
IODATAの「EX-D242SA-F」は、24インチ/フルHD/100Hzモニターとしては珍しくディスプレイポートに対応しているモデルです。
更にパネルがAHVA (IPS系)で発色の良さにも優れており、100Hzと合わさって見やすい画面を発揮してくれます。
またフル可動スタンドに加えてノートPCを置けるスペースが確保されており、外付けモニターを追加したいノートPCユーザーを強く意識した設計で、スタンドのネック部分にminiPCの取り付けも可能になっています。
そして比較的低価格帯のモデルながらも3年保証も付いており、日本メーカーと言う安心感もあります。
今回は「EX-D242SA-F」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 23.8インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | AHVA (IPS系)/ 非光沢 |
| 解像度/Hz | FHD / 100Hz |
| 応答速度 | 4ms(GTG) |
| 色域 | 非公開 |
| 輝度 | 250cd/m²(標準値) |
| コントラスト比 | 1300:1(標準値) |
| HDR | 非対応 |
| 対応端子 | HDMI×1 DisplayPort×1 ヘッドホン端子(φ3.5mm) |
| スピーカー | 2W+2W |
| スタンド調整 | 高さ150mm チルト スイベル(左右各45°) ピボット(左右各90°) |
| VRR | 非対応 |
| 保証(日本国内) | 3年(パネル・バックライト含む) |
メリット
100Hz対応で60Hzよりも動きが滑らか
リフレッシュレートが100Hzと少し高めなので、60Hzのモニターと比べるとスクロールやマウスカーソルの動きが滑らかに感じられます。
これによって日常の作業時の操作感が向上し、ゲームでも100fpsを出せるPC環境であればスムーズな映像でプレイを楽しめます。
ただし、FPSなど競技性の高いタイトルを本気でプレイしたい場合には100Hzでは物足りない可能性が高いので、その場合は144Hz以上のゲーミングモニターを選ぶ方がおすすめです。
AHVAパネル(IPS系)で鮮やかな発色と広視野角
「EX-D242SA-F」はAHVAと言うIPS系パネル採用で色の再現性が高く、自然で鮮やかな発色で表示してくれます。
また広視野角となっているので、正面以外の角度から見ても色やコントラストの変化が少ないので、マルチモニター環境でも使いやすいです。
フリースタイルスタンドで自分に合ったポジションに細かく調整できる
「EX-D242SA-F」のスタンドは、高さ150mm・チルト(前後傾き)・スイベル(左右回転)・ピボット(縦横回転)の4軸調整をすべて備えています。
特に高さ調整幅は150mmあるため、座高や椅子の高さに合わせてモニターの位置を細かく変えられます。
そしてピボット機能(縦置き)に対応しているため、プログラムのコード確認や長文の文書作業、縦長のWebサイト閲覧をより快適に行いやすくなります。
またスタンドはワンタッチで脱着でき、VESA 100mm×100mm規格に対応しているため、市販のモニターアームへの換装も簡単です。
さらに台座にはスマホスタンド、ネック部分にはケーブルホルダーも搭載されておりデスク周りの整理にも役立ちます。
「EX-D242SA-F」と同じくらいの価格帯でここまでスタンド機能が豊富なのは中々無いので、この点は大きなメリットだと思います。
スタンドにminiPCを取り付けてデスクをすっきり整理できる
スタンドのネック部分に「miniPCアタッチメントホール」が搭載されており、VESA 75mm×75mm規格・重量1.5kg以下のminiPCやスリムPCを直接取り付けられます。
なので小型PCをデスクに設置しなくて良いのでデスク上を広く使いやすく、ケーブルもまとめやすくなります。
また取付用のネジ・ナット類は標準付属しているため、購入後すぐに試せます。
スタンド下にノートPCを置けるので省スペースなデュアルモニター環境を作りやすい
スタンドの台座はスマホスタンドにもなっていますが、14インチクラスのノートPCを置けるスペースも設けられています。
これによってノートPC本体を台座下に収めた状態で外付けモニターとして使えるため、デスクの作業面積を無駄なく活用できます。
24インチ/フルHD/100Hzモニターながらもディスプレイポート搭載
24インチ/フルHD/100Hzと言うスペックのモニターだとディスプレイポートに対応していないモデルが殆どですが、「EX-D242SA-F」は対応しています。
これによって最近の機器をDPとHDMI一つずつで二つ接続することが可能です。
デメリット・注意点
VRR非対応
現在主流のモニターはFreeSync・G-SYNC CompatibleなどのVRRに対応している事が殆どですが、「EX-D242SA-F」はこれに対応していません。
このVRRは、
- ティアリング(映像のズレ)
- スタッタリング(処理落ちによるカクつき)
などHzとフレームレートのズレによって起きる画面の不具合を抑えるための機能で、これが非搭載だと安定してフルHD/100fps以上維持できないPCでゲームをプレイするとこれらの不具合が起きやすくなります。
なので使用しているPCスペックでフルHD/100fps以上を安定して出せない場合は、ゲームがプレイしにくくなる可能性があります。
逆を言えば十分なPCスペックを持っている方や、PCに負荷のかからない軽いゲームをプレイする方、ゲームをプレイしない方であれば特に問題はありません。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- ノートPCを使っていて外付けモニターを追加したい人(スタンド下にノートPCを収められる)
- 縦置き(ピボット)対応のモニターを探している方
- miniPCとの組み合わせでデスクをすっきりさせたい人(miniPCアタッチメントホールを活用できる)
- 3年保証と日本メーカーのサポートの安心感が欲しい方
おすすめしにくい人
- FPS系のゲームをメインで楽しみたい方(100Hz・VRR非対応・応答速度4msのため不向き)
- VRRが欲しい方
まとめ
この様に「EX-D242SA-F」は、ディスプレイポート対応、スタンド機能の充実度と言う点がこの価格帯では際立っているモニターです。
高さ調整・縦置き・スイベルの4軸対応スタンドに加え、ノートPCの下置き設計やminiPCアタッチメントホールなど、日々の作業環境を整えるための実用的な機能がまとまっています。
一方で最近のモニターでは珍しくVRRに対応してませんが、この点については大きな欠点に感じる方は少ないと思います。
「デスクを快適に整理したい」
「スタンド機能が充実したモニターを手頃な価格で手に入れたい」
という方におすすめな一台です。








