
KTCの「H24S17」は、23.6インチ/1500R曲面/による没入感と、フルHD/180Hzの映像の滑らかさを重視した低価格ゲーミングモニターです。
なのでFPSプレイヤーなど「動きの速さ」を重視する人や、曲面の見やすさを求める人にとって、価格を抑えつつ揃えられるのが魅力になります。
今回は「H24S17」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 23.6インチ |
| 形状 | 曲面 1500R |
| パネル | VA |
| 解像度&Hz | フルHD/180Hz |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) |
| 色域 | sRGBカバー率 約110% |
| 輝度 | 250cd/㎡ |
| コントラスト比 | 3000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.0×2 DP 1.4×1 イヤホン端子 |
| スピーカー | 非搭載 |
| スタンド調整 | チルト対応(-5°〜15°) |
| VRR | Adaptive-Sync |
| 保証 | 3年間 |
良い点
23.6インチのフルHDで画素密度が維持されている
23.6インチ/フルHDの画素密度は約93ppiとなっており、27インチ/フルHDの約81ppiと比べてドットの粗さが目立ちにくいです。
また、このサイズならスケーリング設定100%のままでも文字が十分読みやすく、表示倍率を上げて情報量が減ってしまう心配もありません。
更にサイズが小さい事によって画面端までの視線移動が少ないと言うメリットもあります。
これによって特にFPSではキルログやマップ、スキルの状況などを確認しつつ中央の敵にも集中しやすくなるので、FPSに小さめなモニターは相性が良いです。
PC負荷の軽いフルHDで180Hzに対応
フルHDは4KやWQHDなどの高解像度に比べてPCへの負荷が少なく、高フレームレートが出しやすいです。
そして「H24S17」は180Hzに対応しているため、その高リフレッシュレートをそこそこのPCスペックでも活かしやすく、滑らかな映像でゲームプレイが出来ます。
この高HzはFPS系のゲームをプレイする場合にメリットを体感しやすく、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
など有利な環境でプレイが出来ます。
なので高解像度による画質の綺麗さよりも高Hz高fpsによる滑らかさを重視したいFPSプレイヤーと相性が良いです。
1500Rの曲面で没入感と視認性に優れる
「H24S17」は画面がゆるやかに内側へ湾曲する曲面になっています。
これによって視界を包み込むような形になるため、同じサイズの平面モニターよりも画面の端が視界に入りやすく、自然に中央へ集中しやすいのが魅力です。
なのでゲームや映像では画面全体の見やすさによって没入感が増し、PC作業時でも平面より画面端まで少ない視線移動で済むので、作業に集中しやすくなります。
VAならではの高コントラスト比
VAパネルは黒の表現力に優れているのが特徴でコントラスト比が高めです。
なのでIPSパネルなどのコントラスト比1000:1と比べると、暗部の黒浮きが起きにくく映像にメリハリが出ます。
これによって夜景、宇宙、ダンジョンなどの暗いシーンや、映画/ドラマでの黒の締まりを重視する人に向いています。
低価格帯モデルながらも3年保証
「H24S17」はスペックに対して低価格になっていますが、3年保証と手厚い保証が用意されています。
低価格帯モデルだと保証が1年間のものも多いので、この安心感は「H24S17」の魅力の一つだと思います。
人によっては気になる点
スピーカー非搭載
スピーカーが搭載されていないので、音を出すには別で外部スピーカーやヘッドホンを用意する必要があります。
とは言ってもモニターのスピーカーは基本的に音質が悪く、内蔵されていても別で用意する方が多いので、そこまで大きな欠点には感じないと思います。
スタンド調整がチルトのみ
スタンド調整はチルトにしか対応していないので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。
曲面モニターは好みが分かれる
曲率1500Rの曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。
たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。
また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。
HDR対応としては輝度が低め
HDRに対応していますが輝度が250 cd/㎡と、HDRにしては低めになっていて、HDR400などの認証もありません。
一般的にHDRは輝度600cd/㎡以上で効果を実感しやすいと言われているので、「H24S17」のHDRは控えめと思っておいた方が良いです。
もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめ出来ます。
こんな人におすすめ!
- 低コストで曲面の180Hzモニターが欲しい方
- WQHD以上の高解像度が必要無い方
- 低価格モデルでも3年間保証が欲しい方
この様に「H24S17」は23.6インチのコンパクトなサイズにフルHD/180Hz/曲面を組み合わせた、高速性能と視認性、没入感に優れた低価格ゲーミングモニターです。
なのでコストを抑えつつ曲面と180Hzの高リフレッシュレートが欲しい方に向いています。
一方でスピーカー非搭載、スタンド調整がチルトのみなど機能面で削られている部分があり、曲面は好みによって合わない可能性があるので気を付けて下さい。
「曲面で没入しながら、フルHD高Hzで快適に遊びたい」
という人にはかなりおすすめできる一台です。










