
PHILIPSの「24E1N2300AE/11」は、USB-Cケーブル一本で映像出力・最大65W給電・USBハブをまとめて利用できる、23.8インチ/120Hz/フルHD/IPSパネルのモニターです。
「ノートPCの接続をシンプルにしたい」
「机上のケーブルを減らして作業スペースをすっきりさせたい」
という人に向けた構成が特徴で、PC作業からライトなゲーミング用途まで使いやすいモデルです。
更に5年間保証も備えており、低価格ながらも長期間使い続けやすい安心感もあります。
今回は「24E1N2300AE/11」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 23.8インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPS |
| 解像度/リフレッシュレート | フルHD / 120Hz |
| 応答速度 | 4ms GtG 1ms MPRT |
| 色域 | sRGB 102.66% DCI-P3 81.39% Adobe RGB 84.49% |
| 輝度 | 300cd/m² |
| コントラスト比 | 1500:1 |
| HDR | 非対応 |
| 対応端子 | HDMI 1.4×1 USB-C×1(DP Alt Mode / USB PD最大65W / USB 3.2 Gen1 5Gbps) USB-Aダウンストリーム×2 オーディオアウト×1 |
| スピーカー | 2W×2 |
| スタンド調整 | 高さ調整100mm チルト -5〜+20° |
| VRR | Adaptive Sync |
| 保証(日本国内) | 5年間 |
メリット
USB-Cケーブル一本で映像・給電・USBハブをまとめられる
「24E1N2300AE/11」の大きな特徴は、フルHDモニターとしては珍しくUSB-Cが、
- 映像入力(DisplayPort Alt Mode)
- USB PD最大65W給電
- USB 3.2 Gen1のデータ転送
これらに対応している点です。
なので対応するノートPCであれば、USB-Cケーブル一本を接続するだけで画面出力・充電・周辺機器接続をまとめて行えます。
さらに、USB-Aダウンストリームポート×2(うち1ポートはBC 1.2急速充電対応)も搭載しており、マウスやキーボード、USBメモリなどの周辺機器をモニター経由でまとめて接続することもできます。
ただし注意点として、USB-C経由での映像出力には、接続するPC側がDisplayPort Alt Modeに対応している必要があります。
また、給電は最大65Wですが、輝度の設定やSmart Power設定、USB-A側の消費電力の状況によっては45Wに制限されてしまいます。
他にも65W以上の電源が必要なノートPCでは充電が追いつかない可能性があるため、しっかり給電までさせたい場合は使用しているPCの必要電力を確認することをおすすめします。
120Hz対応で日常操作やスクロールの滑らかさを感じやすい
「24E1N2300AE/11」は120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
一般的な60Hzモニターと比べると、Webブラウザのスクロール時やマウスポインタの動きが視覚的に滑らかに見えるため、長時間のデスク作業での快適さが変わってきます。
本格的な競技FPSゲームを想定したスペックではありませんが、普段の作業操作を快適にしたい人や軽めのゲームで
「60Hzより少し滑らかな表示がほしい」
という人にとって魅力的なポイントです。
IPSパネルで鮮やかな発色と広視野角
「24E1N2300AE/11」はIPSパネルを採用で色の再現性が高く、自然で鮮やかな発色で表示してくれます。
また広視野角となっているので、正面以外の角度から見ても色やコントラストの変化が少ないので、マルチモニター環境でも使いやすいです。
高さ調整100mm対応のスタンドで、作業姿勢を体格に合わせやすい
「24E1N2300AE/11」は高さを100mmの範囲で調整でき、チルトも-5〜+20°に対応しています。
安価なモニターでは高さが固定されているケースも多いので、高さ調整に対応しているのは魅力の一つだと思います。
ちなみに画面の高さが合っていないと目線が上下にズレて、首や肩に負担がかかりやすくなるので、長時間の作業環境を整えたい人や、自分の目線に合った高さに設定したい人にとって、高さ調整機能があることは実用的なポイントと言えます。
2W + 2Wスピーカー内蔵
モニターでは省略されがちなスピーカーですが、「24E1N2300AE/11」は2W + 2Wのスピーカーを内蔵しています。
なので、とりあえずの音は出せるので動画視聴や作業用BGMなど、音質を求めない使い方であれば十分に感じられると思います。
それであれば別途外部スピーカーを用意する必要が無く、デスク上をシンプルに保てます。
とは言え2W + 2Wは出力が低く、ただでさえモニター内蔵スピーカーは音質が良く無いので、
- FPSでの音の聞き取りやすさが欲しい
- ゲーム・映画・音楽などを迫力あるサウンドで楽しみたい
と言う場合は、ヘッドセットや外付けスピーカーを使うのがおすすめです。
5年間フル保証で長期使用の安心感がある
Philipsの国内向けモニターは5年間フル保証の対象となっています。
毎日長期間にわたって使い続けることを前提にした購入では、保証期間の長さは安心材料のひとつです。
なお、画素欠陥(ドット抜け)については、Philips公式のピクセル欠陥ポリシーに基づく対応となります。
許容基準を超えた場合に修理・交換対象となる仕組みであり、ドット抜けの無条件保証ではない点は事前に把握しておくことをおすすめします。
デメリット・注意点
HDMIが一つのみで、DisplayPortは非搭載
「24E1N2300AE/11」の映像入力はHDMI 1.4が1ポートと、USB-C(DisplayPort Alt Mode)の2系統です。
DisplayPortポートは搭載されていないので、USB-C以外の接続で使えるのはHDMI一つのみとなっています。
なのでデスクトップPCや家庭用ゲーム機との接続を想定している場合は気を付けて下さい。
スタンドがスイベルとピボットには非対応
高さ調整、チルト、には対応していますが、左右に画面を振る「スイベル機能」と縦向きに回転させる「ピボット」は搭載されていません。
その為、画面の向きを変える事が多い、または縦向きで使いたい場合はモニターアームが必要になります。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- USB-C対応のノートPCを使っていて、映像・給電・USBハブをケーブル一本にまとめたい人
- PC作業メインで、文書作成・ブラウジング・Web会議・動画視聴が中心の人
- 60Hzより滑らかな操作感を体感したい人や、軽めのゲームも楽しめるモニターを探している人
- 高さ調整が欲しい人
- 長期保証のある製品を求めている方
おすすめしにくい人
- 144Hz以上など、本格的なゲーミング向けスペックを必要とする人
- スイベル、ピボットが欲しい人
- USB-Cを使わない人
- DPが欲しい人
まとめ
この様に「24E1N2300AE/11」は、USB-C一本で接続を完結させられる省ケーブル設計と、120Hzの滑らかな表示、高さ調整付きスタンド、5年間フル保証をまとめて備えた23.8インチFHDモニターです。
HDMIが一つだけでDP無しという制約はあるものの、ノートPCをメインに使っていてシンプルな接続環境を整えたい方にとっては、コスト面と機能面のバランスが取れた選択肢といえます。
USB-Cで映像出力できるノートPCを、
「ケーブルをまとめて使えるFHDモニターを長く使いたい」
という方は、ぜひ候補の一台として検討してみてください。








