
PHILIPSの「27E1N1800A/11」は必要十分な機能に絞って価格を抑えたコスパ重視の27インチ4Kモニターです。
4K、IPSの精細さに十分な映像ポート、HDR対応にスピーカー搭載などPC作業から動画視聴、ライトなゲームまで幅広く使いやすいです。
今回の記事では「27E1N1800A/11」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
スペック | |
---|---|
サイズ | 27インチ |
パネル | IPS(ノングレア) |
解像度 | 4K |
Hz | 60Hz |
応答速度 | 4ms(GtG) |
色域 | sRGB 108% |
輝度 | 350 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
HDR | 対応 |
対応端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 ヘッドホン出力 |
スピーカー | 2W ×2 |
スタンド調整 | チルト:-5〜20° |
良い点
4K、IPSによる高画質
4Kと解像度の高さに加えて発色の良いIPSパネルが搭載されています。
その為、ゲームや動画、画像などの映像美を楽しめるのに加えて、文字の輪郭もはっきりするので、遊びからPC作業まで快適にしてくれます。
2W×2のスピーカー搭載
2W×2とかなり小さめなW数ながらスピーカーが搭載されているので最低限の音は出すことが出来ます。
なので特別音質にこだわりが無ければ外部スピーカーを用意しなくても使えます。
低価格帯ながらHDMI2.0×2+DP1.4の三つの映像ポートを搭載
低価格帯モニターの中には映像ポートの数が少ない事もありますが、こちらはHDMI2.0×2、DP1.4と、十分な種類と数が揃っています。
なので三つの機器の兼用モニターとしても使いやすいです。
5年間無償修理保証による安心感
PHILIPSのモニターは全機種に5年間の無償修理保証が付いているので、低価格帯である「27E1N1800A/11」にもその保証が付いています。
更に保証対象もパネル、バックライト、本体(部品や電源)と万全です。
ちなみに専用箱の無償提供、往復送料、検査技術料、修理キャンセル料も無料です。
2024年以降に発売された4K/60Hzモニターとしては最安値クラス(2025年9月時点)
2024年以降に発売された最近の4K/60Hzモニターとしては最安値クラスとなっています。
そしてこの価格設定ながらも、
- IPSパネル
- スピーカー搭載
- HDMI2.0×2+DP1.4の映像ポート
- 5年間の保証
と言った作りになっているのでコスパに優れています。
人によっては気になる点
HDR対応ながら輝度が350cd/㎡と低め
HDR自体は対応していますが、輝度は350cd/㎡と低めなので高いHDR効果を求める人には物足りない可能性が高いです。
(一般的に高輝度機は600cd/㎡以上)
スタンド調整がチルトのみ
スタンドは前後チルト(-5〜20°)のみなので自分にとってベストな位置への調整が難しいです。
また頻繁に位置を調整する場合はモニターの位置自体を動かす必要があるので、人によってはモニターアームが欲しくなると思います。
USB関連の機能が無い
4Kモニターと言えばUSB-CやUSBハブ機能が付いている物も多いですが、「27E1N1800A/11」は低価格帯モデルと言う事もあって付いていません。
なのでこの様な機能が欲しい場合はもっと上の価格帯を検討する必要があります。
音質を求めるなら外部スピーカーを用意するのがおすすめ
スピーカーは2W×2と最低限の物なので音質はあまり良くありません。
なのでスピーカーでの音質を求める場合は外付けスピーカーを用意するのがおすすめです。
こんな人におすすめ!
- なるべくコストを抑えて4K/60HzのIPSモニターを探してる
- 60Hzで十分な方
- PCとゲーム機兼用のモニターを探してる方
- 低価格ながら機能が揃っていて保証も厚いモニターが欲しい方
この様に「27E1N1800A/11」は、4K/IPSの画質の良さと三つの映像ポート、スピーカーを搭載した、使いやすい機能を揃えつつも低価格なモニターとなっています。
一方で輝度350cd/㎡のHDRやチルトのみのスタンド、USB関連の機能が無い事、音の迫力が弱いなど、低価格帯なりに割り切りが必要な部分もあります。
その為これらの欠点が問題無く、なるべくコストを抑えて27インチの4K/60Hzモニターを探してる人におすすめです。