
IODATA GigaCrystaの「EX-GD243UDB」は、23.8インチ/フルHD/240Hzに対応したゲーミングモニターです。
HDMI×2とDisplayPort×1の3系統すべてで最大240Hzを利用でき、PCだけでなく複数のゲーム機も接続しやすくなっています。
また、Clear AIMやナイトクリアビジョン2、リモコン、2W+2Wスピーカーなど機能面も充実しており、特にFPSやTPSをフルHD・高リフレッシュレートで楽しみたい人と相性が良いモデルです。
今回は「EX-GD243UDB」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 23.8インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPS(ADS) / 非光沢 |
| 解像度/Hz | フルHD / 240Hz |
| 応答速度 | 0.2ms(GTG、240Hz / オーバードライブ レベル3 / Clear AIM レベル3設定時) |
| 色域 | 非公開 |
| 輝度 | 350cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 USB-A×1(メンテナンス用) 3.5mmステレオミニジャック×1 |
| スピーカー | 2W+2Wステレオ |
| スタンド調整 | チルト -5°〜+20° |
| VRR | NVIDIA G-SYNC Compatible(DisplayPort) VESA AdaptiveSync(DisplayPort) HDMI 2.1 VRR(HDMI、48〜240Hz) |
| 保証(日本国内) | 3年間(パネル・バックライト含む) 無輝点保証 購入後1か月 |
メリット
23.8インチでFPS向けの定番サイズ
23.8インチは画面全体が視界に収まりやすいので、画面中央に集中しつつ画面端の情報の確認もしやすいです。
これによって特にFPS系のゲームでは、
- HP
- スキルの状況
- キルログ
- マップ
などの画面端の情報が確認しやすくなるので、見逃しの防止や目の疲れの軽減に繋がりやすくなります。
PC負荷の軽いフルHDで240Hzに対応
現代のゲーミングモニターは高解像度モデルが増えていますが、それでも競技性の高いゲームにおいて「フルHD」は今でも相性の良いスペックと言えます。
と言うのも4Kなどの高解像度は映像こそ綺麗ですが、その分PCへの負荷が増し、肝心のフレームレートが落ちてしまいます。
そこでフルHDならミドルクラスのゲーミングPCでも240fpsも出しやすく、このモニターの240Hzと言うスペックを活かしやすいです。
そしてこの高HzはFPS系のゲームをプレイする場合にメリットを体感しやすく、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
など有利な環境でプレイが出来ます。
なので高解像度による画質の綺麗さよりも高Hz高fpsによる滑らかさを重視したいFPSプレイヤーと相性が良いです。
IPS系パネルながらも応答速度が最速0.2ms(GTG)
ADSはIPS系パネルとなっていて特徴はIPSパネルと同じく、
- 発色の良さ
- 広視野角
を持ち合わせているパネルです。
そしてIPSと言えば応答速度が速くないと言う欠点が挙げられがちですが、「EX-GD243UDB」は応答速度0.2ms(GTG)と液晶パネルとしては最速クラスになっています。
そして応答速度の表記にはいくつか種類がありますが、GtG(Gray-to-Gray)は、色の切り替え速度を厳格に測定した数値です。
これは、
「実用レベルで速い」
と言うことの証明なのでFPS系など少しでも低遅延が求められるゲームと相性が良いです。
なので「EX-GD243UDB」はIPSパネルによる発色の良さと広視野角、そして高速性能も持ち合わせているので競技性の高いゲームからそれ以外の用途まで幅広く使いやすいです。
Clear AIMや暗部調整などゲーム向け機能を利用できる
「EX-GD243UDB」には、バックライトをリフレッシュレートに合わせて点灯・消灯させ、残像感を低減するClear AIMが搭載されています。
なのでFPSなどの高速で映像が動くゲームと相性が良く、240Hzの滑らかさも合わさって見やすい画面でプレイがしやすいです。
さらに、5段階で調整に対応している、暗い部分だけを明るくする「ナイトクリアビジョン2」も搭載しており、暗いシーンの見え方を好みに合わせて調整出来ます。
その他にも超解像技術やエンハンストカラー、エンハンストコントラストも用意されており、映像の見え方を調整する機能が複数搭載されているので、自分が見やすい画面設定にしやすいです。
HDMI×2とDisplayPort×1のすべてで240Hzに対応+HDMI VRR対応
映像入力はHDMI×2とDisplayPort×1の合計3系統を備えており、この3入力すべてが最大240Hzに対応しています。
なのでDisplayPort接続時だけ240Hzを利用できる構成ではないため、複数のPCを接続する場合でも全ての機器で性能を制限されずに使い分けられます。
更にHDMIはフルHDモニターとしては珍しくHDMI 2.1 VRRに対応しています。
これによってPS5やXbox Series Xなど、HDMI VRRに対応する家庭用ゲーム機でVRRを使いたい人にも向いています。
リモコン付属でPCとゲーム機を切り替えて使いやすい
「EX-GD243UDB」はゲーミングモニターとしては珍しくリモコンが付属されています。
そのこのリモコンでは入力切替や音量だけでなく、Clear AIM、Adaptive Sync、HDR、ナイトクリアビジョン2、オーバードライブなど、機能の設定も操作できます。
なので本体の操作ボタンを使わずに入力や画面設定を切り替えられるので、頻繁にモニターの設定を変更したい人と相性が良いです。
2W + 2Wスピーカー内蔵
モニターでは省略されがちなスピーカーですが、「EX-GD243UDB」は2W + 2Wのスピーカーを内蔵しています。
なので、とりあえずの音は出せるので動画視聴や作業用BGMなど、音質を求めない使い方であれば十分に感じられると思います。
それであれば別途外部スピーカーを用意する必要が無く、デスク上をシンプルに保てます。
とは言え2W + 2Wは出力が低く、ただでさえモニター内蔵スピーカーは音質が良く無いので、
- FPSでの音の聞き取りやすさが欲しい
- ゲーム・映画・音楽などを迫力あるサウンドで楽しみたい
と言う場合は、ヘッドセットや外付けスピーカーを使うのがおすすめです。
デメリット・注意点
スタンド調整はチルトのみ
「EX-GD243UDB」の標準スタンドで調整できるのはチルトのみで、高さ調整、スイベル、ピボットには対応していません。
なので机や椅子の高さに合わせて画面位置を細かく調整したい人には不便に感じる可能性があります。
ちなみにモニターとしてのスペックは同じで高さ調整・スイベル・ピボット・チルト全てに対応している「EX-GD243UDB-F」と言うモデルもあるので、スタンド調整の自由度が欲しい場合はそちらがおすすめです。
HDR対応としては輝度は控えめ
「EX-GD243UDB」はHDRに対応していますが、本格的なHDR体験を求める場合、輝度350cd/㎡という数値は控えめと言えます。
勿論、一般的なSDRコンテンツを楽しむ分には十分すぎる明るさですが、太陽の眩しさなどの「突き抜けるような明るさ」を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに一般的には輝度600cd/㎡以上でHDR効果を実感しやすいと言われているので、もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめです。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- FPSやTPSをフルHD・240Hzでプレイしたい人
- PCと複数のゲーム機を1台のモニターにつないで使いたい人
- HDMI接続でも240HzやHDMI 2.1 VRRを利用したい人
- リモコンで入力や設定を手軽に切り替えたい人
- 内蔵スピーカーやモニターアーム対応を重視する人
おすすめしにくい人
- WQHDや4Kなど高解像度の表示を重視する人
- スタンド調整の自由度が欲しい人
(チルト以外の調整が欲しいなら「EX-GD243UDB-F」の方がおすすめ)
まとめ
この様に「EX-GD243UDB」は、23.8インチ・フルHD・最大240Hzを軸に、Clear AIMや各種ゲーム向け画質調整機能を備えたゲーミングモニターです。
HDMI×2とDisplayPort×1のすべてで最大240Hzに対応し、リモコンや内蔵スピーカーも備えているので、PCとゲーム機を1台のモニターで使い分けたい人にも向いています。
一方で、スタンドはチルトのみとなっていますが、フル可動スタンド対応バージョンの「EX-GD243UDB-F」もあるので、スタンド調整が欲しい人はそちらを検討するのがおすすめです。
なのでフルHD・240Hzと言うゲーム性能と機能面の使い勝手を重視したい人に向いているモニターとなっています。









