
Dell の「SE2426HG」は、23.8インチ/フルHD/240Hzに対応したFPS向けなゲーミングモニターです。
それでいて発色に優れるIPSパネルを採用しているのでFPS以外の用途でも使いやすく、さらに値段も低価格なのでコストを抑えつつ240Hzモニターを探している方にピッタリなモデルです。
今回は「SE2426HG」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 23.8インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPS |
| 解像度/Hz | フルHD / 240Hz |
| 応答速度 | 0.5ms GtG(Extreme最小) 1ms GtG(Extreme) 3ms GtG(Super Fast) 5ms GtG(Fast) |
| 色域 | sRGB 99% |
| 輝度 | 300cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | DisplayPort 1.4×1 HDMI 2.1 TMDS×2 3.5mmヘッドホン出力×1 |
| スピーカー | 非搭載 |
| スタンド調整 | チルト(-5°〜+21°) |
| VRR | AMD FreeSync Premium |
| 保証 | 3年保証 |
メリット
23.8インチでFPS向けの定番サイズ
23.8インチは画面全体が視界に収まりやすいので、画面中央に集中しつつ画面端の情報の確認もしやすいです。
これによって特にFPS系のゲームでは、
- HP
- スキルの状況
- キルログ
- マップ
などの画面端の情報が確認しやすくなるので、見逃しの防止や目の疲れの軽減に繋がりやすくなります。
PC負荷の軽いフルHDで240Hzに対応
現代のゲーミングモニターは高解像度モデルが増えていますが、それでも競技性の高いゲームにおいて「フルHD」は今でも相性の良いスペックと言えます。
と言うのも4Kなどの高解像度は映像こそ綺麗ですが、その分PCへの負荷が増し、肝心のフレームレートが落ちてしまいます。
そこでフルHDならミドルクラスのゲーミングPCでも240fpsも出しやすく、このモニターの240Hzと言うスペックを活かしやすいです。
そしてこの高HzはFPS系のゲームをプレイする場合にメリットを体感しやすく、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
など有利な環境でプレイが出来ます。
なので高解像度による画質の綺麗さよりも高Hz高fpsによる滑らかさを重視したいFPSプレイヤーと相性が良いです。
IPSパネルながらも応答速度が最速0.5ms(GTG)
IPSパネルと言えば応答速度が速くないと言う欠点が挙げられがちですが、「SE2426HG」は応答速度0.5ms(GTG)と高速になっています。
そして応答速度の表記にはいくつか種類がありますが、「SE2426HG」が採用しているGtG(Gray-to-Gray)は、色の切り替え速度を厳格に測定した数値です。
これは、
「実用レベルで速い」
と言うことの証明なのでFPS系など少しでも低遅延が求められるゲームと相性が良いです。
なので「SE2426HG」はIPSパネルによる発色の良さと広視野角、そして高速性能も持ち合わせているので競技性の高いゲームからそれ以外の用途まで幅広く使いやすいです。
フルHD/240Hz/IPSパネルとしてはとても低価格
「SE2426HG」はフルHD/240Hz/IPSと言うスペックのモニターとしてはとても低価格となっています。
それでいてその他のスペック面も悪い訳では無く、
- 応答速度が最速0.5ms
- HDMIが2つ搭載(低価格帯だと一つしか無い場合もある)
- 3年間の保証
と言った様に優れた点が多いです。
なのでコストを抑えつつ使いやすさも犠牲にされていないフルHD/240Hz/IPSのモニターを探している方に向いています。
デメリット・注意点
スタンド調整はチルトのみ
「SE2426HG」のスタンドは調整できるのがチルトのみとなっています。
なので「高さ調整」や左右の向きを変える「スイベル」、画面を縦にする「ピボット」機能は無いので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。
スピーカー非搭載
「SE2426HG」にはスピーカーが内蔵されていません。
とは言え、モニター内蔵スピーカーは、構造上どうしても音質が犠牲になりがちなので、
- FPSで足音などの方向を正確に聴き取りたい
- 高音質を楽しみたい
と言う場合はどちらにしてもヘッドセットやイヤホン、外部スピーカーなどを用意する必要があります。
そして「SE2426HG」はスピーカーが無いことでコストを抑えられている部分もあるので、内蔵スピーカーが不要な方にとっては逆にメリットに感じられると思います。
HDR対応としては輝度は控えめ
「SE2426HG」はHDRに対応していますが、本格的なHDR体験を求める場合、輝度300cd/㎡という数値は控えめと言えます。
勿論、一般的なSDRコンテンツを楽しむ分には十分すぎる明るさですが、太陽の眩しさなどの「突き抜けるような明るさ」を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに一般的には輝度600cd/㎡以上でHDR効果を実感しやすいと言われているので、もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめです。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- 予算を抑えながらFHD/240HzのFPS向けゲーミングモニターを探している方
- IPSパネルによる発色の良さも欲しい方
- 対戦系FPSなど、フレームレート重視のPCゲームをやり込みたい人
- モニターアームや外部スピーカー・ヘッドセットを使う前提の人
- 2台目のサブモニターとして手軽に240Hzを取り入れたい人
おすすめしにくい人
- HDR映像の迫力や色の深みを重視したい人
- スタンドの高さ調整や角度調整の自由度を重視する人(スタンドのみでの運用を想定している人)
- 内蔵スピーカーが欲しい人
- 240Hzと言う高リフレッシュレートが必要に感じない方
まとめ
「SE2426HG」は、低コストで画質と高速性能に優れるフルHD/240Hzモニターが欲しいというニーズに応えるゲーミングモニターです。
入力遅延の少なさやIPSパネルによる発色の良さ、そして3年間の保証などで使いやすい要素を低価格ながらも備えています。
一方で、スタンドの調整機能・スピーカー・HDR性能は最低限に絞られており、機能面は割り切った構成です。
ただしスタンド調整機能が控えめなのとスピーカー無しと言う割り切りがされていることにより値段が抑えられている部分もあるので、必要ない方にとっては逆にメリットに感じられると思います。
なのでコストを抑えながら240Hz環境を整える候補として検討しやすい1台と言えます。








