広くなった!

軽くなっただけで無く、マウスソールの滑りも良くなっています。

これによってより弱い力で操作しやすくなっているので、細かい微調整や素早く振るのがやりやすいです。

また、面積も広くなったことによって、柔らかいマウスパッドでも引っ掛かり無くスムーズに滑らせやすくなっています。

人によっては気になる点

旧モデルと比べてボタン数が減っている

G PRO WIRELESS」と比べると右側のサイドボタンと底面のボタンが無くなっています。

その為、旧型でそれらのボタンを使い慣れていた方からすると不便に感じられるかもしれません。

特に作業用として使う場合は旧型の「G PRO WIRELESS」の方が使いやすいと思います。

マウスソールの滑りがかなり良くなっている

上でも書いている通り、滑りがかなり良くなっているので、人によっては滑りすぎると感じるかもしれません。

なので滑りの良いマウスが苦手な方は気をつけたほうが良いです。




グリップテープのグリップ力が弱め

PRO X SUPERLIGHT」にはグリップテープが付属していますが、このテープのグリップ力が弱く、スルスルと滑りやすく感じます。

その為、個人的には何も貼らないプラスチックの状態の方が滑りにくく使いやすいと思いました。

また、グリップテープを貼ると重さが2g増えるので、その点も考えると貼る必要は無いと感じます。

 

もしグリップテープを貼るのであれば、「Lizard Skins」を自分でカットして貼るのが良いと思います。

このグリップテープであれば、

  • 全く滑らない強力なグリップ力
  • 厚さが0.5mmと薄い作り
  • スポーツ向けのグリップテープで耐久性が高い
  • 価格が安い

となっているので、とてもおすすめです。

まとめ!

  • 形状は「G PRO WIRELESS」そのままに重量が63gへ軽量化されたモデル!
  • 旧型モデルと比べてボタン数が少なくなり、RGBライトも付いていない!
  • マウスソールの滑りが良くなり、面積も広くなった!
  • 作業時においては「G PRO WIRELESS」の方が便利に使いやすい!
  • グリップテープのグリップ力が弱い
    (貼るなら別で「Lizard Skins」を用意するのがおすすめ)

 

この様に「PRO X SUPERLIGHT」は「G PRO WIRELESS」の形状をそのままに、大幅に軽量化されたモデルとなっています。

この軽量さとワイヤレスが組み合わさったことによって、より自由なエイム操作がしやすく感じられます。

 

一方で、ボタン数が減っているので、作業用として使おうとすると旧型の「G PRO WIRELESS」の方が使いやすく感じると思います。

その為、FPSでのみ使うエイムのしやすさに特化した超軽量ワイヤレスマウスを求める方にお勧めです。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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