
「作業効率の向上とエンタメの没入感も一台でカバーしたい!」
そんな人にこそウルトラワイドモニターは最適解です。
横方向の広い画面はウィンドウを多数並べる事が可能で、タイムラインの長い動画編集・DAWのミキサー操作なども一度に多く表示出来るので快適になります。
そしてゲームをフルスクリーンでプレイする場合は、視界いっぱいにゲームの世界が広がり没入感がとてつもないです。
そこで今回の記事ではウルトラワイドのメリットやデメリット、選び方やおすすめなモデルを
- サイズ
- Hz
の二項目に分けて紹介していきます。
ちなみに私自身、以前は「MSI Prestige PS341WU」「EIZO FlexScan EV3895」、現在は「LG UltraGear OLED 39GS95QE-B」を使用しているので、
- 実際に使って感じた良かった点と悪かった点
- ウルトラワイドモニターを更に便利に使う方法
なども交えて書いてるので是非参考にしてください。
目次
ウルトラワイドモニターのメリット
横に広い画面スペースで作業効率が高まる!
ウルトラワイドモニターは通常の16:9のモニターと比べると、
- 24インチの約1.5倍の横幅
- 27インチの約1.3倍の横幅
と大きめになっています。
これによって、
- 動画編集やDTMでの一度に表示できるタイムラインが増える
- 大きなサイズを維持しながら画面分割が出来る
と言ったメリットが生まれ、PC作業の効率が大幅に上がります。
その為、動画編集やDTMをする方、ブログ作業やネットでの調べ物を良くする方にとって、とても役立つものとなる筈です。
デュアルモニターと違ってモニター、ウィンドウを視界の中心に置きやすい!
ウルトラワイドモニター以外で横に多く表示する方法としては2つのモニターを横に置くデュアルモニター環境にする事が挙げられます。
しかしこの方法だとモニター間に隙間が生まれるので、視界の中心に2台のモニターを均等に置くと真正面を見てのPC作業が出来なくなります。
だからと言って片方のモニターを自分の前に置くと、もう一つのモニターを左右どちらかに置く事になり、サイズによっては視界の端どころか視界外に出てしまいます。
そうなると、結局メインに使用しているのが一つのモニターだけになってしまって、
「もう一つのモニターは電源が付いているだけで殆ど使わなくなってしまう」
と言う事になる可能性が高いです。
また、トリプルモニター環境も左右の幅が広すぎて視線の移動距離が増えるので、
- 目が疲れやすくなる
- 集中しにくくなる
など、逆に作業効率が下がる場合もあります。
これらに対してウルトラワイドモニターでは画面の句切れが無いので、
「モニターを真正面に設置して幅広い画面を視界の中心に見据えてPC作業に集中できる」
と言う環境を作り出せます。
この違いはとても大きく、私自身ウルトラワイドモニターにしてから作業への集中力がかなり高まりました。
その為、PC作業への集中力を上げたい方にもウルトラワイドモニターはとてもおすすめです。
ウィンドウ整列ソフトウェアを使えば、手軽に自由なウィンドウ配置が可能!
本来Windowsの標準機能ではショートカットだけだと、
- 左右半分の2分割
- 上下左右の4分割
- 片方半分と片方上下半分の3分割
と言う事しか出来ませんが、「ウィンドウ整列ソフトウェア」を使う事によって手軽に様々なレイアウトでウィンドウを表示する事が出来ます。
そしてウルトラワイドモニターは通常のモニターよりも横幅が広いので、ウィンドウ整理の自由が効くと更に便利に使いやすくなります。
むしろ、Windows標準の画面分割機能だけだと、
- 複数のウィンドウを同時表示する際にメインのウィンドウを画面中央に表示出来ない
- 7:3など2つのウィンドウを不均等に分ける事が出来ない
など、細かい分割を瞬時に行えないのでウルトラワイドモニターの魅力が薄れてしまいます。
その為、ウルトラワイドモニターを導入するのであれば、「ウィンドウ整列ソフトウェア」をインストールするのがおすすめです。
ちなみに「ウィンドウ整列機能」を備えたソフトウェアはフリーソフトなどを含めて数多く存在しますが、個人的に最もおすすめなのは「PowerToys」と言うソフトです。
と言うのも、こちらは「Microsoft」がオープンソースで開発しているソフトなので、
- 無料で使える
- Microsoft製のソフトウェアでwindowsで使う際に安心
- Windowsキーを利用して簡単に設定画面に行ける
などWindowsに最適化された便利なソフトになっています。
また画面分割についても、一度設定すれば一々設定画面を開かずに
- Windows標準機能と同じく「Winキー + 矢印キー」
- SHIFTキー + マウスドラッグ
で出来るので、とても手軽です。
このソフトについて詳しくは以下の記事で書いているので、気になる方は参考にしてください。
横に広い迫力ある映像で映画鑑賞やゲームが出来る!
ここまではPC作業においてのメリットについて書いてきましたが、
「映像を楽しむ」
と言う目的でもウルトラワイドモニターは大きなメリットを与えてくれます。
むしろこちらのメリットの方を求めてウルトラワイドモニターを導入すると言う方が多いかもしれません。
これについては実際に見てみないと分かりませんが、広い画面でゲームや映画などの映像を表示するとかなりのインパクトが感じられます。
その為、迫力ある映像体験をしたいという方にもウルトラワイドモニターはお勧めです。
ウルトラワイドモニターのデメリット
通常のモニターに比べて価格が高額!
ウルトラワイドモニターは通常のモニターに比べて
- 解像度が高い
- サイズが大きい
- 湾曲している特殊な形状のモデルもある
と言う特徴があるので、比較的価格が高額です。
解像度が高いのでモニターの性能を最大限発揮させるには高いPC性能が必要!
モニターに映る映像は1秒間にパラパラ漫画の様に何回も画像を点滅させて表現されています。
この回数が多ければ多いほど現実世界に近い滑らかな映像に見える様になり、特にFPSにおいては大きなメリットを感じられます。
メリットの例を挙げると、
- 画面の動きが滑らかになって視認性が良くなる
- 激しい画面の動きでも目が追いつきやすくなる
- 細かい操作が画面に反映されやすくなってエイムの微調整がしやすくなる
- 武器の反動モーションなど細かい動きが映像に反映されやすくなって制御がしやすくなる
- 映像のヌルヌルとした滑らかさによって操作するのが楽しくなる
この様な物が挙げられます。
またHz数とfps数はこの点滅回数に関わるものになっておりそれぞれ、
- Hz = モニターが1秒間に画像を画面に表示させる回数
(例 : 144Hz = 1秒間に画面を144回点滅させている) - fps = PCやゲーム機が1秒間に画像データを送信する回数
(例 : 144fps = 1秒間に映像データを144回モニターへ送信している)
この様な物になっています。
そしてウルトラワイドモニターの解像度はUWQHD(3440x1440)が多くこの解像度は、
- 一番多い解像度が「3440x1440」
- 少し高めな物で「3840 x 1600」
- 低いもので「2560x1080」
- 高いもので「5120x1440」「5120 x 2160」など
と言った様に、16:9の通常サイズのモニターに比べて解像度が高いものが多いです。
これによってPCのスペックが足りていないと十分なfps数が出しにくくなるので、特にゲームをプレイする方はPCスペックに気を付けてください。
ただし、
「高いfps数が必要なゲームをプレイする時だけ、フルスクリーンでは無くウィンドウモードにして、フルHD、WQHDなどの解像度でプレイする」
と言う使い方であれば、特別高性能では無いPCでも問題無くプレイできます。
またブラウジングやエクセル作業など、負荷の高いゲームをしない方や高フレームレートを求めないなら、特別高いPCスペックが無くても問題ありません。
ガチのFPS向けモニターとしては向いていない!(フルスクリーンでプレイする場合)
ウルトラワイドモニターの144Hzや240Hzモニター購入する資金があるなら、もっと安い値段で24インチや27インチの240Hzモニターや360Hz以上のモニターが購入できます。
また上でも書きましたが、ウルトラワイドモニターは解像度が高いので、
「フルスクリーンで100fps以上を安定して出し続ける」
と言うだけでも高いPCスペックが必要です。
そしてウルトラワイドモニターで144fpsなどを出せるのであれば、フルHDで200fps以上安定して出し続ける事も十分可能になります。
またFPSにおいて大画面と言うのは、画面端のマップや体力ゲージなどを見る為の視点移動距離が増えて、目を動かす量が増えてしまいます。
これによって
- 目が疲れやすくなる
- 敵やミニマップなどの見逃しの原因
などデメリットになりえるので、この点も含めてFPSに特化したモニターが欲しいのであれば、フルHDで高いHz数を持ったモニターを選ぶのがおすすめ出来ます。
ただし、
- ウルトラワイドモニター1台で普段のPC作業や映像鑑賞、ゲームプレイを両立させたい
- FPSなどをプレイする時はウィンドウモードにしてフルHD、WQHDなど解像度を落としてfps数を出してプレイする
などの用途を考えているのであれば144Hzや240Hzのウルトラワイドモニターを選ぶと良いです。
モニターメーカーが用意している専用のソフトウェアは、ウィンドウ整列に若干ラグがあって使いにくい場合がある
ウルトラワイドモニターではモニターメーカー側が専用のソフトウェアを用意している物が多く、それを使う事によって、
- 輝度やコントラスト、色温度など、モニター側の画質調整や設定変更
- ウィンドウの整列
などを行う事が可能です。
そしてウィンドウの整列については2分割、4分割などWindowsの標準機能で出来る配置だけで無く、
- 横に3分割
- 7:3など異なる大きさでの2分割
など様々なウィンドウ配置をする事が出来ます。
しかしこれは実際に使ってみると分かりますが、
- 新しく開いたウィンドウをソフトウェアが認識するまで少し時間が掛かる事がある
- ソフトウェアによって分割を適用したばかりのウィンドウが少しの間操作が出来なくなる事がある
- 画面分割するまでの手順が多く、Windows標準よりも少し手間が掛かる物もある
- ちょくちょく動作が重くなる時がある
など、Windowsでの画面分割に比べて快適性に劣る部分があります。
とは言え、ラグがあると言っても少しだけですが、日々使い続けているとその少しが物凄く作業の邪魔に感じられる筈です。
(私自身、数日使い続けましたがどうしても気になってしまったので、別の解決方法を探して「PowerToys」に行きつきました。)
その為、モニターの細かい設定を行う場合にソフトウェアを使うのはとても便利ですが、ウィンドウ整列で使うのにはあまりお勧めできません。
なのでウィンドウ整列を快適に行いたい場合は上で紹介した「PowerToys」を導入して行うのがおすすめです。
ゲーム機はウルトラワイドモニターの全画面に対応していない
現在のゲーム機はウルトラワイドモニターの全画面に対応していません。
なのでゲーム機をウルトラワイドモニターに繋いでも横幅の広いフルスクリーンでは無く16:9で表示する事になるので、
- 16:9の表示で両端が黒い帯で表示される
- 横幅に引き延ばされて無理やりフルスクリーンになる
と言った表示になってしまいます。
その為、
「PCは持っておらずゲーム機でのみウルトラワイドモニターを使う」
と言う場合はウルトラワイドモニターを購入する意味が無いので気を付けて下さい。
ウルトラワイドモニターの選び方
サイズについて
現在主流なウルトラワイドモニターは、
- 34インチ
- 38~39インチ
- 49インチ
のモデルが多いです。
(一番種類が多いのは34インチになります。)
その他にも種類は少なくなりますが、
- 29インチ
- 38インチ
- 40インチ
- 44インチ
なども存在しています。
そして以下の表がそれぞれのインチ数の大きさとアスペクト比のまとめです。
(実際にはモデルによって画面回りの淵の大きさが異なるので数cm程度大きくなります。)
アスペクト比 | 横 | 縦 | |
---|---|---|---|
49インチ | 32:9 | 約120cm | 約34cm |
45インチ | 21:9 | 約105.1 | 約45.03cm |
43インチ | 32:10 | 約104cm | 約33cm |
40インチ | 21:9 | 約93cm | 約40cm |
38インチ | 21:9 | 87.55 cm | 37.52 cm |
38インチ | 24 : 10 | 87.94 cm | 36.63 cm |
35インチ | 21:9 | 約82cm | 約35cm |
34インチ | 21:9 | 約80cm | 約33cm |
29インチ | 21:9 | 約67cm | 28cm |
また、比較対象としてウルトラワイドでは無い、通常の16 : 9のモニターの大きさもまとめておきます。
横 | 縦 | |
---|---|---|
24インチ | 約53cm | 約30cm |
27インチ | 約60cm | 約33.5cm |
32インチ | 約71cm | 約40cm |
43インチ | 約95cm | 約53.5cm |
その為、例えば主流なサイズである「49インチ」「34インチ」のサイズ感を簡単にまとめると、
- 49インチは通常の27インチモニターを2台並べた程度の大きさ
- 34インチは通常の27インチモニターの約1.3倍の大きさ
この様なサイズ感になっているので、購入する前に置くスペースに余裕があるかどうかをチェックしておきましょう。
解像度
解像度とは画素(色付けされたドット)の数の事で、モニターは画面上にたくさんの画素を表示して映像を出力しています。
そして上の画像は1インチ辺りの画素数による見え方の違いを簡単に表している物です。
(ppi=1インチ辺りに含まれる画素数)
その為、画素数の密度が高ければ高いほど輪郭がはっきりした綺麗な画面を表示する事が出来ます。
ちなみにこれは上の画像を見れば分かりますが、映像だけで無く文字の輪郭もはっきりします。
これによって1字1字集中しなくても読みやすくなるので、文章が素早く読めるのに加え、目への負担を軽減する事にも繋がります。
その為、解像度については綺麗な画質で映像を見たいという方以外に、PCで文字を扱う作業をする方も注目して選ぶと良いです。
そしてウルトラワイドモニターでは上でも書いた通り、
- 3440x1440
- 5120x1440
- 5120 x 2160
- 2560x1080
などが存在しており、最も数が多く主流と言えるのが「3440x1440」となっており、34インチモデルが大半です。
それ以上に高い解像度については、40インチ越えの特大サイズのモデルが多いです。
対して最も低い解像度である「2560x1080」は29インチなどウルトラワイドモニターとしては小型なモデルが多いです。
そして「2560x1080」はフルHDよりも画素数は多いですが、ウルトラワイドモニターのサイズが大きいことによって密度が低く、結局フルHDと同じくらいの粗さになります。
なので表示される文字の綺麗さを求めるのであれば「3440x1440」以上を選ぶのがおすすめです。
ただし「3440x1440」より上の解像度については体感的に文字の綺麗さは殆ど変わらないので、
「なるべくコストを抑えて文字の見やすい環境を整えたい」
と考えている場合は「3440x1440」のモデルから選ぶのがおすすめ出来ます。
使われているパネルを確認する
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
IPSパネル | ・色の表現が鮮やかで画質が綺麗 ・視野角が広い (斜めからモニターを見ても映像が見える範囲) | ・応答速度が遅め (現在では応答速度にも優れたFAST IPSパネルなども多い) ・コントラスト比が低め ・TN、VAパネルに比べて高額 |
TNパネル | ・IPS、VAに比べて応答速度が速い ・FPSなどのアクションゲームに向いている ・応答速度、対応Hzの速さに対して低価格 | ・他のパネルに比べて発色が悪い ・視野角が狭い (斜めからモニターを見ると画面が見にくくなる) |
VAパネル | ・黒の表現力が高い ・コントラスト比が高め ・そこそこ速い応答速度 ・他のパネルに比べて低価格なモデルが多い ・曲面モデルが多い | ・応答速度が速くない (現在では応答速度に優れたRAPID VAなどもある) ・視野角が少し狭い ・TN、IPSの中間的な性能 |
有機EL(OLED) | ・上記三つの液晶パネルよりも発色の良さが段違いで画質が良い ・応答速度が0.03msなど液晶よりも段違いの速さ ・完璧な黒を表現可能で明暗の差の表現力が高い ・TN以上の応答速度、IPS以上の発色の良さ、VA以上の黒の表現力を兼ね備えた高性能パネル | ・値段が高い ・構造上焼き付きが発生する可能性がある。 (最近のモニターでは焼き付き対策の機能が搭載されているので安心して使える) |
モニターのパネルには主に「IPSパネル」「TNパネル」「VAパネル」「有機EL(OLED)」の4種類があり、それぞれの違いが上の表の通りです。
なので自分の使用用途に合わせてパネルを選ぶのがおすすめです。
とは言ってもウルトラワイドモニターではTNパネルのモニターは無いのでIPS、VA、有機ELの三つから選ぶ事になります。
選び方の例としては、
- コストを掛けられるなら有機EL
- 画質の良さを重視するなら鮮やかな色を表現する有機EL、またはIPSパネル。
- 黒の表現力を重視するならコントラスト比が高い有機EL、またはVAパネル。
- なるべくコストを抑えたいならVAパネル
この様に選ぶと良いです。
対応Hz数
ウルトラワイドモニターのHz数は、
- 一番高くて240Hz
- ミドルクラスで144~180Hz
- 少し高めで100~120Hz
- 低めで60~75Hz
となっています。
そして対人戦FPSなど高いHzが求められるゲームをしないなら144Hz~180Hz、もしくは100~120Hzでも十分に感じられる筈です。
またアクションゲームなど動きの速いゲームをやらないのであれば60~75Hzでも十分に感じられると思います。
ただし100~120Hzは60~75Hzと比べて、
- マウスカーソルの動きの滑らかさ
- スクロールした時の動きの滑らかさ
これらの動きも体感出来るくらいの違いがあるので、PC作業時の滑らかさが欲しいなら100~120Hzを選ぶのもありだと思います。
また最近のウルトラワイドモニターの75Hz以下のモデルは新しいモデルがあまり出ておらず、特別低価格と言う訳でもありません。
なので高Hzが必要無い方でも100Hz以上のモデルを選ぶのが基本的におすすめです。
そして本気でFPSをやり込みたいのであれば240Hzが欲しくなる方が多いです。
なのでHz数についてはFPSやゲームをどれくらいやり込みたいかを考えて選ぶのがおすすめです。
ただしHz数が高いモデルの方が、
- 有機ELが使われている
- 量子ドットが使われている
- HDR認証が高い物がある
など、Hz以外にも優れた点がある事が多いです。
その為、それらが欲しい場合はFPSなどをプレイしなくても高Hzモデルを選ぶのもありだと思います。
湾曲と平面の違い
画面が湾曲している事によって得られるメリットとしては、
- 視界を包み込む様な形状なので映像やゲームなどの没入感に優れる
- 画面中央から画面端まで一定の距離間で見えるので、平面よりも画面端を見る為の視点移動が少なく済む
と言うのが挙げられます。
その為、映像やゲームを中心にモニターを使う方からすると多くのメリットが得やすいです。
しかしメリットだけでは無く、人によってはデメリットを感じる場合があり、
- 平面モニターよりも価格が高い場合が多い
- 湾曲している事によって少し歪んで見える場合がある
などがあります。
その為、
- 真っすぐの線などを精密に表示する必要がある作業をする人
(イラスト作成や図形作成など) - 人によっては文字の並びが歪んで見えて酔いそうになる場合ある
- コストを抑えたい人
などの場合は平面モニターの方が良く感じられる筈です。
HDR対応を確認する
HDRに対応していれば、明るい場所と暗い場所の差が大きいダイナミックな映像を楽しむ事が出来ます。
ただしこれはプレイするゲームタイトルも対応している必要があるので気を付けて下さい。
またモニターが対応しているHDRには、
- HDR400
- HDR600
- HDR1000
など規格が表記されている事があり、数字が大きいほど明暗の差が大きい映像表現が可能と言う事になります。
ちなみに400、600などの数字は最大輝度を表しています。
そして一般的にHDR400はHDRでは無い物と見比べてもそこまで大差が無く、HDR600以上からHDRらしい映像に見えると言われています。
なのでHDRらしい、明暗差が大きい映像体験をしたいならHDR600以上のモニターがおすすめです。
ちなみにHDR400などが表記されていない場合は、
「HDR信号には対応しているけどHDR400などの認証を取っていない」
と言う事になり、比較的値段が安い物が多いです。
対応端子の確認
モニターによって、
- DPポートの数
- HDMIポートの数
- USBハブ機能の数
- USB-Cに対応しているかどうか
などの違いあるので確認すると良いです。
ちなみにUSB-C(DP ALT、電源供給)に対応していると、同じくDP ALTに対応しているノートPCであれば、
「USB-C一本で映像出力と電源供給が出来る」
と便利に使えるので、その様な使い方がしたい場合はUSB-C対応モニターを選ぶのがおすすめです。
スピーカーがあるかどうか?(モニターのスピーカーを使う場合)
別でスピーカーを用意せずにモニターのスピーカーを使いたいのであれば、スピーカーの有無を確認するのが良いです。
ただし基本的にモニターのスピーカーは音質が悪く、これは物凄く高額で高性能なモニターでも音質が悪いことが殆どです。
と言うのもスピーカーの音質を決定づける一番の要素は、音を鳴らすスピーカー部の大きさとなっている為です。
なのでこのサイズが大きければ大きいほど、低音の迫力や音圧が大きく感じられます。
そしてモニター内蔵のスピーカーは薄型のモニターに内蔵されているので、どうしてもサイズが大きく出来ません。
なので、構造的に本格的なスピーカー並みの音質は出せないので、音にこだわる方はどちらにしても外部スピーカーを用意するのがおすすめです。
スタンド調整機能の確認(モニターアームを使わない場合)
- モニターアームを使わない
- モニターの高さや角度などを変える事が多い
と言う場合は対応しているスタンド調整機能も確認すると良いです。
ただしスタンド調整機能が多機能なほど値段も高額になりやすく、どんなに調整機能が優れていても、
- モニターアームほどの自由度は無い
- スタンドをデスクの上に置く事になるのでモニターアームよりもデスクスペースを取る
と言う事になるので、スタンドに拘るのであればモニターアームを別で用意するのが一番おすすめ出来ます。
ノングレアかグレアかの確認
特徴 | |
---|---|
ノングレア | ・反射による映り込みがしにくい (画面にのみ集中しやすい) |
グレア | ・画面が反射しやすい ・ノングレアよりも鮮やかな発色がしやすい |
この二つの違いは上の表の通りです。
なので、
- 綺麗な映像を重視するならグレア
- 反射の映り込みを避けたいならノングレア
と言う選び方がおすすめです。
ちなみにFPSなど映像にのみ集中したいならノングレア、動画編集など発色の良さを重視するならグレアが好まれる傾向があります。
垂直同期技術はあまり気にしなくて良い
垂直同期技術に関しては最近のモニターであれば、
- NVIDIA G-Sync Compatible
- FREE SYNC
- Adaptive Sync
に対応と記載されているのが殆どで、逆に対応していない物は現在主流のモニターだとありません。
またこれら三つは、
「NVIDIA G-Sync Compatible = FREE SYNC = Adaptive Sync」
と言う関係になっています。
と言うのも
- Adaptive SyncはFREE SYNCの名前が変わっただけ
- NVIDIA G-Sync CompatibleはNVIDIA製GPUで使えるFREE SYNC
となっており、モニターにNVIDIA G-Sync Compatible対応と記載されてなくても、FREE SYNC、Adaptive Syncに対応していれば使えます。
なのでPCで使うモニターを探しているのであれば垂直同期技術の対応の有無は気にしなくても大丈夫です。
34インチでおすすめなウルトラワイドモニター
240Hz
LG UltraGear OLED 34GX90SA-W
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440x1440 |
Hz | 240Hz |
曲率 | 800R |
パネル | OLED |
表面 | アンチグレア |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 275cd/㎡(APL 1.5%時 1300cd/㎡) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | DisplayHDR True Black 400 |
スピーカー | 7W+7W |
対応端子 | HDMI2.1 x2(eARC対応) DPx1 USB-C(DP Alt、65W給電) x1 USB2.0ダウンストリーム x1 ヘッドホン x1 LAN端子 x1 |
スタンド調整 | チルト機能 -8°+15° 高さ調整 110mm スイーベル R30°/L30° |
VRR | AMD FreeSync NVIDIA G-Sync Compatible Adaptive-Sync |
webOS | 対応 |
無線機能 | Wi-Fi 5 Bluetooth |
リモコン | あり |
240Hzに対応している34インチのウルトラワイドモニターです。
パネルは有機ELが使われているので、
- 応答速度が0.03msと超高速
- 黒の表現力に優れる
- 液晶よりも発色が良く、はっきりした色表現が可能
と画質面と応答速度に優れています。
また曲率が800Rと結構強めなカーブになっており、これによって横幅が大きいながらも視界内に画面全体が入りやすくなっています。
他にも機能面にも優れていて、
- eARC対応のHDMI2.1ポート
- USB-C(DP Alt、65W給電)に対応
- LAN端子に対応
- webOSに対応していてPCを使わなくてもNETFLIXなどが見れる
- 7W+7Wのスピーカー搭載
- 無線機能(Wi-Fi 5、Bluetooth)に対応
- リモコンに対応
など他のモニターでは中々見ない機能が多数あります。
その為、性能から機能面まで最高峰の34インチウルトラワイドモニターが欲しい方におすすめです。
Dell AW3425DW
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440x1440 |
Hz | 240Hz |
曲率 | 1800R |
パネル | QD-OLED(量子ドット) |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | DCI-P3 99.30% |
輝度 | 250cd/m2 1000cd/m2 |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | DisplayHDR True Black 400 |
スピーカー | なし |
対応端子 | DP1.4 x 1 HDMI2.1 x2 USB Type-Bアップストリームポート×1 USB Type-Aダウンストリームポート x 1 USB-Cダウンストリームポート×1(15W充電対応) |
スタンド調整 | チルト機能 -5°+21° 高さ調整 110mm スイーベル R20°/L20° 傾斜角度-5°/5° |
VRR | AMD FreeSync NVIDIA G-Sync Compatible Adaptive-Sync |
こちらも240Hzに対応したウルトラワイドモニターで同じく有機ELパネルが使われています。
そして量子ドットと呼ばれる作りになっていて、通常よりも更に色の再現性に優れています。
また上で紹介した「LG UltraGear OLED 34GX90SA-W」より低価格になっているので、価格帯は高いながらもコスパに優れています。
ただし低価格な分、
- 曲率が1800Rと浅めなカーブ
- スピーカーなしで音声ポートも無いのでPC側から音を出す必要がある
- USB-Cポートがダウンストリームなので映像入力は出来ない
(USBハブと同じ扱い)
など機能面で見劣りする部分があります。
なるべく低コストで240Hzで画質の良い34インチウルトラワイドモニターを探してる人におすすめです。
144~180Hz
Xiaomi G34WQi
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440x1440 |
Hz | 180Hz |
パネル | VA |
表面 | ノングレア |
曲率 | 1500R |
応答速度 | MPRT 1ms |
色域 | sRGB100% |
輝度 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 4000:1 |
HDR | 対応 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI ×2(100Hz) DisplayPort ×2 オーディオ出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 前5°±2/後ろ21°±2 |
VRR | AMD FreeSync |
スマホなどで有名なXiaomi製のモニターで、34インチ180Hzモニターとしては最安値クラスに低価格なモデルです。
しかし低価格とは言っても性能が悪い訳では無く、
- 応答速度1ms(MPRT)
- 曲率1500Rの曲面モニター
- DPとHDMIそれぞれ二つずつ搭載
など十分高性能と言えるスペックを持っています。
その為、なるべくコストを抑えつつ34インチ180Hzの曲面モニターが欲しい方にお勧めです。
PHILIPS EVNIA 34M2C3500L/11
スペック | |
---|---|
サイズ | 34インチ |
形状 | 曲面(1500R) |
アスペクト比 | 21:9 |
パネル | VA |
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 180Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) 0.5ms(MPRT) Smart MBR有効時 |
色域 | sRGB 125% DCI-P3 94% AdobeRGB 90% NTSC 105% |
輝度 | 300 cd/㎡ |
コントラスト比 | 4000:1 |
HDR | 対応 |
対応端子 | HDMI 2.0 ×2(100Hz) DisplayPort 1.4 ×1(180Hz) 3.5mmオーディオアウト |
スピーカー | なし |
スタンド調整 | チルト:-5〜20° |
VRR | Adaptive sync |
こちらも上で紹介した「G34WQi」と同じくらい低価格なモデルとなっています。
スペックに関しても似通っていて、
- VAパネル
- 180Hz
- 曲面(1500R)
- スピーカーなし
- スタンド調整はチルトのみ
などは同じになっています。
そしてこちらが優れている点は、
- 応答速度が1ms(GTG)、0.5ms(MPRT)と高速
「G34WQi」はGTGの応答速度が非公開 - 色域カバー率がこちらの方が高い
等が挙げられます。
その為、応答速度と色域カバー率を求める方はこちらの方がおすすめです。
一方でこちらはDPポートが一つのみとなっているので、DPが二つ欲しいと言う方は「G34WQi」の方がおすすめ出来ます。
JAPANNEXT JN-IPS34G165UQ-HS
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440x1440 |
Hz | 165Hz |
パネル | IPS(ADS) |
表面 | ノングレア |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
色域 | sRGB96% |
輝度 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
HDR | 対応 |
スピーカー | 3Wx2 |
対応端子 | HDMI 2.0 (3440x1440) @100Hz×1 DisplayPort 1.4 (3440x1440) @165Hz×2 USB-A (FW更新専用(5V/0.5A))×1 オーディオ出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 -5°+20° 高さ調整 115mm スイーベル R30°/L30° |
VRR | AMD FreeSync |
現在主流なモデルでは、
- IPSパネル
- 144Hz以上
- 34インチ
と言うスペックのモニターは殆どありませんが、こちらはその三つを兼ね備えたモニターとなっています。
それでいてIPSパネルのモニターながらも値段がそこまで高額では無く、コスパにも優れています。
その他の点でも、
- IPSパネルながらも応答速度1ms(MPRT)
- スピーカー搭載
- チルト、高さ、スイベルの調整に対応したスタンド
など優れた点も多いです。
ただし高額では無い分、USBハブ機能はありません。
34インチのIPSで165Hzのモニターを探してる人にお勧めです。
Pixio PXC348C NEO
性能 | |
---|---|
解像度 | 3440x1440 |
Hz | 180Hz |
パネル | VA |
表面 | ノングレア |
曲率 | 1000R |
応答速度 | 1ms (GTG) |
色域 | sRGB 115.59% DCI-P3 95.26% NTSC 91.28% ARGB 91.84% |
輝度 | 450cd/m2 |
コントラスト比 | 3000:1 |
HDR | 対応 |
スピーカー | 3W x 2 |
対応端子 | HDMI ×2(100Hz) DisplayPort ×1 Type-C (180Hz 65W) x1 ヘッドホンジャック ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 : 前 5°,後 20° 高さ調整 : 110mm スイーベル : R20°/L20° ピボット : -5°~ 5 |
VRR | AdaptiveSync |
- 34インチウルトラワイドモニター
- 144~180Hz
と言うスペックのモニターとしては珍しくUSB-C(DP ALT、給電)に対応しているモデルです。
その他にも、
- スピーカー搭載
- スタンド調整が一通り可能
- 応答速度1ms
- 曲率1000Rと少し強めなカーブ
など優れた点が多いです。
ただしVAパネルとしては少し値段が高めなので、34インチ180Hzと言うスペックで、USB-C対応モニターが欲しい方におすすめ出来ます。
TCL 34R83Q
スペック | |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 170Hz |
曲率 | R1500 |
パネル | Fast HVA(VA系、量子ドット) |
ミニLED分割数 | 1152 |
HDR | HDR1400 |
応答速度 | 1ms |
色域 | sRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:95% |
スピーカー | 3Wx2 |
入出力端子 | HDMI 2.1 x2(3440x1440 @100Hz) DP1.4 x1(3440x1440 @170Hz) USB-C(3440x1440 @170Hz,90W給電) USB-A x2 USB-B x1 ヘッドホン出力 |
スタンド調整 | 高さ:90mmmm チルト:-5°/+15° スイベル:-20°/+20° |
VRR | FreeSync |
ウルトラワイドモニターでHDR1000以上に対応しているモデルは殆どありませんが、こちらはHDR1400に対応しています。
その為、ピーク輝度1400nitによる高いHDR効果を持っているので、太陽など明るい部分を眩しく感じるくらいの明るさで表現できます。
更に1152分割のミニLEDとなっているので、バックライトの光り方を細かく調節し、暗い部分と明るい部分のメリハリをはっきりしてくれます。
そしてFast HVAと言うVA系パネルで黒の表現に優れており、HDR1400と組み合わさって明暗の差の表現力に優れ、応答速度も1ms(GTG)と高速です。
その他の機能面についても、対応端子が豊富でUSB-CとUSBハブにも対応し、スタンド調整もピボット以外に対応しています。
HDR1400の高いHDR効果を発揮してくれるウルトラワイドモニターを探してる方におすすめです。
100~120Hz
IODATA EX-CWQ341SDB-F
スペック | |
---|---|
サイズ | 34インチ |
形状 | 平面 |
パネル | ADS(IPS系)・非光沢 |
解像度 | UWQHD |
Hz | HDMI:100 DisplayPort、USB Type-C:120 |
応答速度 | 3ms GtG |
色域 | 非公開 |
輝度 | 400cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
HDR | 対応 |
対応端子 | HDMI×1 DisplayPort×1 USB Type-C×1(DP Alt Mode/最大65W給電/USB 5Gbps) USB-A×2 給電用USB-A×1(5V/1A) RJ-45(有線LAN 1GbE) ステレオミニジャック |
スピーカー | なし |
スタンド調整 | チルト 上23°下5° スイベル 左45°右45° 高さ 120mm |
VRR | Adaptive-Sync |
保証 | 3年間 ※パネル、バックライトを含む。 無輝点保証 ※1か月以内 |
こちらはUWQHD/120Hzとやや高めなHz数に加えて、機能面にも優れているモニターです。
USB-CとUSBハブに対応しているのに加えて、有線LANポートにも対応しています。
なのでノートPCを接続する場合はUSB-Cケーブル一本だけで、
- 映像
- 65W給電
- USBハブの使用
- モニターを通して有線LAN接続
これらを一気に行えるので、接続が手軽で、配線周りもすっきりさせられます。
またパネルはIPSで鮮やかな発色を持ち、応答速度も3msとやや速めになっています。
そしてここまでのスペックを持ちながら120Hzとリフレッシュレートが低いことによって、値段も抑えられています。
その為、コストを抑えてドッキングステーションの役割もこなせる多機能モニターを探してる方におすすめです。
60~75Hz
LG 34WQ75C-B
スペック | |
---|---|
サイズ | 34インチ |
形状 | 曲面(3800R) |
アスペクト比 | 21:9 |
パネル | IPS(非光沢) |
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 60Hz |
応答速度 | 5ms(GtG, Faster設定時) |
色域 | sRGB 99% |
輝度 | 300 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1,000:1 |
HDR | 対応 |
対応端子 | HDMI ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB Type-C(映像/データ/給電 最大90W) USB-Aダウン ×4 USB-Bアップ ×1 LAN(RJ45)×1 ヘッドホン端子 |
スピーカー | 7W+7W(MaxxAudio) |
スタンド調整 | 高さ調整(0〜110mm) チルト(-5〜20°) |
こちらは60Hzとリフレッシュレートが低めですが、機能面に優れたモデルとなっているので値段は高めです。
その機能面については、USB-CとUSBハブに対応しており、USBハブは4つと多めに搭載されています。
またUSB-Cの給電W数が90Wと高めなので、ハイスペックで消費電力が多いノートPCでも給電が間に合いやすいです。
更にLANポートも搭載されているのでドッキングステーションの役割も果たしてくれます。
加えてPBPとKVMにも対応しているので、
- デスクトップPCとノートPCの映像を分割表示
- USBハブに繋いだマウスやキーボードを切り替えられる
と言った事が出来るので、二台のPCでの平行作業がしやすくなっています。
そしてパネルはIPSパネルが使われていて、3800Rと弱めながらも曲面形状にもなっています。
また7W+7Wと大きめなスピーカーに加えて、音質補正が出来るMaxxAudioにも対応しているのでモニターのスピーカーとしては良い音を出してくれます。
この様に、Hzが低いながらもハイスペックなモニターとなっているので、高Hzを必要とせず作業を快適にしてくれるモニターを探してる方におすすめです。
38~40インチでおすすめなウルトラワイドモニター
240Hz
LG UltraGear OLED 39GS95QE-B
性能 | |
---|---|
サイズ | 39インチ |
形状 | 曲面 |
曲率 | R800 |
HDR | DisplayHDR TRUE BLACK 400 |
パネル | 有機EL |
表面 | アンチグレア |
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 275cd/㎡(APL 1.5%時 1300cd/㎡) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
対応端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 USB Type-A ×2 ヘッドホン端子(4極:ヘッドホン出力+マイク入力) |
スピーカー | なし |
スタンド調整 | 高さ : 120mm スイベル : L10°R10° チルト角度 : 前-10゚~後15゚ |
VRR | NVIDIA G-Sync Compatible AMD FreeSync VESA Adaptive-Sync |
39インチのかなりハイスペックなモデルとなっていて、
- 黒の表現力、画質、応答速度に優れる有機EL
- 240Hzに対応
- 曲率R800の強いカーブ
- 応答速度0.03ms
となっています。
ちなみに自分は現在このモニターをメインモニターとして使用していますが、39インチのウルトラワイドの横幅と曲率800Rの相性は抜群で、
「横幅が大きいながらも強いカーブによって視界が包み込まれる様な感じで端から端までの視認性が良い」
と感じています。
また有機ELは輝度が暗くなりがちと言う欠点がありますが、こちらは
「従来より輝度が30%向上したマイクロレンズアレイを採用した有機ELパネル」
が使われているのでその弱点もカバーされています。
その分、価格がかなり高額となっているので、コストを気にせず画質と高Hz、高速な応答速度を求める人にお勧めです。
LG UltraGear OLED 39GX90SA-W
性能 | |
---|---|
サイズ | 39インチ |
形状 | 曲面 |
曲率 | R800 |
パネル | 有機EL |
解像度 | 3440×1440 |
Hz | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 275cd/㎡(APL 1.5%時 1300cd/㎡) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
対応端子 | HDMI x2(eARC対応) DPx1 USB-C(DP Alt、65W給電) x1 USB2.0ダウンストリーム x2 ヘッドホン x1 LAN端子 x1 |
スピーカー | 7W+7W |
スタンド調整 | 高さ : 110mm スイベル : 左30゚/右30゚ チルト角度 : 前:-8゚~後:15゚ |
VRR | NVIDIA G-Sync Compatible VESA Adaptive-Sync AMD FreeSync |
webOS | 対応 |
無線機能 | Wi-Fi 5 Bluetooth |
リモコン | あり |
こちらは上で紹介した「LG UltraGear OLED 39GS95QE-B」の機能面を強化したようなモデルで、モニターとしての基本的なスペックは殆ど同じです。
ただし機能面が追加されていて、
- USB-C(DP Alt、65W給電)が追加
- LAN端子が追加
- 7W+7Wのスピーカーが搭載
- webOSに対応しPCを付けなくてもネットフリックスなどが見れる
- Wi-Fi 5、Bluetoothに対応
- リモコン対応
など更に便利に使いやすくなっています。
その分、価格も更に高額となっているので、これらの機能が欲しい方はこちらの方がおすすめです。
逆にこれらの機能が特別必要に感じない場合は上の「LG UltraGear OLED 39GS95QE-B」の方がおすすめ出来ます。
144Hz
Innocn WR40-PRO
性能 | |
---|---|
サイズ | 40インチ |
解像度 | 3440×1440 |
形状 | 平面 |
パネル | ADS (IPS) |
Hz | 144Hz |
応答速度 | 1 ms |
HDR | HDR 600 |
色域 | DCI-P3 95% |
輝度 | 370cd/㎡ |
対応端子 | HDMI2.0×2 DisplayPort×1 USB-Type-C 3.1(90W給電対応) ヘッドホン端子 |
スピーカー | あり |
スタンド | 高さ : 95±5mm スイベル : 左右15°±2° チルト角度 : 前:-5°±2°~後:15゚±2° |
VRR | AMD FreeSync Premium |
コスパに優れるモニターを多数生み出しているメーカーInnocn製のモデルで、こちらもコスパに優れた製品になっています。
なので、
- 34インチ以上
- 解像度が3440x1440以上
- 144Hz対応
- IPSパネル
と言うスペックを持つモニターの中では最安値クラスとなっています。
だからと言って性能が悪い訳では無くむしろハイスペックになっていて、
- HDR600対応
- スピーカー対応
- USB-Type-C 3.1(90W給電対応)が搭載
- 応答速度1ms
と機能面、性能面共に優れています。
その為、なるべくコスト抑えて144Hz対応の40インチモデルを探している方にお勧めです。
JAPANNEXT JN-IB375C144UQR
性能 | |
---|---|
サイズ | 37.5インチ |
形状 | 曲面 |
曲率 | R2300 |
HDR | 対応 |
パネル | IPS BLACK |
表面 | 非光沢 |
解像度 | 3840x1600 |
Hz | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
色域 | DCI-P3 98% sRGB100% |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト比 | 2000:1 |
対応端子 | DP x1 HDMI2.1 x1(3840x1600 @75Hz) USB-C x1(3840x1600 @144Hz 65W給電) USB-A x2 USB-B x1 オーディオ出力 x1 |
スピーカー | 3Wx2 |
スタンド調整 | 高さ : 135mm スイベル : R30°/L30° チルト角度 : -5°+15° |
VRR | FreeSync |
こちらは普通のIPSパネルでは無く、「IPS BLACK」と言う黒の表現力が強化されたパネルが使われています。
これによって普通のIPSパネルのコントラスト比は1000:1が多いですが、こちらは2000:1と高めになっていて、より黒がくっきりしたメリハリのある画質が表現出来ます。
また表現出来る色も多くなっているので黒の表現力も相まって、より鮮やかな高画質を発揮してくれます。
更にパネル以外もハイスペックとなっていて、
- 応答速度1ms
- USB-C x1(3840x1600 @144Hz 65W給電)対応
- スピーカー搭載
- KVM対応
- 曲面
など機能面も優れています。
そしてここまでのスペックに対してそこまで高額では無いので、コスパに優れたハイスペックモニターとなっています。
44~45インチでおすすめなウルトラワイドモニター
120Hz
INNOCN WR44-PLUS
性能 | |
---|---|
形状 | 平面 |
パネル | ADS (IPS) |
解像度 | 3840×1080 |
Hz | 120Hz |
応答速度 | 1 ms |
対応端子 | HDMI2.0×2 DisplayPort×1 USB 3.0 HUB Type-A ×3 USB 3.0 Type-B ×1 USB-Type-C(65W給電対応) ヘッドホン端子 |
スピーカー | あり |
44インチと珍しいサイズのモニターです。
Innocnはスペックに対して信じられないほど低価格なモデルが多く、こちらに関してもスペックに対してとても低価格となっています。
そのスペックについては上のスペック表にもある様に、
- 44インチと大型サイズ
- ADSパネル(IPS)を使用
- 120Hzに対応
- 応答速度1ms
- 豊富な接続口
- スピーカー搭載
と、ハイエンドモデルと言って良いスペックになっています。
加えてHDR600に対応しているので、HDR400よりも明暗の差の表現に優れています。
そしてここまでのスペックとなると10万円以上でも不思議がありませんが、それらよりも圧倒的に低価格になっています。
コスパ抜群の大型かつ高性能なウルトラワイドモニターを探している方におすすめです。
240Hz
LG UltraGear 45GS96QB-B
スペック | |
---|---|
サイズ | 44.5インチ |
形状 | 曲面(800R) |
パネル | OLED |
解像度 | UWQHD |
Hz | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms(GtG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 標準 275 cd/㎡ ピーク 1300 cd/㎡(HDR 1.5% APL) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
対応端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB-C ×1(DP Alt/PD 65W/データ) USB-A(3.0) ×2 ヘッドホン+マイク(4極ステレオミニジャック) |
スピーカー | 7W+7W |
スタンド調整 | チルト -5°/15° 高さ 110 mm スイベル 10°/10° |
VRR | NVIDIA® G-SYNC® Compatible AMD FreeSync™ Premium Pro Adaptive-Sync |
こちらも上で紹介した「39GS95QE-B」と同じ様に「マイクロレンズアレイ」と言う設計になっています。
その為、有機ELによる黒の表現力、画質の良さ、応答速度の速さを持ちつつ輝度も従来より30%向上されています。
更に240Hz対応で曲率800Rの曲面、約45インチと大型サイズとハイスペックで作業の快適性とゲーミング性能にも優れています。
また機能面でも、
- USB-C搭載(DP Alt/PD 65W/データ)
- USBハブが二つ搭載
- 7W+7Wのスピーカー内蔵
- ヘッドホン+マイク対応の4極ステレオミニジャック
(DTS Headphone:Xによるサラウンド機能対応)
など便利に使いやすくなっています。
その為、240Hzで高いゲーミング性能もありつつ、PC作業も大画面かつ多機能でで快適にしてくれるモニターを探してる方におすすめです。
LG UltraGear 45GX90SA-B
スペック | |
---|---|
サイズ | 44.5インチ |
形状 | 曲面(800R) |
パネル | OLED |
解像度 | UWQHD |
Hz | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms(GtG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 標準 275 cd/㎡ ピーク 1300 cd/㎡(HDR 1.5% APL) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
対応端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB-C ×1(DP Alt/PD 65W/データ) USB-A (2.0)×2 ヘッドホン(ステレオミニジャック) LAN端子(100Base-TX) |
スピーカー | 7W+7W |
スタンド調整 | チルト 前:-1゚~後:15゚ 高さ 120mm スイベル 10°/10° |
VRR | NVIDIA® G-SYNC® Compatible AMD FreeSync™ Premium Pro Adaptive-Sync |
リモコン | あり |
webOS | webOS 24 |
こちらは上で紹介した「45GS96QB-B」をスマートモニターにした様なモデルです。
その為、使われているパネルやHz、解像度や応答速度など、ディスプレイ面の性能は全く同じです。
そしてWebOSが内蔵されているので、PCなどを使わずにこのモニター単体だけで動画配信などを使用可能で、更にリモコンも付属されています。
またLANポートとWi-Fi両方に対応しているので、有線無線どちらの方法でもモニターをネット接続出来ます。
ただしそれ以外にも細かい違いがあり、
- USBハブのバージョンが2.0
(「45GS96QB-B」は3.0) - ステレオミニジャックが4極では無い
と言った違いがあるので、完全な上位モデルと言う訳では無いです。
それでもWebOSが内蔵されている分、こちらの方が高額なので、スマートモニターの機能が欲しい方におすすめなモデルです。
デュアルモード対応
LG UltraGear 45GX950A-B
スペック | |
---|---|
サイズ | 44.5インチ |
形状 | 曲面(800R) |
パネル | OLED |
解像度&Hz | 5K2K/165Hz 2560×1080/330Hz 4K/165Hz(37インチ) フルHD/330Hz(37インチ、27インチ、24インチ) |
応答速度 | 0.03ms(GtG) |
色域 | DCI-P3 98.5% |
輝度 | 標準 275 cd/㎡ ピーク 1300 cd/㎡(HDR 1.5% APL) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
対応端子 | DisplayPort 2.1 ×1 HDMI 2.1 ×2 USB-C(DP Alt/PD最大90W)×1 USB-A 3.0(ダウンストリーム)×2 ヘッドホン(4極、DTS Headphone:X対応) |
スピーカー | 10W+10W |
スタンド調整 | チルト-10〜+15° スイベル±10° 高さ120mm |
VRR | NVIDIA® G-SYNC® Compatible AMD FreeSync™ Premium Pro Adaptive-Sync |
こちらは「5K2K/165Hz」「2560×1080/330Hz」の二つの解像度とHzのモードを切り替えられるデュアルモードに対応しています。
また16:9のモニターとして使う事も可能でその場合は、
- 4K/165Hz(37インチ)
- フルHD/330Hz(37インチ、27インチ、24インチ)
これらに切り替えて使う事も可能です。
その為、FPSをプレイする場合はフルHD/330Hzの24インチモードにする事で、
- フルHDに下げる事による画素密度の低下を防げる
- フルHDに下がる事で330FPSを維持しやすくなる
- 画面サイズが小さくなり視線移動の距離が減る
(見逃しや疲労しやすさをカバーできる)
この様に様々なメリットが得られます。
それでいて普段のPC作業などでは45インチ5K2Kモニターとして使えるので、ゲームから仕事まで快適に使えるモニターとなっています。
またパネルや曲率などは上で紹介してきた、
と同じとなっているので画質と応答速度にも優れています。
そして機能面についても
- USB-C(DP Alt/PD最大90W)×1
- USBハブ機能対応
- ヘッドホン(4極、DTS Headphone:X対応)
- 10W+10Wスピーカー内蔵
と上で紹介した二つよりも更に優れています。
その分、価格がとんでもなく高額なので、一台であらゆる用途を快適にこなせるモニターを探してる方におすすめです。
49インチでおすすめなウルトラワイドモニター
120Hz
Amzfast AMZG49C7U
スペック | |
---|---|
サイズ | 49インチ |
形状 | 曲面(1500R) |
パネル | VA |
解像度 | 5120x1440 |
Hz | 120Hz |
応答速度 | 1ms MPRT |
色域 | sRGB 120% |
輝度 | 350cd/m² |
コントラスト比 | 3000:1 |
HDR | 対応 |
対応端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort 1.4 ×2 音声出力 |
スピーカー | なし |
スタンド調整 | チルト : -5°〜+20° 高さ調整 : 対応 スイベル : 対応 |
VRR | Adaptive-Sync |
保証 | 5年間 |
こちらは49インチウルトラワイドモニターとしては最安値クラスのモデルです。
(2025年10月時点)
そして低価格とは言ってもスペックが特別悪いと言う訳では無く、
- 曲率1500Rと強めなカーブの曲面モニター
- 120Hzとやや高めなリフレッシュレート
- sRGB 120%と通常使用では問題無い色域カバー率
- HDMIとDPが二つずつ搭載
など十分なスペックを持っています。
また低価格帯モデルは保証が一年間など短めな事がありますが、こちらは5年間と長めで安心です。
ただし低価格な分、上位モデルと比べると、
- Hzが低め
(上位モデルは144Hz、240Hzがある)
- VAパネル
(上位モデルはIPS、有機ELがある) - スピーカーなし
など見劣りする点もあります。
その為、なるべくコストを抑えて49インチのウルトラワイドモニターが欲しい方におすすめです。
INNOCN 49C1R
性能 | |
---|---|
解像度 | 5120x1440 |
Hz | 120Hz |
パネル | VA |
表面 | ノングレア |
曲率 | 1,800R |
応答速度 | 1ms |
色域 | DCI-P3 95% |
輝度 | 400cd/m2 |
コントラスト比 | 3000:1 |
HDR | HDR400 |
スピーカー | あり |
対応端子 | HDMI 2.1 DP1.4 USB Type-C(65W) USB A x2 USB B LAN ポート |
スタンド調整 | チルト機能 -5-15º 高さ調整 95mm スイベル R15°/L15° |
VRR | Adaptive-Sync |
こちらは上で紹介した「AMZG49C7U」と比べると少し高額ですが、それでも49インチの中ではとても低価格な部類のモデルです。
そしてVAパネル、120Hz、1500Rなど基本的なスペックは同じですがこちらは機能面に優れていて、
- スピーカー搭載
- USB-C対応
- USBハブ機能搭載
- LAN ポート搭載
とドッキングステーションの機能もあります。
なのでコストを抑えつつ、USB-CやUSBハブ機能が欲しい方におすすめです。
144Hz
JAPANNEXT JN-QOLC49G144DQ-HSC9L
性能 | |
---|---|
解像度 | 5120x1440 |
Hz | 144Hz |
パネル | QD-OLED(量子ドット) |
表面 | グレア |
曲率 | 1,800R |
応答速度 | 0.1ms 0.03ms(GtoG) |
色域 | sRGB 148%, DCI-P3 115%, Adobe 110%(キャリブレーションレポート付き) |
輝度 | 250cd/m2(450cd/m2 APL10%時) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | HDR400 |
スピーカー | 5Wx2 |
対応端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 USB Type-C (5120x1440 @144Hz 同時給電最大90W) ×1 USB 2.0 Type-A ×2 USB 2.0 Type-B ×1 LANポート ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 -5-20º 高さ調整 120mm スイベル R20°/L20° |
VRR | AMD FreeSync |
49インチの144Hzに加えて有機ELパネルが使われているモニターとなっています。
更に「量子ドット」と言う色の表現力に優れた作りがされており、色域がとんでもなく高いです。
また有機ELパネルによって応答速度も0.03msと速く、発色と黒の表現力にも優れています。
更に機能面でも、
- 曲面モニター
- USBハブ機能に対応
- USB-C (5120x1440 @144Hz 同時給電最大90W)に対応
- KVM機能に対応
- LANポートも搭載
- スピーカー搭載
など多機能になっています。
ただし表面がグレアとなっているので反射による映り込みがしやすいです。
逆に言えば、グレアによる鮮やかな映像表現が可能になっているので、グレアによる画質の良さが好きな人にはぴったりです。
またスペックに対して低価格になっているのでコスパにも優れています。
グレアが気にならず、コスパに優れた有機ELの49インチモニターを探してる人にお勧めです。
MSI MPG 491CQP QD-OLED
性能 | |
---|---|
解像度 | 5120x1440 |
Hz | 144Hz |
パネル | QD-OLED(量子ドット) |
表面 | ハーフグレア |
曲率 | 1,800R |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | sRGBカバー率:100% AdobeRGBカバー率:98.07% DCI-P3カバー率:99.28% |
輝度 | 250(ピーク時:1,000) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | HDR True Black 400、 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.1 ×2(HDCP:2.3) DisplayPort 1.4a ×1(HDCP:2.3) USB Type-C(DP Alt mode、USB PD) ×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ) ×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用) ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 -5-20º 高さ調整 100mm スイベル -30° ~ 30° |
VRR | Adaptive-Sync |
こちらも上で紹介した「JAPANNEXT JN-QOLC49G144DQ-HSC9L」と同じく有機ELで量子ドットのモニターとなっています。
その為、
- 応答速度0.03ms(GtoG)
- 液晶よりも画質が良く黒の表現力に優れる
- 優れた色域
など画質と応答速度に優れています。
その他の機能面でも、
- 曲面モニター
- USBハブ機能に対応
- USB-C(DP Alt mode、USB PD90W)に対応
- KVM機能に対応
など便利に使いやすくなっています。
ただし表面がハーフグレアとなっていて、グレアとノングレアの中間的な物になっています。
これによって反射をグレアよりも抑えつつグレアらしい鮮やかな映像を映せますが、ノングレアと比べると反射による映り込みがしやすいです。
なので完全なノングレアが好きな方は気を付けて下さい。
49インチサイズの多機能高性能な有機ELモニターを探してる人におすすめです。
240Hz
MSI MPG 491CQPX QD-OLED
性能 | |
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解像度 | 5120x1440 |
Hz | 240Hz |
パネル | QD-OLED(量子ドット) |
表面 | ハーフグレア |
曲率 | 1,800R |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
色域 | sRGBカバー率:100% AdobeRGBカバー率:98.08% DCI-P3カバー率:99.26% |
輝度 | 250(ピーク時:1,000) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
HDR | HDR True Black 400、 |
スピーカー | なし |
対応端子 | HDMI 2.1(HDCP:2.3) ×2 DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3) ×1 USB Type-C(DP Alt mode、USB PD) ×1 USB 2.0 Type-A(USBハブ) ×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用) ×1 ヘッドホン出力 ×1 |
スタンド調整 | チルト機能 -5-20º 高さ調整 100mm スイベル -30° ~ 30° |
VRR | Adaptive-Sync |
こちらは上で紹介した「MSI MPG 491CQP QD-OLED」を240Hzへパワーアップしたようなモデルです。
その為、Hz以外のスペックは殆ど同じになっているので、240Hzが欲しいと言う方はこちらの方がおすすめです。