ASUS VY249HGR 特徴と良い点や人によっては気になる点について!

ASUSの「VY249HGR」は23.8インチ/フルHD/100Hz(OC時は120Hz)の程々のスペックに低価格な高コスパモデルです。

低価格ながらもIPSパネル採用で鮮やかな発色でWebブラウジングや動画視聴は勿論、100Hz以上と合わさってライトなゲームプレイにも使いやすいです。

 

また低価格とIPSによる広視野角が合わさって、複数枚用意してのマルチモニター環境の構築にも選びやすくなっています。

今回は「VY249HGR」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。

スペック表

スペック
サイズ23.8インチ
形状平面
パネルIPSパネル(ノングレア)
解像度フルHD
Hz100Hz(通常時)
120Hz(OC時)
応答速度1ms(MPRT)
5ms(GTG)
輝度250 cd/㎡
コントラスト比1,500:1
対応端子HDMI 1.4 ×1
VGA(D-sub)×1
ヘッドホン出力 ×1
スピーカー非搭載
スタンド調整チルト:上22° / 下5°
VRRAdaptive-Sync
保証3年

良い点

23.8インチのフルHDで画素密度が維持されている

23.8インチ/フルHDの画素密度は約93ppiとなっており、27インチ/フルHDの約81ppiと比べてドットの粗さが目立ちにくいです。

また、このサイズならスケーリング設定100%のままでも文字が十分読みやすく、表示倍率を上げて情報量が減ってしまう心配もありません。

IPSパネルで鮮やかな発色と広視野角




VY249HGR」はIPSパネルを採用で色の再現性が高く、写真や動画、Webサイトの色味を自然で鮮やかに表示してくれます。

また広視野角となっているので、正面以外の角度から見ても色やコントラストの変化が少ないので、マルチモニター環境でも使いやすくなっています。

100Hz(OC時120Hz)対応で60Hzよりも滑らか

リフレッシュレートが100Hz、OC時では120Hzと少し高めなので、60Hzのモニターと比べるとスクロールやマウスカーソルの動きが滑らかに感じられます。

これによって日常の作業時の操作感が向上し、ゲームでもフルHD/100fps以上を出せるPCであればスムーズな映像でプレイを楽しめます。

 

ただし、FPSなど競技性の高いタイトルを本気でプレイしたい場合は100Hzでは物足りない可能性が高いので、その場合は144Hz以上のゲーミングモニターを選ぶ方がおすすめです。

人によっては気になる点

120Hzはオーバークロック時のみ




VY249HGR」は基本は100Hzですが、設定でゲームモードにしてオーバークロックする事で120Hzモニターとして使う事が出来ます。

しかしゲームモードにする事によって細かい画面設定が固定されてしまうので、通常時と同じ画面設定で使用する事が難しいです。

なので自分好みの画質設定を追い込みつつ120Hzモニターとしても使いたいと言う方には相性があまり良くないです。

スピーカー非搭載

スピーカーが搭載されていないので、音を出すには別で外部スピーカーやヘッドホンを用意する必要があります。

とは言ってもモニターのスピーカーは基本的に音質が悪く、内蔵されていても別で用意する方が多いので、そこまで大きな欠点には感じないと思います。

DP無し

DPが搭載されていないので最近の機器を接続する場合はHDMIに接続する事になります。

またHDMIは一つしか無いので、最近の機器を二つ以上で兼用したいと言う方には相性が悪いです。

なので最近の機器を一つHDMIで使用する方、VGAの古い機器を接続したい方に向いています。

スタンド調整がチルトのみ

スタンド調整はチルトにしか対応していないので、

  • 目線の高さにしっかり合わせる
  • 左右の向きを変える事が多い
  • 縦向きで使用する

と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。

こんな人におすすめ!

  • IPSパネルのモニターが欲しい方
  • 100Hzによるそこそこの滑らかさが欲しい方
  • DPが必要無い方

 

この様に「VY249HGR」は23.8インチ/フルHD/最大120Hzというバランスの良い構成に、IPSパネルを組み合わせた、普段使い寄りのゲーミング入門モニターという1台です。

IPSパネルによる鮮やかさと100Hzの滑らかな表示でブラウジングや動画視聴は快適になり、軽めのゲームなら一般的な60Hzモニターからの乗り換えで違いを体感しやすいと思います。

 

一方で120Hz駆動時は細かい設定が出来なくなる、スピーカー非搭載、DP無し、スタンド調整がチルトのみと言った低価格故の割り切りもあります。

それでもこの価格帯でフルHD/最大120Hz/IPSパネルと言うスペックを持っているのでかなりコスパに優れたモデルとなっています。

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