LG 32UQ850V-W 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

IPSパネルの発色は好きだけど、暗いシーンでの『黒浮き』がどうしても気になる……

そんなクリエイターやデスクワーク派の悩みを解決する、まさに「理想の1台」とも言えるモニターがLGの31.5インチ4Kモニター「32UQ850V-W」です。

 

このモデル最大の特徴は従来のIPSパネルの弱点を克服した「IPS Black」を採用している点と言えます。

一般的なIPSパネルの2倍となるコントラスト比を実現し「引き締まった黒」とIPSならではの「鮮やかな発色」を両立させています。

その他機能面でもUSB Type-C、USBハブ機能、KVM機能にも対応しており、周辺機器をまとめやすいのも魅力です。

 

今回は「32UQ850V-W」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。

スペック表

スペック
サイズ31.5インチ
形状平面
パネルIPS Black(ノングレア)
解像度&Hz4K/60Hz
応答速度5ms(GTG Faster設定時)
色域DCI-P3 98%
輝度400cd/㎡
コントラスト比2000:1
HDRHDR 400
対応端子DP×1(1.4)
HDMI×2
USB-C×1(DP Alt Mode/データ転送/PD最大90W)
USBアップ×1
USBダウン×2
ヘッドホン出力×1
スピーカー5W+5W(MaxxAudio®対応)
スタンド調整高さ110mm
チルト-5°〜20°
ピボット右90°
保証3年保証(パネル・バックライト含む)
無輝点保証3年

良い点

32インチクラスと4Kの組み合わせによる圧倒的な表示領域と緻密な美しさの両立

32インチクラスは27インチモニターと比較して表示面積は約36%もアップします。

そこに4Kという高解像度が組み合わさり、ブラウザ、エディタ、参考資料などを横に並べて表示しても、一つひとつのウィンドウを十分なサイズで維持できます。

 

また27インチの4Kモニターでは、文字が小さすぎて表示倍率を大きくする必要がありがちですが、32インチクラスなら表示倍率を大きくしなくても見やすく、結果として「一度に表示できる情報量」をより多く確保できます。

更に画素密度も大画面ながら140PPIと高いので、文字の輪郭などもジャギーを感じさせない滑らかな描写をしてくれます。

その為、4Kと32インチクラスの組み合わせはとても相性が良いです。

「IPS Black」による圧倒的な黒の表現力と発色の鮮やかさ

32UQ850V-W」の最大の特徴はただのIPSパネルでは無く、「IPS Black」を搭載している点にあります。

IPS Blackはコントラスト比が「2000:1」へ向上されており、通常のIPSパネルよりも黒の表現に優れ、暗いシーンでも見やすい画質を発揮してくれます。

またIPSならではの発色の鮮やかさも持ち合わせており色域カバー率もDCI-P3を98%と広いです。

なので写真編集や動画編集など正確な色を表現が求められる作業でも使いやすくなっています。

 

そしてIPSパネルのメリットである

斜めから見ても色変化が少ない

という特性はしっかり維持されているので、31.5インチという大画面でも端まで均一な色合いで確認できるため、大型モニターにありがちな色ムラしやすい点もカバーされています。

USB-CとUSBハブ、KVMに対応




USB-C一本で映像・音声・USBデータ転送に加え、90W給電までまとめられるので、ドックいらずですっきりした配線が実現します。

さらにUSBハブ機能にも対応しているので、マウスやキーボードなどをモニター側にまとめられます。

なのでノートPCを持ち運ぶ事が多い場合は、

ノートPCをケーブル1本で接続→充電しながら27インチの環境で使用+USBハブに繋いだマウスとキーボードを使用

と言った様に、手軽に家庭用での快適な環境に切り替えられて便利です。

またKVMにも対応しているので、デスクトップPCとノートPCを切り替えての同時作業にも使いやすいです。

5W+5W(MaxxAudio®対応)スピーカー搭載

モニター内蔵のスピーカーと言えば出力が弱く音が軽く聞こえがちですが、「32UQ850V-W」5W+5Wの少し出力が高めなステレオスピーカーを内蔵しています。

さらにグラミー賞受賞技術である「MaxxAudio®」によるチューニングが施されており、低音の厚みや高音の明瞭度が強化されています。

なのでシングルプレイゲームや動画鑑賞などカジュアルな使用であれば、外部スピーカーなしでも十分に満足できるサウンドを楽しめると思います。

3年保証(パネル/バックライト含む)+「無輝点保証」3年と言う手厚い保証

スペックが良くても、

もしドット抜けがあったら…

すぐに故障したら…

という不安は、高価な買い物には付き物です。

しかし「32UQ850V-W」は、その不安を払拭する手厚いサポート体制が整っています。

パネル・バックライトを含めた「まるごと3年保証」

一般的なモニターでは、本体は3年でも「パネルやバックライトは1年だけ」というケースが少なくありません。

しかし、本機はパネルとバックライトを含めて3年間の保証が提供されます。

モニターの心臓部であるパネルに万が一のトラブル(線が入る、映らなくなる等)が発生しても、長期間サポートを受けられるのは大きなメリットです。

「無輝点保証」でドット抜けの不安を解消

更に手厚さを感じられるのがこの3年間の「無輝点保証」が付帯している点です。

と言うのもメーカーによってはそもそも「無輝点保証は無し」「無輝点保証は一か月のみ」と言うケースも多く見られ、長くても1年間と言うものが多いです。

それらに対してメーカーが公式に「3年間守ります」と宣言しているのは、競合他社と比較してもかなり強力なアドバンテージと言えます。

と言った様に他メーカーと比べてかなり安心感のある保証が用意されています。

そしてこれほど手厚い保証を付けられるのは、LGが自社でパネル製造ラインを持ち、品質管理に絶対の自信を持っている裏返しでもあります。

長く、安心して使い倒したい

というユーザーにとって、この保証内容はスペック表の数値以上に価値のあるポイントだと思います。

人によっては気になる点

スタンド調整はスイベルには非対応




高さ調整、チルト、そして画面を縦にできるピボットにはしっかり対応していますが、左右に画面を振る「スイベル機能」は搭載されていません。

その為、画面の向きを変える事が多い場合は使いにくさを感じる可能性があります。

リフレッシュレートが60Hzと低め

リフレッシュレートが60Hzのため、激しい動きが多いPCゲーム用途では物足りない可能性が高いです。

特に対戦系FPSでは高Hz高フレームレートによる滑らかさが勝敗に直結しやすく、60Hzでは圧倒的に不利な環境でプレイする事になります。

またそれ以外のアクションゲームなどでも100Hz以上は合った方が滑らかな描写で楽しさと操作性が高くなります。

 

なのでPCのアクション系ゲームをプレイする事が多い場合は最低でも100Hz以上、FPS系のゲームをやるなら144Hz以上のモニターを選ぶのがおすすめです。

逆に動きの激しいゲームをプレイしない方やPS4など旧モデルのゲーム機しかプレイしないのであれば60Hzでも問題ありません。

こんな人におすすめ!

  • IPS Blackが欲しい方
  • 60Hzで十分な方
  • USB-C、USBハブ、KVM機能が欲しい方

 

この様に「32UQ850V-W」は、単に「綺麗な4Kモニター」という枠を超え、作業の質とデスク環境の利便性を劇的にアップデートしてくれる1台です。

最大の武器である「IPS Black」によるコントラストの高さは、これまでのIPSパネルの黒の表現力に不満を感じていた方でも選びやすいポイントです。

引き締まった黒が画像や動画のディテールをより深く、鮮明に描き出してくれ、更に31.5インチ/4Kによる見やすさも持ち合わせています。

 

また、90W給電のUSB-CやUSBハブ、KVMスイッチと言った機能は、ノートPCとデスクトップPC二台を使う方にとって嬉しい物だと思います。

ケーブル周りをかなりすっきりさせられるので、配線の煩わしさから解放される「実用的な恩恵」をもたらします。

一方でリフレッシュレートが60Hzであることや、スイベル非搭載といった割り切った設計はありますが、それらは「画質と作業効率を最優先する」という目的に対しては、些細な問題と言えるはずです。

Xでフォローしよう