LG UltraGear evo AI 45GX950B-B 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

LG UltraGear evo AI 45GX950B-B」は、44.5インチの5K2K有機ELパネルを採用した、大型ウルトラワイドモニターで、

  • 44.5インチ/5K2K/165Hz
  • 44.5インチ/WFHD/330Hz
  • 37インチ/4K/165Hz
  • 37インチ/フルHD/330Hz
  • 34インチ/WFHD/330Hz
  • 24.5インチ/フルHD/330Hz

これらのモードを切り替えられるので、高解像度+大型モニターによる見やすさと綺麗さ、そして高Hzを重視するFPSの両方に対応しやすくなっています。

更にUSB-Cの最大90W給電やPBP・PIPにも対応しており接続性にも優れています。

今回は「45GX950B-B」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。

基本スペック

項目内容
サイズ44.5インチ
形状曲面(800R)
パネルOLED / アンチグレア
解像度・Hz5K2K / 165Hz
WFHD / 330Hz
応答速度0.03ms(GtG・標準値)
色域DCI-P3 98.5%(標準値)
輝度標準 275cd/m²
ピーク 1300cd/m²
(APL 1.5%・標準値)
コントラスト比1,500,000:1
HDRVESA DisplayHDR True Black 400
対応端子HDMI 2.1×2
DisplayPort 2.1×1(UHBR13.5)
USB-C×1(映像・データ・最大90W給電)
USB-A 3.0×2
4極3.5mm端子×1
スピーカー7W+7W
スタンド調整チルト -10°〜+15°
スイベル 左10°〜右10°
高さ調整 120mm
VRRVESA Adaptive-Sync
AMD FreeSync Premium Pro
NVIDIA G-SYNC Compatible
保証(日本国内)2年間




メリット

44.5インチの5K2Kウルトラワイドで表示領域を広く綺麗に使える

45GX950B-B」は44.5インチ/5K2Kに対応しており、縦方向に4Kと同じ2160ピクセルを確保しながら、横方向には5120ピクセルの広い表示領域を備えています。

このUWQHDより高い解像度によって44.5インチと大画面ながら画素密度が125PPIと高く維持されています。

ちなみにこのPPIは、

  • 27インチ/WQHDが109ppi
  • 32インチ/4Kが138ppi

となっているので丁度中間辺りの数値となっています。

 

この大画面と高解像度の組み合わせによって大画面に多くの情報を表示できるので、作業用途では動画編集ソフトのタイムラインを長く表示したり、複数の資料やブラウザを横に並べたりしやすく、ウィンドウを頻繁に切り替える手間を減らせます。

勿論、5K2Kに対応しているゲームタイトルであれば、ウルトラワイドならではの没入感を高画質で楽しむ事も可能です。

5K2K・165Hzと2560×1080・330Hzを用途に合わせて切り替えられる

45GX950B-B」はデュアルモードとサイズエミュレート機能に対応しており、

  • 44.5インチ/5K2K/165Hz
  • 44.5インチ/WFHD/330Hz
  • 37インチ/4K/165Hz
  • 37インチ/フルHD/330Hz
  • 34インチ/WFHD/330Hz
  • 24.5インチ/フルHD/330Hz

これらのモードを切り替えて使う事が出来ます。

なので、

  • 画質重視で楽しみたい時や高解像度による作業の快適さを重視したい場合は5K2K@165Hzモード
  • 24.5インチの小さめな画面サイズとフレームレートを最優先にしたいFPS系ゲームでは24.5インチ(フルHD/330Hz)
  • ウルトラワイド非対応なゲームやゲーム機でプレイする場合は16:9モード

と言った様に幅広い用途で快適に使いやすくなっています。

曲率800Rによる視認性の良さ




44.5インチと言うサイズは非常に大きいので、視界に画面が収まりきらず視線移動が多くなりがちと言った事が起きやすいです。

そこで「45GX950B-B」は800Rと言うかなり強いカーブの曲面なので、

  • 画面中央と画面端までの視距離を一定に近づけてくれる
  • 視界を包み込む様な見え方で画面全体が見やすく、視線移動の距離が少なくなる
  • 画面全体が見やすくなる事でゲームなどの映像の没入感が増す

と言った様に、大画面による欠点をカバーしてくれるので、大画面による魅力を引き出してくれます。

 

ちなみにこの曲率は数字が小さいほどカーブが急になるもので、800Rは2026年7月時点では最も強いカーブの数値です。

そして実際に自分は800Rの39インチウルトラワイドモニターを現在使用していますが、1500R以上のモニターと比べても圧倒的に端から端までが見やすく、一度慣れてしまうと平面のウルトラワイドモニターの見にくさが気になるレベルで違います。

なので44.5インチと800Rの強いカーブはかなり相性が良い組み合わせとなっています。

有機ELの高速応答と高いコントラストで動きの速いゲームを楽しみやすい

45GX950B-B」は有機ELパネルを採用しており、完全な黒と色交じりの無い綺麗な発色による高画質を発揮してくれます。

と言うのも液晶ではバックライトの構造上、

  • 黒を表示しているときでも光が完全に遮断されない
    (完全な黒が表現できない)
  • バックライトで照らして映像を映すので隣のピクセル同士の色が混ざりやすい

と言う様になっています。

 

一方で有機ELはピクセル自体が発光するので、黒い部分のピクセルを完全に消灯でき、隣のピクセル同士で色が混ざる事も無く液晶とは次元の異なる深い黒、発色を表現できます。

加えて「45GX950B-B」の有機ELは光を効率的に出力できる「マイクロレンズアレイ」と言う設計を採用しており、従来の有機ELよりも明るい輝度を発揮できるようにもなっています。

DisplayPort 2.1、HDMI2.1×2、USB-C 90W給電で複数の機器で兼用しやすい

映像入力はDisplayPort 2.1が1系統、HDMI 2.1が2系統、USB-Cが1系統用意されており、デスクトップPC、ゲーム機、ノートPCを接続しやすい構成です。

そしてUSB-Cは映像入力とデータ転送に加えて最大90W給電にも対応しているため、対応ノートPCなら映像出力と充電をケーブル1本にまとめられます。

 

更にUSB-A 3.0のダウンストリーム端子も2系統備えており、USB-C接続時にはキーボードやマウスなどをモニター側につなぐUSBハブとして利用できます。

また、2つの入力映像を同時に表示するPBPと、子画面を重ねて表示するPIPにも対応しているため、デスクトップPCとノートPCの画面を同時に確認する用途にも便利です。

7W+7Wスピーカー搭載




モニター内蔵のスピーカーと言えば2W+2Wなど、出力が弱く音が軽く聞こえがちですが、「」は7W+7Wの出力が高めなステレオスピーカーを内蔵しています。

なのでシングルプレイゲームや動画鑑賞などカジュアルな使用であれば、外部スピーカーなしでも十分に満足できるサウンドを楽しめると思います。

スタンド調整がピボット以外に対応

ウルトラワイドモニターなので縦向きにするピボットには対応していませんが、高さ、左右、チルトには対応しています。

これによって、

  • 目線の高さにしっかり合わせる
  • 左右の向きを変える事が多い

と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。

なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。

AI機能対応で自動で快適な設定で使いやすい

45GX950B-B」には、

  • AI Upscaling … 低解像度のコンテンツを5K2KにAI補正して綺麗に表示する
  • AI Scene Optimization…表示している内容に合わせて画面設定を自動で調整する
  • AI Sound…音声、効果音、BGMを分離してスピーカーやヘッドホンに合わせた音に調整する

これら三つのAI機能が搭載されています。

なので設定に詳しくない方でも手軽に使いやすい設定で使いやすくなっています。

デメリット・注意点

幅約1m・14kgの大型筐体なので設置環境を選びやすい




スタンド装着時の横幅は992mm、奥行きは342mm、重量は14kgあり、一般的なモニターよりも広い設置スペースと十分な耐荷重が必要です。

また、画面との距離を確保しにくい浅型デスクでは、44.5インチの大画面や800Rの湾曲が近く感じる可能性もあります。

800Rの強い湾曲は好みが分かれる

曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。

たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。

また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。

なので曲面はウルトラワイドの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うかは意識しておくと安心です。

ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる

ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、21:9のモニターで表示する場合は、

  • 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
  • 左右に黒帯で16:9で表示

と言う事になります。

なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。

おすすめしやすい人、おすすめしにくい人

おすすめしやすい人




  • 44.5インチ/5K2K/165Hzの高精細表示と24インチ/330HzのFPS向け表示を1台で使い分けたい人
  • 44.5インチ/800Rによる画面全体の見やすさとゲームへの没入感を重視したい人
  • 動画編集のタイムラインや複数の資料を横に並べ、ウルトラワイドの作業領域を活用したい人
  • デスクトップPCとUSB-C対応ノートPCを接続し、最大90W給電やUSBハブ、PBP・PIPを利用したい人
  • 44.5インチと言う大型モニターの設置環境が問題無い方

おすすめしにくい人

  • 小型または奥行きの浅いデスクを使用しており、大型モニターとの十分な距離を確保できない人
  • 平面パネルを好み、CADや図面などで直線の見え方を重視する人
  • このモニターのスペックを発揮できる高性能PCを使っていない人

まとめ




この様に「45GX950B-B」は、44.5インチの5K2K有機ELと800R曲面、更にサイズエミュレートと330Hzを組み合わせた、作業性、画質重視~FPS用途まで幅広く使える大型ウルトラワイドモニターです。

更にUSB-C 90W給電、PBP・PIP、内蔵スピーカーも備えているので、特にノートPCでも兼用したいと考えている人と相性が良いです。

一方で大型サイズ故の設置場所の用意、800Rと使用用途の相性問題、ウルトラワイドならではの注意点もあるので、その点には気を付けて下さい。

ハイエンドPCを持っていて、44.5インチの広い作業領域、そしてFPS向けな性能も欲しい方におすすめです。

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