
ASUSの「VZ249HR」は、23.8インチのフルHD/75HzにIPSパネルを採用した、低価格帯モデルです。
そして価格が抑えられていながらもIPSパネル、スピーカー内蔵、フレームレス&スリムなデザイン、3年間の保証と使いやすさと安心感に優れています。
今回は「VZ249HR」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 23.8インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPSパネル / ノングレア |
| 解像度&Hz | フルHD/75Hz |
| 応答速度 | 5ms(GTG) |
| 輝度 | 250cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 対応端子 | HDMI 1.4 ×1 D-Sub(VGA)×1 3.5mmステレオミニジャック |
| スピーカー | 1.5W ×2 |
| スタンド調整 | チルトのみ(上22° / 下5°) |
| 保証 | 3年間 |
良い点
23.8インチのフルHDで画素密度が維持されている
23.8インチ/フルHDの画素密度は約93ppiとなっており、27インチ/フルHDの約81ppiと比べてドットの粗さが目立ちにくいです。
また、このサイズならスケーリング設定100%のままでも文字が十分読みやすく、表示倍率を上げて情報量が減ってしまう心配もありません。
IPSパネルで鮮やかな発色と広視野角
「VZ249HR」はIPSパネルを採用で色の再現性が高く、写真や動画、Webサイトの色味を自然で鮮やかに表示してくれます。
また広視野角となっているので、正面以外の角度から見ても色やコントラストの変化が少ないので、マルチモニター環境でも使いやすくなっています。
フレームレス&薄型デザインで設置しやすく、マルチモニターで使いやすい
「VZ249HR」はベゼルが細いフレームレスデザインに加え、本体の最薄部が約7mmと非常にスリムなので、デスク上でも圧迫感が少なくスッキリと設置できます。
横に2台並べても境目が気になりにくく、ウィンドウを左右に並べるマルチモニター環境との相性も良好です。
また価格も安いので、複数枚購入してもコストを抑えやすく、低コストでマルチモニター環境を整えたい人に相性が良くなっています。
スピーカー内蔵でとりあえず音が出せる
1.5W×2と小型ながらもスピーカーを内蔵しているので、外付けスピーカーを持っていなくても、購入してすぐに音声を出せます。
ただしモニター内蔵のスピーカーは音質が悪く、特に「VZ249HR」は1.5W×2tと小型なので、音質にこだわる場合は別途スピーカーを用意した方が良いです。
人によっては気になる点
スタンド調整はチルトのみ
スタンドは上下の角度調整にしか対応しておらず、高さ調整や左右のスイベル、縦回転には対応していません。
なので目線の高さをしっかり合わせたい人や、頻繁に左右の角度を変えたい人は、モニターアームを併用した方が快適です。
DisplayPortなし
映像入力はHDMIとD-Sub(VGA)のみで、DisplayPortは搭載されていません。
その為、DPを使用する事を前提にしている使用環境の方には相性が悪いです。
75Hz&5msは対人戦FPS系のゲームには不向き
75Hzは数値だけ見れば60Hzよりも高いですが、実際の使用感においては殆ど違いがありません。
なので滑らかさを求める場合は最低でも100Hz以上、FPSなどをやり込みたいのであれば144Hzを検討するのがおすすめです。
そして応答速度についても5msとゲーミングとしては遅めなので、FPS系のゲームをやり込みたい場合はスペック不足に感じる可能性が高いです。
こんな人におすすめ!
- 解像度とリフレッシュレートがフルHD、75Hzで十分な方
- 低コストでモニターを探している方
- IPSパネルの鮮やかな発色が好きな方
- 低コストでマルチモニター環境を作りたい方
この様に「VZ249HR」は23.8インチ/フルHD/75HzというスペックにIPSパネル、スピーカー内蔵と、低価格ながらも欲しい要素を一通り押さえたバランスの良いモニターです。
またフレームレスで薄型なデザインで設置のしやすさ、マルチモニター環境での使いやすさにも優れているのも魅力です。
一方でスタンド調整はチルトのみ、DisplayPort無しなど低価格な分、割り切りもありますが、全体的なスペックは価格以上のものを持っています。
なので低コストでモニターを探している方におすすめです。









