プロゲーマーは大会で優勝する確率を高めるために、プレイ以外にもあらゆる面で試行錯誤しています。
その為、使用しているデバイスにもこだわっている方が多く、最高のパフォーマンスを発揮できるものが使用されています。
特にマウスに関してはエイムに直結するので、他の機材以上に拘っている場合が多いです。
勿論、スポンサー契約で使わされている場合もありますが、メーカー側もプロゲーマー向けに開発しているので低品質なものは存在しません。
なのでプロゲーマーが使用しているデバイスを研究するのは自分にとって最適な物を見つける近道となる筈です。
この記事では、世界的なプロゲーマーが使用しているマウスをprosettings.netを参考にしてランキング形式で紹介していきます。
ちなみに今回は以下のタイトルのプロゲーマーのデータを参考にしています
- Apex Legends
- CS2
- オーバーウォッチ2
- フォートナイト
- PUBG
- レインボーシックスシージ
- VALORANT
それぞれのゲームタイトルに分けて紹介したり、その製品の特徴も細かく解説していくのでぜひ参考にして下さい。
目次
- 1 人気ランキング表
- 2 人気モデルの解説!
- 2.1 ロジクール G PRO X SUPERLIGHT
- 2.2 Razer Deathadder V3 Pro
- 2.3 ZOWIE EC2-CW
- 2.4 ロジクール G Pro Wireless
- 2.5 Razer Viper V2 PRO
- 2.6 VAXEE XE Wireless
- 2.7 Razer Viper Ultimate
- 2.8 VAXEE OUTSET AX
- 2.9 ロジクール G703h
- 2.10 VAXEE ZYGEN NP-01
- 2.11 ロジクール G PRO X SUPERLIGHT 2
- 2.12 ロジクール G403h
- 2.13 Zowie S2
- 2.14 Zowie FK2
- 2.15 ロジクール G903h
- 2.16 Logicool G G-PPD-001t
- 2.17 Razer DeathAdder V2
- 2.18 Xtrfy M4
- 2.19 ロジクール G502 HERO
- 3 まとめ!
人気ランキング表
まずはランキング表です。
簡単に把握したい方はこちらを参考にして下さい。
ちなみにメーカー名のリンクにはそのメーカーで最も使われているモデルを載せています。
また一部の古い機種は新機種に置き換えて記載しています。
人気モデルの解説!
ロジクール G PRO X SUPERLIGHT
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最長70時間 |
ボタン数 | 5個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 63.5mm× 125mm× 40mm |
重量 | 63g |
LoD | 0.8mm |
下で紹介している「G Pro Wireless」の新型モデルです。
2022年では旧型の方が使用者が多く新型であるこちらは2位となっていました。
しかし徐々に使用者が増えていって、2023年の現時点では2位である「Razer Deathadder V3 Pro」と350人以上の差を付けて1位となっています。
ゲームタイトル毎でも全てのタイトルで1位で特に、
- CS2
- VALORANT
- Apex Legends
- フォートナイト
- PUBG
では使用者数が圧倒的に多いです。
このマウス一番の特徴として挙げられるのは、
「「G Pro Wireless」と全く同じ形状、サイズながらも重量が63gへ軽量化されている」
と言う点です。
加えてマウスソールの面積を拡大し、より滑りやすい素材へ変更されているので、
- 旧型よりも少ない力で動かしやすい
- 柔らかいマウスパッドでも滑りが変わりにくい
と軽快な操作がしやすくなっています。
ただし機能面では、
- サイドボタンが両側では無く、左側のみに変更
- 底面のボタンが削除
- RGBライトの削除
など省かれている部分があります。
機能面を気にせず、とにかく軽量なワイヤレスマウスを探している方に向いています。
Razer Deathadder V3 Pro
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大 90 時間 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 30000DPI |
トラッキング速度 | 750IPS |
レポートレート | 1000Hz 4000Hz(別売りのドングルが必要) |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 68mm× 128mm× 44mm |
重量 | 63g ~ 64g |
2022年の夏ごろに発売された比較的新しいモデルです。
それでも急激に使用者が増えて、現在では全体で2位となっています。
ここまで急激に使用者が増えた理由として考えられるのは、
- 昔から人気のあるDeathAdderシリーズである点
- DeathAdderの形状をベースに軽量化+ワイヤレスに対応
(ただし若干形状は違います。) - 最高クラスの性能を持つFocus Pro 30Kオプティカルセンサー
- メカニカルスイッチと比べて違和感の少ない第3世代オプティカルマウススイッチ
- 耐久性の高いクリックボタン
などが挙げられます。
特にDeathAdderシリーズで軽量化とワイヤレス化がされたと言うのがこのモデル一番のメリットだと思います。
ただ旧型と比べて重量が大幅に軽量化されているので、人によっては軽すぎて逆に使いにくいかもしれません。
また値段が一般的に販売されているゲーミングマウスの中でトップクラスに高額で、他のRazer製マウスと比べてもかなり高額です。
その為、コストを気にせず最高クラスの性能を持った左右非対称マウスが欲しい人に向いています。
ZOWIE EC2-CW
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 70時間 |
センサー | 3370 |
ボタン数 | 7つ(底面ボタン2つ) |
解像度 | 3200DPI |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 61mm× 123mm× 42mm |
重量 | 77g |
2023年6月頃に発売された比較的新しいモデルですが、使用者が多く全体で3位となっています。
ただし2位である「Razer Deathadder V3 Pro」とは60人近くの差があり、3位である「ロジクール G Pro Wireless」と殆ど差はありません。
それでもまだ発売されたばかりなので、これから更に使用者が増えるかもしれません。
形状は旧型で昔から人気のある「ECシリーズ」と全く同じで、それをワイヤレスに対応させたモデルとなっています。
また、
この様に3種類のサイズ展開がされていて、その中で中サイズであるこちらが一番人気です。
ちなみに他のサイズの使用者数は
- EC3-CW = 9人
- EC1-CW = 3人
となっていて全モデル合計で75人となっています。
重量はワイヤレス対応ながらも旧型の90gよりも軽量で、ECシリーズとしては軽い操作感になっています。
また形状自体はフィット感の良いECシリーズそのままなので持ち心地が良く、旧型を使い慣れている方なら問題無く持ち替えやすいです。
それもあって旧型から乗り換えている方も多いようで、EC CWシリーズが発売されてから旧型の使用者が急激に減っています。
ただし最近の軽量ワイヤレスマウスは60g以下など軽量な物が多いので、その様なマウスと比べると重いマウスとなっています。
またゲーミングマウスとしてはかなり高額なので、
- コストを気にしない方
- ECシリーズの形状が好きな方
- ECシリーズをワイヤレスで使いたい方
などの様な方におすすめなマウスです。
ロジクール G Pro Wireless
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最長60時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 8個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 63.5mm× 125mm× 40mm |
重量 | 80g |
LoD | 0.8mm |
新型である「PRO X SUPERLIGHT」が発売されてからも長期間全体で2位でしたが、現在は4位にまで落ちています。
それでも未だにここまで人気な理由としては、
- ワイヤレス対応
- 80gと軽すぎない軽量感
- 万人受けしやすい左右対称の形状
- 両サイドのサイドボタン
(取り外しも可能)
などが考えられます。
特に重量に関しては「PRO X SUPERLIGHT」は20g近く軽量化されているので、軽すぎると感じる方もいるかもしれません。
Razer Viper V2 PRO
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大80時間 |
ボタン数 | 6個 |
解像度 | 30,000 DPI |
トラッキング速度 | 750 IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 66mm x 127mm x 38mm |
重量 | 58g |
LoD | 0.8mm~1.6mm |
2022年に発売されたRazer Viperシリーズの最上位モデルで、超軽量ワイヤレスマウスです。
発売された2022年内ではそこまで人気ではありませんでしたが、2023年に急激に使用者が増えて現在は全体で5位となっています。
旧型である「Razer Viper Ultimate」との大きな違いは重量で、旧型の74gに対してこちらは58gと軽量です。
そしてマウスにとってこの重量差はとても大きく、殆ど重量感を感じずに使いやすくなっています。
なので旧型も十分軽量でしたが、このマウスに慣れてしまうとそれすらも重く感じるようになると思います。
形状については他のViperシリーズと同じなので、Viperシリーズからの乗り換えであれば違和感無く使いやすいです。
またボタン類がより使いやすく改良されていて、
- サイドボタンの出っ張りが多くなった
- クリックボタンの返りが速くなって連打がしやすくなった
- クリック感が強くなり機械式スイッチに近い押し心地になった
と言う様に変更されています。
ただ軽量化の為にサイドボタンは左側にしかありません。
一つ大きな欠点として価格が他のゲーミングマウスと比べてとても高額です。
それでも、
- 光学式クリックボタン
- 超軽量+ワイヤレス
- 穴無し
などこのマウスにしか無いメリットがあるのでViperシリーズが気に入っていて、マウスに妥協したくない方に向いています。
VAXEE XE Wireless
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3395 |
バッテリー持続時間 | 標準モード : 90時間 High Speedモード : 45時間 |
ボタン数 | 6個 |
DPI | 3200 |
レポートレート | 1000 |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 61mm× 122mm× 38mm |
重量 | 76g |
VAXEE製の左右対称マウスでワイヤレスに対応しているモデルです。
ゲーミング用途とデスクワーク用途の両方で使いやすいマウスとして作られていますが、多くのプロゲーマーに使用されるほどゲーミング性能も高くなっています。
マウス背面の形状が手のひらへのフィット感が強くなる様に作られていて、癖の少ない形状になっています。
また重量は76gと重すぎず軽すぎない重量感で、無難な形状も相まって幅広い人が使いやすいマウスです。
それでも最近の軽量マウスと比べると重めな部類です。
Razer Viper Ultimate
Razer Viper Ultimate【日本正規代理店保証品】
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大70時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 8個 |
解像度 | 20,000 DPI |
トラッキング速度 | 650 IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 66mm x 127mm x 38mm |
重量 | 74g |
LoD | 1.1mm |
新型である「Viper V2 Pro」が発売されていながらも未だに使用者が多いです。
発売当時は、
「「G Pro Wireless」を超えたワイヤレスマウス」
とよく言われていたモデルでスペックだけ見れば、
- ワイヤレス対応ながらも74gと超軽量
- 耐久性と応答速度に優れた光学式マウススイッチ搭載
など、優れているものを持っています。
ただし少し癖が強いマウスにもなっていて、
- かなり低めな形状
- 光学式スイッチによるクリックボタンの感触
(通常のスイッチと比べると押し心地の鈍さを感じる) - サイドボタンの出っ張りが少ない
と言ったような特徴を持っています。
その為、人によって好みが分かれやすいマウスとも言えるかもしれません。
Razer Viper Ultimate【日本正規代理店保証品】
VAXEE OUTSET AX
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3389 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400(Red) / 800(Purple) / 1600(Blue) / 3200(Green) |
レポートレート | 125 / 500 / 1000 |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 59mm× 117.43mm× 43mm |
重量 | 76g |
VAXEEの左右非対称マウスです。
同じVAXEEの左右非対称マウスであるNP-01との大きな違いは、形状が左側が高めな一般的な左右非対称となっています。
と言うのもNP-01は左右非対称ながらも上部がフラットな形状で、傾いた持ち心地ではありません。
その為、OUTSET AXは一般的な左右非対称マウスの傾いた持ち心地になっています。
そして形状以外のスペック面はNP-01殆ど違いは無く、センサーとクリックボタンは同じで重量も76gと1g重いだけです。
詳しい形状については公式サイトのこちらのページで比較画像付きで解説されているので、そちらを参考にするのが分かりやすいです。
ロジクール G703h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 6 |
サイズ | 124mm x 68mm x 43mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 25600 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 95g |
ワイヤレス | 対応 |
2019年に発売された古いモデルで2023年の始めくらいでは全体で4位でしたが、現在は使用者数が減っています。
このマウスの強みとしては、
- 左右非対称の右手にフィットする形状
- ロジクールの最上位センサー「HERO25K」が搭載
- ワイヤレスモデルで大型ながら95グラムと軽量な重量
- 左右非対称マウスとしては珍しく後ろ側が高め
と言うのが挙げられ、重量については旧型モデルから12グラム軽量化されています。
特に形状については左右非対称マウスは後ろ側が低めに作られている事が多く、G703hにしか無い手の平へのフィット感の良さがあります。
ただし最近の軽量マウスなどと比べると重めなので、それらを使い慣れていると重量級に感じるかもしれません。
フィット感を重視する方、重めなマウスが好みな方、大きめサイズが良い方に向いています。
VAXEE ZYGEN NP-01
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3389 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400(Red) / 800(Purple) / 1600(Blue) / 3200(Green) |
レポートレート | 125 / 500 / 1000 |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 59mm× 120mm× 39mm |
重量 | 75g |
日本人のカウンターストライク元プロゲーマー「noppo」氏とVAXEEによるコラボモデルです。
左右非対称のマウスと言えば、左側が高めで傾く様な持ち心地の物が多いですが、こちらは上部がフラットな形状となっています。
左右非対称で上部がフラットと言う形状はほぼ見かけないので、この点はこのマウスの大きな魅力だと思います。
また後ろの方まで高さを維持する様な形状になっており、手のひらの支えが安定しやすくなっています。
その他スペック面に関しても75gと軽量で、全体的な作りの良さが評価されているのを良く見かけます。
詳しい形状については公式サイトのこちらのページで比較画像付きで解説されているので、そちらを参考にするのが分かりやすいです。
ロジクール G PRO X SUPERLIGHT 2
性能 | |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最長95時間 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 5個 |
解像度 | 32,000DPI |
トラッキング速度 | 500 IPS |
レポートレート | 2000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 63.5mm× 125mm× 40mm |
重量 | 60g |
全体ランキングで圧倒的に1位となっている「PRO X SUPERLIGHT」の新型モデルで、2023年10月に発売されます。
新型とは言っても形状に変更は無いので、持ち心地自体は全く同じになっています。
また軽量化がされていますが、その重量は60gと旧型の63gと殆ど違いはありません。
その為、大きな違いとして挙げられるのは、
- センサー性能の強化と設定項目の追加)
- クリックボタンが通常の機械式スイッチからLIGHTFORCE ハイブリッドスイッチへ変更
(しっかりしたクリック感のあるオプティカルスイッチ) - バッテリー持続時間の強化
となっています。
センサー性能についてはDPIとポーリングレートが強化されたのに加えて、
- LODの調整
- DPIのX軸とY軸それぞれの調整
が出来る様になっています。
そしてクリックボタンについてはオプティカルとメカニカルの良い所取りをした様なロジクール独自のハイブリッドスイッチで、
- 反応速度の速さ
- 耐久性の高さ
- メカニカルらしいしっかりしたクリック感
など違和感無く使いやすい高性能スイッチとなっています。
ただし押し心地が旧型よりもクリック感が強く固めに感じられるので、人によっては旧型の方が使いやすく感じるかもしれません。
ロジクール G403h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 6 |
サイズ | 124mm x 68mm x 43mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 16,000 DPI |
IPS | 400 IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 87g |
ワイヤレス | 未対応 |
このマウスの優れている点としては、
- 87gと軽量クラス
- 左右非対称の右手にフィットする形状
- ロジクールの最上位センサー「HERO25K」が搭載
この様になっているので、低価格ながらも優れた操作性を発揮してくれます。
ちなみに形状については「G703h」と全く同じで、
「「G703h」の有線バージョン」
と言ったモデルで、右手へのフィット感がとても良いです。
ちなみに以前は5000円前後で販売されていてコスパに優れる高性能モデルでしたが、現在は値上がりしていてコスパはあまり良くありません。
むしろ上位モデルである「G703h」の方が安い時期もあるので、基本的には「G703h」の方がおすすめです。
Zowie S2
性能 | |
---|---|
センサー | PMW3360 |
ボタン数 | 5個 |
DPI | 400DPI 800DPI 1600DPI 3200DPI |
レポートレート | 125Hz 500Hz 1000Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 64mm x 120mm x 38mm |
重量 | 82g |
LoD | 1.3mm |
Zowieの左右対称モデルで、他の左右対称モデルとの違いは以下の通りです。
特徴 | |
---|---|
FKシリーズ | ・全体的に高さが低めな平べったい形状 ・小型サイズが無く超大型サイズがある (XL、L、Mサイズ) |
ZAシリーズ | ・前側が低めで後ろが高めな形状 ・L、M、Sの3サイズ展開 |
Sシリーズ | ・後ろが高めで前側もそこそこ高めな形状 (ZAとFKの中間的な形状) ・大型サイズが無くMサイズとSサイズのみ |
この様になっているので、
- FKシリーズと比べると後ろが高めで手のひらの支えが高い位置でしやすい
- ZAシリーズと比べると高さが少し低め前後の高低差が少ない
(頂部がZAよりも平面に近い)
と言う特徴があります。
その為、つかみ持ちや被せ持ちで手の平をマウス後部で支えやすいものが良いという方に相性が良いです。
ちなみにSシリーズも新型である「S-Cシリーズ」が出ていてそちらは、
- 重量が10g近く軽量化
- ケーブルが軽くて柔らかい布製ケーブルに変更
と言う違いがあります。
Zowie FK2
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 5 |
サイズ | 124mm x 58mm x 36mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 3200 DPI |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 85g |
ワイヤレス | 未対応 |
Sシリーズ同様に左右対称のマウスで全体的に高さが低く平べったいです。
ちなみに現在「FK2」は生産がされておらず、「FK2-C」が新型となっています。
その新型の方では、
- 重量が70gへ軽量化
- より高性能な3360センサーへ変更
などアップグレードがされているのに加えて、新品で購入出来ます。
なので今購入するのであれば「FK2-C」を選ぶのが良いです。
ロジクール G903h
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 11 |
サイズ | 130.3mm x 66.5mm x 40.4mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 16,000 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 110g |
ワイヤレス | 対応 |
上で紹介したワイヤレスモデル「G703h」の上位モデルでボタンの数が増え、形状が左右対称になっています。
ボタン数が多いマウスと言えば、
- 誤操作がしやすい
- 持ち心地が悪い
と言う欠点がありがちですが、押そうと思わない限り触れない位置にボタンが付いているので、持ちやすさにも優れています。
また、どうしてもボタンが邪魔に感じる場合はボタンを取り外す事も可能です。
一つ欠点として重量が110gと最近のマウスと比べるとかなり重くなっています。
左右対称の多ボタンワイヤレスモデルが良い方、重めなマウスが好きな方に向いています。
Logicool G G-PPD-001t
Logicool G G-PPD-001t 国内正規品 2年間メーカー保証
性能 | |
---|---|
接続方式 | 有線 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 6個 |
解像度 | 25,600DPI |
トラッキング速度 | 400IPS |
レポートレート | 1000 Hz |
大きさ(幅x奥行x高さ) | 62mm x 116mm x 38mm |
重量 | 83g |
LoD | 0.8mm |
プロゲーマー向けに作られたモデルでありながら、ゲーミングマウスとしては低価格な部類に入ります。
ちなみに形状自体は上で紹介した「Logicool G G304」と同じで、指へのフィット感が良いです。
そして低価格ながらも、
- 83gの軽量設計
- ロジクールの最上位のセンサー「HERO25K」搭載
と上位機種と比べても遜色無い作りがされています。
Logicool G G-PPD-001t 国内正規品 2年間メーカー保証
Razer DeathAdder V2
上で紹介した「DeathAdder Elite」の新型モデルで、
- 重量が105g→82gへ軽量化
- センサー性能の強化
- クリックボタンがオプティカルスイッチへ変更
(応答速度、耐久性の向上)
などのアップグレードがされており、形状とサイズについては同じです。
DeathAdderシリーズは結構大きめなサイズ感となっているので、このサイズでここまで軽量化されているのはこのマウスの大きな魅力だと思います。
その為、軽いマウスが好きな方は旧型よりもこちらを選ぶ方が良いです。
Xtrfy M4
65gと軽量な左右非対称の有線マウスです。
新型である「M42」もありますがそれよりも人気が高く、この理由については、
- M42は左右対称
- M4は左右非対称
と言う形状の違いが大きいのかもしれません。
重量についてもM42の方が59gとより軽くなっているので、軽量感の違いもあります。
その為、左右非対称によるフィット感を求めるのであれば新型よりこちらがおすすめです。
また、カラーの種類が多いのも特徴的で、
の5色から選ぶ事が出来ます。
ロジクール G502 HERO
性能 | |
---|---|
ボタン数 | 11 |
サイズ | 132mm x 75mm x 40 mm |
センサー方式 | オプティカル |
DPI | 25,600 DPI |
IPS | 400IPS |
レポートレート | 1000Hz |
重量 | 121g |
ワイヤレス | 未対応 |
ボタンが全部で11個付いていて、FPS向けのマウスとしてはとても多いです。
そして多くの多ボタンマウスのデメリットとして、
- ボタンが多すぎて持ちにくい
- 無意識にボタンに触って誤操作しやすい
と言うのが挙げられます。
しかしこのマウスはボタンを押そうとしない限り触れない位置にボタンが付いており、グリップ性能が良く、左右非対称で右手へのフィット感にも優れています。
これによってFPS向けマウスとして必要な性能と操作性、それだけなく普段使いの作業用マウスとしても使いやすいモデルです。
1つFPSで使う場合の欠点に感じるのは、重量が121gと重めな点です。
この重さはFPS向けのマウスの中では重量級クラスなので、重いマウスが苦手な方は使いにくく感じるかもしれません。
ちなみにこちらをワイヤレス化と軽量化しがされた「G502WL」と言うモデルも存在します。
また現在は更に新型である「G502Xシリーズ」が発売されていますが、そちらは今のところプロゲーマーでの使用者はいないみたいです。
まとめ!
この様に同じプロゲーマーでもゲームタイトルの違いなどによって、人気なモデルが変わってきます。
そんな中「PRO X SUPERLIGHT」はどのタイトルでも多くの方に使われています。
そして左右非対称のマウスでは「Razer Deathadder V3 Pro」が圧倒的に人気ですが、価格が圧倒的に高額なので誰にでもお勧めとは言い切れないと思います。
それでこの三つが高額すぎると感じる場合は、
- G Pro Wireless
- ロジクール G703h
- Zowie S2-C
- VAXEE ZYGEN NP-01
- VAXEE OUTSET AX
などが、高額で無いながらもプロゲーマーに使われていて、現在も新品で購入しやすいのでおすすめです。
それでは読んで頂きありがとうございました!