Razer BlackShark V2 メリットとデメリット、どんな人におすすめなのか?

BlackShark V2」は、FPS向けの使いやすさを意識した有線ゲーミングヘッドセットです。50mmドライバー、付属USBサウンドカード、THX Spatial Audio、Razer SynapseによるEQ・マイク調整に対応しており、PCでじっくり音を詰めたい人に向いています。

そして特徴的なのが、

  • 軽さ
  • 足音の聞き取りやすさ
  • 装着感

これらが挙げられます。

FPSで敵の位置を音で判断したい人、長時間プレイでも疲れにくいヘッドセットを探している人には、かなり刺さりやすいモデルといえるでしょう。

この記事では「BlackShark V2」について解説していくので是非参考にしてください。

基本スペック

項目内容
接続方式・3.5mmアナログ
・USBサウンドカード経由
重量約262g
ドライバーサイズ50mm TriForce Titanium ドライバー
周波数特性12Hz~28kHz
イコライザー機能PCでUSBサウンドカード接続時にRazer Synapseから調整可能
サラウンド機能THX Spatial Audio
イヤーパッド素材FlowKnit製メモリーフォーム
密閉型or開放型密閉型

BlackShark V2」は3.5mm接続でも使えるうえに、PCでは付属USBサウンドカードを通すことでEQやマイク設定を細かく調整できます。

重量は約262gとゲーミングヘッドセットとしては軽めで、長時間プレイでも首や頭への負担を抑えやすい部類です。

イヤーパッドには通気性を意識したFlowKnit製メモリーフォームを採用。密閉型なので音漏れを抑えやすく、ゲーム音に集中しやすい一方、完全に蒸れないわけではありません。特に夏場や長時間プレイでは、環境や体質によって感じ方が変わりやすいです。




音質の特徴

FPSでの音質

BlackShark V2」を検討している人にとって最も気になるのは、足音や銃声のなど聞き取りやすさと方向の分かりやすさだと思います。結論から言うと、このヘッドセットはFPS用途と相性が良いモデルです。

音の傾向は、極端な重低音で迫力を押し出すタイプというより、足音・リロード音・環境音などを聞き分けやすいバランス寄りです。銃声の迫力もありますが、低音が強すぎて細かい音を邪魔するような印象は比較的少なめです。

特に足音などの音の方向の判断が勝敗に関わるゲームでは、敵が「どの方向にいるか」「近づいているのか離れているのか」を把握しやすいと感じる人が多いでしょう。

またイコライザー機能を使う事でゲームタイトルや好みに合わせてより聴き取りやすい音質調整を詰める事も可能です。

 

一方でTHX Spatial Audioについては注意が必要です。

サラウンドをONにすると空間の広がりや没入感は増しますが、FPSでは音の輪郭がぼやけたように感じる場合もあります。

FPS目的なら、まずはステレオまたはTHX OFFで使い、ゲームごとにON/OFFを比較するのがおすすめです。

音楽鑑賞での音質

音楽鑑賞については、

ゲーム用としてはかなり聴きやすいが、音楽専用ヘッドホンの代わりとして過度な期待はしない

という立ち位置です。

中高音は比較的明瞭で、ボーカルや楽器の輪郭は聞き取りやすい傾向があります。ゲーム中のBGM、ボイス、効果音が重なる場面でも、音が団子になりにくいのは魅力です。

 

一方で、重低音をズンズン響かせたい人には少し物足りなく感じるかもしれません。EDM、ヒップホップ、映画の爆発音のような低音の厚みを最優先するなら、別モデルも比較した方が良いでしょう。

とはいえ、ゲームも音楽も1台で済ませたい人には十分実用的です。低音の迫力よりも、クリアさや聞き分けやすさを重視する人なら満足しやすい音作りです。

またイコライザー機能もあるので、しっかり調整すれば音楽鑑賞でも使いやすい音質にする事も出来ます。

マイク性能




BlackShark V2」のマイクは着脱式で、ボイスチャットには十分使いやすい性能です。Discordで話しながらプレイする、といった用途なら大きな不満は出にくいでしょう。

またRazer Synapseを使えば、マイク音量、ノイズ対策、ボイスゲート、マイクブーストなどを調整できます。周囲の雑音をある程度抑えたい人や、自分の声を聞き取りやすくしたい人には便利です。

 

ただし、「クリアで使いやすい」という声がある一方で、「声が細く聞こえる」「配信用としては物足りない」といった意見もあります。

つまりVCには向いていますが、本格的な配信・実況や良い声を届けたいと言う場合は、別で単体マイクを用意するのがおすすめです。

装着感

装着感は「BlackShark V2」の大きな強みです。約262gという軽さに加え、イヤーパッドが柔らかく、長時間プレイでも疲れにくいという評判が目立ちます。

側圧は人によって感じ方が分かれますが、全体としては強すぎるタイプではありません。頭をしっかりホールドしつつ、重さでズシッとくる感覚は少なめです。

イヤーパッドは通気性を意識した素材なので、レザー系イヤーパッドより蒸れにくいと感じる人も多いでしょう。

そして長時間使い続ける事が多い人にとって、軽さはかなり大きなメリットです。音質やマイクだけでなく、「疲れにくいから集中力が続く」という意味でも実戦的なヘッドセットと言えます。

メリット

  • FPSで足音や定位をつかみやすい
    低音を過剰に盛りすぎないバランスで、足音・銃声・環境音を聞き分けやすい傾向があります。敵の位置を音で判断したいプレイヤーに向いています。
  • 軽量で長時間プレイしやすい
    約262gと軽めで、頭や首への負担を抑えやすいです。長時間ランクマッチを回す人にはかなりありがたいポイントです。
  • PCならEQやマイク設定を細かく調整できる
    付属USBサウンドカードとRazer Synapseを使えば、音質やマイクを自分好みに調整できます。初心者はプリセットから始め、中級者はEQを詰める楽しさがあります。
  • ゲームだけでなく音楽や動画にも使いやすい
    イコライザー機能で調整できるのと低音が派手すぎないので、BGMやボイス、動画視聴にも使いやすいです。1台で普段使いまでこなしたい人にも合います。
  • 着脱式マイクで使い勝手が良い
    マイクを使わないときは外せます。

デメリット・注意点

  • THX Spatial AudioはFPSで万能ではない
    サラウンドをONにすると没入感は増しますが、競技FPSでは方向感が分かりにくくなる場合があります。映画やRPGでは楽しみやすい一方、FPSではOFFも試すのがおすすめです。
  • マイク品質は評価が分かれる
    VC用途なら十分使えますが、配信向けの太く自然な声を求める人には物足りない可能性があります。




どんな人におすすめか

BlackShark V2」はFPSプレイヤーにおすすめしやすいヘッドセットです。足音や銃声の方向を聞き取りやすく、軽量で長時間使いやすいため、ランクマッチや競技寄りのプレイと相性が良いです。

そして特におすすめなのは、PCで有線ヘッドセットを使いたい人です。USBサウンドカードとRazer Synapseを活用できるため、EQやマイク設定まで含めて調整したい人には魅力があります。

一方コンソール中心の人は、3.5mm接続で使えるものの、SynapseやUSB機能の恩恵を十分に受けにくい点に注意が必要です。

また、ワイヤレス重視の人には向きません。

まとめ




この様に「BlackShark V2」は、軽さ・定位感・調整機能のバランスに優れた有線ゲーミングヘッドセットです。特にFPSでは、足音や銃声の方向をつかみやすく、長時間プレイでも集中を保ちやすい点が魅力です。

一方でTHX Spatial Audioはゲームや好みによって合う・合わないが起きやすく、PCで無ければ機能面が制限されてしまいます。

なので、

「PCでFPSを快適に遊ぶための実戦向けモデル」

と考えると選びやすいでしょう。

注目すべきは“自分の使い方に合うか”です。

「FPS中心」「PC中心」「軽くて疲れにくいヘッドセットが欲しい。」

そんな人にとって、「BlackShark V2」は十分候補に入れる価値のある一台です。

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