
LGの「40U990A-W」は39.7インチ/ 5K2Kと言う広い表示領域に120Hzの滑らかさ、そして豊富な対応端子を備えた多機能なモニターです。
数少ないThunderbolt 5対応のモニターとなっていて、最新のノートPCとも相性が良く、合計6つのUSBハブにLANポートでPC側に接続するケーブルを減らすことが出来ます。
今回は「40U990A-W」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 39.7インチ |
| 形状 | 曲面(2500R) |
| パネル | Nano IPS Black (アンチグレア) |
| 解像度&Hz | 5120×2160 (5K2K) / 120Hz |
| 応答速度 | 5ms (GtG) |
| 色域 | DCI-P3 99% |
| 輝度 | 450cd/㎡(標準) ピーク時 600cd/㎡ |
| コントラスト比 | 2,000:1 |
| HDR | HDR 600 |
| 対応端子 | Thunderbolt 5 In(PD 96W、5K2K / 120Hz) Thunderbolt 5 Out HDMI×2 DisplayPort(Ver 2.1) USBアップストリーム(USB-C) USBダウンストリーム(USB-C)×4 USBダウンストリーム(USB-A)×2 LAN端子(1000Base-T) 4極ステレオミニジャック(ヘッドホン+マイク) |
| スピーカー | 10W+10W |
| スタンド調整 | 高さ130mm、チルト -5〜20°、スイベル左右20° |
| VRR | AMD FreeSync Premium |
| 保証 | 3年保証(液晶パネル・バックライト含む) 3年間の無輝点保証 |
良い点
39.7インチ/5K2Kによる広い表示領域
39.7インチのウルトラワイドは表示領域がとにかく広いので、視界いっぱいに画面が広がる感覚になります。
これによってウルトラワイドに対応しているゲームタイトルや映画では、高い没入感で楽しむことが出来ます。
またPC作業においてもウィンドウを横に並べても窮屈になりにくいので、マルチウィンドウでの作業がしやすくなり、動画編集などのタイムラインも一度に多く表示が可能です。
更に解像度がUWQHDでは無く「5120×2160 (5K2K)」と高めなので、画素密度も140ppiととても高く、大画面ながら精細な画質を発揮してくれます。
その為、仕事から遊びまで快適に使いやすいモニターとなっており、幅広い用途で使いやすいです。
「Nano IPS Black」による黒の表現力と発色の鮮やかさ
「40U990A-W」はただのIPSパネルでは無く、「Nano IPS Black」を搭載しています。
このパネルはコントラスト比が「2000:1」へ向上されており、通常のIPSパネルよりも黒の表現に優れ、暗いシーンでも見やすい画質を発揮してくれます。
またIPSならではの発色の鮮やかさも持ち合わせており色域カバー率もDCI-P3を99%と広いです。
なので写真編集や動画編集など正確な色を表現が求められる作業でも使いやすくなっています。
120Hz対応で60Hzよりも動きが滑らか
リフレッシュレートが120Hzと少し高めなので、60Hzのモニターと比べるとスクロールやマウスカーソルの動きが滑らかに感じられます。
これによって日常の作業時の操作感が向上し、ゲームでも120fpsを出せるPC環境であればスムーズな映像でプレイを楽しめます。
ただし、FPSなど競技性の高いタイトルを本気でプレイしたい場合には120Hzでは物足りない可能性が高いので、その場合は144Hz以上のゲーミングモニターを選ぶ方がおすすめです。
10W+10Wスピーカー搭載
モニター内蔵のスピーカーと言えば2W+2Wなど、出力が弱く音が軽く聞こえがちですが、「40U990A-W」は10W+10Wの出力が高めなステレオスピーカーを内蔵しています。
なのでシングルプレイゲームや動画鑑賞などカジュアルな使用であれば、外部スピーカーなしでも十分に満足できるサウンドを楽しめると思います。
ピーク輝度600cd/㎡でHDR600に対応
HDRの効果を実感しやすいラインと言われることが多いHDR600認証を所得しており、ピーク輝度600cd/㎡と明るい輝度を備えています。
この輝度の余裕があることで、画面内の太陽など明るい部分の明るさをしっかり表現しやすく、暗い部分と明るい部分のメリハリがある優れたHDR表現で映してくれます。
スタンド調整がピボット以外に対応
ウルトラワイドモニターなので縦向きにするピボットには対応していませんが、高さ、左右、チルトには対応しています。
これによって、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
Thunderbolt 5対応の数少ないモデル
元々「40U990A-W」は、
「Thunderbolt 5に対応する世界初のモニター」
として2025年7月に発売されたモデルで、発売されて半年近く経過した現在でもThunderbolt 5対応のモニターは殆どありません。
なのでThunderbolt 5対応のPCを持っていて、それを最大限活かしたい方からすると、この点は大きな魅力に感じられると思います。
USBハブ機能、LANポート、KVMに対応
USBハブ機能に加えてLANポートまで備えているので、モニター側にケーブルをまとめてPCに接続するケーブルを減らす事が可能です。
特にUSBハブは全部で合計6つ搭載されているので、多くの機器を接続出来ます。
またKVMにも対応しているので、接続しているPCを切り替えての同時作業にも使いやすいです。
デイジーチェーン対応で二枚用意しての運用が手軽
「40U990A-W」はThunderbolt Outも搭載しており、このモニターを二台用意した場合はこちらでモニター同士を接続する事でデュアルモニター環境を構築出来ます。
なのでコストはとんでもなく掛かりますが、39.7インチ二枚分の作業領域が欲しい方にとっては大きな魅力に感じられると思います。
3年保証(パネル/バックライト含む)+「無輝点保証」3年と言う手厚い保証
スペックが良くても、
「もしドット抜けがあったら…」
「すぐに故障したら…」
という不安は、高価な買い物には付き物です。
しかし「40U990A-W」は、その不安を払拭する手厚いサポート体制が整っています。
一般的なモニターでは、本体は3年でも「パネルやバックライトは1年だけ」というケースが少なくありません。
しかし、本機はパネルとバックライトを含めて3年間の保証が提供されます。
モニターの心臓部であるパネルに万が一のトラブル(線が入る、映らなくなる等)が発生しても、長期間サポートを受けられるのは大きなメリットです。
更に手厚さを感じられるのが3年間の「無輝点保証」が付帯している点です。
と言うのもメーカーによってはそもそも「無輝点保証は無し」「無輝点保証は一か月のみ」と言うケースも多く見られ、長くても1年間と言うものが多いです。
それらに対してメーカーが公式に「3年間守ります」と宣言しているのは、競合他社と比較してもかなり強力なアドバンテージと言えます。
と言った様に他メーカーと比べてかなり安心感のある保証が用意されています。
そしてこれほど手厚い保証を付けられるのは、LGが品質管理に絶対の自信を持っている裏返しでもあります。
「長く、安心して使い倒したい」
というユーザーにとって、この保証内容はスペック表の数値以上に価値のあるポイントだと思います。
人によっては気になる点
ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる
ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、21:9のモニターで表示する場合は、
- 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
- 左右に黒帯で16:9で表示
と言う事になります。
なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。
まとめ
この様に「40U990A-W」は39.7インチ/5K2Kの広い表示領域と高い画素密度、120Hzによる滑らかさ、そして「Nano IPS Black」の高い黒の表現力と鮮やかな発色など、見やすさに優れたモニターとなっています。
加えて機能面もThunderbolt 5対応、6つのUSBハブとLANポート、10W+10Wスピーカー、ピボット以外対応のスタンドなど使いやすさにも優れています。
そしてLGならではの手厚い保証による安心感もあります。
なのでリフレッシュレートは120Hzで十分で、39.7インチ/5K2Kの見やすさと「40U990A-W」ならではの多機能さが欲しい方におすすめです。









