
34インチのウルトラワイドは、
「作業領域を横に広く取りたい」
「ゲームや映像をもっと没入感のある環境で楽しみたい」
という人に刺さるサイズ感です。
cocoparの「HG-4K34」はそんな34インチのサイズ感に、UWQHD/165Hzを兼ね備えつつ低価格なコスパ重視のモデルです。
VAパネルによる黒の表現力の高さと曲率1500Rの曲面デザインで、横に広い画面でも画面全体の視認性も良くなっています。
今回は「HG-4K34」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 34インチ |
| 形状 | 曲面(1500R) |
| パネル | VA(非光沢) |
| 解像度&Hz | UWQHD/165Hz |
| 応答速度 | 1ms |
| 色域 | sRGB 120% |
| 輝度 | 350 nits |
| コントラスト比 | 4000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.1(TMDS)×2(UWQHD/100Hz、2K以下は120Hz) DisplayPort 1.4×2 (165Hz) ヘッドホン端子 |
| スピーカー | あり |
| スタンド調整 | チルト ピボット 高さ調整 スイベル |
| VRR | FreeSync |
| 保証 | 基本1年+手続きで無料延長1年 (最大2年) |
良い点
34インチ/UWQHD/による広い作業領域
34インチ/UWQHDによって横方向の作業エリアが広く、ウィンドウを並べても余裕があり、動画編集などのタイムラインも全体が見やすくなります。
さらにリフレッシュレートは165Hzに対応しているため、スクロールやゲームの動きも滑らかに表示可能です。
またUWQHDのPCへの負荷は、
- WQHDの約1.3倍
- 4Kの約0.6倍
と言った様に、WQHDと4Kの中間的なので、そこそこのミドルクラスのPCスペックでもフレームレートが安定させやすいです。
そしてこの高HzはFPS系のゲームをプレイする場合にメリットを体感しやすく、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
など有利な環境でプレイが出来ます。
VAパネルで黒の表現力に優れる
VAパネルは黒の表現力に優れているのが特徴で、コントラスト比が4000:1と高めです。
なのでIPSパネルなどのコントラスト比1000:1と比べると、暗部の黒浮きが起きにくく映像にメリハリが出ます。
これによって夜景、宇宙、ダンジョンなどの暗いシーンや、映画/ドラマでの黒の締まりを重視する人に向いています。
曲率1500Rによる視認性の良さ
34インチのウルトラワイドは横幅が広い分、画面の端から端までの視線移動が多く感じやすいですが、「HG-4K34」は曲率1500Rの曲面になっています。
これによって画面全体が視界に覆う形になるため、平面よりも端まで目で追いやすいです。
なのでPC作業では首や視線移動による負担を抑えやすく、ウルトラワイド対応のゲームでは没入感あるゲームプレイが出来ます。
フル可動スタンドに対応
スタンド調整が高さ、左右、ピボット、チルトの一通り対応しているので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
特にウルトラワイドでピボットに対応しているのは珍しいので、横長モニターを縦向きで使いたいと考えている方にとっては大きな魅力に感じると思います。
スピーカー内蔵
本体にスピーカーを内蔵しているので、別でスピーカーやヘッドホンを用意しなくても音を出せます。
なので動画視聴やちょっとしたゲームなど、とりあえず鳴ればOKな場面には十分です。
ただしモニター内蔵のスピーカーは単体の物と比べて音質に劣るので、拘りたい方は別で外部スピーカーやヘッドホンを用意するのがおすすめです。
人によっては気になる点
HDR対応としては輝度が低め
HDRに対応していますが輝度が350 cd/㎡と、HDRにしては低めになっていて、HDR400などの認証もありません。
一般的にHDRは輝度600cd/㎡以上で効果を実感しやすいと言われているので、「HG-4K34」のHDRは控えめと思っておいた方が良いです。
もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめ出来ます。
曲面モニターは好みが分かれる
曲率1500Rの曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。
たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。
また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。
なので曲面ウルトラワイドの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うかは意識しておくと安心です。
対戦系FPSをガチでやり込みたい場合は不向き(フルスクリーンでプレイする場合)
「HG-4K34」は165Hzに対応しているので、数値だけ見ればFPS向きなスペックです。
ただしウルトラワイドでフルスクリーン運用する場合、競技的なFPSとの相性が悪いです。
理由は、FPSでは画面の端にある
- キルログ
- ミニマップ
- 体力
- スキルの状況
などを頻繁に確認するため、視線移動が増えるからです。
R1500の曲面で平面よりは追いやすいですが、それでも24インチ等と比べればどうしても目を大きく動かす場面が多くなります。
これによって情報の見落としや眼精疲労のしやすさに繋がりやすくなります。
ただし、FPSをプレイする時だけウィンドウモードに切り替えて表示サイズを小さくすれば、この問題は解決出来ます。
またウィンドウモードにする事で解像度も低く出来るのでUWQHDよりも更にフレームレートを安定させやすいです。
その為FPSをやり込みたいなら、
- PC作業時やFPS以外のゲームではフルスクリーン
- 競技性の高いFPSではウィンドウモード
と言う様に使い分けるのがおすすめです。
ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる
ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、21:9のモニターで表示する場合は、
- 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
- 左右に黒帯で16:9で表示
と言う事になります。
なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。
こんな人におすすめ!
- 低コストで34インチ/UWQHD/165Hzモニターを探している方
- VAパネルの高コントラストな映りが好きな方
- ウルトラワイドモニターを縦向きで使いたい方
この様に「HG-4K34」は、34インチのウルトラワイドと曲率1500Rの曲面デザインにより作業では横に広い表示領域を、ゲームや映像では高い没入感を狙えるモニターです。
VAパネルらしい高コントラストに165Hzによる滑らかさでゲーミング性能も高く、フル可動スタンドによる調整のしやすさも持ち合わせています。
特にピボット対応のウルトラワイドは珍しいので、人によっては数少ない選択肢の一つになると思います。
一方で曲面は好みが分かれやすい点やゲーム機との相性の悪さ、FPSをやり込みたい場合は使い方に工夫が必要など、ウルトラワイドゆえの好みの分かれやすさがあります。
その為、低コストで高Hzなウルトラワイドモニターが欲しい方におすすめです。










