
今回はおすすめの240Hzモニターについて紹介していきます。
240HzによるメリットやFPSをプレイするにおいてどのような影響があるかについても書いているので良ければ参考にして下さい。
目次
240Hzモニターの特徴!
リフレッシュレートが高いモニター!
モニターに映る映像は1秒間にパラパラ漫画の様に何回も画像を点滅させて表現されています。
この回数が多ければ多いほど現実世界に近い滑らかな映像に見える様になり、特にFPSにおいては大きなメリットを感じられます。
そして240Hzモニターはこの点滅回数が1秒間に240回していると言う事になります。
そしてこの点滅回数が多いことによって、
- 画面の動きが滑らかになって視認性が良くなる
- 激しい画面の動きでも目が追いつきやすくなる
- 細かい操作が画面に反映されやすくなってエイムの微調整がしやすくなる
- 武器の反動モーションなど細かい動きが映像に反映されやすくなって制御がしやすくなる
- 映像のヌルヌルとした滑らかさによって操作するのが楽しくなる
など、FPSにおいてメリットがあります。
そしてHz数以外にも「FPS(フレームレート」と言うのも点滅回数に関わるものになっていて、
- Hz = モニターが1秒間に画像を画面に表示させる回数
(例 : 240Hz = 1秒間に画面を240回点滅させている) - FPS = PCやゲーム機などが1秒間に画像データを送信する回数
(例 : 240fps = 1秒間に映像データを240回モニターへ送信している)
と言う様になっています。
なのでモニターのHz数については高い方が高性能で、より滑らかな映像を映す事が出来ます。
高リフレッシュレート = 画質が良いというわけではない!
上の項目で書いたように、リフレッシュレートが高いと言うことは
「画面をスムーズに見えやすくする」
と言う事なので、この値が高くても画質が良い訳ではありません。
その為、リフレッシュレートの高さではなく画質の良さを求めるのであれば4KやWQHDモニターなどを選ぶのがおすすめです。
ただ現在では、
- WQHD/240Hz以上のモデル
- 4K240Hz以上のモデル
- 4Kモード時は240Hz、フルHDモード時は480Hzと言ったデュアルモードに対応しているモデル
など高解像度でありながら、リフレッシュレートも高いモデルも多く存在します。
なので、
「一台のモニターだけで画質と動きの滑らかさの両方欲しい」
と言う場合はそのようなモデルがおすすめです。
・デュアルモード対応モニターの例
値段が高額な物が多い!
240Hzモニターはどんなに安いモデルでも2.5万円近くで販売されています。
144Hz~180Hzモニターであれば1万円台の物もあるので、それらと比べてしまうと高く感じるかもしれません。
しかし144Hzと240Hzの違いは大きく明らかに画面の見え方が違います。
また現在はグラボの性能が上がっているのもあり、240fps以上に安定させる事もしやすくなっています。
そしてPCモニターは頻繁に変えるものではなく数年使い続けられるので、これからFPSの為にモニターを購入するのであれば240Hzモニターを選ぶのがおすすめ出来ます。
240Hzモニターの本領を発揮させるには高いPCスペックが必要
上の項目で「Hz」と「FPS(フレームレート)」について書きましたが、高いフレームレートを出す為には高いPCスペックが必要になります。
なので240Hzモニターを購入しても、PCスペックが十分で無いと結局200fps以上も出すことが出来ず、240Hzモニターの本領を発揮出来ません
そして必要なPCスペックについてはゲームタイトルによっても変わるので一概には言えないです。
ただネットで調べればどれだけのスペックでどれだけのFPS出せるのか確認出来るので、それを参考にするのが良いと思います。
ちなみに自分のPCは、
使用PC | パーツ名 |
---|---|
CPU | Intel Core i9 10900k |
メモリ | DDR4-3200 32GB×2 |
グラフィックボード | RTX3080 |
と言うスペックですが、それであれば普段自分がプレイしている
- APEX
- VALORANT
- OVERWATCH2
の三つで殆ど240FPS以上をキープできています。
特にOVERWATCH2では最低設定にすれば360fpsをずっとキープ出来ているので、他のタイトル以上に高fpsをキープしやすいと思います。
ディスプレイ同期技術について!
G-SYNCやFREE-SYNCは必ずしも必要ではない!
240Hzモニターの殆どにはディスプレイ同期技術が付いています。
この機能は、
「グラボのフレームレート(出力している映像データ送信の回数)」
「モニターのリフレッシュレート(画面を点滅させる回数)」
これらを同調させて同じ回数、同じタイミングに合わせる機能です。
これによってゲームプレイ中に急激にフレームレートが低下しても、画面のちらつきや途切れなどが防止されます。
ただしゲームによっては
「メニューを開いている時だけマウスカーソルがカクつく」
など不具合が出る場合があるので、逆に使わない方が良い場合もあります。
なので同期技術を使わなくてもちらつきなどが出なければ、オフにして使うのがおすすめです。
G-SYNC Compatible、G-SYNC、FREE-SYNCの違い!
ディスプレイ同期技術には以下の3種類が存在します。
- G-SYNC Compatible … NVIDIA製グラボを搭載しているPC且つ、FREE-SYNC(Adaptive-Sync)に対応しているモニターとの組み合わせで使える同期技術
- G-SYNC … NVIDIA製グラボを搭載しているPCで使える同期技術
- FREE-SYNC … AMD製グラボを搭載しているPCで使える同期技術
この機能を利用するためには、それぞれに対応したモニターとGPUを積んだグラフィックボードをPCに組み込む必要があります。
ただし「G-SYNC Compatible」は対応していると明記されていなくてもFREE-SYNCに対応していれば使用する事が可能です。
その為、現在はグラボのメーカーを気にせず同期技術が使用しやすくなりました。
ちなみに、G-SYNC対応モニターは独自のモジュールがモニターに組み込まれているので、普通よりも高額になっている事が多いです。
240Hzモニターの選び方
パネル(IPS、TN、VA、有機EL)の違いについて!
種類 | メリット | |
---|---|---|
IPSパネル | ・色の表現が鮮やかで画質が綺麗 ・視野角が広い (斜めからモニターを見ても映像が見える範囲) | ・応答速度が遅め (現在では応答速度にも優れたFAST IPSパネルなども多い) ・コントラスト比が低め ・TN、VAパネルに比べて高額 |
TNパネル | ・IPS、VAに比べて応答速度が速い ・FPSなどのアクションゲームに向いている ・応答速度の速さに対して低価格 | ・他のパネルに比べて発色が悪い ・視野角が狭い (斜めからモニターを見ると画面が見にくくなる) |
VAパネル | ・黒の表現力が高い ・コントラスト比が高め ・そこそこ速い応答速度 ・他のパネルに比べて低価格なモデルが多い ・曲面モデルが多い | ・応答速度が速くない (現在では応答速度に優れたRAPID VAなどもある) ・視野角が少し狭い ・TN、IPSの中間的な性能 |
有機EL(OLED) | ・上記三つの液晶パネルよりも発色の良さが段違いで画質が良い ・応答速度が0.03msなど液晶よりも段違いの速さ ・完璧な黒を表現可能で明暗の差の表現力が高い ・TN以上の応答速度、IPS以上の発色の良さ、VA以上の黒の表現力を兼ね備えた高性能パネル | ・値段が高い ・構造上焼き付きが発生する可能性がある。 (最近のモニターでは焼き付き対策の機能が搭載されているので安心して使える) |
簡単にそれぞれのパネルの特徴を書くと、この様になっています。
ただしTNパネルの現在主流のモニターはBenQ ZOWIE製のFPSをプレイする事に特化された高性能モデルしか無く、結構高額となっています。
なので240Hzモニターの選び方の例としては、
- コストを掛けられて最高峰の画質と応答速度が欲しいなら有機EL
- FPSなどの対人戦ゲームに特化したものであれば、応答速度が速い有機EL、TN、FAST IPS、RAPID VAなど
- 画質の良さを重視するなら鮮やかな色を表現する有機EL、またはIPSパネル。
- 黒の表現力を重視するならコンストラクト比が高い有機EL、またはVAパネル。
- 普段使いでの画質の良さは二の次でとにかくFPSに特化した物が欲しいならTNパネル
この様に選ぶと良いです。
モニターのサイズ
240Hzモニターには主に、
- 24インチ前後
- 27インチ前後
の物が多いですが、FPSプレイヤーにはサイズが小さい24インチ前後の方が人気です。
と言うのもモニターのサイズが小さいことによって、
- マップなど画面端を見る時の目の動きを少なく出来る
- 少ない目の動きで画面全体が見やすい
と言うメリットが得られるので、疲れにくく集中しやすくなります。
なので基本的には画面が小さい方がおすすめです。
ただ大きい画面だと、
- ゲーム内の視野角を高くしても敵が大きく見える
と言うメリットがあるのと、27インチであればまだ大きすぎないサイズ感なので、人によっては27インチの方が良いかもしれません。
またサイズが大きいモニターでも、
- 24.5インチモード
- 27インチモード
など疑似的にサイズの小さい表示に出来る機能が付いてるモデルもあるので、
- 普段使いではサイズの大きいモニターを使いたい
- FPSなどのゲームでは24.5インチなど小さめなモニターを使いたい
と考える方はそのような機能が付いてるモデルを選ぶのがおすすめです。
・24.5インチモード、27インチモードなどに対応したモニターの例
またこの様な表示サイズ変更の機能が無くても、
「FPSなどのゲームをする時だけウィンドウモードにする」
など、フルスクリーン表示でプレイしなければウルトラワイドモニターなどでも問題無くプレイしやすくなります。
なので普段使いでのウルトラワイドモニターの便利さを利用しつつゲームも快適にプレイしたいと言う場合は競技性に高いゲームだけウィンドウモードでプレイするのがおすすめです。
おすすめのフルHD/240Hz以上のモニター!
TNパネル
BenQ ZOWIE XL2546X
性能 | |
---|---|
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz |
パネル | TN |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 0.5ms (GTG) |
輝度 | 320cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.0 x3 DP 1.2 headphone jack |
スタンド調整 | スウィーベル 45 / 45 ティルト角度 -5~35 高さ調整 155mm |
FPS向けのゲーミングモニターの王道メーカー「BenQ ZOWIE」の240Hzモニターです。
一番の特徴としてBenQ ZOWIE独自の残像軽減技術「Dynamic Accuracy 2 (通称DyAc2)」が搭載されています。
この機能によって激しい画面の動きでも残像感が少なくなり、より鮮明に滑らかに見えるようになっています。
ちなみにこの「DyAc2」はデュアルバックライトと言う設計になっていて、バックライトの点灯と点滅のタイミングが調整されています。
これによって旧製品に搭載されていた「DyAc+」よりも更に残像感の少ない明瞭な映像を映してくれます
その他、「フリッカーフリー」や「ブルーライト軽減モード」など基本的な機能に加えて、
- 暗い箇所を明るく見やすくする「Black eQualizer機能」
- 色の鮮やかさを20段階で調整できる「Color Vibrance」
- 画面の設定を手元ですぐに切り替えられる「S SWICH」
- BenQ ZOWIE独自の無料ソフトを使用して、他の人の設定をダウンロードして使う事が出来る「XL Setting to share」
- ソフトやゲームによって自動的にカラーモードが切り替わるオートゲームモード
- 画面にのみ集中しやすい様に横に付けられる「アイシールド」
(取り外し可能)
など、機能面も充実しています。
その分、TNパネルのモニターながらもフルHD240Hzモニターの中ではかなり高額です。
その為、FPSに特化したハイスペックモニターが欲しい方におすすめできます。
BenQ ZOWIE XL2546X+
こちらは上で紹介した「BenQ ZOWIE XL2546X」を280Hzへアップグレードしたモデルです。
その分、少し高額になっているので、少しでもHzが高いモデルが良い方はこちらの方がおすすめ出来ます。
IPSパネル
IODATA EX-GD242UDB
性能 | |
---|---|
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz |
パネル | ADS(IPS系) |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 1ms (GTG) |
色域 | 1677万色(10億7374万色中 ※10bit入力時) |
輝度 | 350cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
HDR | 対応 |
スピーカー | 2W+2W |
対応端子 | HDMI(HDCP 2.3)×2、 DisplayPort(HDCP 2.3)×1 ヘッドホン端子(3.5mm) x1 |
スタンド調整 | チルト 上:20° 下:5° |
VRR | NVIDIA G-SYNC Compatible、Adaptive-Sync |
フルHD240HzでIPS系パネルのモニターながらも、価格がとても低価格になっています。
それでありながら性能が低い訳では無く、
- 応答速度1ms
- スピーカー搭載
- HDR対応
など十分なスペックを持っています。
またHDMI2.1規格のVRRに対応しているので、PS5とのHDMI接続でもVRRが使用可能です。
低コストでIPS系パネルの240Hzモニターを探してる人にお勧めです。
Pixio PX279 Prime Neo
スペック | |
---|---|
パネル | IPSパネル |
HDR | 対応 |
応答速度 | 1ms |
スピーカー | 2W x2 |
入出力端子 | HDMI2.1 x 2 DP x 1 ヘッドホン出力 |
Pixioはコスパに優れるゲーミングモニターを販売しているのが特徴的なメーカーです。
そしてこのモデルは、
- 240Hz
- IPSパネル
- 応答速度1ms
- 27インチ
- HDR対応
と言うスペックを持ちながら、低価格でコスパに優れています。
更にHDMIポートがHDMI2.1となっておりPS5でもVRRが使えます。
低価格で高速の応答速度を持った27インチIPSパネルモニターを探している方や、PCとPS5の兼用で使うモニターを探してる方にお勧めです。
IODATA EX-GD271UAX
スペック | |
---|---|
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz |
パネル | AHVA(IPS系) |
応答速度 | 0.2ms[GTG] |
スピーカー | 2W+2W |
入出力端子 | HDMI x 2 DP x 1 マイク入力(ヘッドホン端子) |
スタンド調整 | ピボット 90° スイベル : 45° / 45° チルト : -5~25 高さ : 130mm |
27インチと少し大きめなモデルで、AHVAと言うIPS系のパネルながらも応答速度が0.2msと高速になっています。
また機能面でも、
- HDR400に対応で明暗の差の表現力に優れる
- スピーカー搭載
となっています。
画質と応答速度が両立された高性能モデルを探してる方にお勧めです。
VAパネル
PHILIPS EVNIA 25M2N3200W/11
性能 | |
---|---|
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz |
パネル | VA |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 1ms (GTG) |
色域 | NTSC 101.5% sRGB 120% |
輝度 | 300 cd/m² |
コントラスト比 | 3000:1 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.0 x 2 DisplayPort 1.4 x 1 オーディオ出力 |
スタンド調整 | 高さ調整 130mm ピボット -/+ 90 度 回転 -/+ 30 度 チルト -5/20 度 |
PHILIPSのゲーミングブランド「EVNIA」によるゲーミングモニターです。
240Hzモニターとしてはかなり低価格なVAパネルのモニターです。
しかし低価格と言っても低スペックと言う訳では無く、
- 応答速度 1ms (GTG)
- 高さ、ピボット、スイベル、チルトの一通りが調整が出来るスタンド
- sRGB 120%と広めな色域
- 5年保証(大抵は3年間の物が多い)
など低価格モデルとは思えない物を持っています。
その為、なるべく低コストで240Hzモニターを探してる方にお勧めです。
MSI MAG 255XFV
性能 | |
---|---|
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz (オーバークロック設定時:250Hz) |
パネル | RAPID VA |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
HDR | 対応 |
色域 | sRGBカバー率:90% DCI-P3カバー率:79% |
輝度 | 250cd/m² |
コントラスト比 | 3000:1 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.0b ×2 DisplayPort 1.4 ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト -5° ~ 20° |
VRR | Adaptive-Sync |
応答速度に優れる「RAPID VA」が使われているモニターで、応答速度0.5msとかなり高速になっています。
その他にも、
- HDR対応
- 映像のシーンに合わせて自動で明るさ、コントラスト、彩度を最適化してくれる「AIビジョン機能」
- オーバークロックすれば250Hz
など高性能になっています。
そんなスペックでありながらフルHD/240Hzモニターとしては低価格な部類なので、コスパに優れた高性能モデルを探してる方にお勧めです。
おすすめのWQHD/240Hz以上のモニター!
LG UltraGear 27GS95QE-B
スペック | |
---|---|
パネル | 有機EL |
HDR | HDR400 |
応答速度 | 0.03ms |
色域 | DCI-P3 98.5% |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB 3.0 Type-A(USB ハブ)×2 USB 3.0 Type-B(PC接続用)×1 ヘッドホン出力 ×1 光デジタル ×1 |
スタンド | チルト:15° / -5° スイベル:-10° ~ 10° 高さ:110mm ピボット : 90° |
輝度 | 200cd/㎡ 800cd/㎡(ピーク時) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | NVIDIA G-SYNC Compatible FreeSync™ Premium |
リモコン | あり |
このモニターの一番の特徴は「有機EL」が搭載されている点です。
これによって、
- 液晶よりも画質に優れる
- 完全な黒を表現できる
- 応答速度が0.03msと高速
など、画質と応答速度に優れています。
その他にも、
- 豊富な対応端子
- 自由度の高いスタンド調整
- HDR400対応
- リモコン付き
など機能面にも優れています。
「WQHD」「240Hz」「有機EL」が欲しい人にお勧めです。
REGZA RM-G276N
スペック | |
---|---|
解像度 | WQHD |
パネル | Fast IPS |
HDR | 対応 |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
色域 | DCI-P3 90% sRGB 99% |
スピーカー | 2W+2W |
入出力端子 | DP x1 HDMI x2 オーディオ出力 x1 |
スタンド調整 | チルト -5˚ ~ 15˚ |
輝度 | 340 cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | Adaptive Sync |
テレビで有名なREGZAによるゲーミングモニターです。
IPSパネルのモニターながらもWQHD/240Hzモニターとしてはかなり低価格な製品となっています。
また値段が安いからと言って性能が悪い訳では無く、
- 応答速度1ms
- ゲームジャンル毎に用意された4つのゲーム向けな画質設定と、映画、スポーツ、標準の3つの画質設定が選べる
- HDRに対応
- スピーカー搭載
- 画面内の暗い部分を強調表示出来る「暗部強調機能」
- 画面中央に照準マークを表示させる機能
など多機能になっています。
その為、コストを抑えてIPSパネルのWQHD/240Hzモニターを探してる人におすすめです。
MSI MPG 275CQRXF
スペック | |
---|---|
パネル | RAPID VA |
曲率 | 1,500R |
HDR | HDR 400 |
応答速度 | 0.5ms(GTG) |
色域 | sRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:94% |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.0b ×2 DisplayPort 1.4a ×1 USB Type-C(DP Alt mode、USB PD) ×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ) ×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用) ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド | チルト:-5° ~ 20° スイベル:-20° ~ 20° 高さ:110 mm |
輝度 | 400cd/㎡ |
コントラスト比 | 4,000:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | Adaptive-Sync |
こちらはWQHD/240Hzのモニターでは珍しい曲面モニターとなっています。
またVAパネルと言う事もあり、性能に対して比較的低価格となっていて、
- 応答速度0.5ms
- HDR 400に対応
- USBハブ機能対応
- KVM機能に対応
(USBハブをモニターに繋いでいる複数のPCで兼用できる機能)
- USB Type-C(DP ALT、98W給電)に対応
- 自由度の高いスタンド調整
など機能面にも優れています
なのでコスパに優れたWQHD/240Hzの湾曲モニターが欲しい方にお勧めです。
MSI MPG 325CQRXF
スペック | |
---|---|
Hz | 280Hz |
パネル | RAPID VAパネル |
曲率 | 1,000R |
HDR | HDR400 |
応答速度 | 0.5ms(GTG) |
色域 | sRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:96% |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.0b ×2 DisplayPort 1.4a ×1 USB Type-C(DP Alt mode、USB PD) ×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ) ×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用) ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド | チルト -5~15° 高さ調整 0~100mm スイーベル -30° ~ 30° |
輝度 | 350cd/㎡ |
コントラスト比 | 3,200:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | Adaptive-Sync |
WQHD32インチモデルではかなり珍しい280Hz対応モニターです。
パネルは応答速度に優れたVAパネル「RAPID VA」が使われている事もあり、応答速度0.5msとかなり高速になっています。
これによって280Hzが合わさりFPSなどのゲームに特化した作りがされています。
また曲率1000Rとカーブの強い形状なので視界を包み込まれる感覚が強く視認性も良いです。
その他の機能面でも、
- 豊富な端子接続口
- USB-Cに対応
- KVM機能に対応
(USBハブを複数のモニターに繋いでいる複数のPCで兼用できる機能) - 自由度の高いスタンド調整
など多機能なので、ゲームからその他の用途まで幅広く使いやすいモニターとなっています。
その為、機能面、画質面にも優れた32インチの280Hzモニターを探してる人にお勧めです。
4K/240Hz以上のモニター
ASUS ROG Strix XG27UCG
スペック | |
---|---|
Hz | 4K@160Hz フルHD@320Hz |
パネル | Fast IPS |
HDR | HDR400 |
応答速度 | 1ms (GTG) |
色域 | sRGBカバー率:130% |
スピーカー | なし |
対応端子 | DisplayPort 1.4x 1 HDMI (v2.1)x 1 USB-Cx 1 (DP Alt Mode) イヤホンジャック |
スタンド | チルト : Yes (+20° ~ -5°) スイーベル : Yes (+45° ~ -45°) ピボット : Yes (+90° ~ -90°) 高さ調整 : 0~120mm |
輝度 | 350cd/㎡ 400 cd/㎡ (HDR,ピーク) |
コントラスト比 | 1000:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | Adaptive-Sync AMD FreeSync Premium |
4K/160HzとフルHD/320Hzそれぞれに切り替えられるデュアルモードに対応したモデルです。
なので4K/240Hzモニターとして使う事は出来ませんが、
- FPS以外のゲームや普段使いでは4Kモードで画質重視で使う
- FPSではフルHD/320Hzでリフレッシュレートとフレームレート重視で使う
と言った様に、用途毎にモードを切り替えて最適な環境で使えます。
またその他にも、
- 応答速度に優れた Fast IPS
- 応答速度1ms
- HDR400に対応
- sRGBカバー率:130%と広い色域
- USB-Cx 1 (DP Alt Mode,15W給電)に対応
- 調整の自由度が高いスタンド
など優れた点が多いです。
それでいて4K/160Hzに対応しているモニターの中でもそこまで高額では無いのでコスパに優れています。
27インチで4K/160Hz、フルHD/320Hzのデュアルモードに対応しているモニターを探してる人におすすめです。
MSI MAG 321CUPDF
スペック | |
---|---|
Hz | 4K@160Hz フルHD@320Hz |
パネル | RAPID VA |
曲率 | 1,500R |
HDR | HDR 400 |
応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
色域 | sRGBカバー率:99% AdobeRGBカバー率:93% DCI-P3カバー率:97% |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.1(HDCP:2.3) ×2 DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3) ×1 USB Type-C(DP Alt mode) ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド | チルト -5° ~ 20° 高さ調節 0 ~ 130(mm) |
輝度 | 350cd/㎡ 400 cd/㎡ (HDR,ピーク) |
コントラスト比 | 3,000:1 |
表面 | ノングレア |
VRR | FreeSync Premium |
こちらも上で紹介した「ASUS ROG Strix XG27UCG」と同じ様に、4K/160HzとフルHD/320Hzのデュアルモードに対応しているモデルです。
ただしそれ以外では異なる部分が多くこの製品の特長としては、
- 32インチ
- 応答速度の速いRAPID VA
- 応答速度0.5msと高速
- 曲率1,500Rの曲面モニター
- USB Type-C(DP Alt mode)に対応
- HDR 400に対応
- 24.5インチモード、または27インチモードのサイズエミュレート機能
などが挙げられます。
なので32インチサイズながらも、
- 24.5インチ
- 27インチ
のモニターとして使う事も出来るのでFPSプレイヤーにも相性が良い大型モニターです。
加えて解像度とHzも変えられるので普段使いから競技性の高いゲームまで、幅広く快適に使えるモニターとなっています。
幅広い用途で使いやすい32インチの曲面モニターが欲しい方にお勧めです。
LG UltraGear OLED 32GS95UV-B
スペック | |
---|---|
Hz | 4K@240Hz FHD@480Hz |
パネル | 有機EL |
HDR | DisplayHDR True Black 400 |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
スピーカー | 7W+7W |
対応端子 | HDMI x2 DisplayPort x1(Ver.1.4) USBアップストリーム x1(USB 3.0) USBダウンストリーム x2(USB 3.0) ヘッドホン(ステレオミニジャック) x1(4極 : ヘッドホン出力+マイク入力) |
スタンド | チルト角度 前:-8゚~後:15゚ スイベル角度 左30゚/右30゚ 高さ調整 110mm ピボット 右90゚ |
輝度 | 275cd/㎡(APL 1.5%時 1300cd/㎡) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
表面 | アンチグレア |
VRR | NVIDIA G-Sync Compatible AMD FreeSync VESA Adaptive-Sync |
こちらもデュアルモードに対応したモデルで4K/240Hz、フルHD480Hzの二つへ切り替える事が出来ます。
なので4Kのままでも高リフレッシュレートで使えるだけで無く、フルHDなら物凄くヌルヌルした映像を映すことが出来ます。
(ただしかなり高いPCスペックが必要になります。)
それ以外でも、
- 黒の表現力と発色、応答速度に優れる有機EL
- 応答速度0.03ms
- DisplayHDR True Black 400に対応
- 7W+7Wのスピーカー搭載
- USBハブ機能搭載
- チルト、スイベル、高さ、ピボットの一通りが調整できるスタンド
- フルHD表示時は24インチ/27インチサイズに切り換えが可能
など全体的にハイスペックで便利になっています。
その分、価格も高額なのでトップクラスの性能を持った4KまたはフルHDの高Hzモデルを探してる人におすすめです。
おすすめの240Hzウルトラワイドモニター
LG UltraGear OLED 39GS95QE-B
性能 | |
---|---|
形状 | 曲面 |
曲率 | R800 |
パネル | 有機EL |
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms |
対応端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 USB Type-A ×2 ヘッドホン端子(4極:ヘッドホン出力+マイク入力) |
スピーカー | なし |
スタンド調整 | 高さ : 120mm スイベル : L10°R10° チルト角度 : 前-10゚~後15゚ |
39インチの化け物スペックを持ったモニターとなっていて、
- 黒の表現力、画質、応答速度に優れる有機EL
- 240Hzに対応
- 曲率R800の強いカーブ
- 応答速度0.03ms
と、かなりハイスペックになっています。
また有機ELは輝度が暗くなりがちと言う欠点がありますが、こちらは
「従来より輝度が30%向上したマイクロレンズアレイを採用した有機ELパネル」
が使われているのでその弱点もカバーされています。
その分、価格がかなり高額となっているので、コストを気にせず画質と高Hz、高速な応答速度を求める人にお勧めです。
LG UltraGear OLED 34GS95QE-B
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 240Hz |
パネル | OLED |
表面 | ノングレア |
曲率 | 800R |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 275cd/㎡(APL 1.5%時 1300cd/㎡) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | DisplayHDR True Black 400 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 USB Type-A ×2 ヘッドホン端子(4極:ヘッドホン出力+マイク入力) |
スタンド調整 | チルト機能 前:-10゚~後:15゚ 高さ調整 120mm スイベル 左10゚/右10゚ |
VRR | AMD FreeSync NVIDIA G-Sync Compatible Adaptive-Sync |
こちらは上で紹介した「LG UltraGear OLED 39GS95QE-B」の34インチバージョンの様なモデルです。
その為、有機ELが使われている点や応答速度0.03ms、240Hz対応などサイズ以外の基本的なスペックは同じです。
34インチで最高クラスのモニターを探してる人にお勧めです。
おすすめの240Hzモバイルモニター!
Intehill F15ND
性能 | |
---|---|
サイズ | 15.6インチ |
解像度 | フルHD |
Hz | 240Hz |
パネル | Fast IPS |
応答速度 | 2ms |
色域 | sRGB 100% |
輝度 | 300cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
HDR | 対応 |
スピーカー | あり |
対応端子 | mini hdmi x2 USB-C (フルHD/240Hz、電源供給)x2 3.5mmオーディオジャック |
VRR | FREESYNC |
モバイルモニターとしては珍しい240Hzに対応しているモデルです。
パネルはFast IPSが使われていて応答速度2msとなっており、十分FPSでも使える速度になっています。
その他にも、
- HDR対応
- スピーカー搭載
- USB-C搭載
などがあり、それでいて値段も低価格なのでコスパが良いです。
ただしモバイルモニターと言う事もあって、
- 通常サイズのHDMIポート
- DPポート
が無いので気を付けて下さい。
240Hz対応のモバイルモニターを探してる方にお勧めです。