おすすめのHDMIケーブルの紹介と選び方!ハイスピードのバージョンの違いや端子の種類について!

今回はおすすめのHDMIケーブルを紹介するのと同時に、HDMIケーブルの選び方や違いについて書いていきます。

HDMIに詳しくない方からすると、どれを選んでも違いは殆ど無い様に思われるかもしれませんが、実はHDMIには作られた年代によってバージョンの違いがあります。

このバージョンの違いによって、対応している機能や性能に差が出てくるため、高性能な機材を使う人ほど、どのHDMIケーブルを選ぶかが重要になってきます。

他にも接続端子の違いや価格の違いなど、様々な違いがあるので良ければ参考にして下さい!




接続端子の違い

HDMIケーブルの接続端子にはA、B、C、D、Eの5つの種類が存在します。

繋げる機材同士にあった接続端子を選ばないと、繋ぐことが出来ないので気をつけて下さい。

しかし、一般的なHDMIケーブルとして使われているのはタイプA、C、Dの3つとなります。

タイプBは現在ではほとんど使われていなく、一般的な機材で使う事もないので特に気にする必要はありません。

また、タイプEに関しては自動車にディスプレイなどを取り付ける際に使われる為、家で使う機材に使う事はありません。

ここではタイプA、C、Dそれぞれの特徴について書いていきます。

タイプA

最も標準的なコネクタで多くの機器が対応しています。

これを用意しておけば大抵の機器に接続する事が可能です。

タイプC

上の画像のようにタイプAの物と比べるとわかりやすいですが、タイプCはHDMIミニと呼ばれる端子で少し小さくなっています。

機材によってはタイプAでなくタイプC対応の場合もある為、その時はこちらを用意しましょう。

ちなみにですが、私が使用しているデスクトップパソコンのHDMI端子はタイプC対応の物なので、PCでも使われている端子のようです。

タイプD

こちらもタイプAとの比較画像を載せていますが、見ての通りタイプCよりも更に小さくなっており、HDMIマイクロと呼ばれています。

こちらは主にタブレットやスマホなどを繋ぐのに利用される端子となっています。

変換器も存在する!

HDMIはそれぞれの機器に対応したものを使わなければなりませんが、コネクタ部分の変換器を用意することで、元から持っていたHDMIケーブルをそのまま使用する事が可能です。

もし新しくHDMIケーブルを購入するのが嫌であれば、変換器を購入するのがおすすめです。

スタンダードとハイスピードの違い

HDMIにはスタンダードとハイスピード、プレミアムハイスピードの3種類が存在しています。
それぞれの特徴は以下のようになっています。

 解像度 伝達速度
プレミアムハイスピード 720p(1280×720)
1080p(1920×1080)
1440p(2560×1440)
4K(3840×2160または、4096×2160)
18Gbps
 ハイスピード 720p(1280×720)
1080p(1920×1080)
1440p(2560×1440)
4K(3840×2160または、4096×2160)
10.2Gbps
スタンダード 720p(1280×720)
1080i(1920×1080)
4.95Gbps

このようになっている為、HDMIケーブルを選ぶ際は最低でもハイスピードの物を選ぶのが良いです。

とは言っても、現在新品で販売されている物はプレミアムハイスピードとハイスピードの物しか存在しません。

その為、新品でHDMIケーブルを購入する場合はハイスピードとスタンダードを意識する必要はありませんが、中古品を購入する場合はスタンダードを選ばない様に気をつけて下さい。

ちなみに、新品の物でもスタンダードと名前の付いたケーブルがありますが、ハイスピードに対応したスタンダードモデルと言う意味なので問題ありません。

ハイスピードの規格について!

プレミアムハイスピードとハイスピードには3つのバージョンに分かれています。

バージョン 機能 バージョン
1.3(ハイスピード) 高解像度 10.2Gbps
1.4(ハイスピード) 3D対応 10.2Gbps
2.0(プレミアムハイスピード) 4K対応 18Gbps

 

こちらを見ると、3D映像にしたいのであれば1.4以上を、4K映像を出力したいのであれば2.0を選ばなければならないと思われますが、実際にはそうとも言い切れません。

実はバージョン1.3以降のHDMIケーブルはどれも構造的に大した違いはありません。

このバージョン表記が表しているのは、

実際にメーカー側が3D映像や4K映像の出力が出来るかを試験して動作の保証がされている

と言う事を表しています。

 

その為、バージョン1.3でも3D映像を出力したり、バージョン2.0を使っていなくても4K映像を出力する事が出来てしまう事もあります。

この様に実質的な違いが殆ど無い為、現在新品で販売されているHDMIにはバージョン表記を敢えてしていない製品もあります。

ただし1.3など、何年も前から使用しているHDMIをそのまま最近の機材に使うと上手く動作しない可能性が高いです。

 

もし、実際に使ってみて不具合が出るようであれば、新品で売られているHDMIケーブルに買い換えるのをおすすめします。

ちなみにですが、プレミアムハイスピードではなく、ハイスピードと銘打っている製品でもバージョン2.0に対応している物も存在します。

プレミアムハイスピードと銘打っているものは価格が高めな傾向がある為、コストを抑えてバージョン2.0を選びたいのであれば、上のようにバージョン2.0に対応したハイスピードの物を選ぶのがおすすめです。

しかし、値段の高いHDMIケーブルは伝達速度をより安定しやすくして、限界性能が高くされています。

とにかく高画質、高音質を求める方はモニターなどの機材だけでなく、HDMIケーブルにもこだわるのがおすすめです。




ケーブル部の長さの違い!

ケーブルの長さは繋ぐ機器同士の配置を考えて、丁度良い長さにするのがベストです。

これが短すぎると機器同士を繋ぐことが出来ませんし、逆に長すぎるとコード部分が余ってしまい邪魔になってしまいます。

また、殆ど気にする必要はありませんが、長さがあればあるほど伝達信号の劣化やノイズ、断線の危険性が上がってしまいます。

10m以上などの長さがある物を使う場合はこの点に気をつけて下さい。

イーサネットとは?

現在販売されているHDMIケーブルの多くはイーサネットに対応しています。

このイーサネットは音声、映像データの他にネットワークデータの送受信も行う事が出来る機能です。

「HDMIでネットワークデータを送受信してどうするの?」

と思う方もいるかと思いますが、これを利用することで使う配線を少なくすることが出来ます。

 

例えば、インターネット接続機能があるテレビにLANケーブルを指し、インターネット接続機能があるBDレコーダーなどをHDMIで繫ぐとします。

この場合、本来であればインターネット接続されている機材はLANケーブルが繋がっているテレビのみですが、BDレコーダーとテレビを繫ぐHDMIがイーサネット対応であれば、HDMIを経由してBDレコーダーにもネットワークデータが送られるようになります。

その為、テレビだけにLANケーブルを繋げば周りの機材全てがネットワーク接続出来るので、とても便利です。

 

ただし1つだけ注意点があり、繫ぐ機材もイーサネットに対応しているものでなければイーサネットをする事が出来ません。

もしイーサネットを使うのであれば、イーサネット対応の機材を揃える必要があるので気をつけて下さい。

ARCについて!

こちらはテレビの音声をHDMI1本だけで送る事が可能になる機能で、AVアンプを繫ぐ時に活用出来ます。

本来であればテレビとAVアンプを繫ぐ場合、HDMI端子と光デジタルケーブルを繫ぐ必要がありますが、この機能を使うことによってHDMI1本だけで繋いだ機器を使えます。

ただし、こちらもイーサネット同様にテレビとテレビに繫ぐ機材それぞれがARC機能に対応していなければこの機能を使うことが出来ないので気をつけて下さい。

DEEP COLORについて

こちらは転送可能な色数を増やし、映像をより鮮やかにする機能で、HDMI1.3から導入されています。

その為、現在市販されているHDMIの全てが対応しているので、カタログ表などで見かけても特に気にする必要はありません。




おすすめのタイプAケーブル!

Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル CL3規格

Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル CL3規格 - 3.0m (タイプAオス - タイプAオス/イーサネット/3D/4K/オーディオリターン/PS3/PS4/Xbox360対応)

バージョン Ver 2.0
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1.8m 3.0m 4.6m 7.5m

Amazon製のHDMIケーブルで高い信頼性があり、とても人気があります。

ケーブル部はCL3規格ケーブルと呼ばれるプラスチック製の外被を備えた作りとなっています。

これによって高い耐久度を持ち、壁の埋め込み設置にも適しています。

スペックに関しては、ハイスピードとなっていますがバージョン2.0に対応しています。

そのためHECやARC、4K60p出力する事も可能です。

価格も低価格でコスパが良く、無難に安定して使い易いHDMIケーブルを探している方におすすめです。

HORIC ハイスピードHDMIケーブル

HORIC ハイスピードHDMIケーブル 1.5m ゴールド 4K/60p HDR 3D HEC ARC リンク機能 HDM15-891GD

バージョン 記載なし
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1.0m 1.5m 2.0m 3.0m 5.0m 10m 15m

HDMI端子として十分な性能があるのに加えて、全部で5色のラインナップが用意されています。

これによって、それぞれのHDMIケーブル色分けする事が可能で整理がしやすいです。

バージョンの記載が特にされていませんが、4K60pに対応しており十分な性能を持っています。

Hanwha ハイスピード HDMIケーブル

Hanwha ハイスピード HDMIケーブル

バージョン Ver 1.4
主な機能 4K、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1.0m 2.0m 3.0m 5.0m 10m

HDMIケーブルの殆どは3層シールド構造になっていますがこちらは4層シールドとなっていて、通常よりも対ノイズ性に優れています。

また、値段がとても安く、それでいてHDMIケーブルとしての性能を十分に持っています。

なるべく価格を抑えて、コスパの良い物を探している方におすすめです。

エレコム ハイスピードHDMIケーブル PremiumHDMI

エレコム ハイスピードHDMIケーブル 1.0m PremiumHDMI イーサネット/4K Ultra HD/3D/オーディオリターン 【PS3/PS4/Xbox360/Nintendo Switch/ニンテンドークラシックミニ対応】 金属シェルコネクタ ブラック DH-HDPS14E10BK

バージョン Ver 2.0
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1m 1.5m 2m 3m 5m

プレミアムHDMIと名前が付いているモデルで上で紹介している物と比べると少し高めですが、4K60p出力や伝達速度の安定性などが保証されています。

高画質かつ高リフレッシュレートで出力をしたい方におすすめです。

パナソニック ハイスピードHDMIケーブル 4Kプレミアムハイグレード

パナソニック ハイスピードHDMIケーブル 4Kプレミアムハイグレード 1.5m ブラック RP-CHKX15-K

バージョン Ver 2.0
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1m 1.5m 2m 3m 5m

HDMIケーブルとしてはとても高額ですが、その値段に見合うだけの性能を持っています。

出力を伝達する信号線はダブルバインド構造と呼ばれる作りになっており、より安定した高速伝送を可能にしています。

また、ソリッド銅線とダブルドレインアースによってノイズを防ぎながら高品質な音質を伝えます。

これらの作りにより、他の価格帯のHDMIケーブルより高画質、高音質化が見込めるため、高性能な機材を繫ぐのに最適なケーブルとなっています。

SONY プレミアムHDMIケーブル

ソニー SONY プレミアムHDMIケーブル 1.0m 4K 60P/4K HDR/Ultra HD対応 DLC-HX10XF

バージョン Ver 2.0
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1m 1.5m 2m

SONY製の高品質なプレミアムハイスピードHDMIケーブルです。

その為、こちらもパナソニック製同様に高額となっていますが、音質画質の劣化やノイズを防ぐ様に作られており、他の価格帯のHDMIケーブルより高画質、高音質化が見込めます。

SONY製の高性能なHDMIケーブルを探している方におすすめです。

 おすすめのタイプCケーブル!

Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル

Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル (タイプAオス- ミニタイプCオス)

バージョン Ver 2.0
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 0.9m 1.8m 3m

タイプAで紹介しているamazon製のシールドと基本的な構造は同じで、端子の形がタイプCになっている物です。

ただし、こちらはCL3規格ではありません。

Amazon製のタイプCを探している方におすすめです。

HORIC ハイスピードHDMIミニケーブル

HORIC ハイスピードHDMIミニケーブル 2.0m タイプAオス-タイプCオス ゴールド HDM20-021MNG

バージョン 記載なし
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1.0m 2.0m 3.0m

タイプAで紹介しているHORIC製の端子がタイプCになっている物で、それ以外に違いはありません。

HORIC製のタイプCを探している方におすすめです。

おすすめのタイプDケーブル!

MacLab. Micro HDMI to HDMI ( タイプD to タイプA )

MacLab. Micro HDMI to HDMI ( タイプD to タイプA ) 変換 ケーブル 3.0m ブラック オス 4k ver 1.4 【 相性保証 付】【スマートフォンには対応していません】 GoPro テレビ TV デジカメ ビデオ アクション カメラ

バージョン Ver 1.4
主な機能 4K、3D、HEC、ARC
選べる長さ 3.0m

タイプCのHDMIケーブルで、バージョン1.4の製品です。

MicroHDMIに対応したタブレットやカメラなどをモニターに繫ぐ事が可能で、最高4K画質で出力出来ます。

値段がとても安い為、少しでもコストを抑えたい方におすすめです。

HORIC HDMIマイクロケーブル

HORIC HDMIマイクロケーブル 2.0m タイプAオス-タイプDオス シルバー HDM20-040MCS

バージョン 記載なし
主な機能 4K60p、3D、HEC、ARC
選べる長さ 1.0m 1.5m 2.0m 3.0m 5.0m 10m 15m

タイプA、タイプCで紹介しているHORIC製の物と基本的な構造は同じで、端子がタイプDになっている物です。

HORIC製のタイプDを探している方におすすめです。

それでは読んで頂きありがとうございました!

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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