
今回はPS5向けのプロコン「NEXTコントローラー」のレビューを書いていきます。
ちなみに「NEXTコントローラー」には
- 持ち手にグリップがあるモデル
- グリップ無しのモデル
- 背面ボタン無しのモデル
の3種類があるのと、豊富なカラーがラインナップされていますが、自分はグリップ無しのホワイトモデルを購入しました。
目次
外観と付属物
外観
純正の「DualSense」を改造して作られていると言う事もあって、パッケージは純正の物のままとなっていました。
その為、付属品なども一緒になっているので、USBケーブルは付属されていません。
また背面ボタンの割り当て方法について書かれた説明書が付属しています。
外観については背面ボタンがあると言う事以外に「DualSense」と違いはありません。
良かった点
基本的な操作感は純正の「DualSense」と同じで使いやすい
「NEXTコントローラー」は純正コントローラーを改造して作られているので、形状やボタンの位置、スティックの操作感などは純正と全く同じとなっています。
なので純正コントローラーを使い慣れている方であれば、使い始めでも違和感無く使いやすいです。
特に、
- スティックの操作感が同じ
- 形状が同じ
と言うのは、今までのエイム操作の感覚を狂わせずに移行出来るので、大きなメリットに感じられます。
背面ボタンの位置が丁度良く、固めな押し心地で誤操作もしにくい
背面ボタンについては小指と薬指、もしくは薬指と中指を常にボタンの上に置く位置にあります。
(自分の場合は薬指と中指をボタンの上に置く形が持ちやすく感じます。)
これによって背面ボタンを押したいと思えばすぐに押せるので素早い操作がしやすいです。
また押し心地が固めになっているので、押そうと思って押し込まなければ押せない様になっています。
これによってただ触れている分には押すことが無いので、誤操作の心配も無く使いやすかったです。
R1L1、R2L2がマウスのクリックボタンの様な押し心地
見た目は純正と変わりありませんがR1L1、R2L2については「デジタルトリガー」に変更されていて、純正とは違う押し心地になっています。
押し幅が浅くカチカチとしたマウスのクリックボタンの様な押し心地になっていて、純正よりも軽い操作感です。
これによって連打などの操作がしやすく、力を入れずに操作出来るのでエイム操作に集中しやすく感じられます。
特にR2L2に関しては純正のトリガータイプと違い、数ミリ押す程度で操作が出来るのでFPSでの操作性がとても良いです。
このボタンは純正よりも圧倒的に使いやすいので、実際に使ってみて大きなメリットに感じられる方が多いと思います。
もしかすると人によっては背面ボタン以上にメリットを感じるかもしれません。
なので今回レビューしているのは背面ボタンありのモデルですが、
「背面ボタン無しでR1L1、R2L2がデジタルトリガーに変更されているモデル」
と言うのもあります。
このデジタルトリガーに変更されているだけでも操作性がとても良くなっているので、
「背面ボタンが必要ないけど操作性の良いコントローラーを探してる」
と言う方にはそちらがおすすめ出来ます。
(背面ボタン無しのモデルの方が1万円近く安く販売されています。)
振動機能が取り除かれていて重量が軽い
「NEXTコントローラー」は振動機能、アダプティブトリガーが省かれている事によって軽量化がされており、実測で209gとなっています。
純正の「DualSense」は約280gとなっていて、この差は持ってみるとかなり大きいです。
この軽量化によって
- 手の脱力がしやすくなる
- 長時間使っていても疲れにくい
などのメリット生まれてとても操作しやすく感じられました。
なので、
「たった80gの差?」
と思う方がいるかもしれませんが、コントローラーにおいての80gの軽量化は体感出来るくらいのメリットがあります。
背面ボタンの設定変更が簡単
背面ボタンの設定方法は上画像の説明書の通りで、コントローラーの操作だけで変更が出来ます。
このやり方を一度覚えてしまえば、コントローラーだけで簡単に割り当てを変更出来る様になるのでとても手軽です。
人によっては気になる点
背面ボタンの押し心地が固め
背面ボタンの押し心地は固めになっているので、押そうと思って押し込まないと押すことが出来ません。
なので軽い押し心地の背面ボタンに慣れている方からすると操作がしにくく感じると思います。
また背面ボタンを押す時は少し力を入れる必要があるので
「右手側の背面ボタンを操作しながらエイム操作をする」
となると、エイム操作に支障が出て、普段通りのエイムをするのが難しくなります。
なのでジャンプやしゃがみなど、撃ち合い中に使う動作については左手側に割り当てるのがおすすめです。
振動機能、アダプティブトリガーが省略されている
上でも書いた様に軽量化と引き換えに「NEXTコントローラー」では振動機能、アダプティブトリガーが省かれています。
これはFPSにおいては大きなメリットに感じられますが、
などPS5特有のアダプティブトリガー、ハプティックフィードバックを活用したゲームをプレイする場合は、最大限楽しむことが出来ません。
なので完全にFPS向けのコントローラーとして使うのがおすすめです。
まとめ
- 基本的な操作感は純正と変わらない
- 背面ボタンが常に指を置ける位置にある
- 押し心地が固めで誤操作しにくい
- R1L1、R2L2のクリックボタンの様な押し心地がとても良い
- 振動機能が取り除かれて軽量化されている
- 設定の変更が簡単
- 背面ボタンの押し心地が固め
- アダプティブトリガー、ハプティックフィードバックを活用したゲームをプレイするのには向いていない
この様に「NEXTコントローラー」は基本的な使い心地は純正のままに、FPSにおいての使いやすさを強化したモデルとなっています。
特に個人的には背面ボタンよりもR1L1、R2L2の「デジタルトリガー」が気に入っていて、軽い力で操作が出来てとても快適に感じられます。
加えて重量も軽量化されているので、純正コントローラーよりも脱力しやすく思い通りの操作がしやすいです。
背面ボタンについては固めな押し心地なので、右手側の背面ボタンを操作しながらしっかりエイムをするのは難しく感じます。
その点に関しては左手側にエイム操作をしながら操作するボタンを割り当てるなど工夫をする必要があるかもしれません。
それでは読んで頂きありがとうございました!
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(両方) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
CQC | 凹型 | 6.11mm(両方) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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