おすすめなGTX1080Tiの選び方!メーカーとモデルの違いやSLIについて!RTXシリーズとの比較!

今回はNVIDIA製のGPU「GTX1080 Ti」を搭載したグラフィックボードの選び方について書いていきます。

グラフィックボードのGPU以外はNVIDIA以外のメーカーが設計しており、周りのパーツはGPUの働きをサポートしています。

その為、メーカーやモデルによって外見だけでなくオーバークロック性能や冷却性能など、性能面でも違いがあります。

この記事ではメーカーやモデル毎の特徴、選ぶときのポイントについても書いているので是非参考にしてみてください。




目次

RTXシリーズとの違い!

スペックの比較表!

RTX
2080 Ti
GTX
1080Ti
RTX
2080
GTX
1080
GPUアーキテクチャTuring TU102Pascal GP102Turing TU104Pascal GP104
TFLOPS13.411.310.19
CUDAコア数4,3523,5842,9442,560
RTコア680460
RTコア性能10G Ray/s08G Ray/s0
Tensorコア54403680
コアクロック1,350MHz1,480MHz1,515MHz1,607MHz
ブーストクロック1,545MHz1,582MHz1,710MHz1,733MHz
ROP88886464
VRAM容量11GB11GB8GB8GB
VRAM種類GDDR6GDDR5XGDDR6GDDR5X
メモリクロック14GHz11GHz14GHz10GHz
メモリバス帯域幅352bit352bit256bit256bit
メモリ帯域幅616GB/s484.4GB/s448GB/s320GB/s
テクスチャユニット272224184160
TDP250W250W215W180W
トランジスタ186億120億136億72億
プロセスルール12nm16nm12nm16nm
価格約15万円~20万円約8万円~12万円約9万円~12万円約6万円~8万円

単純な性能面ではRTX2080とほとんど変わらない!

9月に新しく発売されたRTXシリーズですが、それらは「リアルタイムレイトレーシング」や「DLSS」など新機能が搭載されています。

しかしそれらを抜きにして性能面だけをみれば、RTX2080に関してはGTX1080Tiと比べて劇的な性能差はありません。

例えば、GTX1080Tiでも対戦系FPSで「フルHD240FPS」や「WQHDで144FPS」を出すことが可能です。

またRTXの新技術についても、ゲームソフト側が対応していないと使う事が出来ないというデメリットもあります。

唯一の違いが出てくる点としては4Kウルトラ設定画質に設定した場合です。

RTX2080であれば数FPS、RTX2080Tiであれば10FPS以上差が出る場合があります。

しかしゲームタイトルによってはRTX2080よりもGTX1080Tiの方が高くなる場合もあるようです。

 

その為、現状ではRTXシリーズ発売によって少し値下がり傾向にあるGTX1080Tiの方がコスパの面では優れます。

RTXは新技術や若干の性能アップに数万円、または10万円の価値が見出せる方におすすめ出来ます。

RTXシリーズについては以下の記事で解説しているので詳しく知りたい方はそちらを参考にして下さい。

[blogcard url="https://freeallblog.com/2018/10/05/rtx2080/"]

SLIについて!

SLIは複数のグラボをPCに取り付けて同時に動作させる事を言います。

これによって一枚だけよりも高い性能を発揮させることが可能です。

しかしSLIには以下のような注意点があります。

同じGPU、同じビデオメモリ同士でなければならない!

SLIさせるグラフィックボードは必ず同じGPUにします。

例えばGTX1080TiをSLIさせるなら、接続するGPUは全てGTX1080Tiでなければなりません。

グラボのメーカーやクロック性能、形状などは違っても大丈夫です。

ちなみにクロック値が違う場合は低い方が適用されます。

またGTX1080Tiのビデオメモリは11GBしかないので気にする必要はありません。

マザーボードがSLIに対応している必要がある!

マザーボード自体がSLIに対応していなければSLI接続する事は出来ません。

なので必ず使っているマザーボードが対応しているか確認するようにしていきましょう。

SLIブリッジを使う必要がある!

SLI接続させるグラボ同士を繋げるためにSLIブリッジ(SLIコネクタ)を使う必要があります。

・SLIブリッジの例

取り付けるグラボの枚数分補助電源が必要!

GTX1080Tiは補助電源が必要です。

その為、取り付けるグラボそれぞれに電源から伸びる電源ピンに繋げる必要があります。

この電源ピンの数は電源のモデルごとに違いがあるので、取り付けるグラボ分の電源ピンが付いているか確認しておきましょう。

ちなみにGTX1080Tiの補助電源は、

・8pin x 1 + 6pin x 1

・8pin x 2

このどちらかになっています。

消費電力が多くなる!

搭載させるグラボの数が増えるほど、その分消費電力も大きくなり電源に負担が掛かります。

もし電源のW数が少ないと、動作が不安定になったり故障の原因にもなります。

その為、SLIにする場合は大容量の電源パーツにしておくのがおすすめです。




メーカーによっての違いについて!

値段

同じGTX1080Tiを積んだグラフィックボードでもメーカーやモデルによって価格に違いがあります。

基本的に高額な物ほど、

・冷却性能が良い

・クロック性能が良い

・サポートが充実している

・音が静か

等が挙げられます。

ただし、日本にあまり出回っていない物や販売店によって、性能に見合わない価格で販売されている場合もあるので気を付けて下さい。

大きさ

大きさに関してはファンの数に依存する事が多く、GTX1080Ti搭載グラボでは2 個〜3個付いています。

ただ、ファンの数が同じでも全てのグラフィックボードが同じサイズと言うわけではなく、数センチ程度の違いがあるので気を付けて下さい。

もしサイズが合わず取り付けられない場合は無駄な買い物となってしまうので、必ず自分のPCに取り付けられる大きさかどうか確認しておきましょう。

消費電力

消費電力に関しては基本的に性能が良い物ほど高くなります。

例えばオーバークロック性能が高いと消費電力も高くなりがちです。

ただし、オーバークロックに関しては使わなければ消費電力が上がることはないので、普通に使う分には消費電力の差はそこまで出ることはありません。

冷却性能

大きな要因はファンの数!

冷却性能を決める大きな要素はファンの数です。

ただし、ファンの数が多ければ冷却性能が良いとは言い切れません。

それ以外にもヒートシンクやヒートパイプの性質などによっても左右されてしまうので、その辺もチェックしておくと良いです。

ただし上でも書いたように、ファンの数が多ければ多いほどグラフィックボードの大きさが大きくなってしまうので、PCのサイズに合わせて選んでいきましょう。

水冷式について!

GTX1080Tiでは元から水冷式になっているモデルが存在します。

水冷式はクーラントと呼ばれる冷却水を内部で循環させるので熱の吸収効率が良いです。

その為、空気で冷却する空冷式より温度が上がりにくくなっています。

ちなみに普通の水の熱吸収率は空気の約20倍です。

そして冷却水はその普通の水より高い熱吸収率を持つので、空気の熱吸収率をさらに上回ります。

これによってファンが低回転、もしくは無回転で済むので冷却性が良いだけでなく静音性にも優れています。

静音性

静音性はファンの数が関係してきます。

基本的に数が少ないと回転数を多くして冷却しているので音が大きいです。

逆にファンの数が多い方が音も静かで冷却効率も良くなっています。

また空冷式より水冷式の方が音も小さい傾向があります。

オーバークロック性能

オーバークロック時(限界性能)のクロック数の違いは、基本的に冷却性能が良いものほど高くなっており、高額なものほど高い傾向があります。

高画質のゲームをプレイするなど、オーバークロックを頻繁に使う方の場合は気にしていきましょう。

逆にそこまでオーバークロックを使う訳でなければ、特別高い物は選ばずに低コストで購入できるモデルがおすすめ出来ます。

端子の種類と数!

HDMIやDisplayportなど、現在主流で使われている端子がない製品はありませんが、製品によってそれぞれ数が違う場合があります。

その為、マルチモニター環境にしている方は何の端子がいくつ付いているのかを確認しておくと良いです。

電源ピンの違い!

GTX1080Tiでは基本的に

・8pin x 1 + 6pin x 1

・8pin x 2

など、複数の補助電源を必要とします。

そして電源には、8pinが一つも付いていない物も存在するのでグラボを交換する際、場合によっては電源も交換する必要が出てきます。

ただし、6pinが2つ付いている電源であれば、以下の様な変換器を使ってまとめて1つの8pinにすることは可能です。

複数の補助電源を必要とする場合は基本的に、8pinが付いた電源でないと使えないので気を付けて下さい。




おすすめなメーカー一覧!

ASUS

台湾の大手メーカーでグラフィックボード以外にもマザーボードやモニターなど、様々な分野で高いシェア率と信頼性があります。

グラフィックボードに関しても同様で高品質な製品を作っており、他のメーカーと比べても高いクロック性能と冷却性能を備えた製品が揃っています。

また、ASUS独自の特徴としてクーラー部以外の取り付け作業を機械で行い、人の手では実現できない精度で製造がされていたり、パーツにはASUS独自の「Super Alloy Power II」と呼ばれるハイレベルなパーツが扱われています。

その為、安定性が高く高性能な製品が多いですが、比較的価格が高めなものが多いです。

 

TURBO-GTX1080TI-11G

ASUS Turboシリーズ NVIDIA GeForce GTX1080TI搭載ビデオカード ベースクロック1480MHz TURBO-GTX1080TI-11G

ベースクロック 1480 MHz
ブーストクロック 1582 MHz
メモリクロック 11010 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort×2 、HDMI×2
補助電源 8ピン×1, 6ピン×1
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 約267 mm×38 mm×111 mm

外排気仕様のモデルで熱くなった空気をPCの外へ排出します。

これによって空気の流れが悪い小さなPCケースでも熱を籠らせることなく使い易いです。

またグラボ二枚差し等、パーツをたくさん付けているPCにも向いています。

GTX1080TIの中でも小型なモデルなので小さなPCケースを使用している方におすすめです。

ただし、排出する空気はPC背面から排出されるので、PCを設置する場所に気を付けて下さい。

ROG-POSEIDON-GTX1080TI-P11G-GAMING

ASUS R.O.G. POSEIDONシリーズ NVIDIA GeForce GTX1080Ti搭載ビデオカード ハイブリッド水冷モデル メモリ11GB

ベースクロック 1620 MHz
ブーストクロック 1733 MHZ
メモリクロック 11100 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2 、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8ピン×2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 約298 mm×50 mm×158 mm

空冷としても使用可能ですが本格水冷としても使用できるハイブリッドモデルです。

これによってグラボを分解することなく、ただ水冷システムと繋ぐだけで本格水冷に出来ます。

また本格水冷として使用した場合、ファンが回る事が殆どなくほぼ無音で使用可能です。

注意点として、大きさが他のモデルと比べて大きめなので気を付けて下さい。

 

ASUS ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING

ASUS R.O.G. STRIXシリーズ NVIDIA GeForce GTX1080Ti搭載ビデオカード ベースクロック1569MHz STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING

ベースクロック 1594 MHz
ブーストクロック 1708 MHZ
メモリクロック 11100 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×2 、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8ピン×2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 約298 mm×52.5 mm×134 mm

オーバークロック性能が比較的高めな部類で、日本国内で簡単に低価格で購入できるGTX1080搭載ASUSグラボの中では最も高性能なモデルです。

ファンが3つ付いているので高い冷却性能と静音性にも優れています。

これによって高いオーバークロック性能を発揮しながらも安定して使い続けやすいです。

注意点として、ファンが3つ付いている事によってサイズがとても大きいので、小型のPCケースには搭載できません。

購入する前に使っているPCケースに搭載できるかどうか気を付けて下さい。

MSI

ASUSと同じ台湾の大手メーカーで、グラフィックボード以外にもマザーボードやゲーミングPCなどの販売もしています。

グラフィックボードに関しては冷却性と静音性に優れた冷却ファンシステム「TWINFROZR」が有名で、高いクロック性能も兼ね備えています。

ちなみにオリジナル基板を作る事が出来る数少ないメーカーでもあります。

こちらもASUS同様に高性能で安定感ある製品が揃っているメーカーです。

GTX 1080Ti ARMOR 11G OC

MSI GeForce GTX 1080 Ti ARMOR 11G OC グラフィックスボード VD6303

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1645 MHz
メモリクロック 11016 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2 、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8-pin x 2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 290mm x 40mm x 143mm

上位モデルである「GAMING X」の廉価版と言う位置付けのモデルで、価格が抑えめながらも高性能なグラフィックボードになっています。

特徴として、二種類のファンを組み合わせてエアフロー効果を強化する「ARMOR2X」が採用されており、高い冷却性能と静音性にも優れています。

また、50℃以下の低負荷時には自動でファンの動きを止める「Zero Frozr機能」がついているので、低負荷時では殆ど無音で使えます。

コストを抑えながらも安定した冷却性能を持つグラフィックボードを探している方におすすめです。

GTX 1080 Ti GAMING X 11G

MSI GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G グラフィックスボード VD6302

ベースクロック 1569 MHz
ブーストクロック 1683 MHz
メモリクロック 11124 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2 、HDMI×2、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 290mm x  51mm x 140mm

MSI製の上位モデルで上で紹介した「ARMOR」にはない最新のオリジナルクーラー「TWIN FROZR VI」が搭載されています。

このオリジナルクーラーは上記2つのモデルに搭載されていたトルクスファンを改良したトルクスファン2.0と、より効率的に冷却出来る様に改良されたヒートパイプを組み合わせた物です。

これによって、静音性と冷却性に優れた高性能なグラフィックボードとなっています。

またオーバークロック性能にも優れており、他メーカーのモデルと比べても高めな部類に入ります。

高性能で安定した動作をしてくれるグラフィックボードを探している方におすすめです。

GIGABYTE

ASUS、MSIと同様に台湾のメーカーで、こちらも同じようにマザーボードやPCケースなど、グラフィックボード以外のPCパーツを作っています。

特にマザーボードで有名で日本国内ではASUSに次いでシェア率2位を誇ります。

グラフィックボードに関しても高性能な製品が多く、大型ファンを採用して高い冷却性能を持つ物や、GIGABYTE独自の冷却機能「WINDFORCE 2X」が特徴的です。

GV-N108TAORUSX W-11GD

GIGABYTE ビデオカード GTX1080Ti搭載 AORUSシリーズ オールインワン水冷モデル GV-N108TAORUS X W-11GD

ベースクロック 1632 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 11448 MHz
ファンの数 1つ(水冷)
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×3、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 266.67 mm x36.41 mm x 122.6 mm

簡易水冷クーラー搭載モデルでラジエーターや冷却液など、水冷に必要な物が取り付けられています。

その為、この製品をPCに取り付けるだけで水冷を使う事が出来ます。

性能にに関しても静かで高い冷却性能を持ち、クロック性能もとても高い部類に入ります。

簡単に使える高性能な水冷モデルを探している方におすすめです。

GV-N108TAORUS X-11GD

GIGABYTE ビデオカード GEFORCE GTX 1080Ti搭載 GV-N108TGAMING OC-11GD

ベースクロック 1632 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 11448 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×3、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 293 mm x55 mm x 142 mm

GIGABYTE製品の中で上位に位置するモデルで高いオーバークロック性能を持ちます。

WINDFORCE 3Xクーリングシステム」と呼ばれる冷却システムが搭載されています。

これは

3本の純銅製コンポジットヒートパイプ

特別なフィン構造

独特なブレードファンデザイン

これらによって冷却性能を高める物です。

その他銅製バックプレートクーリングが搭載されています。

これによってより効率的に冷却できるようになっているので高い冷却効率が良いです。

更に3連ファン構造となっているので、2連ファンの物よりも冷却性能と静音性能に優れます。

ただし、その分大きめなモデルとなっているので、自分が使っているPCに取り付け出来るかどうか確認するように気をつけて下さい。

PALiT

ヨーロッパ向けに販売されており、本来であれば日本では取り扱われていないメーカーです。

しかし、それをドスパラが独自に仕入れて販売しているので、他のメーカーのグラボに比べてとても低価格で購入する事が出来ます。

それでいて、性能に関しても他メーカーと引けを取らない物を持っているので、コスパが良いです。

その為、なるべく安くグラフィックボードを購入したい場合はこのメーカーからチェックするのがおすすめです。

ちなみに、低価格で性能も申し分ないという事からとても人気があるのに加えて、日本で販売しているのがほぼドスパラしかないので売り切れになってしまう事が多いです。

Palit NEB108TS15LC-1020J (GeForce GTX1080Ti 11GB Super JetStream)

Palit NEB108TS15LC-1020J

ベースクロック 1556 MHz
ブーストクロック 1670 MHz
メモリクロック 11000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 300 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 285mm x 58mm x 133mm

オーバークロック性能が他のメーカーの上位モデル並みに高いながらもとても低価格なのでコスパに優れています。

製品名にSuper JetStream「風」シリーズと名付けられている様に、エアフロー効率が良く冷却性能が高いです。

その他にもRGBライトによってグラボ自体を光らせることが出来ますが、この製品ではグラボの温度によって光の色が変わるのでどのくらいの温度なのかを確認しやすいです。

低価格で高性能なグラフィックボードが欲しい方におすすめです。

Palit NEB108TH15LC-1020G (GeForce GTX1080Ti 11GB GameRock Premium)

Palit NEB108TH15LC-1020G

ベースクロック 1594 MHz
ブーストクロック 1708 MHz
メモリクロック 11000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 300 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 285mm x 58mm x 133mm

Palitの上位モデルで他メーカーのハイエンドモデル並みに性能ながら価格がとても安いです。

上で紹介しているSuper JetStreamにはない「TurboJET4」「アンチボルテックス」などが追加されており、冷却性能が更に強化されています。

またモード切替が可能で、

OC モード…限界性能を引き出す。

ゲーミングモード…最大パワーリミット内で最適化された速度設定。

サイレントモード…性能を抑えて静音化させる

使用状況によってこれらの3段階に切り替える事が出来ます。

勿論RGBライトも付いており、グラボの温度によって色を変化させる事も可能です。

低価格で高性能なグラフィックボードが欲しい方におすすめ出来ます。

ELSA

ドイツ生まれのメーカーで、現在はELSA JAPANとして日本のメーカーとなっています。

「最高に安定したビデオカード」

を目指して作られているので、耐久性と安定性に優れている特徴があり、ゲームセンターの機材などの業務用の機材にもELSAのグラフィックボードが使われています。

ファンの回転数を抑えながら、十分な冷却効果を生み出す独自の冷却装置によって静音性と冷却性を両立させています。

品質が良く、長期的に使い続けられるグラフィックボードを探している方におすすめです。

ELSA GeForce GTX 1080 Ti 11GB ST

ELSA GeForce GTX 1080 Ti 11GB ST グラフィックスボード VD6521 GD1080-11GERTSA

ベースクロック 1480MHz
ブーストクロック 1582MHz
メモリクロック 11000MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン、6ピン
消費電力 250W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 266mm x 39mm x 111mm

 

ELSA製の外排気仕様モデルで熱くなった空気をPCの外へ排出します。

空気の流れが悪い小さなPCケースや多数のパーツを搭載しているPCに向いています。

GTX1080TIの中でも小型なモデルなので小さなPCケースを使用している方におすすめです。

ただし、排出する空気はPC背面から排出されるので、PCを設置する場所に気を付けて下さい。

ELSA GeForce GTX 1080 Ti 11GB S.A.C

ELSA GeForce GTX 1080Ti 11GB S.A.C グラフィックスボード VD6357 GD1080-11GERTS

ベースクロック 1480MHz
ブーストクロック 1582MHz
メモリクロック 11000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン、6ピン
消費電力 250W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 266.70mm x 37mm x 111.15mm

ELSA製のスタンダードなモデルです。

ELSAオリジナルの「S.A.C ファン」が搭載されており、ヒートシンク全体で効率よく冷却するように作られており冷却性能に優れます。

これによって低負荷時だけでなく高負荷時でも静音性に優れ安定した動作が可能です。

ELSA製の安定性の高いグラフィックボードを探している方におすすめ出来ます。

ZOTAC

香港のメーカーで、PCパーツや周辺機器を作っています。

比較的に低価格な製品が多いですが、それでいて性能もしっかりしています。

その為、コストを抑えながらも高品質な製品を探している方におすすめ出来ます。

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti Mini 11GB

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Mini グラフィックスボード VD6422 ZTGTX1080Ti-11GD5MIN

ベースクロック 1506 MHz
ブーストクロック 1620 MHz
メモリクロック 11000MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 211mm x 41mm x 125mm

GTX1080Ti搭載グラボの中で他メーカーを含めても最小サイズのモデルです。

その為小さなPCケースでも問題なく付けやすいです。

また小さいながらもクロック性能が高く、ファンも付いているので静音性、冷却性能も良くなっています。

小型で高性能なモデルを探している方におすすめです。

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti Blower

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti Blower

ベースクロック 1480 MHz
ブーストクロック 1582 MHz
メモリクロック 11000 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1
補助電源 8ピン、6ピン
消費電力 250 W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 266.7mm x 35.3mm x 111.15mm

ZOTAC製の外排気仕様モデルで熱くなった空気をPCの外へ排出します。

空気の流れが悪い小さなPCケースや多数のパーツを搭載しているPCに向いています。

GTX1080TIの中でも小型なモデルなので小さなPCケースを使用している方におすすめです。

ただし、排出する空気はPC背面から排出されるので、PCを設置する場所に気を付けて下さい。

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti AMP Edition

ZOTAC GEFORCE GTX 1080 Ti AMP EDITION グラフィックスボード VD6333 ZTGTX1080Ti-11GGDDR5AMP001

ベースクロック 1569 MHz
ブーストクロック 1683 MHz
メモリクロック 11010 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン、6ピン
消費電力 270W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 300mm x 43.5mm x 148mm

ZOTAC製のグラフィックボードの中で最もスタンダードなモデルです。

クロック性能が良く、ZOTACオリジナルクーラー「IceStorm」によって冷却性能にも優れています。

またファンカバーとバックプレート部は振動を吸収しやすいカーボン素材なので耐久性も高いです。

ZOTAC製のスタンダードなモデルが欲しい方におすすめ出来ます。

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti AMP Extreme

ZOTAC GEFORCE GTX 1080 Ti AMP EXTREME グラフィックスボード VD6332 ZTGTX1080Ti-11GGDDR5AMPEX001

ベースクロック 1645 MHz
ブーストクロック 1759 MHz
メモリクロック
11200 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力
320W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 325mm x 56.6mm x 148mm

ZOTAC製のグラフィックボードの中で最上位のモデルでオーバークロック性能がとても高いです。

上で紹介している「AMP Edition」と同様にZOTACオリジナルクーラー「IceStorm」を搭載している他、こちらは3連ファンになっているので高い冷却性と静音性を発揮してくれます。

ただし、その分取り付けスペースを多く取る必要があるので自分のPCケースに収まるかどうかを確認しておきましょう。

また最大消費電力が他モデルと比べて高めなので気を付けて下さい。

ZOTAC GeForce® GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition グラフィックスボード VD6368 ZTGTX1080Ti-11GGDDR5AMPCORE

ベースクロック 1607 MHz
ブーストクロック 1721 MHz
メモリクロック 11200 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×3 、HDMI×1、DVI-D×1
補助電源 8ピン x 2
消費電力 320W
外形寸法(奥行き×高さ×幅) 325mm x 56.6mm x 148mm

上で紹介した最上位モデル「AMP Extreme」の下位モデルですが冷却機能など基本的な機能面は同じです。

ただし若干クロック性能が低くなっており、価格も低価格になっています。

最上位モデルと同じ機能を持った下位モデルが欲しい方におすすめです。

まとめ!

・補助電源や大きさなど、自分が使っているPCに取り付けられるかどうかを確認する!

・メーカーが同じでもモデルによって性能や仕様に大きな違いがある場合がある!

・とにかくコストを抑えたいのであれば「Palit」からチェックするのがおすすめ!

・オーバークロック性能はオーバークロックしないのであれば気にする必要はない!

 

この様に、同じGTX1080のグラフィックボードでも性能には違いがあるので自分に合ったものを選んでいくのがおすすめです。

とは言っても、オーバークロックなどをせず普通に使う分であれば体感できるほど大きな差はありません。

なので、自分の使用用途に対してオーバースペックになりすぎないモデルを選んで、なるべくコストを抑えるようにするのがおすすめ出来ます。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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